光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

絶品焼きそば専門店‐木更津市の富士見亭

2023年01月30日 | 日記

 1/25(水)久々に房州焼きそばが食べたくなり、鳥居崎海浜公園側の富士見亭で焼きそばをテイクアウトしました。

   富士見亭は木更津港にある鳥居崎海浜公園に隣接する焼きそば専門店。店から100m位行った海側に石の鳥居が立っています。木更津港は江戸時代は遠浅の湾で、この鳥居付近は海の中だったようです。

 富士見亭は焼きそば専門店で、他にメニューは缶ビール位なものです。以前は店内で食べられたのですが、現在は新型コロナのせいかテイクアウトだけのようです。店で食べた時もお冷や(水)は出てきません。外の自販機で買って持ち込んでくださいと注意書きがありました。焼きそばオンリー、直球勝負の心意気が伝わってきます。

 上の写真は2018年の12月に撮ったものですが、上の壁にあるメニューのある貼り紙にも焼きそば 400円、大盛り500円(両方税込み)としか書かれていません。またここは作り置きはしません、注文を受けてから作り始めます。出来立てを食べてもらう、これが富士見亭のこだわりの様です。

 それに今年の1/25に撮った下の写真を見て分かりますが、大盛りの値段が100円上っただけのようです。絶品焼きそばが400円コスパ最高です。

 ツレが買ってきてくれたのですが、持ち帰り品は必ず新聞紙で包んでくれます。この方が保温性が良いとの事です。30分位後に新聞紙をとりましたが、まだ熱々でした。

 プラスチックのパックからお皿に移して食べました、美味しいです。味は少し甘めですが、結構量が多いので途中で一味唐辛子をかけて味変すると丁度良いです。小食のツレが完食していたので、女性にも合う味のようです。味は逸品財布にも優しい富士見亭の焼きそば、何時までも続けてほしい店です。


大正7年創業の木更津の和菓子店・岡埜栄泉堂

2023年01月27日 | 日記

  1/26(水)ツレが木更津駅西口の岩崎物産で買い物をすると言うので、近くの岡埜栄泉堂の和菓子を購入して来てもらいました。気温が近来になく下がっているので、外出等せずコタツで甘いものを食べているのが最高です。

 この木更津岡埜栄泉堂は大正7年(1918年)上野の岡埜栄泉からのれん分けしてもらい、木更津に店舗を構えて105年の老舗・和菓子店です。近くに行くたびに和菓子を購入していますが、いつ購入しても美味しい和菓子に出会えます。

 店内は美味しそうな和菓子がショーケースにズラッと並んでいて、ツレもどれを購入していいのか迷ったそうです。

 そして選んだのは2色の餡が入った最中(税込み@180円)。それにどら焼き(@160円)、きさらずの夜明け(@145円)を2個づつ購入し自宅に戻りました。

  何回かに分けていただきましたが、どれも絶品です。私は2色の餡が入った最中が一番の好みでした。ツレはどら焼きが気に入ったようでした。また木更津には沢山の和菓子屋があります。写真を撮りながら、食べ比べてしてみようかと思っている今日この頃です。


木更津金田漁協直営の食事処・浜っ子でランチ

2023年01月25日 | 日記

 1/24(火)木更津市金田のカインズホームに買い物に行った帰り、久しぶりに見立て海岸の食事処「浜っ子」で昼食をいただきました。ここは3年程前は「舫い舟」という店でしたが、台風の直撃を受けて休業。2年程から店名とコンセプトを変え営業しています。

 ただ去年まではかなり安いと思っていたメニューが、軒並み値上げしていました。ちょっと残念です。

                            

 ブルーのプレハブの店内に入ると著名人の色紙が貼られていました。見ると結構いろいろな人が来ているようです。検温と手の消毒をして、券売機の前に行きました。タブレットやスマホからの注文よりましですが、最近新型コロナのせいか、人を介しての注文や支払いが減っています。冷たい時代の到来です。

 私は「かき揚げ丼セット(税込み1200円)」ツレは「ばら海苔ラーメンの醤油(700円)」を注文しました。たしか「ばら海苔ラーメン醤油」は去年は500円だったので200円の値上げです。出来た時に鳴るブザーと半券を貰い席に着きました。

  まだ入店時間が午前11時20分と早いせいか、客は私達の他は誰もいません。まるで貸し切りのようです。そして10分位で注文した物が出来たと、1番のブザーが鳴りました。

