ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ただいま、成長中

2014年12月05日 | こころの子育て
東京でワークショップに参加してきました。

私も「ただいま、成長中」です。


さて、子どもについ当たってしまった時

パートナーとぶつかった時

失敗した時

素直に「ごめんなさい」

と、言えたら

どんなに楽でしょう。

そして、
「ただいま、成長中です。どうか、見守ってください。」
と、お願いできたら、その人の魅力は増すのではないでしょうか?


一番大事なのは、失敗した後です。

同じ失敗をしないように

自分の問題に向き合い、問題解決していく姿勢が大切です。

失敗していくら、素直に謝ることができたとしても、
何の反省も改善も見られないのでは、
相手もホトホト愛想尽きてしまいます。

もし、自分に非があっても謝られないのは、自分に自信がないから?かも。

もしくは、自分の問題に向き合うのが恐いから?かも。

大人になる、親になるということは、決して否認したり、回避したりしないで

自分の問題に向き合い、その問題解決に向け
考えたり、行動すること。

もし、問題に気づいて頭で分かっていても、繰り返し同じ失敗をついついしてしまうなど、
改善が見られない場合は、

育った環境で受けた心の傷が関係している可能性があるので、
カウンセリングを受けて
心の傷を癒すことで行動を変えられることも多いものです。

「どうせ、私は変わらない」
と諦めずに
自分の問題に向き合い問題解決していく。

そういう親の姿を見せることが、何よりの教育だと思うに至りました。

私は、いつの頃からか、
まんべんなく色んな教科を丸暗記でき、
いい点数を取れるようになることが教育だと勘違いしている時期がありました。

でも、どうでしょう?

学校の成績が良くても、社会適応出来ない人の多いこと!

そして、自分もカウンセリングを受けるようになって
いかに自分が
問題解決について考えていなかったかが
分かるようになってきました。

心理学の本にも「IQとは、問題解決能力」と書いてありました。


私たちは、否が応でも困難や苦悩に遭遇します。

そんな時に、自分が、もしくは他人の手を借りて
問題解決できるようになることこそが、
真に自分自身を幸せにする能力であり、

子どもにその能力を身につけさせることが教育だと思うようになりました。

親も大人も子どもも
完璧な人なんて、一人もいないのだから…。

例えば、こんな能力があるといいですね。

・人の気持ちに共感できる

・人の話に耳を傾ける

・分からない時は人に尋ねる

・人に甘える

・人に頼る

・人に協力する

・人にお礼が言える

・人を思いやれる

・自分を大切にする

・諦めない

・言いたいことが言える

・断れる

・攻撃されたら、怒りを適切に使えるようになる

・人に自分の気持ちを伝える

・人に素直に謝る

・失敗しても挑戦する

・達成するための勤勉さ

・自分を有能だと思う(人と比べてではない)



コメント (5)
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