CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

神戸電鉄敷設工事 朝鮮人労働者の像 on 2018-7-1

2018年07月02日 05時34分10秒 | 神戸情報
2018年7月1日(日)、会下山公園の北側の「神戸電鉄敷設工事 朝鮮人労働者の像」
の写真を撮ってきましたので紹介します。




上の2枚の写真は「神戸電鉄敷設工事 朝鮮人労働者の像」
所在地は神戸市兵庫区会下山町1丁目6付近

神戸電鉄は神戸有馬電鉄(昭和2年(1927)から昭和3年(1928)敷設)と三木電鉄
(昭和11年(1936)から昭和12年(1937)に施設)が昭和22年(1947)に合併し設立された。
敷設工事には多くの朝鮮人労働者が従事し、その中で事故のため13名の方が犠牲になった。
この像は、その方々の追悼のため、また朝鮮人と日本人の永遠の友好と親善をはぐくむために
「神戸電鉄敷設工事朝鮮人犠牲者を調査し追悼する会」により昭和41年(1966)11月24日
に建立された。

同会は毎年10月の第3日曜日に「神戸電鉄朝鮮人労働者の像」の集いという追悼行事を開催

犠牲者の皆様のご冥福を心よりお祈りします。




上の2枚の写真は「朝鮮人労働者の像」の案内看板と「神戸電鉄敷設工事 朝鮮人労働者の像」
の場所を示した地図


上の写真は「神戸電鉄敷設工事 朝鮮人労働者の像」への入り口


5度の事故の概要

1.昭和2年(1927)8月1日 山田村下谷上 土砂崩落 2名が犠牲


2.昭和3年(1928)1月15日 東山トンネル東入口 2名が犠牲

3.昭和3年(1928)5月7日 山田村原野字奥谷 大岩石落下 2名が犠牲

4.昭和3年(1928)10月23日 烏原貯水池の奥 トロッコの衝突 1名が犠牲

5.昭和11年(1936)11月25日 山田村藍那トンネル東入口 土砂崩壊 6名が犠牲




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神戸海洋気象台の設置と日本... | トップ | 半夏生 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神戸情報」カテゴリの最新記事