goo blog サービス終了のお知らせ 

光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

思い出のネパール二人旅⑧-モンキーバナナと吊り橋

2025年04月30日 | 日記

 道路が混んでいたのでカトマンズ郊外の青空市場を見学。暫く撮影した後、ネパール第二の都市ポカラに向けてタクシーで有料道路を出発しました。カトマンズは盆地の中の都市、少し走ると山の中の棚田が見えてきます。もう直ぐ稲刈りも始まりそうです。

 ポカラまではかなりが距離があるので宿泊施設もよく見かけます。値段はジャガンさんに聞いてみるとピンからきりまであるが、日本と変わらない位値段が上がっているとの事でした。

 暫く山の中の道路を走ると、果物屋やカフェ、食堂等の集合施設が見えてきました。ここで休憩です。二~三軒のモンキーバナナの店が営業しています。ジャガンさんが一房買って皆にわけてくれました。一房に30~50本位小さなバナナが付いて150ルピー(日本円135~150円)美味しいバナナでした。

   

 そしてカフェでコーヒーを飲んだのですが、以前ここにツレと友人が来たときにお店の人や家族の写真を撮っていたのです。それを見せてさしあげると、とても喜んでくれました。撮影した友人は今回は来なかったのですが、お礼を言いたいからまた一緒に来て下さいと言っていました。

  ツレと私はこの後店の裏にある吊り橋に行ってみました。そこでは男の子が2人して遊んでいたので吊り橋は何処にあるか聞いてみました。案内してその場所まで行ってくれましたが、凄い吊り端です。

 巾は1.5m位、長さは200m位あるのでしょうか?途中までツレと行ってみましたが揺れて怖い。帰国してから吊り橋の名前とか調べて見たのですが、分りませんでした。でも似た橋の写真があったのですが、その写真には横をバイクが通行していました、ホントでしょうか?不思議な国です、ネパールは。


思い出のネパール二人旅⑦-川沿いの野外マーケット

2025年04月23日 | 日記

 ネパール旅行も二日目、この日は近郊のポカラ観光です。午前8時半にホテルを出発。タクシーは頼んで置いたトヨタカローラです。日本の車はどこの国に行っても見られ、安価で故障しないと評判がいいです。ポカラまでは約205Km、観光バスで約10時間。道路が凄く渋滞しています。その為友人の観光業者ジャガンさんに途中で露天の市場に寄ってもらいました。川沿いにある市場です。

 まず目に付いたのは青空床屋。沢山のおじさんが髪を切ってもらっていました。この間カトマンズの市内でプライス・リストを見た時はカットが350ルピー(日本円で約315円)ひげ剃り250ルピー(約225円)、でも青空床屋なのでだいたい100ルピー位とのことでした。日本では現在カットが約3000円。近頃1000円~1500円均一なんて言うのもはやってますが、まだ高いですね。

 こんどはガソリンスタンドがありました。コソボのイスラエル軍に爆撃されたガソリンスタンドみたいです。この時ジャガンさんにリッターいくらですかと聞いてみたのですが、確か130円位と記憶してます。丁度日本もその位だったと思います。

 しかしネパールのその頃の平均年収は57万円位、日本人は443万円位。ネパールの7倍以上の差があります。同じ130円位と言ってもネパールでは7倍のリッター1000円以上の価格なのです。

 バイクに乗っている人も結構多いです。送迎、荷物の運搬等、仕事に使われているようですが、ベトナムや中国よりその数は少ないようです。因みに空港からカトマンズの中心部まではタクシーで1500~2250ルピー位、バイクタクシーはその三分の一位だそうです。またこの頃の1ルピーは日本円で1円から1.1円位でした。

 市場の中で値段の分る物を列記してみました。*ダル(豆)1/2kg 80ルピー *ミカン1kg 100ルピー *ジャガイモ1kg 80ルピー *野菜葉物1束 25ルピー *米 80ルピー。現地の人が沢山買い物にきていました、マリーゴールドの花も売っていたのですが、値段は分りませんでした。数量によって交渉の様ですが、当然我々旅行者など相手にされるはずもありません。

 子供用の自転車を販売している店の前で、マリーゴールドの花を売っているおじさんが、私たちに花を売りつけようと熱心に近寄って来ました。その格好が花売りには見えずフォトジェニックなので2~3枚写真を撮らせてもらいました。ご縁があったら今度は買いますからと日本語で言って車に乗り込みポカラに向かいました。


木更津市請西・長楽寺の桜

2025年04月16日 | 日記

 春本番の陽気になり、桜がどこでも見られる様になった今日この頃、ツレと4/8(火)木更津市有数の桜の名所長楽寺を訪問しました。午前中は多少用事があったので訪問したのは午後1時15分頃でした。

 長楽寺は木更津市請西982にある、真言宗豊山派の寺院で山号は清龍山。本尊は薬師如来です。創建は鎌倉時代後期の嘉元年間(1303~1306年)から徳治(1306~1307年)にかけて融源上人によって上総国望蛇郡請西本郷に創建されたと伝えられ、永禄年間(1558~1570年)現在の場所へ移ったとされています。

 国道16号線市内幸町3丁目を南に200m程の位置に長楽寺はあり、参道を直進すると正面に近代的な本堂が見えてきます。境内には色々な種類の桜が配置されています。満開ですが、もう花びらが散り始めていました。

 境内の代表的な桜をUPしました。

 また裏庭には古都を思わせる庭園があり、中央の池には花びらが沢山浮いていました。気温も上がって夏を思わせます。池の鯉も水面に沢山寄ってきて餌をねだっていました。まるでペットのようです。


