光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ケ浦公園の花菖蒲園-カワセミにも会えました!

2024年06月28日 | 日記

 セイタカシギの後は袖ケ浦公園の花菖蒲をツレと見に行きました。花菖蒲園に着いたのは午前7時半頃。この時間帯は観光客がおらず、犬と散歩する人が2~3人通るくらいです。

 花菖蒲園はアヤメやハナショウブが満開です。これらの花は朝露や水滴が花についた状態が綺麗なのに最近雨が降っておらず、そこだけがチョット残念。

 しかし花よりも花菖蒲園の水辺にカワセミがいたのには驚きました。一瞬ブルーの鳥が菖蒲の間をすり抜け、丸い棒に止まったのです。トップから3枚目までがカワセミ。少し背景がうるさいのですが、十分カワセミの美しい姿が分かると思います。

 カワセミは全長17cm位。ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属の水鳥です。海岸や川、湖、池等の水辺に生息し、公園の池等都市部にも現れます。

 花菖蒲園には50種1万5千株もの花菖蒲たちが咲き誇っています。また花のテラス付近には、咲いている花を紹介する説明板も立てられていました。

 

 1つ1つの菖蒲も綺麗でいずれ劣らぬ名花ばかりです。目についた5点をUPしました。

 さらに今年はスイレンがとても綺麗です。

  こんな光景を見るとモネの名画「睡蓮」を思いだします。

 睡蓮の咲く水路の側には、つながったトンボの姿。まだ夏も来ていないのに秋を感じてしまいます。

 なお6月7日から10日までは、ここで花菖蒲まつりが開催されました。私たちも6/8(土)に行ったのですが、駐車場が満車で車を止められないので引き返しました。やはり平日の早い時間でないと入れないようです。


4年前からのセイタカシギとのふれあい③-木更津市の野鳥たち

2024年06月26日 | 日記

 長須賀のセイタカシギを撮影するようになったのは、2020年6月からです。蓮の花の写真を長須賀地区に撮影に行った時に、使われていない蓮池にセイタカシギを見つけたのです。

 その時は撮影している人は殆どいなかったのですが、今では遠方から多くの鳥屋さん(野鳥を専門に撮るアマチュアカメラマン)が来ています。上から2枚目までは今年6/11撮影したセイタカシギ、下は農道に停めてある鳥屋さんの車と撮影している人たちです。

 それでは2020年から2023年まで撮影したセイタカシギの親子と撮影に来ていた人たちをUPしました。ご覧下さい。

上下2枚は2023年5月28日に撮影したものです。この年は親だけでヒナは撮影出来ませんでした。3枚目はこの時会った鳥屋のおじさん。

 上は2022年6/1撮影、親鳥の胸毛のあたりからヒナの頭が見えています。下は2021年5/10撮影、セイタカシギの親子です。

 次は2021年6/2撮影のセイタカシギの親子。巣の側で親鳥に甘えていました。

 最後は2020年6/8の親子の語らい。そして下は同日撮影のヒナです。こうして並べてみると撮影したときの情景がよみがえってきます。来年もセイタカシギとのふれあいが続き、撮影出来ればと思う今日この頃。


6月24日は空飛ぶ円盤の日(UFOの日)

2024年06月24日 | 日記

 6月24日は世界で初めて空飛ぶ円盤と言う言葉が使われた日です。77年前の1947年6月24日アメリカの実業家ケネス・アーノルドが米国ワシントン州カスケード山脈にあるレーニア山付近の高度約2900m付近を飛行中の出来事。乗っていたのは自家用飛行機で、前日に消息を絶っていた海兵隊の輸送機の捜索を行っていました。

 その時午後2時59分頃にレーニア山付近の上空を北から南に向け高速で飛行する、9機の飛行体を目撃したのです。

  飛翔体は横一直線に並んで飛んでいました。最初はジェット機かと思ったのですが、物体に尾翼は見当たらず丸くて平たい形状で、無音で飛行していたのです。この時アーノルドはこの飛行体が2点間の距離を飛ぶ速度を計測しており、当時の技術では到底出すことの出来ない時速1700マイル(約2700km)であったようです。(1947年の速度記録はベルX-1ロケット機の時速1078km)

