光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ヶ浦公園の紫陽花、花菖蒲、睡蓮、野鳥たち

2022年06月30日 | 日記
       

  6/26(日)約2週間ぶりに、袖ヶ浦公園を散歩してきました。前回行ったのは花菖蒲の撮影の為ですが、今度は紫陽花を見てきました。時間が午前6時頃なので、公園には殆ど人がいません。見かけたのは犬の散歩とジョギング中の数人だけ。その人たちは大体マスクをしていましたが、こんな開放的な公園でマスクをする必要があるのでしょうか?それより熱中症が心配です。



  アジサイは梅園横から袖ヶ浦市老人福祉会館に向かう道に見られます。ジョギング中の女性も立ち止まって。スマホで写真を撮っていました。また赤いガクアジサイも咲いていましたが、この色のガクアジサイは初めてです。







  何時もは野鳥が沢山いる公園下池ですが、今日はマガモが2羽だけでした。ツレが自動販売機で鳥の餌を買ってマガモにあげていました。ところが池の鯉が寄って来てマガモと餌の争奪戦を繰り広げていました。あまり餌をあげていないのでしょうか?





  次に菖蒲園に寄ってみました。もう花菖蒲は終わりです。所どころに花が残っていますが、殆ど枯れていました。その中でも開花中の紫と白の花菖蒲を選んで撮影しました。





  ただ菖蒲園のスイレンはまだ見頃です。2週間前より花は少なくなりましたが、白いスイレンが凛としてとても綺麗です。



  園内は朝から夏の日差しが強烈。散歩中の犬と園内の野良猫がシルエットになってとてもフォトジェニックでした。


長須賀地区のセイタカシギ①とヨシキリ-木更津市郊外の野鳥たち

2022年06月29日 | 日記
 
    



 6/21(火)20日ぶりに木更津市長須賀地区のセイタカシギをツレと見に行きました。前回行った時に抱卵をはじめていたので、もうそろそろヒナの姿が見られると思ったのです。時間は午前6時半頃、しきりにオオヨシキリが鳴いていました。



 当然葦の中で鳴いていると思ったのですが、電線につかまって鳴いていたのです。珍しいですね。電線にとまって鳴いているのは、はじめて目撃しました。最初はヨシキリかオオヨシキリか分かりませんでした、しかしさえずる時に冠羽が逆立っており、口の中も赤い色だったのでオオヨシキリと判別できました。





 セイタカシギの方ですが、先日抱卵していた場所にはもう親鳥はいませんでした。ヒナの姿もありません。親鳥は蓮の葉の中を、餌を捜して動き回っています。





 暫く探したのですが、ヒナの姿はありませんでした。ただ親鳥が低空を飛んだり、鋭い声で鳴いたりしてかなり警戒していました。まだヒナが小さいので、どこかに隠れて出てこないようです。また何日かしたら、行ってみようと思います。


木更津市郊外の野鳥たち-アオサギとシラサギ

2022年06月28日 | 日記
      

  6/19(日)カルガモ親子を撮影した後、少し離れた田んぼ道を散策中、今度はアオサギの姿を見る事が出来ました。成長した稲の中にいて、餌を捜していました。



 

  田んぼの近くには排水溝があるのですが、その排水溝には沢山の蜘蛛が巣を張っています。虫が多いからでしょうが、その蜘蛛の巣に前日降った雨が、水滴となって残っていました。水晶のネックレスの様で、とても綺麗です。





  6/16(木)の午前7時半頃には、いつもの田んぼでシラサギに出会いました。





  この1か月位シラサギを見ていないので、どうしたのかと思っていたのですが、翌17日には3羽のシラサギに出会いました。





  緑の稲と白いシラサギの対比がとても綺麗です。シラサギは田んぼにいる虫や小動物を捜してアチコチ動き回っていました。





  その中の1羽が近くにいた椋鳥に寄って行ったのですが、直ぐに椋鳥が飛び立って行ってしまいました。シラサギと椋鳥は相性が悪い様です?。その時木更津駅方向から特急電車が来て、東京方面に走り去っていきました。午前7時07分の事ですが、早い時間にもかかわらず特急列車が運行している様です。乗る人がいるのでしょうか。



