光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

金田漁港の海苔の種付けの終了-そして中島のツナハリと彼岸花

2022年09月30日 | 日記
      

  9/27ツレと金田漁港を訪問。9/16頃から始まった海苔の種付けのその後を見に行きました。午前7時頃金田漁港の海苔の種付け場に着きましたが、誰もいなくて閑散としていました。金田漁港の側には三井アウトレットパークや観覧車パーク・キサラピアがあります。



  暫くすると漁協の方から1台のホークリフトがやって来て、種付け場の荷物を漁協の方に運び始めました。ホークの運転手に声をかけ、海苔の種付けはどうなったんですか?と聞いて見ました。すると昨日で終了したとの事でした。今朝から種付けの道具を片付けて撤収するところとの事でした。



  9/16に私たちが種付けを撮影し、その時撮った漁師さんたちの写真を渡したいと言うと、仲間を呼ぶから5~6分待ってと携帯で連絡をとってくれました。やって来たのは海苔の種付けのリーダーシップをとっている市議・斉藤高根さんの息子さんでした。写真を見て「私が写っている人に渡します」と言ってくれました。お礼にツレの写真集{木更津}を差し上げると、大変喜んでくれました。





 種付け場で暫く写真を撮っていると、軽トラに乗った漁師さん夫婦が近づいてきました。何時も種付け場で会う方です。丁度その方の写真を持っていたのでさし上げました。お二人して写真は記録になるから良いんだよ、と喜んでいました。来年また海苔の種付けでお会いしましょうと言って帰って行きました。



  私たちも金田漁港から自宅に帰ろうと、中島地区を通りツナハリが張ってある神社の側を通りました。神社には彼岸花が沢山咲いていました。折角来たので、彼岸花と神社の写真を撮る事にしました。





  写真を撮りながらふと道路の上空を見ると、正月から道を跨いで貼ってあったツナハリが無いのです。昔からの行事で地区の境界に藁飾りを吊るし、疫病神や疫病が入らない様にする道切りです。参考までに今年の1月12日に撮影した写真をUPしました。やはり半年も経つと風や雨で切れてしまうのでしょうか、残念な事です。


平野山高蔵寺・通称高倉観音の彼岸花-木更津市

2022年09月29日 | 日記
     

  9/25(日)はツレと木更津市内の古刹と言われるお寺に行き、そこに咲く彼岸花を撮影して来ました。1軒目は先に紹介した清瀧山・長楽寺。次に市内矢那にある、平野山高蔵寺・通称高倉観音を参拝しました。ここも彼岸過ぎのせいか参拝客は4~5人でした。



  高倉観音は用明天皇の代(585年~587年)に徳義上人によって建立された古刹。境内には650年に藤原鎌足がこの寺を訪れた際に休息したという腰掛石があります。



  本堂を参拝し境内を左側に行くと御神木があります。巨木で注連縄が張ってありますが、樹齢や木の種類は分かりません。





  御神木の側には何年か前の台風で倒れた木の切り株があり、そこから彼岸花が美しい花を咲かせていました。そしてこの付近には沢山の彼岸花がありました。ただ少し旬を過ぎており、枯れた花も見られます。



  本堂の後ろに行くと、白い彼岸花が咲いています。赤と白の彼岸花のコラボは、とてもフォトジェニックでした。



  最後に本殿前の香閣(こうかく)にお線香を奉納。お線香の煙をあびて帰宅しました。

     

木更津市の古刹・長楽寺の彼岸花

2022年09月28日 | 日記
     

  台風もようやく去り、大した被害もなった今日この頃。天気予報はほんとに当たらないと嘆きつつ、木更津市請西にある長楽寺をツレと訪ねました。ここは彼岸花の名所でもあるのですが、台風が接近し大雨になると言うので、行くのを控えていました。その為か彼岸花の旬は過ぎており、残念でした。訪問したのは午後1時半頃、平日のせいかお参りの人は2~3人しかいませんでした。

 山門を入ると少し盛りを過ぎた彼岸花が沢山咲いています。その彼岸花にアサギマダラが来ていました。彼岸花とアサギマダラのツーショットを撮りたかったのですが、落ちた赤い花に止まって動きません。



  アサギマダラは旅する蝶と言われ、南国沖縄の方からやって来る珍しい蝶です。ツレも今年になって初めて見たと言っていました。本堂で参拝し、お線香の煙を浴びて裏庭に向かいました。

   