 この時アーノルドが表現した「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)」と言う名称を地元アメリカのマスコミは大々的に報道、その後同様の目撃談が相次いで報告されたのです。そしてこのケネス・アーノルド事件を記念して6/24を「空飛ぶ円盤の日(UFOデー)」としたのです。今年は数えて77年目、静かな場所で上空を見上げ、空飛ぶ円盤を探すのも楽しいかも知れません。

 この後今日までいろいろな目撃談や写真が撮影されていますが、私が注目した2件の事件を紹介します。1件目は米国テキサス州ルポック周辺で、1951年8月25日から約3週間にわたって奇妙な発光群が目撃されたルポックライト事件。8/31には大学生のアマチュアカメラマンによってUFOのV字型編隊が撮影されています。

 次は1952年7月16日米国マサチューセッツ州で撮影された4機の発光体の写真です。この写真に注目したのは、手前の発光体が1番大きく順に小さくなっています。これは飛行コースが重ならない様に飛行間隔をずらしているからに他なりません。何か高度な推進力の発光体が確かに飛行していた証拠でしょうか? 空飛ぶ円盤が存在するのか、しないのか、未だ結論が出ていない今日この頃。しかし結論が出ないほうが、夢が続いていいのかも知れません。


セイタカシギ親子の語らい②-木更津市の野鳥たち

2024年06月21日 | 日記

 ツレと2年ぶりにセイタカシギの親子を目撃しました。5/11から観察している市内長須賀に飛来したセイタカシギです。今年は例年になく沢山のセイタカシギを見ることが出来ました。そして6/6の早朝いつもの場所に行くと、セイタカシギの親子が仲良く歩いていました。

 ヒナが何やら親鳥に言っている様に見えますが、親は相手にしていないようです。勿論声は出していないようですが、以心伝心かテレパシーのような伝達能力があるのかも知れません。

こうして暫く親子で歩いていたのですが、子供の方が諦めて?離れていきました。

 ヒナは蓮田に入り、餌を探し始めました。しかし蓮田にはカルガモの親子が泳いでいます。カルガモの親子は大家族。親鳥と子カルガモで8羽位います。

 そこにセイタカシギの親が接近して来ました。鋭い声で「ケレッ ケレッ ケレッ」と威嚇しています。

     

 カルガモの親も応戦して大きな声で鳴き始めました。しかしセイタカシギは飛び上がって牽制してきました。

 

 

 暫く睨み合っていましたが、カルガモ親子は家族で移動していきました。セイタカシギの方が気が荒いようです。


セイタカシギのヒナ①-木更津市の野鳥たち

2024年06月19日 | 日記

 6/6(木)早朝、目が覚めたのでツレと市内長須賀のセイタカシギを見に行きました。前回の5/30(木)から1週間、最初に卵の抱卵を見た5/11(土)から27日目になります。図鑑によるとセイタカシギの抱卵は26~27日とあるので、ヒナの姿が見えるかも知れないとワクワクしながら行ったのですが、目撃できました。最高です。

 セイタカシギのヒナをここで初めて見たのは2020年6月8日のことです。それ以来2021年、2022年、2023年(去年は親しか撮影できませんでした)とセイタカシギの親子を観察してきました。しかし今年のように沢山のヒナを見たのは初めて。正確な数は分かりませんが10羽以上いるようです。

 ヒナが人間を全然と言っていいほど恐れません。1~2mの距離に近づいても逃げないのです。親が見ているせいもありますが、親鳥も私たちが近寄っても悠然としています。

 ただ今年生まれたときから撮影している鳥専門のカメラマンに聞くと、ヒナの数が大分減っているとのことでした。外敵のカラス等に捕食され、卵から独り立ちするのは2割位との由。生存競争が厳しいと鳥類図鑑にも書いてありました。