カルガモ親子がゆく②-木更津・カルガモ親子の子育て日記

2022年06月27日 | 日記
     

   6/19(日)自宅近くの田んぼ道をツレと散歩中の事です。何時も通る農業用水に、6/16日以来のカルガモ親子を見つけました。時間もほとんど同じ午前6時30分頃。16日は小雨が降っていましたが、今回は晴天です。



  カルガモの親を先頭に子カルガモが8羽並んで泳いでいたのです。





  子カルガモも随分大きくなりました。親と比べても遜色がありません。





  時々隊列が乱れますが、親が何か指示を出すともとに戻り、内房線の電車が通過する奥の方に向かって泳いで行きました。





  上空には4羽のカルガモが飛行していました。子育てするのはメスのカルガモだけで、その期間中はオスはオス同士の群れをつくり別行動をしているようです。


光福堰の紫陽花とスイレン-袖ヶ浦市

2022年06月24日 | 日記
     

 6/23早朝曇り空の中、袖ヶ浦市の光福堰(こうふくぜき)を訪ねました。紫陽花が見頃になっていると思い、ツレとカメラを持っての訪問です。時間は午前6時頃まだ早いので、誰もいません。天候は曇り、ムシムシして湿度が高く少し霧も出ていました。堰の周りには桜の木が植えられその桜と桜の間に紫陽花の木があります。





  堰の周りの紫陽花は濃いブルーのガクアジサイが多いですね。そして堰にはスイレンの花が沢山咲いています。紫陽花とスイレンのコラボがとてもフォトジェニック。



  堰の周りには安全の為木の柵が設けられています。その柵にそって遊歩道が出来ていますが遊歩道の右側、堰と反対側にも紫陽花が植えられています。何本ぐらいあるのでしょうか?説明文が無いのでハッキリしませんが、200本以上はあると思います。





  6/13のブログでは光福堰の柵に付いた苔を紹介しましたが、今度はアリの行列です。数えきれないほどのアリが列になって何処かに向かっていました。ツレが「アリにも言葉があるのかしら、どんな連絡方法で同じ方向に進むのか不思議だ」と言っていました。



  今年は紫陽花の開花が遅いですね。去年はこの時期は見頃は終わっていましたが、今年は未だ7~8分咲きといったところでした。

   

お遍路さんが巡る高倉観音の紫陽花-木更津市

2022年06月23日 | 日記
   
         
 
  6/17(金)ツレと木更津市の高倉観音を訪問しました。そろそろ紫陽花が咲いているのではと、訪ねてみたのです。高蔵寺は本尊が観世音菩薩で、坂東三十三観音霊場の第三十番札所でもあります。時々バスが停まり、団体のお遍路さんが来て、社殿に入っていくのを見かけます。この日はタクシーに乗ったお遍路さんが付き添いの人と3人で、お参りに来ていました。





  ここは木更津市矢那にある、真言宗豊山派の寺院、山号は平野山高蔵寺・通称高倉観音です。創建は用明天皇の代(585~587年)に徳義上人が建立したと言われる古刹。境内には藤原鎌足が、腰を下ろした腰掛石や、鎌足が持っていた杖をさし、それに衣をかけたが、その杖が根付いて境内にある鎌足桜になったと言う伝説が残っています。





  高倉観音に入る参道には両側に紫陽花が植えられ、綺麗な花を咲かせています。白い花が多いですが、日にちが経つにつれ水色に変化していくようです。





  参道の他山門や境内にも紫陽花の花が見られます。3年前に台風で倒れた御神木や、まだ元気な巨木の周りにも紫陽花が咲き素敵なコラボを演じていました。
           
     

    

木更津でもカルガモの子育てがはじまりました!

