8/10は岩谷観音堂内の第一窟が解放される十日参りでしたが、行って見ると新型コロナ禍の為中止になっていました。しかし他の横穴の磨崖仏は解放されていたので、拝観し撮影して来ました。観音堂裏のコの字型の廻廊窟は仏像が横に並び、暗い中に射すわずかな光が神秘的な空間を演出しています。
伝説によると、この磨崖仏は奈良時代の高僧・行基上人の一夜の作と言われています。そしてここには14の窟があり、一巡すれば全国の霊場を巡礼したのと同じ御利益があると言われるパワースポットです。
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壁面を丹念に見て行くと、所どころに三角や四角い穴が開いています。製作上必要なものだったのでしょうか。また洞窟下の通路の写真も撮りました。長い年月人が歩いた為か、両側の壁よりすり減って凹凸が少ないです。
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観音堂横の手すりのある石段を昇ると、十畳位の広さがあり、高さは2m位の広い横穴があります。テーブルといすが置かれていますが場違いですね。ここの壁にも風化した磨崖仏が彫られています。
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比較的にクッキリと刻まれた仏像が2体並んでいました。下には小西村等と刻まれた文字があり、江戸時代か明治に作られた比較的新しい磨崖仏の様です。
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昨年の8/10には十日参りが行われ観音堂の中と第一窟が解放されています。その時の写真もUPしました。下は第一窟の写真。阿弥陀如来像、観音菩薩、勢至菩薩の線刻と縄文時代の石棒が安置されていました。
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