光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

何でこんなところに国有地‐木更津市中里

2020年07月31日 | 日記
 
 7/27早朝木更津市・長須賀地区を訪問し、ハス田の光景を撮影した後、中里地区の道を通り自宅に戻りました。その途中細い道なのに国有地と書かれた看板が立っていたので、不思議に思い撮影。この看板近くで見た事があるので、自宅に帰り撮影記録を調べてみました。
 すると今年の4月頃この近くのJR内房線の踏切で撮った、陸上自衛隊木更津駐屯地専用線の廃線跡にあった国有地の看板と同じでした。



 看板は道の反対側にもあり、内房線まで続いているようです。





 翌日ツレとこの国有地が内房線の反対側、いわゆる陸上自衛隊の方向にもあるのではないかと探してみました。するとあったのです。幅2m位の道路のような土地が内房線から続いていました。そこに軽トラが停まっていたので、聞いてみようと思ったのですが誰もいません。





 この線路跡の様な国有地は太い道路の反対側にも続いていました。そして陸上自衛隊の方向に向かっていました。



 国有地を自衛隊方面に歩いて観ました。途中で個人の土地に入ってしまうようなので、ここで進むのを断念しました。




 ここから車を停めた所に戻りましたが、農作業をしているおじさんがいたので、国有地の事を聞いてみました。昔はここに廃線になった貨物線のレールが敷かれていと話してくれました。。陸上自衛隊木更津駐屯地専用線は高柳線と江川線だけでなく引き込み線の様な線路があったようです。機会があったらもう少し調べてみようと思います。


セイタカシギが去った後の木更津市長須賀のハス田

2020年07月30日 | 日記
 
 7/27午前5時半頃、早朝の散歩を兼ねて、市内長須賀地区のハス田にツレと行って来ました。ここは6月にセイタカシギの親子を撮影した場所です。もうセイタカシギの姿は何処にもありません。子供たちと一緒にどこかに移動したようです。かわりにカルガモの親子たちを見かけました。

 木更津の長須賀地区は以前は木更津レンコンの地として知られていたのですが、今はハス田は少ないです。生産者が高齢化して殆ど荒れた沼地になっています。水田になり、稲作に変えた所も多く見かけました。





  また前日降った雨の為、ハスの葉には水滴が沢山ついていました。子供の頃ハスの大きな葉を傘がわりにしたことを思い出しました。





 それと今年はハスの花が少ないですね。ツボミも見当たらないし、咲いた後の実も数える程しかありません。日にちが経てば咲いてくるのでしょうか? 8月になったらまた来てみようと思います。





 ハス田の側をJR内房線が通過して行きました。近くにシラサギとカモが餌を啄んでいます。ちょっと素敵な光景でした。





 周囲を散策し帰ろうとすると、電線にアオサギがとまっていました。珍しいですね、またハス田の側には小さくて綺麗な夕化粧(別名アカバナユウゲショウ)が沢山咲いていました。雑草のようですが、魅かれて何枚も撮影してしまいました。



八天堂木更津店の至高のクリームパンとマフィン

2020年07月29日 | 日記
 
 7/27(月)午前中久しぶりに晴れたので、ツレと木更津市矢那の野菜の産直市場を訪問。近くのかずさアカデミアパークにある八天堂木更津店に寄って来ました。八天堂は創業昭和8年(1933年)広島県三原市に本社がある、名高いクリームパンのメーカー。その八天堂が2年前、木更津に工場を建築。そしてここは直売店も兼ねている綺麗な店です。



 かずさアカデミア公園の信号を右折すると、八天堂きさらづという看板が見えてきます。駐車場に車を停め横長の店舗に入ります。入るとガラス張りの製造工場があり、社員の人が製品を作っているのが見学できます。観光用の工場のようですね。



 そして廊下に書かれた矢印を進むと小さな売店があります。



 先客が1人いて、店員さんが2番の位置でお待ちくださいと声をかけてきました。



  そして私たちの番になったので、来る前に調べて置いたクリームパン5個入りセット(税込み1000円)とシンガポールマフィンカスタード(260円)を2個購入しました。冷蔵保存でクリームパンは7/29、マフィンは28日が賞味期限でした。レジ袋が1枚6円と言うので、ここで売っていたコットン製の買い物袋を1530円で購入し、それに入れてもらいました。



