光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

思い出のネパール二人旅⑥-ティハールの5つのプジャ(儀式)

2025年04月02日 | 日記

 私たちがネパールに入ったのは、同国最大の祭りダサインの終わりの頃。到着した翌朝カトマンズのホテル周辺を散歩すると、街のあちこちに素焼きの小皿にオイルと芯を入れた「デイヨ」が飾られていました。首都らしくない素朴な景観に魅せられて沢山シャッターを切りました。前回のブログで紹介したティハールの灯りです。

 そしてその後にヒンズー教徒の間で5日間行われるのがティハールの祭りです。1日目はカークティハール(カラスの供養をする日)。カークとは日本語でカラスのことで、葉っぱのお皿にごちそうとお供えを載せてカラスに捧げます。カラスは10月24日の朝、牛と一緒に撮影出来ました。丁度牛の背に乗っていました。面白いことにネパールのカラスは2色のツートンカラーでした。

 2日目はククルティハールで犬の日。ネパール語でククルは犬で、犬は閻魔大王の使者言われているそうです。

 この日は犬がいたずらしても怒りません。どの犬も首にかけられたマリーゴールドの花が誇らしそうです。

 そして犬を飼っているいる人は自分の犬に花輪をかけ、額にティカ(赤い粉)をつけて美味な餌をあたえるのです。

 3日目はガイ・ティハールとラクシュミー・プジャ(牛の日と富の女神ラクシュミーの日)。この日は雌牛にマリーゴールドの花輪をかけ、額にティカをつけ食べ物をお供えします。ツレと散歩をしながら撮影していると、庭で牛にティカをつけて飾っている場面に出会いました。写真を撮ってもいいと言うので沢山撮らせてもらいました。

 牛には体に細い線で模様が書かれており、頭部に色鮮やかなものがのせられていました。最後に牛を飼っている親子に祝福され嬉しそうでした。

 またこの日は女神を自宅に迎えるため掃除と飾り付けが行われます。

 玄関前には沢山の色で、マンダラを描きます。日が暮れてくるとこの絵に灯りが灯され、各戸の光で幻想的な景色が生まれ、街が鮮やかになって来ます。

 4日目は雄牛の日とネワール族のお正月。5日目は姉妹が兄弟の健康と長寿を願ってマリーゴールドの首飾りをかけてあげる日です。そしてティカをつけて送りものを交わします。これをネパール中で行うのですから大変です。テイハールの5日間全部を見たわけではないですが、このような行事を行うネパールに生まれてこなくて良かったと思う今日この頃です。


思い出のネパール二人旅➄-「ダサイン」と光の祭り「ティハール」

2025年03月26日 | 日記

 

 多民族・多宗教国家、そして「人間より神が多く住んでいる」というネパール。年中お祭りだらけで、ツレと行った10月もダサインとティファールという大きな祭りの最中でした。

 少し調べて見るとダサインはネパール最大のお祭り。10日間続きますがもとはヒンズー教の祭で、今は仏教徒にも広がっています。この祭りは強く美しい女神ドゥルガーが、天空を攻めデーヴァ神族を追放してしまったアスラ神族の王と戦い勝利します。その女神ドゥルガー別名、パールバティ(シヴァ神の妃)にちなんで、豊穣と人々の生命力を高める祈願祭とされています。

 それと日本ではお正月に凧揚げをしますが、ネパールはダサイン祭のときだけ、若い男性が凧揚げをします。またブランコも登場。遊び道具の少なかった昔からの遊具で大人も子供も大はしゃぎで楽しむのです。

 ティファールはヒンズー教の祭りで、通常5日間盛大に行われます。5日間の祭りの中で自宅を清掃し、素焼きの小皿にオイルと芯を入れて火を灯す灯明「ディヨ」や電飾、花輪を飾り、玄関先に吉祥文様を描いて日没に灯明を灯します。

 それを目印に降りて来た富と豊穣を司る女神ラクシュミ神を家に招き入れその家の幸福を祈るのです。 

 この火を付ける作業は女性が行うものと思っていたら、男性も参加していました。またビジネスマンのような男性も灯りの灯る祠に祈りを捧げて通り過ぎて行きました。ネパールらしい光景でした。

 


思い出のネパール二人旅④-生と死の狭間パシュパティナート寺院

2025年03月19日 | 日記

 

 仏教寺院の次は、ネパール最大のヒンズー教寺院パシュパティナート寺院です。パグマテイ川の川岸にあります。インド半島4大シヴァ寺院の一つにも数えられ、1979年には世界遺産に登録されました。

 カトマンズ近郊はタクシーを使っての観光です、日本車のカローラを使いました。かなり古い車ですが、愛着を感じました。またこの寺院は道の両側でお土産が売られており、とくにアンモナイトの化石が目に付きました。偽物も多いらしく、買うなら良心的な店を紹介するとジャガンさんが言っていました。それに「おこもさん」が沢山居て酷い匂いがします。

