10/6(日)ツレと君津市広岡で行われた「かしま人形」を撮影してきました。江戸時代から続く「かしま人形」現在県内では、ここでしか行われていない貴重な行事です。
この日は午前中から雨が降っており、何時もは外でかしま人形を制作するのですが、今回は稲鹿公会堂の中で作られました。
小櫃川流域の君津市や袖ケ浦市では江戸時代から伝わる、かしま人形と呼ばれるワラ人形を作っていました。この人形は手を横に広げ槍や長刀をを持つ姿ををしており、地域から疫病や災いを退散させる神様です。
10月の第一日曜日、君津市の山合いにある11世帯35人が暮らす稲鹿地区では、一世帯1人が出て疫病が入り込まないように人形づくりが行われます。
今回のかしま人形にはお腹に古代米の穂が入れられています。柔らかくて良くしなるそうです。そして完成すると外に出し、隣接する山王(さんのう)様の鳥居前に運ばれます。