孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

中国での新幹線

2009年03月21日 13時05分49秒 | 旅行(中国)
中国の新幹線(高速鉄道)は和諧号(日本語で調和の意味)と呼ばれ、CRH1, CRH2, CRH3, CRH5がいまや中国中をうじゃうじゃと走っている。何背、線路幅は日本と違って同じですので、在来線の線路に新幹線を走らせる事に何の問題も無い。
CRH2は日本の新幹線をベースにした車両です。

写真は、昨年11月に八達嶺そばの森林公園に出かけ近くの線路を歩いていたら、後ろから電車が来て、なんだろうと振り向いたら、北京西駅から延慶へ向かう和諧号でした。 急勾配でしかも、線路には人が歩いているのでスピードを出さず、20kmくらいで走行して山の中に消えていきました。この車両はCRH1(カナダ)だと思います。

さて、この高速鉄道(新幹線)ですが、各国の高速鉄道の技術を採用しているはずなのですが、中国は、独自に技術による中国生産(たしかに車両の最終完成は中国ですが)と、言い張っている。そして、その車両の知的財産は中国が所有するものであると主張し海外に輸出ももくろんでいる。
そのうち、日本の新幹線そっくりの中国製の新幹線車両が、中国が独自開発した車両との売込みを行って、どこかの国で走る事になるかもしれない。