 また寺院の中の道はいわゆる五体投地をしている人が沢山いました。また寺院はヒンズー教なので、中には入れませんが係員がこっそり見せてくれました。

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  この寺院は名高いガンジス川の支流で、「聖なる川」パグマテイの川岸に建っています。ヒンズー教徒の沐浴の場でもありますが、火葬場でもあります。ヒンズー教徒は墓を持っていません。ここで焼かれて川に流されます。川の上流から王族、そして身分の高い順に川に流されて行くのです。

 川の両岸では淡々と儀式が行われていきますが、今日の日本ではこの様なことは殆どありません。写真を撮影するのもどうかと思われます。生と死を深く考える今日この頃です。また川岸には沢山の猿がいました。動物は生と死どう考えているのでしょうね。


思い出のネパール二人旅③-ネパール最古の仏教寺院スワヤンブナート

2025年03月12日 | 日記

 洗濯屋を撮影し終えたのは、21日の12時頃です。こんなに洗濯屋のシーツが写真になるとは思いもしませんでした。そして気温が上がってきたので、次はスワヤンブナート、ネパール最古の寺院を訪ねました。結構暑くても観光地には見物人が多数出ています。

 

 この寺院の入口には物乞いの人が沢山集まっています。更にそれ以上なのが、猿の群れです。この寺院の別名がモンキーテンプルといわれる程猿だらけです。

 ここには沢山のチベット仏教の信者が来ています。子供も多くて感心しました。そしてマニ車を時計回りに回し、無我の境地に入っていました。宗教とは何か、其れを深く考える場所でもあります。

 寺院中央には白いドーム状で。上部に白いブッダアイを四方に持つ高さ18mの黄金の仏塔がそびえてえていました。


思い出のネパール二人旅②ーカトマンズの洗濯屋

2025年03月07日 | 日記

 カトマンズの1日目は早朝散歩の後、ホテルでバイキングの朝食です。このバイキング料理、やり始めてまだ日がたってないとのことですが、結構美味しい朝食でした。私はどうもネパール料理は苦手です。

 なお当ブログ来週から1週間に1度の更新とさせていただきます。体調が優れないのと仕事の都合です。よろしくお願い申し上げます。 管理人

  午前9時にホテルを出て、今日はカトマンズ近郊の観光です。日射しが強くなりそうので写真写りの良い洗濯屋を撮影に行くことにしました。それまでカトマンズの色々な所を撮影。これが決まった所を回るツアーとは違う、行きたいところに行ける個人旅行です。

 カトマンズは道路が狭い。広いところもあるのでしょうが、すぐに荷物が来て人が集まってきます。道路に小ぶりの礼拝所が置かれ、女性が中に入りお祈りをしていました。

 道路に学生服と思われる服を着た人たちが集まって居るところもありますが、スクールバスのような車が停車するところのようです。

 10時20分頃洗濯屋に入りました。狭い路地から広い家の庭まで、大きなシーツや服が所せましと干されています。ツレの話しだと洗濯屋はネパールで制定されているカースト制の最下位の人たち。グルン族のジャガンさんの案内がなければここには、入れなかったそうです。

 調べて見ると2009年~2011年の旅行者は1Kg100ルピーで洗濯屋に依頼したそうです。(その頃のルートで100ルピーは116円)その人はホテルで前日出して翌日綺麗にたたんで戻ってきたそうです。

 ただカトマンズは盆地で、大気汚染が酷い場所として知られています。水道事情も悪くて水は湧かさないと飲めません。話しによるとワイシャツも濯いで行くと茶色くなってしまうので1度しか濯がないそうです。

 またこの辺の洗濯屋のシーツは殆ど有名ホテルの物のようです。昨日寝たホテルのシーツのことを考えると、ゾッとする話しです。


思い出のネパール二人旅①ーたくましい町・首都カトマンズ

2025年03月05日 | 日記

 先日も書きましたが、最近体調が悪いのでブログもUPするのが大変です。ただ続けていこうという意欲はあるのにネタがない。それなら以前訪問してまだ紹介していない、ネパールを採り上げることにしました。ツレと2014年10月に10日間程行ったネパール滞在日記です。11年もたつので記憶が薄れがちですが、記憶に残った出会いや光景をUPしてみようと思います。

  

 2014年10月20日羽田空港を午前10時55分発のシンガポール航空で香港に向けて出発。香港からドラゴン航空に乗り換えネパール・首都カトマンズのトリブバン空港に着いたのは午後10時を過ぎていました。

 空港では荷物を運ぶベルトが故障していて、テンヤワンヤです。1時間くらいでガイドのジャガンさんが我々を見つけてくれて、カトマンズのニルバナ・ガーデンホテルに入ったのは日付が1日過ぎた12時半頃になりました。

  

 ネパールは朝が早い。二人とも朝早く目が覚めたので、カメラを持ってホテルを出て近くを見て回りました。ホテルの入り口には制服を着た従業員の人がいて我々を見守ってくれていました。

  まず力車のおじさんと目が合いました。でも近くをぶらぶらしたいので断りました。似た車が、ベトナムやフィリピンによくいますが、あまりいい目にあったことがありません。

 自転車に色々な物を付けた物売りのおじさん、カラフルで面白いですね。何枚か撮らせていただきました。

 ネパール名物、露天の野菜市場。新鮮な野菜が、山のように積まれていました。また道路では朝早くから工事が行われています。騒がしくてゴミゴミした町カトマンズ。戦後の日本のようです。


横浜マリンタワーはスカイツリーよりシックです!

