人間は、生まれながらにして気質というのがあります。
しかし、育った環境からの影響の方が大きいと言われ
昔は遺伝か?環境か?と言う100 0の論争がありました。
しかし、
最新の心理学では、生まれが3割から4割
環境が6割から7割と言われています。
これを輻輳説といいます。
さて、格闘するゲームをしていると攻撃性が増すと言う研究データがあるそうなんですが
1960年代にバンデューラという心理学者が
「モデリング、観察学習」という考え方を提唱したことがあります。
バンデューラは、大人がパンチングボール(人形)をボコボコに攻撃するのを子どもが目撃しまうという実験をしました。
それを見た子どもたちは
その人形を見ると大人と同じように攻撃性を示したのです。
子どもたちは、普段攻撃性があまりないけれども、
その大人の攻撃するモデルを見た後には
攻撃性が増したというのです。
つまり、優しい子供に育てたかったら
お父さんがお母さんに優しくすること。
お母さんがお父さんに優しくすること。
攻撃的な子どもに育てたくないのであれば
親が攻撃性をモデルとして見せないことなんです。
もし、自分が攻撃的であると気づいたら
カウンセラーのところに相談に行ってみてはいかがでしょう?
お父さんがお母さんに優しくすること。
お母さんがお父さんに優しくすること。
もし、あなたの子どもが攻撃的だと分かった時は
もしかしたら?
自分が、攻撃的なモデルを示していたのではないか?
と疑ってみることが大切です。
「子どもは親の鏡」
まず、自分が攻撃的であると自覚し
その自分を変えることが大切です。
「感情処理法」や「愛着のカウンセリング」を知っているカウンセラーなら
攻撃性を減らすことが可能です。