 ヒナが可愛らしいので、何枚も撮影してしまいました。以下に4枚UPしました。ご覧下さい。

 ヒナは早成性。自力で巣の外に出て、餌を探します。親は外敵から守りますが給餌や餌の採り方は教えません。雌の半分は育雛の途中で、雄とヒナを残して繁殖地を離れてしまいます。その後は雄がヒナを育てるのです。カルガモの雄と違い立派な親鳥です。


新町船溜りと木更津港内港を行く

2024年06月17日 | 日記

 見立て海岸の次は新町船溜りを訪問しました。小さな船溜りです。側にある公園の駐車場に車を止め、船溜りに行ってみると入り口にユニック車が停車して何か作業をしていました。

 小型漁船のエンジン周りに3~4人が何かの修理をしていました。声をかけるような雰囲気ではないので、船溜りを見渡すとここも大潮、海面がずいぶん沖に後退しています。こんなに海水が退いた新町船溜りを見るのは初めてです。

 船溜りには、変わった網が沢山干してありました。あまり見たことがない網ですが、何に使うのでしょう。

 ここからもアクアラインが良く見えます。以前はすだて船があって結構賑わっていたのですが、今は観光客は一人も見当たりません。小さな漁舟のみが係留されています。

 新町船溜りを一周して公園の駐車場に戻りました。船溜りに沿って背の低い樹木が植えられていますが、その間からもアクアラインの橋脚が見えていました。風情のある船溜りです。

 最後に木更津港の中にある内港北公園に行きました。ここからは日本一高い歩道橋・赤い中の島大橋が良く見えます。

 先日大きなスズキが釣られた場所ですが、今日は釣り人は1人。目立った釣果はないようです。またここからは対岸の内港公園も良く見えます。内港公園に続く場所でなにか工事が行われています。

 赤と白の柱のような物が見えますが、何か建物でも出来るのでしょうか?工事関係者の乗った舟も近くを航行していました。

 周りの木更津内港はとても静か。牡蠣を養殖するブイにはウミウが何羽か停まって羽を休めています。前のような大群はみられませんでした。これで木更津の港巡りを終え自宅に戻りました。


木更津見立て海岸の潮干狩り

2024年06月14日 | 日記

 畔戸漁港の次は潮干狩り場のある見立て海岸に行きました。木更津の潮干狩りは7/10(水)(12時から15時)まで楽しめます。ただメインシーズンは過ぎたので、まだ観光客が来ているか寄ってみました。

 見立て海岸は畔戸漁港から約500m位アクアライン寄りの場所。潮干狩り場横を道路が走っていますが、そこから見るとアクアラインと観光客が一望です。かなりの人が潮干狩りを楽しんでいました。平日なのに大勢の人が来ているのにはビックリさせられました。

 テントが結構張られていましたが、海岸には「海の家」等ないので、テントで休憩したり昼食を食べたりしているようです。

 アクアラインと潮干狩りの人たちの姿はとてもフォトジェニック。感動して何枚もシャッターを切ってしまいました。


畔戸漁港と木更津陸上自衛隊のV-22オスプレイ

2024年06月12日 | 日記

 久しぶりにツレと木更津市郊外の漁港や海岸を撮影してきました。木更津港内港、畔戸漁港、見立て海岸、新町船溜りです。最初に行ったのは畔戸漁港(くろとぎょこう)6/6(木)午前10時半頃です。

 車を降りて撮影を始めると、甲高い爆音が上空から響いてきました。見上げると陸自のV22オスプレイです。新聞によると昨5日15機目のオスプレイが、岩国基地から陸上自衛隊木更津駐屯地へ空輸されてきたとの由。その機体を飛ばしているのでしょうか?とにかく事故のない様にお願いしたいものです。