2025年03月03日 | 日記

 体調が悪く出かけられない日が続く今日この頃。新聞の広告を見ていると、横浜マリンタワーの写真が載った印刷物があり、懐かしくて暫く見つめてしまいました。以前JR山手駅付近に住んでいたことがあり、他に高い建物が少なく良く目に付いていたのを思い出しました。その後、マリンタワーには何度か行ったことがありますが、調べて見ると2014年2/13が一番後のようです。

 この日はツレとバスの日帰りツアーでに参加した時でした。前日雪が降って道に雪が積もっていたのを思い出しました。

 この観光コースは昼食をとった後は山下公園の自由散策で、3時間後に赤レンガ倉庫前に集合でした。

 久しぶりにマリンタワーのエレベーターに乗りました。結構すいていてツアーの観光コースにも入っていたので、エレベーターの料金等もかかりませんでいた。

 横浜マリンタワーは高さ106m、33階、竣工は1961年1月、最初は灯台として建築されたのですが、現在はその役目を降り、観光展望台として横浜の伝統的な記念物になっています。周囲を歩くと横浜港が一望出来ます。

 ただこの日は曇り空で時おり雨が降っていました。その為せっかくの横浜港もどんよりとした光景になってしまいました。残念です。

 この横浜マリンタワーは2023年2/14から「恋人の聖地」として認定されています。しかし私たちが行った2014年にも恋人の聖地の額が飾ってあったので、再度の認定と言うことなんでしょうか?調べて見ると2010年には第17回「恋人の聖地委員会」により正式に選定されたそうです。記念にオリジナル絵馬を販売しているそうです。


木更津市指定文化財・旧安在家の雛飾り

2025年02月28日 | 日記

 2/23(日)所用があったので、ツレに太田山の旧安在家住宅の雛祭りに行ってもらいました。話しによると今年も24畳大の「広間」に2基の雛飾りが置かれていた様です。そして以前は解説をするボランテアもいたのですが、昨年から午前中だけになっていました。

 この住宅は玄関を過ぎて土間から出入りするようになっています。土間は左手に下男部屋。右奥が「ものおき」です。屋根は茅葺きで、昨年吹き替えをしているのが見学できました。

 雛飾りは黒光りのする「広間」に7段飾りが並んで飾られていました。美しい毛氈の上に置かれたお雛様が黒光のする板の間に写って風情があります。まさに上総の歳時記です。ただ雛人形はこの家の物でなく後から寄贈された物との事でした。

 

 そして広間には囲炉裏が刻まれています。旧家には必需品ですが、最近暖房や空調がどこの家にも完備していて、囲炉裏を見ることはありません。囲炉裏の煙に防虫作用があるといっても、壁や天井が真っ黒では洒落にもなりません。また昔の農業用品も置いてあり、懐かしかったとツレが言っていました。


袖ケ浦公園の梅まつりと冬鳥たち

2025年02月26日 | 日記

 2015年2/15(土)ツレと久々に梅の花と野鳥を撮影に行きました。しかし残念なことに野鳥は結構見られたのですが、梅の花は紅梅が7~8分咲き白梅は1~2部咲きと言ったところ。時間は午前7時15分頃でしたが、見物人は4~5人しかいませんでした。

 袖ケ浦公園の梅は確か7種類です。ピンクと白色の花を1本の木に咲き分ける内裏(だいり)という種類の梅も、ピンクの方だけ目立って開花していまていました。

 またこの2/15は公園の内で「甘酒」が振る舞われる梅見茶屋が開かれる予定です。

 梅園隣の花菖蒲園はまだ手入れがなされている最中です。池の中や周りにはシラサギが2~3羽きて餌を探していました。

 池の周りの3本のメタセコイヤもすっかり葉が落ちていました。その池は風がないせいか水鏡状態。樹木やシラサギが映し出されて風情がありました。


袖ケ浦市のタコ飾り②-不思議な藁の厄除け祈願

2025年02月21日 | 日記

次は3個目のタコ飾りです、これは市営の野球場と総合運動場の近くにあります。以前近所の方に教えていただいた場所ですが、多田商店隣の巨木の幹にかけてあります。

 ここはタコ飾りを設置するのは、時間と労力がかかりそうです。でも目立つ場所なので大勢の人がタコを見ていました。

 そして最後の1つです。このタコは小櫃川の支流・浮戸川ににかかる栄橋の中央部に止められていました。周りに何もないのでタコが強調されて浮かび上がってくるようです。また不思議な事に2匹のタコが上下に止められていました。

また犬を連れたおじさんが通りかかりましたが、私たちが熱心に写真を撮っている姿に関心を持ったようです。