光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市長須賀のシラサギの群れ②-内房線特急とのコラボ

2021年08月31日 | 日記
 
 8/23(月)早朝木更津市長須賀の蓮田にて百羽近くのシラサギの群れを目撃し、ブログに載せました。その後このシラサギはどうなっているのか?気になり8/28(土)ツレとこの蓮田に行ってみました。時間も同じ午前5時40分頃です。





  ハスの花はもう完全に終わっており、1輪も咲いていません。23日シラサギの大群がいた沼地は、最近の猛暑で水が無くなっていました。ただ内房線の線路側の沼地には水があり、シラサギの群れも健在でした。





 しかしシラサギの数はだいぶ減っていました。20~30羽位でしょうか、ちょっとガッカリ。その時木更津の駅の方から遮断機の音が聞こえてきました。内房線の特急列車さざなみが来たのです。



 時間は午前5時46分頃です。あっという間に通り過ぎていきました。でもシラサギは飛び立つでもなく、淡々と餌を捜していました。慣れているのか、危険を感じていないようですね。


木更津市金田漁港のすだて漁②

2021年08月30日 | 日記
 
 8/25(水)ツレと金田漁港を再度訪問してきました。漁協近くに車を停めて24日に続き、すだて船の見学です。岸壁の網元・つぼや丸と書かれた幟の側に行ってみました。アクアラインをバックに他府県ナンバーの車が、沢山置かれています。やはり東京、横浜の車が多いですね。参加者が乗船するのを待っていたので、密にならない位置から撮影させてもらいました。



 つぼやのすだて船が3隻岸壁に停泊し、その内の2隻が東京湾に向けて出港して行きました。



 すだて漁とは干潟に網を仕掛け、引き潮時に逃げ遅れて残った魚を手やタモアミで捕まえる東京湾に伝わる伝統漁法。この漁法も現在東京湾では金田地区にしか残っていないそうです。そして金田地区でも「すだて・実三丸」と「網元つぼや」の2社しか営業していないとの由。




 獲れる魚は時期によって異なるようですが、スズキ、カレイ、ボラ、カニ等だそうです。またすだての中にまれにアカエイがいて刺される場合があり、命に別状はないそうですが、腫れてたいへんです。ツレも以前すだて漁に参加し、エイに刺されて酷い思いをしたと言っていました。(すだて漁の参加者は全員保険に入っているそうです。)またつぼやのホームページを見ると今シーズンのすだて漁は終了と出ていました。

 

漁協直営軽食テイクアウトの店「海の家・浜っ子」‐木更津市

2021年08月27日 | 日記
 
8/25(水)にツレと、見立海岸潮干狩り場にある金田漁協直営の店「浜っ子」で昼食をとりました。潮干狩り場は8/22で終了しており、平日と言う事もあって客は誰もいませんでした。時間は開店したばかりの午前11時です。





  店は海の側にありアクアラインが良く見えます。何故か庭には海賊船の旗がたなびくボートが置いてありました。オートドアの入り口を入り食券を購入し係の人に渡しました。半券と番号の付いたベルをもらいました。これが鳴ると料理と交換です。

    



  広くて綺麗な店内です。座ったのは窓際のカウンター席。アクリル板で1人1人区切ってあります。注文したのは、ばら海苔ラーメン(税込み500円)とおにぎり2個セット(350円)、7~8分で出来てきました。



   2人でシェアして食べました。ばら海苔ラーメンはここの看板メニューの様です。塩味のスープに中太のちじれ麺が良くあいます。具は金田漁協自慢のばら海苔がたっぷり、そしてナルトとアサリのむき身がのった美味しいラーメンでした。

    



  おにぎりは少し大きめで、全体に海苔が巻いてあります。中に具は無く、いわゆる塩むすび。海苔の香りが食欲を誘いました。そして香の物が3種類と海苔の味噌汁が付いています。味噌汁にはばら海苔の他にアサリのむき身も入り、海の香りが満載でした。店内で焼き海苔も売っていたので3帖購入。おまけにばら海苔の試供品と、8月に売り出したばかりのばら海苔フレークをいただき喜んで帰宅しました。


金田さざなみ公園と金田漁港のすだて漁‐木更津市

2021年08月26日 | 日記
  
パラリンピックが始まる8/24(火)ツレと金田漁港と隣接する金田さざなみ公園を散策してきました。夏休みのせいかアウトレットパーク周辺は他府県ナンバーの車が多いですね。木更津はアクアラインがあり千葉の玄関口、首都圏一体でコロナ感染が多いのが良く分かります。





