光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市郊外の野鳥たち-2つのカルガモ家族

2021年06月30日 | 日記
  
まん延防止等重点措置が木更津市にも適用されているので、まだ巣籠生活が続いている今日この頃。6/24(木)何時もの様に早朝ツレと自宅近くの田んぼを散歩していました。時間は午前5時45分頃でした。農業用水を覗いてみると近くに5羽のカルガモ家族の姿がありました。

  

            

  今までは光の無い場所や逆光の位置でカルガモ家族を撮っていたので、シルエットの写真が多かったのですが、今回は順光で撮影することが出来ました。親鳥が1羽と子カルガモが4羽の家族です。水の中を一列に並んで泳いで姿が見えなくなりました。

            



  2日前の22日午前5時30分頃には、農業用水の土手にいた4羽のカルガモ家族を見付けました。カルガモは私たちのかなり近くにいたので、警戒してゆっくり移動して行きました。



  3羽の子カルガモが並んで田んぼの方に向かいました。時々親の方を見て何かを確認しているようです。



       



 そして1羽づつ田んぼに入り姿が見えなくなりました。最後に親鳥が周りを見回して子カルガモの後に続きました。可愛いです。無事に成長し飛び立っていくと良いですね。

      


袖ヶ浦市の光福堰と光福寺

2021年06月29日 | 日記

 6/25(金)ツレと袖ヶ浦市の光福堰の紫陽花を見に行きました。時期的には少し遅いのですが、まだ咲いているという情報もあったので行って見たのです。平日の昼下がりなので、見物人は2~3人でした。お目当ての紫陽花の花は満開とはいきませんが、それなりに咲いていて楽しめました。





 気温が高いせいか湖面には水草がビッシリ生えており、湖面に映る雲が不思議な模様を映し出していました。堰の周りの遊歩道は周囲に植えられた桜が適度な日陰を作り快適です。紫陽花の花も咲いていて、ちょっとした森林浴と言う気分になりました。



 この光福堰は江戸時代に造られた溜池です。名前の由来になった光福寺が道を隔てた所に在るので寄ってみました。





  大きくて立派なお寺です。真言宗智山派の寺院、開山は幸圓(こうえん)上人との由。幸圓上人の肖像画が光福寺に残っているそうです。本殿の入り口には不思議な石像が置かれていました。何かを乗せる物でしょうか?

   



  境内左手に子安観音像や水琴窟が置かれていました。水琴窟珍しいですね。琴の音の様な音を発生させる庭園の音響装置。江戸時代の茶人小堀遠州が提案した排水装置が起源とされているそうです。暫く境内を見て周りましたが、石仏等もあり楽しめました。




関東一の大神輿・令和改修が完了!-木更津八剱八幡神社

2021年06月28日 | 日記
  
八剱八幡神社の関東一の大神輿は、30年に一度改修が行われます。令和元年から始まった今回の改修事業も、令和3年6月20日完了。報告祭が行われ、新装なった大神輿が境内に12時半~14時まで展示されました。私もツレと新装なった大神輿をワクワクしながら見てきました。

 丁度八剱八幡神社に入ろうとしていた時、頭上で爆音がしてきました。上空を見上げると旅客機です。低いですね。それにもう車輪を出していました。最近このコースを飛行する飛行機を何度も見かけるようになりました。こんな低空を飛んで大丈夫なんでしょうか?ちょっと気になる今日この頃。





  神社に参拝後、神輿を見学しました。神輿がキラキラ輝いていました。市川市行徳の中台製作所という所で改修したそうですが、新品の様でした。この神輿は嘉永3年(1850年)6月に創建されたのですが、その頃の木更津は人口約4000人の港町。海運等で繁栄していましたが、江戸に負けない大神輿を造ろうと総力をあげて頑張ったようです。





 境内にはテントが張られ、お囃子が奏でられていました。今年の年番は新田。新田ばやし保存会の幟が出ていました。





  木更津にはご当地ヒーローもいます。千葉テレビで人気の鳳神ヤツルギです。今日はそのヤツルギも来て子供達と記念撮影していました。ヤツルギの決め台詞は「見せてやるぜ!俺の木更津スピリット!」。今年の夏季例大祭、新型コロナの為に大神輿の巡行は中止との由。残念ですね。


セイタカシギのヒナの羽ばたきとカルガモ親子のシルエット映像

2021年06月25日 | 日記
 
 6月の始めに孵化したセイタカシギのヒナ。あれから大分成長し大きくなっています。しかし生存率は2割くらいとの由。それで何度かセイタカシギのヒナを観察に行く今日この頃。6/17(木)もツレと午前6時頃訪問しました。背丈は親と同じ位になり、盛んに餌を捜していました。そして時折羽ばたき、少し飛行していました。漸くこれで一人前ですね。安心しました。





