光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ケ浦市延命寺・お札の貼られた百地蔵①-アマビエ像もありました

2021年03月30日 | 日記
 
春本番の陽気に誘われ,彼岸明けの3/24(水)袖ヶ浦市高谷の延命寺をツレと訪問しました。小高い場所に在る延命寺には裏山に沢山の地蔵尊や石板が置かれています。

 その像には春と秋のお彼岸の日に沢山のお札が貼られ、お地蔵様のお顔が見えなくなる程。延命寺はこんな不思議な行事が残る古刹です。



 延命寺の山門をくぐり、境内に入りました。桜が満開です。





 社殿の正面に立ち参拝をして、ふと左手の小さなお堂を見ると不思議な像が置いてあるのに気が付きました。高さは1m位の木の像です。コロナ禍で話題になったアマビエの像でした。

 横に説明板があり「アマビエ様 古来より伝染病や疫病を鎮めてくれるといわれています。新型コロナの蔓延が一日も早く収まるのを願っております。皆様も充分注意をしてお過ごしください。延命寺」と在りました。





 アマビエの像が在るお堂の横から、百地蔵尊が裏山に向けて置かれています。彼岸の最後日の21日に強風と雨が降ったせいで、貼られたお札が幾分飛ばされ地面に落ちていました。しかし大半は石仏や石板に貼られており、貼った方の思いがしっかり残っていました。

 

木更津市高柳の桜とタコ飾りの側に咲く桜

2021年03月28日 | 日記
 
 緊急事態宣言が解除され、日本全国でリバウンドが心配される今日この頃。 3/23(火)ツレと近くの小櫃川流域の桜を見に行きました。東京では3/14に開花しもう満開とか、千葉は幾分遅いようです。ここ小櫃川流域の高柳地区は木更津市内では桜の名所。しかしまだ6~7分咲と言ったところです。





 あまり見物人もおらず桜を楽しむのは、この位の開花状況が良いのかもしれません。たまにジョギングを楽しむ人とすれ違います。



 桜の木の側では菜の花が満開。もう少したてば桜と菜の花のコラボが楽しめます。



 この桜並木の入り口付近で、ドローンを飛ばしている2~3人のグループがいました。最近はやりの空撮でしょうが、甲高い音がちょっと興覚めです。



 桜並木からもっと小櫃川に近い河川敷に行ってみました。畑があり、藁ボッチが置かれていました。最近あまり見かけなく無くなった稲の藁ボッチ、記念に撮影しておきました。



 その後小櫃川を渡り袖ヶ浦市の袖ヶ浦市の坂戸市場を訪問。先月見た道きりのタコ飾りを撮影する為です。大木には藁のタコが吊られて風に揺れていました、側には桜が咲いており、なかなか風情のある光景でした。


もう直ぐ潮干狩りが始まる木更津牛込海岸と金田・堀船溜り

2021年03月26日 | 日記
 
 3/19(金)ハマダイコン咲く畔戸漁港を撮影した後、金田・堀船溜まりを訪ねました。昨年海苔の種付けを撮影した場所。岸壁の端には陸揚げされ、船底の清掃と塗装が行われた漁船が置かれていました。。午後2時頃だったので、ここも誰もいません。




  
 堤防に上って東京湾を撮影しました。引き潮なので、海岸の砂浜が出て幾何学的な景観になっています。



 この後隣の牛込海岸に行ってみました。ここは3/28(日)から潮干狩りが始まる予定。潮干狩り場は西側と東側の2つに分かれています。東側に行ってみましたが受付の建物があるだけで、取り立てて準備はしていないようでした。



  潮干狩りの行われる砂浜にはフェンスが立てられ入る事は出来ません。今は誰もいない海ですが、シーズンになると観光客でごった返します。今からその光景が浮かんできます。





 潮干狩り場の横には沖の監視小屋まで続く海中電柱が並び、岸には底引き網漁船の網が広げて置かれていました。


春の木更津・畔戸漁港-ハマダイコンの花も咲いてます

2021年03月24日 | 日記
 
 気温が高く春本番を思わせる3/19(金)ツレとアクアライン近くの畔戸漁港(くろとぎょこう)を訪問しました。ここには2月18日に来ているのですが、ハマダイコンが咲いているという話を聞いて一月ぶりにやって来ました。

 訪問した時間が13時半頃なので、誰もいません。静かな漁港ですが、未だかってここで、漁師に会った事は1度もありません。ホテル三日月の横の道を進むと突き当りが畔戸漁港。舟の残骸やブイの間に浜大根が咲いていました。





