CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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イギリス領事館の設置場所の推移

2016年06月10日 18時16分36秒 | 神戸情報
神戸市立中央図書館が発行している「KOBEの本棚 -神戸ふるさと文庫だより-」
の82号(平成28年3月20日)でイギリス領事館というコラムの中に
在日イギリス領事館の設置場所の推移が紹介されています。

内容を自分なりに咀嚼する目的で同じテーマで簡略に纏めてみました。

慶応三年12月7日(1868.1.1)の神戸港開港時
    イギリス領事館は旧海軍操練所の建物に開設された

イギリス領事館の場所については下の地図に記載
   1870年 J.W.ハートが設計した神戸旧居留地地図の東南方向




明治7年(1874)
  旧居留地9番のイギリス領事館の建物を新設


上の写真は神戸旧居留地9番の場所
  出典:神戸市立博物館に展示の模型 明治30年(1897)頃




上の写真は現在(撮影日:2016-6-6)のチャータードビルの遠景と9番の銘板

大正8年(1919)
  イギリス領事館、旧居留地88番に移転


上の写真は田井玲子氏著の外国人居留地と神戸 -神戸開港150年
によせて-より引用し居留地の地番を示しました


大正11年(1922)


  イギリス領事館、旧居留地5番に移転



昭和7年(1932)
  イギリス領事館、72番(クレセントビル)に移転

昭和13年(1938)

 イギリス領事館、旧居留地9番に完成のチャータード銀行神戸支店ビル3階に移転

 第2次大戦中閉鎖の時期あり

昭和38年(1963)
  イギリス領事館神戸事務所となる

昭和45年(1970)

  大阪総領事館へ併合され神戸の領事館は廃止






 




  




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