  さざなみ公園は東京湾に面した細長い公園です。後ろには遊園施設「キサラピア」の観覧車が回り、周囲には大型商業施設が並んでいます。海の右側には牛込漁港がありますが、潮干狩り場の柵がまだ立ったままでした。遠浅の海にはシラサギやシギの姿を見る事が出来ます。





  次に向かったのは金田漁港。車で5~6分の所です。漁港に入ると沖から小型の漁船が、船溜りに向かって入ってくるのが見えました。アサリ船の様です。



  漁港には乗用車が何台も停まっていました。すだて漁に来た観光客です。岸壁には3隻のすだて船が停泊していました。そして客が並んでいます。家族ずれが多いですね。





  親子が待ち時間を利用して海辺で遊んでいます。暫くするとすだて船に乗客が乗り込みました。すだて漁とは干潟に定置網を張っておき、引き潮時に入り込んだ魚をタモアミや手づかみで捕らえる古来からの漁法です。今は観光化されており獲った魚をその場で調理し、食べるという木更津ならではの海の遊びです。

        

虹と富士山とカルガモの群れの飛行-木更津市

2021年08月25日 | 日記
 
8/19(木)ツレと早朝散歩をしている時でした。午前6時頃南西の空に大きな虹を見つけました。太い虹の外側に薄っすらと細い虹がかかった2重の虹でした。暫くぶりに虹を見ました。この日は雨が降ったり日が照ったり変な天気でした。そのせいでしょうが、綺麗な虹が見えて良かったです。暫くすると虹の根もと近くを内房線特急「さざなみ」が通過して行きました。





  そして3日後の8/22(日)風の強い朝でした。この日は8/5に続き富士山を見る事が出来ました。雲の多い日のため、山頂部には直ぐに薄雲がかかりシルエットがぼけてきました。しかし何時みても富士山は雄大で綺麗ですね。





  8/23は市内長須賀地区でシラサギの舞を目撃・撮影しました。そして蓮田にはカルガモの群れもいて、私たちが近ずくと一斉に飛び立ちました。





 カルガモは、いくつかのグループに分かれ東の方向に飛んでいきました。凄い数でした。数える事は出来ませんが50羽は肥えていたと思います。最近自宅近くのカルガモを見かけなくなりましたが、こちらに集結していたようです。カルガモも旅立ちの季節なのかもしれません。

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木更津市長須賀の蓮田に舞うシラサギの群れ

2021年08月24日 | 日記
 
 8/23(月)この日の予報では雨のち曇りでしたが、東の方が明るかったので久しぶりに木更津市長須賀の蓮田をツレと訪ねてみました。まだハスの花が咲いているかと思ったのですが、少し時期が遅く花は1~2輪しか残っていませんでした。



 そして所どころにハスの代わりに植えられた稲が実り収穫を待つばかりです。ただハスの葉が茂った奥に白い鳥の群れが目に飛び込んできました。

       





  凄い数のシラサギです。シラサギは全身が白い鳥の総称でダイサギ、チュウサギ、コサギ等の事を言うそうです。ここにいるシラサギもダイサギやコサギがいますね。小さいのは子供なのかコサギなのか判別がつきません。アオサギも確認できました。







  時間は午前5時40分頃、丁度日が昇ってきました。



  この日は殆ど風がなく、水鏡に映るシラサギと現実のシラサギの区別が付きません。その為実際には何羽いたのか、はっきりしませんでした。でも100羽近い様に思います。それにしても綺麗なシラサギの群れでした。幻想を見ている様に思える程でした。






木更津の花火②

2021年08月23日 | 日記
 
8/17 19時30分から始まった木更津の花火、最近コロナ禍で花火を見る事が少ないので楽しめました。打ちあげていたのは30分位ですが、いろいろな花火が夜空に舞いとても綺麗でした。







  路上で見ている人もいて、結構凄いね等と歓声もあがっていました。



 あげる時間が30分と短いせいか、休憩もなく次々に綺麗な花火が次々に打ち上げられていきます。





 打ちあげたのは、木更津市役所 観光振興課。木更津港開発に尽力された先駆者の霊を慰めるための花火の打ち上げだそうです。

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木更津の花火①-夜空に浮かんだネコの顔

2021年08月20日 | 日記
 
8/17(火)パソコンのメールを開いていると、18時10分に木更津市役所 観光振興課から市民に向けてのお知らせメールが入っていました。本日19時30分から「木更津港開発に尽力された先駆者の霊を慰めるため、花火を打ち上げます。」と言う内容でした。同じような趣旨で毎年8/15に花火大会が開催されますが、確か今年は中止のはずです。しかし急に打ち上げる事になったようです。