  裏庭に向かう途中にも沢山の彼岸花が咲いていました。





  彼岸花は綺麗に咲いているのですが、枯れた花も交じっていました。今年は開花が例年より早い様です。



  ここ清溜山長楽寺は鎌倉時代の創建です。当初は稲荷山長国寺と称し、現在の東方約1km程の場所に在りました。しかし永禄年間(室町時代)、現在の場所に移り、長楽寺と改称しました。本堂裏手には古都を思わせる庭園が広がっていますが、彼岸花は時期が過ぎあまり見られませんでした。


きみさらずタワーと富津市大野屋の絶品だんご

2022年09月27日 | 日記
     

  9/19(月)ツレと久しぶりに木更津市太田山公園にあるきみさらずタワーを訪問、そこからの眺望を撮影して来ました。この公園は日本の夜景100選やちば眺望100景に選ばれています。きみさらずタワーの1段下には展望フロアーが置かれ、椅子に座りながら木更津市街が一望できます。

  きみさらずタワーは1992年(平成4年)に市制施行50周年を記念して建設された高さ28mのタワー。塔の先端に日本武尊(やまとたける)と弟橘媛(おとたちばなひめ)の銅像が向かい合わせに立っています。



  太田山公園は自然が満載です。展望台から少し階段を降りて林の中に入ると、キアゲハが羽を広げているのに出会いました。まだ羽化したばかりで、羽を乾かしている様です。さらにピンクの芙蓉の花にはチャバネセセリが止り、密を吸っていました。



  また階段の手すりにはカタツムリがいました。ゆっくり移動していますが、ツノに日の光にあたり、面白い影が出来ていました。





  太田山公園の後は、国道127号内房なぎさラインで富津市の上総湊までドライブ。何時もの様に大野屋さんで数量限定のおだんごを購入しました。時間が午前11時少し前だったので、みたらしとあんこの入ったパックが買えました。午後に行くと売り切れている事が多いので、ラッキーでした。ここのだんごは殆ど地元の人が買ってしまうと言う絶品だんごです。

    

  5本入って税込み350円、絶品だんごがこの値段で買えます。値上げしているかと思ったのですが、そのままの値段でした。私はあんのだんごが好きですが、みたらしも良いですね。柔らかいだんごに甘じょっぱいタレが絡んだ逸品です。



  だんごを頂いてから、上総湊海浜公園に行ってみました。夏休みも終わり、砂浜は閑散としています。数組の家族ずれが犬と海辺で遊んでいました。今年もコロナ禍で海水浴客はあまり多くなかったようです。早くコロナが沈静化すると良いですね。


木更津市郊外の野鳥たち-シラサギが妙に接近中

2022年09月26日 | 日記
      

  最近住宅地の地価が上がっているという報道を、新聞やTVで目にします。木更津でも不思議な位建売やアパートが建築され、それを購入した新住民が増殖してきました。シラサギも建売を見に来たわけでもないのでしょうが、講評分譲中という幟の側で羽を休めていました。



  9/18の早朝ですが、自宅近くの農業用水に3羽のシラサギが飛来してきました。丁度逆光でシラサギたちがシルエットになり、不思議な雰囲気を醸し出していました、影絵のようです。

         



  9/19には刈り入れの終わった田んぼに、シラサギが10羽程集結していました。落穂を拾っているのと耕した田んぼの虫たちを食べているようです。最近見かけなくなったカルガモも4~5羽来て落穂を食べていました。





  田んぼには、他にも野鳥の群れが来ていました。餌を啄むシラサギの前を50~60羽の椋鳥が飛び立ち、壮観でした。



      

  9/20には自宅裏の下水道を1羽のシラサギが歩いていました。よく庭の上を飛行して田んぼの方に向かうのは見るのですが、自宅の側に下りて来たのは初めてです。下水にはザリガニやカエルがいるのでそれを狙っているようです。


彼岸花咲く岩谷観音堂-富津市

2022年09月22日 | 日記
     

   彼方此方で彼岸花が咲き秋の気配が近づく今日この頃。9/17(土)ツレと富津市の岩谷観音堂の撮影に行って来ました。



  最近天気が目まぐるしく変わり、天気予報もあまりあてになりません。この日は午前10時に自宅を出発したのですが、晴れて散策日和でした。それに土曜日でしたが、道も空いていて約1時間程で到着しました。それに境内は彼岸花が満開、岩屋観音堂と彼岸花はよく似あいます。