袖ケ浦市の幸福堰も桜が満開です。

2025年04月12日 | 日記

 4/5(土)は袖ケ浦市の百地蔵の次に木更津市との境にある光福堰(こうふくぜき)に桜を見に行ってきました。ここの桜を見るのは2023年3月以来ですから2年ぶりです。車を降りて溜池を見ると少し濁った水面を赤い色の魚が移動していました。緋鯉のようです。

 土曜日のせいか駐車場には珍しく車が7~8台停まっており、私たちの後に2台程の他府県ナンバーの車が続いていました。

 この光福堰は350年前の江戸時代に作られた農業用の溜池です。名前の由来は国道409号線を隔てた近くの場所にある光福寺との由。そして昭和30年代に行われたこの辺の耕地整理事業を経て、地元集落によって維持管理が行われています。

 池の周りは散歩しやすいように遊歩道が出来ており、木製の手すりも完備しています。ただ桜の周りに枯れたあじさいの茎が残っており、ちょっと撮影の邪魔になるようです。

 溜池に写る桜の姿がとても綺麗。波が立っていても桜が霞のようにぼかされ日本画を見るようです。

 30分位桜の写真を撮影したのですが、雲の状態が不安定でした。青空が見えたり隠れたりするので、中々構図や露出が決まりません。最後に光が射してきたのでそれを撮影して帰宅しました。


ネパール旅の途中ですが、桜が見頃の袖ヶ浦・百地蔵に変更します。

2025年04月09日 | 日記

 4/5(土)ツレと袖ヶ浦市・延命寺の百地蔵尊を撮影して来ました。何度も紹介しているのでご存じの方も多いと思いますが、この寺は春と秋のお彼岸になると裏山の百地蔵や無数の石版に地蔵札を貼って先祖を供養すると言う行事が行われています。現在ネパール旅行記を掲載中ですが、桜咲く百地蔵を差し込みました。

 この近郊で行われているフダハリ、フダブチと言われる行事。一体のお地蔵様に約100枚の札を貼るのですが、中々大変な作業です。春のお彼岸から2週間ほど経っているので、札はかなり剥がれていました。それでもそれぞれのお地蔵様や石版には多くの地蔵札が残っていました。

 延命寺は神亀元年(724年)行基上人が創建したと言われる古刹。行基上人は奈良の大仏鋳造を指揮した人物で、日本で最初の大僧正の位を贈られた僧侶と言われています。

 また延命寺には豊臣秀吉が発布した禁制の古文書も残っています。この古文書は天正18年(1590年)のもので、36x48.5cmの大きさの紙に乱暴狼藉放火は厳罰に処すると書かれています。

 昨日まで雨が降っていたので、百地蔵の置かれた山道がぬかっていました。体調も悪いので、百地蔵の坂道を上るのは諦めて近くのお地蔵様や石版を撮影しました。それでも帰る頃には不思議に元気が出てきたので、やはり延命寺百地蔵は袖ヶ浦のパワースポットです。


思い出のネパール二人旅⑥-ティハールの5つのプジャ(儀式)

2025年04月02日 | 日記

 私たちがネパールに入ったのは、同国最大の祭りダサインの終わりの頃。到着した翌朝カトマンズのホテル周辺を散歩すると、街のあちこちに素焼きの小皿にオイルと芯を入れた「デイヨ」が飾られていました。首都らしくない素朴な景観に魅せられて沢山シャッターを切りました。前回のブログで紹介したティハールの灯りです。

 そしてその後にヒンズー教徒の間で5日間行われるのがティハールの祭りです。1日目はカークティハール(カラスの供養をする日)。カークとは日本語でカラスのことで、葉っぱのお皿にごちそうとお供えを載せてカラスに捧げます。カラスは10月24日の朝、牛と一緒に撮影出来ました。丁度牛の背に乗っていました。面白いことにネパールのカラスは2色のツートンカラーでした。

 2日目はククルティハールで犬の日。ネパール語でククルは犬で、犬は閻魔大王の使者言われているそうです。

 この日は犬がいたずらしても怒りません。どの犬も首にかけられたマリーゴールドの花が誇らしそうです。

 そして犬を飼っているいる人は自分の犬に花輪をかけ、額にティカ(赤い粉)をつけて美味な餌をあたえるのです。

 3日目はガイ・ティハールとラクシュミー・プジャ(牛の日と富の女神ラクシュミーの日)。この日は雌牛にマリーゴールドの花輪をかけ、額にティカをつけ食べ物をお供えします。ツレと散歩をしながら撮影していると、庭で牛にティカをつけて飾っている場面に出会いました。写真を撮ってもいいと言うので沢山撮らせてもらいました。

 牛には体に細い線で模様が書かれており、頭部に色鮮やかなものがのせられていました。最後に牛を飼っている親子に祝福され嬉しそうでした。

 またこの日は女神を自宅に迎えるため掃除と飾り付けが行われます。

 玄関前には沢山の色で、マンダラを描きます。日が暮れてくるとこの絵に灯りが灯され、各戸の光で幻想的な景色が生まれ、街が鮮やかになって来ます。

 4日目は雄牛の日とネワール族のお正月。5日目は姉妹が兄弟の健康と長寿を願ってマリーゴールドの首飾りをかけてあげる日です。そしてティカをつけて送りものを交わします。これをネパール中で行うのですから大変です。テイハールの5日間全部を見たわけではないですが、このような行事を行うネパールに生まれてこなくて良かったと思う今日この頃です。