 ブザーを店の人に渡し、かき揚げ丼セットとばら海苔ラーメンを貰い席に戻りました。かき揚げが大きいですね。直径が約20㎝位あり、厚みも7~8㎝はありました。揚げたてがとても美味、いろいろな物が入った贅沢なかき揚げです。この他にサラダと貝の小鉢と、海藻の味噌汁が付いていました。とくに貝の小鉢が良かったです。アサリと海苔の佃煮、それに名前は分かりませんが巻貝の煮物がとても美味しかったです。

 ツレが頼んだばら海苔ラーメンはここ「浜っ子」の逸品です。スープと中太麺の組み合わせが最高。また大きめのチャーシューも2枚入っています。これが以前は500円だったのですから驚きです。諸般の事情から値上げは、やむを得ないのでしょうが、漁協直営の食事処、味も値段も頑張ってほしいものです。


筒粥神事で知られる袖ヶ浦市・飽富神社に初詣

2023年01月23日 | 日記

 1/19(木)ツレと袖ヶ浦市飯富の飽富神社(あきとみじんじゃ)に参拝に行きました。今年は年末から年始にかけて体調が悪く何処にもお詣りに行けなかったので、これが初詣と言う事になります。初詣と言うと1/1~1/15の松の内にお参りしますが、決まりはなく2月の節分位までは初詣と言うそうです。

 この飽富神社は平安時代に編集された「延喜式」に社名が記されており、千年も前から存在した古社です。創建は社殿によると、綏靖天皇元年で天皇の兄の神八井耳命との由。社祭神はウカノミタマノミコトで農業神と言われています。

 また古来より1/14に稲、麻、麦、大豆等の農作物の出来を占う筒粥神事が行われており、その由社務所の前に説明板が建てられています。一度見学したいのですが、14日の深夜(午前0時頃)数人の若者が裸で水を浴びて身を清めて火をおこすことから始まるので、まだ見た事がありません。

 本殿の前には太い注連縄が張られています。ここでお賽銭を入れてお参りをして来ました。

             

 本殿前には2体の狛犬が鎮座しています。天保9年(1838年)造立と在りますから、190年近くも前の物。貫禄があります。

             

  また広い境内には70以上の末社が在ります。中でも一番大きいのは本殿右側に在る東照宮です。しかし2019年の台風で破壊されシートがかけられていました。東照宮に張られたチラシによると、今年の4月から修理が始まるようです。


木更津の厄除け神事ツナハリ③-不思議な藁飾り

2023年01月20日 | 日記

 牛込漁港周辺のツナハリを撮影した後は、三井アウトレットパーク周辺に在るツナハリを見に行きました。この周辺には5か所のツナハリが張られています。最初はアウトレット正面の道路をアクアライン方面に500m位進んだ小さい交差点の左側の一角にツナハリがあります。

 以前はアーチ状に張られていたのですが、車の走行が激しいせいか1本の棒に藁飾りが付けられています。(トップとその下の写真はアウトレット近くの吉祥院裏のツナハリと梵天立てに使われた小梵天です)

 2番目のツナハリは、1つ目のツナハリから100m位入った場所に張られています。張られている道路は巾約3m位で、約2.5m位の高さの所にツナハリがあります。

 藁縄には6種類の藁飾りが吊られていますが、中央の人型の藁飾りは、2本の紐で吊るされており、何かユーモラスな印象を受けました。ツレがサーカスの空中ブランコの様だと言っていました。

 2番目のツナハリから300m位の距離に3番目のツナハリがあります。このツナハリの横が吉祥院というお寺さんで、その駐車場に車を停めさせてもらい撮影しました。このツナハリは昔から伝わる厄除けの行事です。疫病神は道を通り町や村に入り込むという伝説があるので、集落の境に綱を張り藁で作ったタコやエビを吊るして厄病神を封じたそうです。

 この吉祥院の裏門付近にも4番目のツナハリが張ってあります。この綱には9個の藁飾りが吊られ、タコの藁飾りは8本足の末広がり、エビは腰が曲がるほどの長寿、サイコロは幸福と安全を、男女の藁飾りは子孫繁栄を願うと言う意味が込められているそうです。

  最後はここからアウトレットに約200m位戻った場所に張られたツナハリです。丁度道沿いに竹内商店があり、その横にツナハリが張られています。

 またこの竹内商店の御主人がツナハリの役員をしており、2015年1月12日にツナハリを張るので、見に来たらどうですかと、お誘いを受けたのでツレと見学に行って来ました。八年も前ですが、本当に貴重な体験でした。

 


木更津の厄除け神事ツナハリ②

2023年01月19日 | 日記

 木更津のツナハリを捜して次は、牛込区公会堂に車を停めました。この公会堂からアウトレット方面に行く道にツナハリがあるのです。この地域はアウトレットを中心にした近代的な町並みと、原住民の漁業関係者の旧い漁村が入り組んで、珍しい光景を呈しています。まさに藁飾りと観覧車が同じ景観の中にあると言う不思議な地区です。

 ツナハリは村に入る入り口や出口に張られますが、これとは別に家の入り口や小さな祠にも藁綱が張られた物が見られました。この場合ツナハリと違い、木の葉や御幣が藁縄に結ばれていました。

 次は4か所目のツナハリです。牛込漁港に近い田んぼの中にそれはあります。

 去年までこのツナハリは、横の棒が2本立っているだけでしたが、今年は綺麗にツナハリが飾られていました。2年程前このツナハリの前で、60才位の方がツナハリの説明をしてくれたのですが、その方達がツナハリを復活させたのかも知れません。

 このツナハリの後ろには、4畳半位の小屋が建てられお地蔵さんが2体納めれれています。いつ来ても花が供えれれ綺麗に掃き清められています。この田の神様とツナハリも深い縁があるのでしょうか?人をあまり見かけないので、聞く事も出来ません。いつかこの周辺の人に聞いて見たいと思っています。

  このツナハリの後ろに回ると、観覧車とツナハリを一緒に見る事が出来ます。観覧車の場所を決める際にツナハリが見える位置を計算していた?なぁんて事はあり得ませんが、そんな事が頭に浮かぶ今日この頃です。


木更津市の古から伝わる厄除け神事-ツナハリ(わら飾り)①

2023年01月18日 | 日記

 1/7(土)木更津市中島の海岸で行われた、厳寒の神事「梵天立て」が終了するとそれに付随する色々な神事が行われます。特にツナハリと呼ばれる厄除けは、未だこの一帯で連綿と続く不思議な神事です。古来疫病神は道を伝って町や村に忍び込むと伝えられ、そこで村や町の辻に縄を張りタコやイカ等を吊るし疫病神を封じたと伝えられています。

 ツレと梵天立てが終わってすぐに、ツナハリが張られいる所をまわったのですが、殆どの所で藁飾りは張られていませんでした。そこで17日(火)に再度回って見ると、今度はきちんと新しい藁飾りが張られていました。ただ曇り空だったので、藁飾りが空に溶け込み、綺麗な輪郭が出ませんでした。残念です。

 最初に行ったツナハリは、木更津市中島の天満宮側のツナハリです。

 この神社参道から近くのキサラピアの観覧車が良く見えます。昔の藁飾りと現代の観覧車が不思議な光景を生み出しています。

 このツナハリが張られた場所は殆ど車や人の走行が無い所です。たまに通る人や車は速度を落として、見上げていきます。なにかタイムスリップをした様な感じを受けます。

 この天満宮の隣にもツナハリが張られています。ただそこにあった民家が廃屋になり、取り壊されていました。ツナハリも以前あった所をまわったのですが。大分廃止されてなくなっている場所がありました。この行事も何時まで続くのか心配です。


木更津市郊外の野鳥たち-海鳥(うみどり)を訪ねて

2023年01月17日 | 日記

 厳冬期に入ったせいか早朝散歩で、野鳥を見かける事が少なくなりました。代わりに気温が低く空気が澄んでいるので、富士山を見る事が多くなりました。ただ自宅付近で見る富士山はどうしても電線や高圧線が入ってしまいます。でも気分を変えて電線の入った富士山も面白いのではないかと思いUPしました。それに私は電柱や電線の入った光景が好きで、よく撮影しています。

 港に足をのばすと海鳥が見られます。トップの写真は牛込港で撮ったマガモです。波の荒いのを物ともせず餌を捜していました。また見立て海岸では、電柱にカモメが1羽止って沖を見ていました。

 カモメは直ぐに飛び立ちましたが、スピード感があってかっこいいです。以前リチャード・バック(著)五木寛之(翻訳)の「カモメのジョナサン」という小説がブームになりましたが、そのジョナサンを思い出しました。このカモメのジョナサン、最近最終章が追加され話題になっており、私も購入しました。全世界で4000万部も読まれているベストセラーです。

 12/20には見立海岸とアクアラインの間の海に、沢山の海鳥が浮かんでいました。あまり近くではないので、鳥の種類はわかりませんがカモ類と思われます。

  その後アクアラインをくぐり金田漁港の側まで行くと、そこでも同じような種類の海鳥に出会いました。空気が澄んでいるので対岸のビルが良く見えます。風もないので工場からの煙もまっすぐに伸びていました。

 

  12/16には木更津から少し離れていますが、富津市の金谷港に行きました。その時JR浜金谷駅の近くで見つけたスズメの群れです。夕刻で気温が下がっていたせいか、スズメは羽の下に空気を入れた膨らスズメになっていました。また上空にはトビの群れがいて、暮れなずむ空を気持ちよさそうに飛翔していました。


まるで浦島太郎の気分・バーミアンのランチで配膳ロボットにびっくり!

2023年01月16日 | 日記

 1/10(火)久しぶりに外食に行こうとツレと町に出ました。ラーメンが食べたい気分なので、美味しいと評判の喜多方ラーメン店に行くと午後1時なのに満席。並んでいる客もいたのでパス。次に大手外食チエーン店・バーミアンを訪問しました。

 ここも満席で1組待っている客がいたのですが、直ぐに空くような雰囲気なのでここにしました。5~6分で席に案内されたのですが、注文がタブレットで入力するように置かれていました。慣れていないので店員を呼んでオーダーを頼みました。最近何でもIT化が進み、年寄りには暮らしにくくなる一方の今日この頃です。

 私はふかひれラーメン(税込み1484円)ツレはエビワンタン麺(934円)それと2人でシェアするので、焼餃子(285円)を注文しました。

 店名はアフガニスタンにある古都・バーミアンが由来です。バーミアンはシルクロードの中継都市、東洋と西洋の文化交流の地として栄えた場所でもあります。そして中華料理を通じて、憩いの場、人と人を結び付けるところからこの名称になったそうです。

 7~8分たった頃、通路側に座ったツレの後ろで機械的な声がしてきました。バーミアンのネコ型配膳ロボット・通称ベラちゃんがふかひれラーメンと焼餃子を運んできたのです!これには私たちもビックリ。配膳ロボットなど初めてです。ツレが恐々料理をとるとゆっくり戻って行きました。

 世の中はここまで来ていたんですね。調べてみるとバーミヤンやガストを展開する、すかいらーくホールディングスは2022年12月27日に、全国2700店舗に3000台の自律走行型の配膳ロボットの導入を完了していたようです。このロボットは中国・深セン生まれ、PUDUという中国企業が開発したロボットです。

  早速ふかひれラーメンを頂きました。ふかひれ入りのあんかけ風蟹味噌スープ。こってりしていて中太麺に絡んで美味です。具は味玉、青梗菜、エビが2匹、それに糸こんにゃくのようなふかひれがのっています。1484円という値段に、味が付いて行かないといった印象でした。

 ツレが頼んだエビワンタン麺は、ふかひれラーメンの約5分位後に出てきました。写真は配膳ロボットを撮るのに夢中で、失念してしまいました。ただワンタン麺のメニューの写真を撮っていたのでそれをUPしました。下がエビワンタン麺です。

 少し相伴させてもらいましたが、味は今一です。これが1000円近い麺なんだろうか?と言う感じでした。先月浜金谷で食べた800円の鯛ラーメンには、比ぶべくもありませんでした。


2023年新春の富津岬・箱根駅伝開催中で、選手は誰もいません!

2023年01月13日 | 日記

 下洲漁港を訪問した後、東京湾に面して南西方向に約5km突出する巨大な砂洲・富津岬に行きました。砂洲の先端沖には要塞として使用された第一海堡と第二海堡(人工島)が在ります。特にひょうたん島の様な第一海堡は近い様に思えますが、海流や波が荒く水深も結構あり危険です。その為注意を喚起する看板も建っています。

 また先端部にある明治百年記念展望台付近には、大型のバイクが沢山集結していましたが、昨年11月から本年3月まで補修工事中で立ち入りが禁止されています。

 それに今日は最近富津岬名物になっている、大学のマラソン練習風景が見られません。話題の青山学院や六大学の生徒が皆無です。そういえば本日は1/2、箱根駅伝の開催日。皆そちらに行っていたり、観戦したりしているのです。

  昨年富津岬沖で、見かけた三日月型の砂洲も健在で少し形や大きさが異なっていますが、海鳥が10羽近く羽を休めていました。木更津方面に目を転じるとアクアラインが見えていました。白い帯のように光ってとても綺麗です。

 三日月型の砂洲を見ていると、沖の方から先端に金属製の角を持た船が沖に近づいてきました。動力の無いタグボートの様な舟を曳航していました。海苔の摘み採り船のようですが、こんなところで、何をしているのでしょうか?

 潮干狩り場の近くでは、動力付きのハングライダーが爆音をなびかせ飛行していました。さすがにこの寒さなので、カイトボーディングは見当たりません。しかしハングライダーも海の上を結構飛び回っていました。

 駐車場に停車中の車は、殆ど横浜や東京ナンバー。空気が澄んで巨大に見える富士山や第一海堡と記念写真を撮っている家族ずれが沢山いました。