 メールを見たのは19時頃なので急いで、機材を二階にあげカメラを三脚につけ撮影準備をしました。時間がないので、場所は自宅の二階しか思いつきません。しかし電線が花火の上る方向にあり、撮るのに手間がかかりました。



 それでも何とか撮影にこぎつけ、ツレと一緒に花火を楽しみました。去年からコロナ禍で花火大会が中止になり、花火を撮影するのも久しぶり、撮影手順を思い出すのに苦労しました。何発か上がるのを見ていると、一瞬ネコの顔(トップの写真)が夜空に広がりました。こんな花火もあるのですね。ビックリしました。





  いろんな花火が上がりました。ヒマワリの様な花火もあり、とても綺麗です。



  ただ花火の位置や光具合いで電線が目につく写真もあります。市役所ももう少し早く連絡をくれれば撮影場所も選べたのですが、残念です。





  いずれにしても綺麗な花火が見られて良かったです。


自宅に咲く可憐な夏の花-木更津市

2021年08月19日 | 日記
 
 前線が停滞して雨が降り続く今日この頃。散歩にも出られないので、自宅に咲く夏の花を撮影UPしました。それにしても感染の拡大を続けるデルタ株、ワクチンを2度接種しても感染するというので心配です。

  庭のあちらこちらにテッポウユリが咲いています。テッポウユリはユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物。球根で増えますが、野生化した物は種を実らせ自生します。自宅近くの野原や道端にはこの花が沢山咲いています。

     



  原産地は日本の南西諸島及び九州南部、日本では墓地に供えることの多い花です。西欧でもイースターリリーと呼ばれ冠婚葬祭用に好まれるそうです。

    

  次はツレが大事に育てている紅鹿の子ユリ。花弁の反りが著しく、鹿の斑点の様な模様がビッシリとついているのが特徴です。朝日を浴びた花の影が綺麗だったので、花と一緒に撮影しました。





  自宅の門の横に咲くピンクの芙蓉(フヨウ)。それと近所に咲く白い芙蓉です。芙蓉は朝咲いて夕方にはしぼむ1日花。毎日違う花が咲きとても綺麗、しかしはかない1日花です。





 そして最後はハマユウ(上の写真)と待宵草です。ハマユウはヒガンバナ科の多年草、細い花弁が垂れ下がって咲く珍しい花です。待宵草は黄色い可憐な花を咲かせます。


富津市と鋸南町の夏の点描-大わらじ、竹岡教会、保田漁港ばんや、竹岡駅を行く

2021年08月18日 | 日記
 
 8/10ツレと岩谷観音堂を参拝した後、富津市と鋸南町の歴史と観光スポット4ヶ所を回ってきました。最初は富津市関尻の大わらじです。この大わらじは4/4(日)関尻の人たちが疫病退散・五穀豊穣を祈り作成した物で、関尻と他の地区との境界3か所に置かれています。

      

 私たちは3か所の中で1番目立つ所に在る大わらじを見に行きました。県道88号富津館山線沿いの場所です。そこに掛けられてから3か月位たちますが、わらじはずいぶん傷んでいました。上に4/4作られて直ぐの写真をUPしましたが、藁で造られているせいかグズグズです。





  関尻から上総湊まで戻り、127号内房なぎさラインを保田漁港方面に向かいました。白狐川を渡り100m位進むと寿司屋の横に細い道があります。そこを入ると竹岡教会です。明治時代の宗教家・文学者として有名な内村鑑三氏が竹岡を訪れ、熱心にキリスト教の布教活動を行った地。この協会は明治35年(1902年)に建造されましたが、平成23年(2011年)に建て替えられています。





  次は保田漁港の食事処ばんやに行きました。この中で喫茶店を開いている知人に会いに行ったのですが、喫茶店は休みでした。しかし駐車場は他府県ナンバーの車でビッシリ。「自宅で過ごして」という緊急事態宣言等どこ吹く風です。ばんや本館の前も入場できるのを待つ人でイッパイでした。





  ばんやの前は保田漁港です。カップルが散歩をしたり、子供たちが釣りをして楽しそうです。





  最後にツレの好きなJR竹岡駅を訪問しました。小高い丘に作られた駅で、駅前は萩生漁港。電線の上に海が見えます。こんな光景を見ると映画評論家で、旅行作家・川本三郎の著書「火の見櫓の上の海」を思い出しました。房総半島を書いた旅行記ですが、山と海の境に駅のある房総を、情緒豊かに描いた本でとても好きな本です。