 ハマダイコンはアブラナ科の植物で、菜の花等と同じで4枚の花びらで構成されています。この花びらや根の細い大根も食用との由。



  この日は引き潮で、海鳥は殆どいませんが、冒頭の写真の様に砂浜に鵜等が翼を休めていました。また畔戸の由来になったという黒い砂浜にオオバンらしき鳥が1羽で餌を捜していました。その向こうにはアクアラインが良く見えます。





 こんなに潮が引いた光景は中々見られません。桟橋にブイが下がっている光景も木更津の漁港らしくてとてもフォトジェニックです。



  漁港の端には使われなくなった舟が置かれていました。この反対側のホテル三日月前の海岸では4/3(土)から潮干狩りが始まります。もうそんな季節になりました。


久留里のパン屋・松ぼっくるり-手作りパンがとても美味な店です

2021年03月22日 | 日記
 
 3/14三密を避け人通りの少ない久留里を訪問、銘水とレトロな町並みを散策しました。そして何時も久留里の昼食は中華の名店・喜楽飯店で食べていたのですが、コロナ禍なので店内の飲食は止め屋外でパンを食べる事にしました。国道410号線久留里街道に面したパン屋「松ぼっくるり」でパンを購入です。





 入店したのは午前10時頃。午前9時から開店しており、ドアを開けるとパンの美味しそうな香りが漂ってきました。この店は2016年4月にオープンした比較的新しい店。開店当時から何回もパンを購入しています。食パンの置かれた棚に面白い事が書いてありました。「いつまでもあると思うな親と松ぼっくるり」ユニークな店です。



 種類が多いですね。毎回買うのに迷ってしまいます。私はコロッケパン(@240円)、さくらあんぱん(2個入り190円)にしました。コロッケパンが暖かいので聞いてみるとコロッケが揚げてとの由。



  ツレはむっちりメロンパン(170円)とクルミパン(160円)です。



 食べたのはカエルの置物が沢山あった真勝寺。鐘楼の横のベンチで、まだ温かいコロッケパンを頬張りました。美味しいですね。コロッケのころものサクサク感とパンの柔らかみが相まって絶妙な美味しさ。上にかかったソースが良い仕事をしてます。

 そしてツレがむっちりメロンパンは、説明にもっちりより上ですとあったが、確かに噛みごたえがあり美味しいメロンパンだと言っていました。


三密を避けて銘水の里・君津市久留里の街を散策③

2021年03月20日 | 日記
 
新井白石居宅跡を見学した後、そこから横に続く細い道を国道410号線方面に進みました。暫くこの道を行くと、緩い坂道と交差しました。ここを春の光を浴びながらお婆さんが上がってきました。坂道の先は真勝寺というお寺です。





 細い道には椿の花が沢山落ちていて、その所々に陽の光が当たりとても綺麗です。私とツレもお婆さんに続き真勝寺に入りました。





 真勝寺は天文9年(1540年)武田一族の勝真勝(すぐろ・まさかつ)が開基。禅宗・曹洞系の古刹で、境内には久留里藩最後の藩主・黒田直養の墓があります。本堂入り口や手水舎には重厚な彫刻が施されており、有名な波の伊八の流れをくむ職人の作と伝えられています。





 社殿横には大きな池があります。昔この池に沢山のカエルがいたそうで、そのせいか境内には大きなカエルの彫刻が置かれています。



  池の右奥の斜面には横に掘られた井戸があります。まだ水が湧き出していますが、これは7代藩主黒田直静の時代(嘉永4年1851年)に造られた井戸です。この湧水を集めて竹樋で久留里上町8か所の余水桶に給水し共同で使用したと伝えられています。





 久留里藩最後の藩主の墓を見学した後、境内を国道410号線方面に進み、山門をくぐりました。この門は元々この近くに在った久留里城の城門を模して造られた物だそうです。門の左手にも大きなカエルの像が置かれていました。この後久留里駅に向かい銘水の里の散策を終了しました。帰りも久留里線に乗り木更津に帰りました。


三密を避けて銘水の里・君津市久留里の街を散策②

2021年03月18日 | 日記
 
三密を避け人影の少ない名水の里・君津市久留里を3/14(日)ツレと散策してきました。久留里の街には上総掘りの自噴井戸が約200本もあります。地元の観光協会を中心に水質検査が行われており、安心安全な水として人気を集めています。また平成20年(2008年)6月には、千葉県下で唯一「平成の水百選」にも選ばれています。

 町並みも城下町の雰囲気が残り、レトロな建物が目を引きます。駅近くの「木村屋金物店」は昭和初期の建物との由。隣の「いせげん」も子供の頃にあった洋品店を思い起こさせます。





