ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

死にたいクライアント

2011年10月12日 | メッセージ
死にたいと訴えるクライアントさんは、
大人だけでなく
子どもにもいます。
学校で授業をする前に実施するチェックシートにも現れます。
「生きているのが嫌だと感じる」
「生まれてこなきゃ良かった」
という項目にチェックする子どもは、クラスに一人~二人くらい居ます。
主に、心理的なものを含む虐待が大きな要因となります。
愛情に根差した「しつけ」のつもりでも、
現実に子どもの体や心かわ傷つく行為であれば虐待に
あたります。

児童虐待防止法には、「身体的虐待」「性的虐待」だけでなく「心理的虐待」や、ネグレクトや育児放棄とも呼ばれる「放置虐待(保護の怠慢)」も虐待の一つだと明記されています。

「心理的虐待」には、
・ひどい言葉で傷つける
・他の兄弟と著しく差別的な扱いをする
・わざと無視する
・夫婦間の暴力(DV)を見せる
などの行為が例示されています。
こうした親の養育態度で子どもは、
「生まれてこなきゃ良かった」
「生きているのが嫌だ」と感じたり、思ったりするのです。
コメント
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