 この日は潮が引いていて海水面が沖の方に後退していました。畔戸漁港は以前から使われていないのですが、まだ何隻かは漁船が係留されていました。舟を引き上げる場所には、縁に貝がビッシリと付着しています。亀の手でしょうか?不気味な感じがしました。

 暫くするとまたオスプレイです。アクアラインの白い風の塔近くを飛翔して、江川海岸方向に向かっていきました。

 この畔戸漁港の横は竜宮城ホテル三日月。漁港側の道をいろいろな物を搬入する車が忙しそうに通って行きます。ホテル側の道にはヤシの木が植えられちょっと南国気分。新型コロナで落ち込んだ業績も回復しているようですね。


続セイタカシギ②と木更津港

2024年06月10日 | 日記

 セイタカシギの行動を見ていると、色々面白いことをやっていました。蓮池の浅い場所に、泥の小山を作りその上から飛び降りたりして巣を作っているように見えます。ただ正確には何をしているかは分かりません。

 他の巣でも卵が4つ見える物がありました。親鳥が時々卵の上から離れるのでその時を待ってシャッターを切っています。

  抱卵している巣の周りにはもう1羽の親鳥が見張りをしています。時折いなくなりますが、必ず戻ってくるようです。

 あまり長くセイタカシギの撮影をしているとセイタカシギのストレスになるので、30分位で引き上げました。移動しようと車に向かった所、内房線の線路に特急列車が姿を現わしました。特急と蓮田を何枚か撮影。その後以前から通っている吾妻豆腐店に寄りました。

 しかし店のシャッターが閉まっています。豆腐店の後ろが自宅なので、声をかけると閉店したとのことでした。美味しい豆腐プリンや柚豆腐のファンだったのに残念です。

  まだ朝の6時半、時間があるので木更津港の入り口・中之島公園に行ってみました。

 朝が早いせいか公園の駐車場には5~6台の車しか止まっていません。トイレに寄ってから公園を散策しました。海にも船は見当たりませんが、旧市役所の方から1隻の小型の舟が沖に向けて航行して行きました。

 暫くすると中の島大橋を潜って巨大なガット船が姿を現わしました。木更津港に60隻所属する共栄海運の砂利運搬船です。ゆっくりと日本製鉄君津工場の方へ航行していきました。そして公園も7時を過ぎると人の出入りが激しくなってきたので、自宅に戻りました。


続セイタカシギ①-木更津市郊外の野鳥たち

2024年06月07日 | 日記

 

  5/11(土)木更津市長須賀にセイタカシギの抱卵を撮影に行き、5/29と31のブログにUPしました。それ以降天気の具合を気にしていたのですが、29日に関東地方に強力な低気圧が接近。かなりの量の雨が降ったので、セイタカシギの巣に影響ないか、30日の早朝(5時50分頃)長須賀をツレと訪ねました。

 長須賀に着くと、直ぐに木更津駅方面から内房線の電車が東京方面に走り去っていきました。蓮池にいた野鳥たちは気にもとめず餌を探し、セイタカシギは私たちを警戒して甲高い鳴き声を発していました。

 5分後今度は久留里線が通過していきました。何時もは1両なのに、早朝は学生を乗せるためか2両編成です。

 

 セイタカシギがかなり低空を飛行しています。11日に来たときより随分セイタカシギの数が増え、正確ではありませんが10数羽いるようです。巣の数も3~5個ありました。

 セイタカシギの抱卵は雄雌共同で行い抱卵日数は26~27日。1回に産む卵は4卵、外敵からの捕食も多く、孵化率は約2割弱だそうです。

 巣の上に被さっていたセイタカシギが立ち上がったので、巣の中の卵を4個見ることが出来ました。こんな位置から卵を見るのは初めて。

 セイタカシギは体長約37cm、翼開長は約70cm脚の長さは付け根から指先まで約25cm。とにかく足の長い鳥です。

 昨日の雨は大事には至らなかったようです。この日は巣で抱卵しているセイタカシギが目立ちました。

 親鳥の下に卵の姿が見える巣もあって興味深かったです。