光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

富津市と鋸南町の夏の点描-大わらじ、竹岡教会、保田漁港ばんや、竹岡駅を行く

2021年08月18日 | 日記
 
 8/10ツレと岩谷観音堂を参拝した後、富津市と鋸南町の歴史と観光スポット4ヶ所を回ってきました。最初は富津市関尻の大わらじです。この大わらじは4/4(日)関尻の人たちが疫病退散・五穀豊穣を祈り作成した物で、関尻と他の地区との境界3か所に置かれています。

      

 私たちは3か所の中で1番目立つ所に在る大わらじを見に行きました。県道88号富津館山線沿いの場所です。そこに掛けられてから3か月位たちますが、わらじはずいぶん傷んでいました。上に4/4作られて直ぐの写真をUPしましたが、藁で造られているせいかグズグズです。





  関尻から上総湊まで戻り、127号内房なぎさラインを保田漁港方面に向かいました。白狐川を渡り100m位進むと寿司屋の横に細い道があります。そこを入ると竹岡教会です。明治時代の宗教家・文学者として有名な内村鑑三氏が竹岡を訪れ、熱心にキリスト教の布教活動を行った地。この協会は明治35年(1902年)に建造されましたが、平成23年(2011年)に建て替えられています。





  次は保田漁港の食事処ばんやに行きました。この中で喫茶店を開いている知人に会いに行ったのですが、喫茶店は休みでした。しかし駐車場は他府県ナンバーの車でビッシリ。「自宅で過ごして」という緊急事態宣言等どこ吹く風です。ばんや本館の前も入場できるのを待つ人でイッパイでした。





  ばんやの前は保田漁港です。カップルが散歩をしたり、子供たちが釣りをして楽しそうです。





  最後にツレの好きなJR竹岡駅を訪問しました。小高い丘に作られた駅で、駅前は萩生漁港。電線の上に海が見えます。こんな光景を見ると映画評論家で、旅行作家・川本三郎の著書「火の見櫓の上の海」を思い出しました。房総半島を書いた旅行記ですが、山と海の境に駅のある房総を、情緒豊かに描いた本でとても好きな本です。


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