  脚も伸びて親と比べても遜色ないです。ただカラスが結構集まっているので、親鳥が警戒していました。

           



 翌18日早朝ツレと二人で木更津市郊外の自宅近くの田んぼ道を散歩していると、シラサギとカルガモのツーショットを目撃。さらに近くにいたゴイサギが飛び立ち電線に止まりました。ゴイサギは電線に止まれるのですね。よく見ると足には水かきが付いていないので当然なのかもしれません。





 農業用水の側に行くとカルガモの家族が泳いでいました。最近よく見かけます。ただ川の中に光が当たらないのでシルエット状にしか映りません。残念です。





  ヒナは6羽いる様です、雌の親鳥がしっかりリードしています。だんだんカルガモも家族で姿を表すようになって、散歩の楽しみが増えてきました。


木更津港‐陸上自衛隊木更津駐屯地の航空機が飛ぶ海

2021年06月24日 | 日記
  
 6/15(火)木更津市金田のホームセンター・カインズモールで買い物をした帰り、木更津港・内港北公園に寄ってきました。ここは木更津内港の北に位置する細長い公園。すぐ側に陸上自衛隊木更津駐屯地があり、航空機がブンブン音をたてて飛び交っています。





 内港北公園には整備された駐車場があり、近郊からくる釣り人で賑わっています。ここから駐屯地が良く見えます。駐屯地の滑走路では大型のヘリCH-47Jがホバーリングをしながら飛行中でした。長いロープに何かを吊り下げています。森林火災の現場などで見る光景ですね。





 さらに上空から双発のプロペラ機CR-2が爆音を響かせながら降りてきました。少し地上に待機していたのですが、また飛び立っていきました。



  北公園の正面は中の島公園。プレジャーボートや釣り船が停泊しています。





  そして木更津港の先は君津の日本製鉄や君津火力発電所の煙突が見えます。木更津港から出港した砂利運搬船、通称ガット船が赤い中の島大橋を潜っていきました。木更津港らしい光景です。


木更津市郊外の野鳥たち-成長したカルガモのヒナ

2021年06月23日 | 日記
 
 カルガモのヒナの姿を撮影しようと自宅近くの農業用水によく出かけるのですが、中々目撃できません。6/2に初めて稲の間を移動するヒナたちを見たのが最初で最後です。しかし粘ったかいがあり6/16に狭い水路を泳ぐカルガモ一家を見る事が出来ました。



 この日もツレと散歩中でした。上空を見ると午前6時頃3羽のカルガモが上空を飛行しており、暫くして農業用水に着水しました。農道には犬を乗せたトラックがゆっくり走行しており、犬が良く飛び降りないなと感心して見てしまいました。



  農業用水には着水したカルガモが餌を捜しながら泳いでいました。農業用水は2本あり幅が狭くあまりカルガモはいないのですが、5~6羽のカルガモのヒナと雌のカルガモが泳いでいました。大きくなっていてもう親と区別がつかない位です。



    



   列を作って5~6分泳いでいました。暫く撮影したのですが、草に隠れた姿が見えなくなったので帰宅しました。

     

木更津市郊外の野鳥たち-カルガモとスッポンとセイタカシギのヒナ

2021年06月22日 | 日記

 先日見たセイタカシギのヒナが気になり、6/14(月)ツレと木更津市長須賀の蓮田に行ってみました。丁度その時久留里線の列車が木更津駅に向けて走行してきました。蓮田は久留里線とJR内房線に挟まれた地区にあり、久留里線の線路際まで田んぼ道が続いています。その道にカルガモの集団がいたので撮影していると、左端の蓮田から亀の様な物が這い上がってきました。



  最初はカメかと思ったのですが甲羅や頭の形から。スッポンの様でした。カメはよく見ますがスッポンは初めてです。



 長須賀地区は蓮田再生のプロジェクトが進行していて、朝早くから蓮田の周りを整備する作業員が来ています。この日も草刈り機を持った女性が作業をしていました。





  先日(6/7)に見たセイタカシギのヒナも大分大きくなっていました。足が長くなっており親とほとんど変わらない位です。





 セイタカシギのヒナは孵化後すぐに巣の外に出て、自力で餌を捜すそうです。親も餌をやったり、餌の獲り方は教えないとの由。そしてヒナは孵化後26日位で飛べるようになるそうなので、暫くしたら飛ぶところを撮影に来ようと思います。


