光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

虫送りの行われる袖ヶ浦市・野田神社の巨木たち

2021年08月03日 | 日記
 
 毎年7/31袖ヶ浦市の野田神社では、稲に虫が付かない様に願う「虫送り」という行事が行われています。ただ昨年はコロナ禍で中止になりました。今年はどうなのかと思いツレと31日の午前9時頃神社を訪問しましたが、誰もいません。中止のようです。珍しい豊作を祈る農耕儀礼なのに残念です。2019年の7/31には行われ撮影もしていたので、その写真をUPしました。

  この神社は手水石に嘉永9年(1797年)と刻まれているので、少なくとも224年以上の歴史ある神社。境内には沢山の巨木が立ち並んでいます。その光景がとてもフォトジェニックなので、代表的な巨木の姿をカメラに収めました。





 上の写真は野田神社社殿前に置かれた虫送りに使う神輿とそれを担ぐ子供たち。下は野田地区をまわる虫送りの行列です。神輿は竹と桧の葉で作られ、神輿の一番上には稲穂を咥えた鳳凰が立っています。(2019年7/31撮影)





  巨木には標識(保存樹木指定標識)が付けられていますが、樹齢とか大きさ等は書かれていません。しかし木の後ろの家屋と比べると大きさが分かると思います。





 標識によると木の種類は、殆ど常緑樹のシイの木。人間の手の加わらない、海岸や神社に多い木だそうです。いわゆる鎮守の森ですね。