CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

五節舞

2019年02月03日 04時23分40秒 | Weblog
皇位継承の記事を書いている時に平成の大礼で平成3年(1991)3月12日に行われた
大嘗会歌舞演奏会で披露された「五節舞」に興味を持ったので調べてみました。

世界大百科事典 第2版によれば
ごせちのまい【五節舞】
雅楽の一種目。女舞(おんなまい)であり,十二単(ひとえ)に檜扇をもつ5人の婦人
によって奏される。その歌を大歌(おおうた)といい,歌詞は〈をとめごが 
をとめさびすも,からたまを たもとにまきて,をとめさびすも〉。
《釈日本紀》その他の伝説によれば,天武天皇が吉野宮で〈こと〉を弾じたとき,
天女が降臨して袖を5度翻して舞ったのをかたどった舞という。
《続日本紀》天平15年(743)5月5日条にこの舞が〈単なる娯楽でなく,礼楽のことわりを
教える舞である〉と記されており,きわめて重大視されていたことがうかがわれるが,
南北朝の動乱期に伝承を失った。




上の写真は平成の大礼で平成3年(1991)3月12日に行われた
大嘗会歌舞演奏会で披露された「五節舞」
出典:別冊歴史読本94 図説天皇の儀礼 人生儀礼と皇位継承儀礼 新人物往来社(2001)
    Page168


五節舞(ごせちのまい)は新嘗祭、大嘗祭で舞われる曲である。
大饗第一日に久米舞と悠紀主基両地方の風俗舞と五節舞が行なわれるようである。

京都御所では秋季一般公開に合わせて特別に舞われことがあるようである。
公開されるのは平成8年以来、11年ぶりに平成19年に、そして4年後の平成23年(2011)に
舞われた。

2011年の御所での五節舞はyoutube動画で紹介されているので共有させていただきました。
2011 御所一般公開(五節舞)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする