CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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厚生労働省の新型インフルエンザ対策

2005年11月19日 07時14分36秒 | 時の言葉
厚生労働省はこの11月に新型インフルエンザ対策に関し
行動計画を発表した。
過去、スペインかぜ(1918年世界死者約5000万人)や
アジアかぜ(57年)、香港かぜ(68年)、
ソ連かぜ(77年)など、一定のサイクル(10年とか
40年周期)で猛威を振るってきたインフルエンザに対し
最近は鳥インフルエンザの発生があり人への感染も
ベトナム、中国などで感染と死亡例が報告されている。
WHOは2005年5月にインフルエンザ事前対策計画を発表
したのを踏まえ日本でも厚生労働省が対策計画を発表した。
全人口の25%が感染するとの推計がある。
流行(パンデミック)について6段階の状況に応じて対策が
取られていく。
現状はphase3Aであり(国内非発生)
1)インフルエンザ事前対策計画の策定
2)海外渡航者への注意喚起
3)鳥インフルエンザの感染防止対策
4)プロトタイプワクチンの原液製造と貯蔵
5)タミフル(スイスロシュ社中外製薬輸入)の確保すべき量の決定
6)診察、治療体制の整備
7)国民への情報提供

尚、Phase4から5は人と人が感染する段階
Phase6はパンデミック状態である。

タミフルに関しては16歳以下の年少者に対する
副作用で12名が死亡と米国のFDAからの発表が
11月18日に報じられております。
年少者へのタミフルの服用には充分な注意が必要。

厚生労働省の発表詳細はこちら

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