お洒落なイタリン・カフェRocco(ロッコ)でランチ-富津市

2021年06月21日 | 日記
 
 6/10ツレと鋸山に行った帰り少し遅くなったのですが、富津市内のイタリアンカフェ・ロッコで、ランチをいただきました。コロナ禍の最中なので、あまり外食はしないのですがお腹が空いていたので飛び込みました。ロッコは2014年6月の創業なので比較的新しい店、富津方面に行くとき良く通るのですが、機会がなく今回が初めての訪問です。

        
  


 入った時間が午後1時ちょっと過ぎ、昼のラストオーダーは1時30分まで営業は2時までとの事なので、急いでメニューを見て注文しました。私はたっぷりチーズのトロトロオムライス(税込み1100円)、ツレはピザのマルゲリータ(1100円)をお願いしました。+200円でドリンクとサラダが付くというので、アイスコーヒーとツレはアイステーのセットしました。



  外観もそうですが、内装がシックでお洒落な店です。イタリアのカフェをそのまま富津に持ってきたような感じ。ガス式のピザ窯もあって、マスターがピザを入れているのが見えました。

 5~6分でドリンクとサラダが登場、それから私のオムライスが出てきました。結構大きなオムライス、メニューにあるようにチーズがたっぷり入って卵がトロトロ、絶品です。卵に包まれたライスはケチャップライスでとても美味しかったです。



 そしてツレのマルゲリータが登場。縁がちょっと焦げて美味しそう。ボリュームたっぷりなので、2ピース貰って食べました。

 美味しいピザです。冷凍のピザとは一線を画します。それにツレの頼んだアイスティーが美味しかったようで、絶賛していました。富津に来たらまた寄ってみようと思います。



シルクロードの敦煌窟を思わせる磨崖仏群②-富津のパワースポット

2021年06月18日 | 日記
 
  この岩谷観音堂の壁面には、中世から江戸時代にかけて彫られた磨崖仏や五輪塔が多数あります。全14窟を巡れば全国の霊場を巡礼したのと同じ御利益があると言われている、パワースポットです。トップの写真は小さな仏像が乗った石柱で岩谷観音堂の由来が刻まれていました。



 上の写真は廻廊窟に刻まれた仁王様と言われる磨崖仏。下は仁王様の反対側の磨崖仏群。そして下は廻廊窟の入り口です。

     

  廻廊窟の右上には、階段が設けられ広い横穴に行けるようになっています。急な階段なので、上るには注意が必要でした。




         
 この上下の2窟にも五輪塔等が刻まれていますが風化して非常に見にくいです。

            

 右上の階段を昇ると広い横穴。ここが一番磨崖仏を見るには良い場所です。直接太陽光が入らないので、写真も撮りやすいですね。ただ風化が進み影絵のような磨崖仏が多いです。下の3枚がそれらの写真です。

 岩屋観音堂には平日のせいか誰もいませんでした。人知れず佇むこのような歴史的スポットは、あまり注目されずに地元の方が大切に守っていくのが良いのかもしれません。








シルクロードの敦煌窟を思わせる磨崖仏群①‐富津市岩谷観音堂

2021年06月17日 | 日記
 
 6/10(木)鋸山の帰りに富津市数馬区にある磨崖仏群・岩谷観音堂をツレと訪問してきました。ここは古墳時代の横穴を利用して造られたやぐら群。やぐらとは岩窟や横穴の事のようです。全部で14の窟で構成されていますが、奈良時代の高僧行基上人が一夜にして彫り上げたと伝えられています。

   



 国道127号内房なぎさラインを館山方面に進みます。そして上総湊駅近くの湊交差点を左に曲り、直進すると5~6分で岩谷観音堂の駐車場。バスが1台、乗用車が10台は停められる広い駐車場です。案内板が立てられ、側に紫陽花の花が咲いていました。





  説明板の後ろの階段を上って行くとコンクリートで造られた展示室のような建物があり、石仏や石棒等が置かれてあります。この先が観音堂。ツレと参拝してから、建物の左手にまわりました。建物の横に石仏と石板が置かれ、1体は見ざる聞かざる言わざるが刻まれた石板でした。





 観音堂左手の斜面にも2~3個の横穴があります。ただ保存状態が悪く、磨崖仏は薄っすらとしか判別できませんでした。



 最初は観音堂の真後ろの廻廊窟にはいりました。ここが観音堂で最大のコの字型のやぐらです。そして1番上の3枚の写真が廻廊窟の壁の磨崖仏です。