  家に帰ってすぐに食べました。クリームパンセットはカスタード、生クリーム、チョコ、抹茶、小倉の5種類の餡が入っています。その中から抹茶とカスタードクリームをツレとシエアーして食べました。美味しいですね。さすがにひとつひとつ丁寧に作られたクリームパンです。

 私はカスタードクリームが気に入りました。今まで食べた事のない味わいでした。それとシンガポールマフィンもいただきましたが、これも絶品。表面はザクッ!中はカスタードクリームが入って、とろっ‼としていてとても美味でした。

  またここでは、クリームパンの体験工房もあるそうなので、機会があったらツレと参加してみようと思います。


続木更津のヤギたち

2020年07月28日 | 日記
 
6月に木更津市・久津間海岸近くのヤシ林の中にヤギの群れがいたのにビックリ、撮影した事がありました。その後気になって、2回程様子を見に行ったのですが、このヤギを管理している人に会わないので、通過するだけでした。しかし7/22ここを通りかかると、ヤギに草をやっているおばさんがいたのです。車を停めてヤギの事を聞きに行きました。





 おばさんによると、このヤギは県道87号線近くの大きな植木屋さんの持ち物との事でした。おばさんは、そこから委託されてヤギの世話をしているそうです。





 写真を撮らせていただいてもいいですか?と聞いてみると、OKとの由。「木更津でもこんなに沢山のヤギがいる所はないでしょう。楽しんでね」と歓迎してくれました。感激です。





 暫く写真を撮ったのですが、おばさんは自転車で近くの自宅に戻りました。私たちもヤギに別れを告げ帰宅。家に着くと雨が落ちてきました。
ヤギは濡れないかと少し心配です。家の庭ではサルスベリの花が満開。雨だれが花に残り、風情がありました。


  

木更津市郊外の野鳥たち-成長した子カルガモとシラサギ

2020年07月27日 | 日記
 
 7月も後半に入り、100人台だった東京の新型コロナの感染者も300人超す事態、いよいよ第二波の到来を思わせる今日この頃。雨も降り続き益々巣ごもりが長引きしそうです。雨が降ると早朝散歩も出来ないので、体重が気になり部屋の中をクマのように歩いています。

 それでも散歩が出来た時、幸運にも野鳥に遭遇し撮影出来たのでUPしました。トップとこの下の写真は7/25午前6時頃、自宅近くの農道を5羽のカルガモたちが歩いていた場面。けっこう近くにいたのですが、逃げずに歩行していました。この辺のカルガモは人を恐れないようです。



  そして10分位すると飛び立っていきました。親子のカルガモのようです。





 7/12の午前6時頃には田んぼの畔にいたカルガモ親子をキャッチしました。小雨が降っていたのでかたまって暖をとっていたようです。その後空に飛びたっていきました。飛行訓練でしょうか。





 7/13午前5時45分頃自宅近くの農業用水にいた、シラサギとカルガモです。こういう光景はよく見かけます。シラサギとカルガモは仲が良い様です。下はシラサギが農道に出てきたところです。



 今年は本当に雨が多いですね。自宅の裏庭に咲くユリに雨だれが付いて綺麗だったのでシャッターを切りました。





 7/14の午後4時頃、田んぼの畔にいたカルガモたちを撮影。その後農業用水まで移動し、くつろいでいました。



何度目かのぶらり船橋②‐太宰治が愛した玉川旅館の解体

2020年07月24日 | 日記
 
7/19船橋駅南口を出て周囲を散策し昭和の香りを撮影。成田街道、千葉街道(国道14号)を通り、船橋市消防局の隣にあるこの日の目的地「玉川旅館」に着きました。5/20の朝日新聞千葉版に、100年も続く玉川旅館が6月から取り壊されるという記事を見て、撤去される前に行こうと思い、機会を待っていたのです。しかし新型コロナの影響で、この日になってしまいました。

 千葉街道を渡りNTT船橋横の細い道を入ると割烹旅館・玉川の大きな看板が見えてきます。





 この旅館は大正10年(1921年)に創業。楼閣風の木造建築で、2階建ての本館は昭和16年(1941年)の建築です。他に第一別館(1953年建築)
と第二別館(1958年建築)があり、3つとも国登録有形文化財に指定されていました。入り口を入ると玉川という文字が見え、まだ解体前なのかと思ったのですが、さにあらず重機が置かれ建物がありません。下の写真は昨年9月に同じ角度で撮影したものですが、景観が一変しています。





