ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どものあるがままの姿を受容する

2019年10月10日 | こころの子育て
日本で受けるカウンセリングは、認知行動療法も用いられるようになりました。

でも、やはり、カウンセリングで話の聴き方と言えば
Rogersロジャーズのクライエント中心療法が主流です。

クライエント中心療法とは、クライアント自身は本来成長する力を持っている。

しかし、自己一致ができていないためにうまくいかない状態にある。

カウンセラーは自己一致している存在であり、

クライアントが自己一致し、
自分で気づいていけるように促すことが大切である。


自己一致とは…
理想的な自己(自己概念)が現実的な自己


(経験)との一致する部分が大きいと、健康・適用している状態。

一致する部分が小さいと不健康・不適用状態という考え方です。

この考え方を子どもに応用したのが、Axlineアクスラインという人で、児童中心療法を考えました。

児童中心療法における「8つの原則」が子どもに接する上でとても参考になります。

①子どもとの間に温かい友好的な関係を作る

②子どものあるがままの姿を受容する

③受容的な感情を持つ

④子どもの感情を敏感に察知し、伝え返してあげる

⑤選択し、変化するかどうかの責任は子どもにあると言うことを尊重する

⑥非指示的態度で臨む

⑦子どもの変化には長い時間を必要とするのであり、進行を急がない

⑧子どもの変化に必要な制限を時として与える





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