2022年06月22日 | 日記
       

   6/16(木)午前6時頃ツレと何時もの田んぼ道を散歩して、農業用水に差し掛かると、何羽かのカルガモが泳いでいました。最初はカルガモたちの餌探しかと思ったのですが、違いました。先頭はカルガモの親で、続いて小さな3羽の子カルガモでした。漸くヒナのカルガモを見る事が出来ました。去年と比べると2週間位遅いですね。





  5月の末頃からメスのカルガモが抱卵しているのをよく見かけましたが、中々ヒナの姿を見る事が出来ません。上の写真は抱卵中の2羽のメス。下はカラスが近くに来た時、威嚇して羽を広げていたオスのカルガモです。6/9の事でした。





  また最近電柱にとまっている鵜を見る事が多くなりました、上は6/14の午前7時14分頃、下は6/9午前6時11分頃撮影。





  稲も順調に育っています。その中をカルガモが優雅に泳いでいます。田んぼの中をよく見るとオタマジャクシが沢山泳いでおり、もう小さなカエルになったものもいます。車のウインドガラスや、傘にのったりしています。


谷中の松寿庵で蕎麦のランチ

2022年06月21日 | 日記

 上野駅から谷中周辺を散策していると、旧谷中初音町2丁目付近で午前11時半になりました。お腹も空いてきたので、そばに在ったそば屋さん(ダジャレではありません)松寿庵に入りました。この店は3年前の1月にも訪問しています。その時は寒かったので暖かい蕎麦を食べた記憶があり、今回は冷たい蕎麦にしました。



      

  私はこの店の看板商品「冷やし七福神そば(税込み980円)」ツレは「天ざる(1100円)」を注文しました。店内はこじんまりとしていて、下町のざっかけない雰囲気の食堂と言った趣です。テーブル席が6卓並んでいますが、満員になったら密になりちょっと怖いかもしれません。この日は時間が早いので2組しか客がいませんでした。



  先にツレの天ざるが出てきました。大きな海老天のシッポが上を向いて迫力があります。天ぷらはこの他シソとナス等でした。
蕎麦は細麺で少し柔らかめです。ただ蕎麦の量が多くて、標準的な店の2倍位はあり、驚きました。





  2~3分で冷やし七福神そばが登場しました。大きめの丼に山盛りの具と麺。谷中七福神にちなんで、7種類具がのっていました。壁に具の説明が張られていましたが、恵比寿は海老、福禄寿は筍、布袋はうずらの卵、寿老人は海苔、毘沙門天は鳥肉、大黒天は袋茸、弁財天は紅白の蒲鉾です。

 小さめ壺に麺つゆが入っていて、少ないようでしたら足してくださいとの事でした。細くて柔らかめの麺が、薄味の汁に絡み美味しいです。具も沢山あって楽しめました。大黒天の袋茸は丸くて柔らかい食感のキノコ、普段食べた事のない不思議なキノコでした。

 

上野と谷中めぐり③-初音小路周辺の粋な光景

2022年06月20日 | 日記
  
  上野と谷中めぐりも、そろそろ終わりです。目的地のJR日暮駅が近づき観光客が増えてきました。谷中は上野の山と地続きの台地にあり、将軍の墓所として寛永寺が建てられて以来、江戸の寺町が形成され、盛隆期には約100か所の寺があったと言われています。スペース山小屋を過ぎると、旧町名由来案内の看板が立った建物の前に出ました。昔の長屋を思わせる佇まい、台東区のまちかど賞をとっています。前面の柱にそのプレートが取り付けてありました。





  この辺りは町並みも下町情緒がありますが、細い路地も風情があります。路地や横丁好きの私としては、名のある観光地よりもこんな道に旅情を感じる今日この頃。そして慶長16年(1611年)創建の観音寺を撮影していると女性が1人で、境内に入って行きました。静かな佇まいにの古刹には、このような光景もしっくりと似合っていました。