 太宰治は昭和10年(1935年)頃、この旅館の「桔梗の間」と言う部屋に20日程宿泊し小説を書いたといわれています。しかし宿代が無く、その形(かた)としてとして本や万年筆を置いていったそうです。その品も昭和51年の火事で焼失してい舞ったとの由。下も上の写真とほぼ同じ場所を撮ったもので、昨年9/15に撮影。





 以前カーブミラーに映った玉川旅館を撮影しましたが7/19も同じ場所で撮影しました。以前の物には旅館の建物が写っていますが、7/19の物にはシートが掛けられ建物は在りません。また昭和が無くなっていきます。寂しいかぎりです。


  

何度目かのぶらり船橋①-太宰治が植えた夾竹桃

2020年07月23日 | 日記
 7/19(日)所用で松戸に行ったついでに、愛着のある町・船橋に寄って来ました。午前中はしとしと小雨が降っていたのに、午後は晴れて真夏のよう。

 JR船橋駅南口を出て海に向かって歩くと市民文化ホールです。その横の公園の一角に太宰治が植えたという夾竹桃がひっそりと花を付けていました。



  満開ではないのですが2~3割の花が咲いています。この夾竹桃は太宰治が、昭和10年(1935年)から昭和11年秋にかけて船橋町五日市本宿1928番地(現在の船橋市宮本町1-12-9)に借家住まいをしていた時に植えられたもの。以前私がサラリーマンだった時に、よく通りかかって見かけたのを思い出しました。その後京成船橋駅方面に戻り、周辺を散策です。





 この辺は昭和がまだ色濃く残っています。蔦に覆われたビルや、古い総菜店等があり人通りも少なくのんびりと歩けました。中でもいなか亭が凄いです。天丼定食、天丼が1コインの500円。気のいい御主人が20年前からやっているお店です。





 角の飲み屋もいいですね。客が足を外に出して昼から飲んでます。反対側は八坂神社、寄付の札が新しいので今年の物のようです。何処も新型コロナで祭りが中止されていますが、寄付だけはする方が多いのでしょうか。





 神社横の道を進むと本町通り(成田街道)に突き当たります。そこに創業慶応元年(1865年)という日本料理の店「いなりや」があります。ウナギがメインの様なので今度来たらツレと食べてみようと思います。そして通りを渡り国道14号線に向かいました。

 細い路地を入って行くと年季の入った自転車店、1956年(昭和31年)創業のセオサイクル本店です。佇まいが昭和を感じさせますね。人口64万人の船橋、まだまだ面白い所がイッパイです。


今年の千葉の夏祭りは殆ど中止です-昨年の祭りを振り返って

2020年07月22日 | 日記
 
雨が降り続く今日この頃、今までなら千葉県各地では夏祭りが行われる時期ですが、新型コロナの影響を受け殆ど中止か縮小のようです。撮影したい珍しい祭り等があるので、主催する自治体にメールや電話をして見たのですがそのような返事が返って来ました。

 そんな中、先日袖ヶ浦市の野田神社を訪ねました。ここは昨年7月の最終日「野田神社の虫送り」が行われた場所、今年も撮影したかったのですが、中止との由。そこで昨年撮った物をUPすることにしました。以下同様に中止になった木更津の八剱八幡神社・例大祭の宮出し。君津市大戸見の神楽もUPしましたのでご覧ください。





 虫送りに使う神輿の作成風景と神輿に乗せる手づくりの鳳凰です。下は神輿を担ぐ子供たち。





 2019年7月13日早朝おこなわれた八剱八幡神社の大神輿の宮出し。猿田彦の大神と付け人、真剣な表情です。下は鳥居を潜る関東一の大神輿。







最後は2019年8/3に開催された君津市大戸見・稲荷神社の神楽。この神楽は千葉県指定無形民俗文化財に指定されています。大日堂方向から神社に向かう神楽小櫃。そしてそれを向かい入れる神主と巫女です。



 そして神社の神楽殿で披露された神楽、これは「前かがり」と言う人間の幼児期を表現した舞です。



昭和生まれの人参湯(閉店中)とそこで営業中の木更津焼きそば②木更津焼きそば

2020年07月21日 | 日記
 
創業昭和7年(1932年)の老舗銭湯・人参湯で、昔ながらの木更津焼きそばが営業しているのを知ったのは最近の事です。たまたま木更津焼きそばのマスターがやっているTwitterを見たところ、今年の6月から人参湯で営業していると書かれていたのです。