 蔵造りの建物を利用した花屋の先のT字路の信号を右に入ると、直ぐにドラム缶のような自噴井戸に出会います。そしてこの通りは県道32号線、大多喜君津線です。





 この自噴井戸側の路地を入ると、先程の木村屋金物店の裏手。金物店の古い蔵や建物を見る事が出来ます。





 32号線沿いには沢山の自噴井戸があり、車で水を汲みに来る人の姿があちこちで見られます。





 大多喜方面に少し進むと自噴井戸の側に、新井白石居宅跡という立て札が出ています。この路地を入り居宅跡の見学に行きました。緩い坂道を久留里小学校方面に進み、10分程歩くと到着です。



 新井白石居宅跡は久留里小学校の入り口の隣にありました。この周辺は安住と言う地名で江戸時代、侍屋敷が立ち並んでいた地区。誰もいない静かな景観の中、古い建物に囲まれていると江戸時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えました。


三密を避けて銘水の里・君津市久留里の街の散策①

2021年03月16日 | 日記
 
 緊急事態宣言が延長されて1週間が経過した3/14(日)。巣ごもりしているだけでは体調に悪いと思い、ツレと久留里線に乗車、久留里の町を散策してきました。

 久留里に住む方の話によると、町は殆ど人影がなく見かけるのは久留里の銘水を汲みに来る人だけとの由。三密も無いので久しぶりに久留里を撮影です。



 木更津駅午前9時16分発久留里行に乗りました。約47分で久留里駅に到着、乗客は15名位で半分が途中の駅で降車、終点の久留里駅まで乗っていたのは7~8名です。



 駅舎の中には君津市久留里周辺の銘酒が展示してありました。久留里を含む君津市内には6軒の造り酒屋が在って久留里の町中にも歩いて行ける造り酒屋が3軒あります。久留里の水を使用した美味しい日本酒を醸造しています。





 久留里駅前広場には水くみ広場があり、銘水を求めて各地から車に乗った人たちが来ていました。どちらから来られたのですか?と聞いてみると都内や成田方面からと言う人が多かったです。





 この水くみ広場の前が知る人ぞ知るみゆき通り商店会。いまは看板も無くなり地元中華の名店・喜楽飯店のみが営業している細い通りです。コロナ禍で営業しているのか気になったのですが、入り口に営業中の看板が見えました。

 そして店の側の陽だまりにネコが寝ていました。来るたびに見かけるネコです。撫でようと手を延ばすと迷惑そうに立ち去ってしまいました。


日本一背高のっぽの歩道橋・中の島大橋と恋人の聖地

2021年03月14日 | 日記
 
3/10(水)木更津駅近くに所用で行ったついでに、ツレと3月末から潮干狩りが始まる木更津海岸に寄ってきました。この海岸には海上に浮かぶ中の島と対岸の鳥居崎公園を結ぶ赤い中の島大橋が架かっています。



 この中の島大橋は高さ27m、長さ236m、幅4.5mの日本で一番高い歩道橋です。完成したのは昭和50年(1975年)、もう71年も経っています。2002年にTV放送された「木更津キャッツアイ」に登場し一躍有名になりました。





  中の島大橋の袂には、可愛い狸のカップル像が建てられています。この周辺は夕暮れ時に富士山がシルエットになり、ロマンチックな雰囲気を醸し出すとして「恋人の聖地」に認定されています。カップルの狸像の周りには、ラブフェンスが設置され自由に南京錠が取り付けられます。この日はそのラブフェンスが影になりとても面白い景観を呈していました。



  中の島大橋の下を見ると、丁度作業船が橋の下を航行していました。上空には陸上自衛隊のヘリが爆音を発して飛行中です。もうすぐここも潮干狩り客で賑わうのでしょうが、現在は三密もなく大橋周辺の景観を楽しむことが出来ました。


絶品和菓子の木更津・弁天堂

2021年03月12日 | 日記
 
 3/10(水)久しぶりに木更津高柳にある和菓子の弁天堂を訪問、美味しい和菓子を購入してきました。場所は県道87号線を1本中に入った高柳地区の住宅地にあります。看板もあまり目立たないので、気をつけていないと通り過ぎてしまいます。



  弁天堂は昭和28年(1953年)創業の老舗和菓子店。最初は木更津駅西口の弁財天厳島神社側に店舗を構え営業していました。その後平成18年(2006年)に工場のある高柳に移転し、現在に至っています。とにかく安くて美味しい和菓子に出会えます。



  この日購入したのは、きみしぐれ、ねりきり、くずきりを2個ずつ計6個(@110円)栗かのこ(150円)自家製の飴(280円)です。きみしぐれは口に入れるとほろりと崩れる食感が最高。その他栗かのこも抑えた甘みが栗の実とよく合い美味しかったです。



 飴は温度が上がると溶けてくっいてしまうので、冷蔵庫で保管をとの事でした。素朴な甘さの美味しい飴です。訪問したのが午後1時過ぎでしたので商品が少なくあまり購入できなかったので以前買った和菓子の写真もUPしました。