  次は「旅するミシン店」です。ツレの好きなブックカバーと小物の店。ただ中には5名の客が入っていました。コロナ禍の中、店内は5名位しか入店できない由の貼り紙がしてあったので、断念して先に行きました。いよいよ初音小路です。この横丁に来るのを私は楽しみにしていました。

        


  初音小路は小さなアーケード街、巾約2m長さ30~40m位の商店街。明らかに周りの洒落た観光地とは一線を画しています。船橋の仲通り商店街や木更津の飲み屋街と似た雰囲気です。ここは昭和20年代に谷中銀座にあった露店を、昭和25年頃に谷中初音町に移して出来た露店街。昼営業しているのは「都せんべい」だけ、他は夜営業の店ばかりです。前にも書きましたが、人気漫画「こち亀」にも登場する、知る人ぞ知る有名横丁です。



  それと知らなかったのですが、この初音小路を最後まで行くと後ろの通りに出られるようです。ホテルがあって、ここで酔いつぶれても朝までOKという面白い場所です。





  初音小路の道を先に行くと、日暮里駅から谷中銀座商店街通りに向かう道に突き当たります。私たちはこの坂道を下り日暮里駅に向かいました。この道の左側にも本行寺というお寺があり、その前をベビーカーを押す女性が通って行きました。坂には名前が書かれた柱が立っており、御殿坂という江戸時代からある由緒ある坂でした。また不思議な事に坂道の中ほどに白バイが停まり、何かを捕りしまっていました。


上野と谷中めぐり②-下町風情が香る谷中周辺

2022年06月17日 | 日記
  
  愛玉子の店を過ぎると、古い和菓子屋がありました。谷中岡埜栄泉です。店のホームページによると、明治33年(1900年)創業、現在は4代目が受け継ぎ営業中との事です。木更津にも岡埜栄泉堂があり、よく買いに行っているので懐かしくなり入店しました。



  お店の人に「木更津にも岡埜栄泉がありますよ。」と言うと「岡埜栄泉の屋号は江戸時代から続くもので、暖簾分けの形になっています。千葉に在る事も聞いていますよ。」と話してくれました。購入したのは主力商品の豆大福を4個(税込み@260円)「毎朝搗き立ての餅で作っているので、今日中に食べてください。」と言われました。帰宅して食べましたが、柔らかくて溶けるような食感の美味しい大福でした。下は店内その下が豆大福です。



    

      

  岡埜栄泉から50m程日暮里駅方面に進むと、銭湯のような白い建物が目につきます。スカイ・ザ・バスハウスです。前身はやはり銭湯のようです。現在は一流の現代アート作品を展示する、ギャラリー。トップとこの上の写真がこのギャラリーです。そしてこの建物の斜め前に洒落な店舗がありました。畳屋さんの様です。





  このレトロな道を進むと、道が広がりV字型に分かれます。その分かれた道の真ん中あたりに江戸指物の店・谷中木楽庵(きがくあん)があります。江戸指物の展示販売をしている店です。江戸指物とは釘を一切使わずに作る家具や調度品の事です。そして広い道を千駄木方面に向かい1つ目の信号を右折し直進しました。



  子供の頃の駄菓子屋のような外観の、のんびりやがみえてきました。古民家カフェだそうですが、昭和な雰囲気がとてもフォトジェニック。横の路地もタイムスリップしたような景観でした。





  そして古い蔵や建物が続いています。まるで昔の下町を歩いているよな気分にさせられます。スペース山小屋です。残念な事に12月をもって閉店いたしましたと言う張り紙が張ってありました。掲示板にあるように江戸期質屋店舗。大正期3階建て。土蔵活用の文化&アート空間、惜しい展示スペースの閉鎖です。再開するのを期待しています。。