 さらに7/5(日)15時20分からTV朝日の「路線バスで寄り道の旅」で紹介されると告知してありました。面白そうなので、ツレと番組を見たのです。
徳光さんの番組でしたが、徳光さんが寄ったのではなく、木更津に旧い銭湯で焼きそばを売っている店があるという紹介でした。
 
 面白かったですね。風呂屋の脱衣所に焼きそばの屋台が置かれ、客が食べるというチョットあり得ない世界が最高です。これは行ってみなくてはと、ツレと7/10(金)午前11時半頃訪問しました。





 脱衣所の入り口側に焼きそばの屋台が鎮座しています。周りには昔のかき氷機や懐かしい駄菓子もありました。子供の頃の駄菓子屋そのものです。

 入り口には木更津焼きそば・おしながきが置かれていました。沢山のメニューがあります。C級おやつシリーズというのもあり、焼きそば棒(税込み100円)海老玉(200円)等面白い物が並んでいました。



 客は私たちの前に二人連れが1組。後から男性が1人、私たちを入れて5人でした。




 
 私たちはテイクアウトでお願いしました。ツレはネギ鶏の鉄板蒸塩やきそば(500円)、私は広島のお好み木更津焼きそば(800円)を注文。15分位で、焼きあがりました。持ち帰りは5%増量されているそうです。

 そして新聞紙で作った袋に入れてくれました。これなら無料で、レジ袋に入れると有料との事でした。新聞紙の袋は客に好評ですが、作るのが大変だとTwitterに書いてありました。今度は買い物袋を持っていきますね。





 家に帰り、透明なパックからお皿に移し替えて食べました。ボリュームが凄くてコスパ最高。上の写真がツレのねぎ鶏の鉄板蒸塩焼そば。ツレは薄味が好みなので、少しショッパイ。でも麺はモチモチ、ネギと鶏肉がマッチして美味しい焼きそばだと言っていました。

 私の焼きそばは、お好み焼きに焼きそばが挟んである物。食べでがありました。お好み焼きが柔らかくマヨネーズのソースが食欲を誘い完食しました。焼きそばは子供の頃食べたなっかしい味、ソースがあっさりしていて美味しかったです。



  

昭和生まれの人参湯(閉店中)とそこで営業中の木更津焼きそば-①人参湯

2020年07月20日 | 日記
  
木更津の旧市街地を撮影中、レトロな銭湯・人参湯の前を通ると、閉店中の店に木更津焼きそばの看板が架かっていました。店の前にも電光掲示板が置かれ、木更津焼きそばの文字が輝いています。聞いてみると今年の6月からJR木更津駅東口より引っ越して来たとの由。古い銭湯と屋台の焼きそばが良くマッチしています。





 この人参湯は昭和7年(1932年)創業。建物は昭和27年(1952年)の建築で千鳥破風の屋根がレトロな雰囲気。老舗銭湯ですが、現在は営業していません。人参湯の左隣は木更津東映と言う映画館でしたが、駐車場と弁当屋になっています。そしてこの木更津東映や人参湯があった通りは、その頃は港町キネマ通りと呼ばれ賑わっていたのですが、今は人通りが無く見る影もありません。



 人参湯の入り口を入り、左側の男湯が木更津焼きそばの店舗です。ずらっと並んだ下駄箱に靴を入れ、中に入っていたスリッパをはいて銭湯ではなく、焼きそば屋に入りました。





 壁にはまだ入浴料金票が掛けられています。平成18年(2006年)の大人料金は410円だったようです。番台も営業中のままです。洗剤やタオルもおいてありました。





 浴室には楽器が沢山置かれていました。木更津焼きそば店長の物だそうですが、仲間と時々演奏をしているそうです。只者ではないと思いましたが、ミュージシャンでもあるようです。壁の絵(富士山でしょうか?)が剝れ、年代を感じさせますね。でも渋くてこの景観にピッタリです。



 また上を見上げると大きな熊手が目を引きました。天井が何か所か穴が開いていました。雨が降ってくると雨漏りがするそうです。
おもしろい人参湯でした。明日はここで営業中の木更津焼きそばです。