ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

親への無償の愛

2016年06月12日 | こころの子育て
子どもたちやクライアントさんは、
親への愛を色んな形で語ります。

時には「憎しみ」として、
時には「期待」として
時には「文句」として。


これらは、私に
「どんな親でも見捨てない。
どんな親でも愛してる。
どんな親でもやっぱり愛して欲しい。
諦めないから、お母さんどうか私を愛して。
そして、お母さんも幸せになって。」
と、聴こえます。

根底には、愛を感じます。
無償の愛。

なぜなら、愛していないのなら、「無関心」になるはずだからです。

たとえ、子どもを捨てた親にでも期待する。
弁護する。
許す。

子どもってすごいです。

私自身、恥ずかしながら文句は多いし、人に素直に甘えるのが苦手。

だからこそ、素直に「怒り」を出せないと文句も多くなるんだなって教えてもらいます。

クライアントさんの姿は、デブォルメした姿で 私に
「このままじゃいけないよ」
って、見せてくれてるんだろうなって…

だから、カウンセリングでは、クライアントさんがこれまで我慢してきた「怒り」「怖れ」「悲しみ」などを感じて、消化した上で
素直に甘えられるように支援します。

支援していながらも、逆に
「子どもたちの無償の愛を見習いなさい。
人は行動は間違う。
それでも、存在そのものはOK-OKだという真実を
教えてもらいなさい」
って、子どもやクライアントさんの姿を使って
未熟な私に啓示されているのだと思います。

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