14の窟で構成される岩谷観音やぐら群(古墳時代の墳墓を利用した、鎌倉時代から室町時代に造られた供養窟)、一番大きな廻廊窟を見学です。この窟の左上に手すりのある窟があるのですが、結構急な階段が在り今回は上りませんでした。暗い廻廊窟には多数の石仏群が浮き彫りにされています。

    



  この回廊窟の入り口部には仁王像と思われる石仏があります。岩谷観音最大の磨崖仏でこの像を見るだけでも、ここに来たかいがあります。

    

    

  さらに廻廊窟出口の右側に階段が在り、そこを上ると大きな石窟が私たちを迎えてくれます。ただテーブルや椅子が置かれているのは興ざめです。石窟の横にはシルクロード敦煌を思わせる石仏群が浮き彫りにされています。ただかなり風化が進み影絵の様になった物もあります。





  中央の2体の石仏はクッキリと御姿が残っており、下の刻まれた文字も読み取る事が出来ます。この岩谷観音堂には何回も来ていますが、彼岸花が咲く頃訪問したのは初めてです。清々しい秋の雰囲気が不思議な石仏群と共に私たちに新たな感動を与えてくれました。


木更津・金田漁港の海苔の種付け①

2022年09月21日 | 日記
   

   台風接近のニュースが日本列島を駆け巡っている今日この頃。木更津の金田漁港で毎年行われている海苔の種付けを、9/16(金)ツレと見学に行きました。何時も開始日が決まっているわけではないので、何日か前に種付け場に行き準備状況を見て当たりを付けての訪問です。案の定殆んどのグループで作業が始まっていました。





  牡蠣ガラが並んだ水槽の周りは黒い幕で覆われています。幕の開け閉めで、日光の照射時間をコントロールして、胞子を吐き出させるのです。





  水車に海苔網を取り付け、牡蠣ガラの入った水槽の中を回転させ、胞子を海苔網に付着させます。約10分程の作業です。その後網に胞子が付いたかどうか、網を切って顕微鏡で確認します。付いていなければさらに水車を回転させ、付くまで続行です。





  顕微鏡で胞子が付着した事を確認すると、網は水車から外され次の海苔網がセットされます。



  胞子が付いた網は、大きな水槽に入れられ胞子が完全に定着するまで、ここで管理されます。


農村公園の脱穀作業-彼岸花も咲きだし秋が近づいて来ました。

2022年09月20日 | 日記
      



  9/14(水)ツレと袖ヶ浦市の農業公園ひらおかの里を訪問しました。先日小学生が刈った稲が、所狭しと稲架掛け(はさかけ)されていました。束ねた稲を竹等の棒に架けて、約2週間天日と自然の風によって乾燥させます。この方法を稲架掛けといいますが、この辺ではおだ掛けと言うとツレが言っていました。



  天日乾燥された稲わらを、おじさんたちが脱穀機の側に運んでいます。広い田んぼの真中に、年配の女性や男性が集まり脱穀作業を行っていました。実に手際が良いですね。田んぼのヘリには真っ赤な彼岸花が咲き、秋の訪れを告げています。





  20人位の人が作業を行っています。ベルトコンベヤーに載った稲わらの束は、脱穀機に投入され、稲からモミが外されます。





  作業中の年配のおばさんに「大変ですね」と声をかけましたが、「この年になってまた脱穀をやるとは思わなかった」と言っていました。知人に頼まれ駆り出されたようです。



     

  9月に入って稲刈りや脱穀が木更津や袖ヶ浦で見られます。帰りには田んぼに残ったワラくず等を燃やす煙が何か所も見られました。この光景も秋の風物詩ですね。


ぶらっと柏②‐東口編・レトロな町並みもありました。

2022年09月16日 | 日記
     

  9/13(火)柏に所用で行ったついでに、千葉県で第5位の人口(約43万人)を誇る県屈指の商業都市・柏市の駅周辺を散策してきました。西口周辺をざっと見て周り、今度は東口に移りました。

  東口駅前の広場は、東口ダブルデッキと呼ばれストリートミュージシャンの聖地として全国的に知られています。1990年後半活躍した「サムシングエルス」は紅白にも出たグループで、柏のストリートから日本中に知れ渡りました。



  ダブルデッキをエスカレータで降りると大きな交差点。そこを佐川急便の電動アシスト自転車が、荷物を満載にして通り過ぎていきました。荷物の配達も今は小回りが利き。駐車の心配がない電動アシスト自転車が使われているようです。因みに自転車の名前がトライクカーゴだそうです。交差点から裏道に入りました。



   駅から1本裏の道に入ると、何処も同じで駐車場が至る所に在ります。旧そごうの回転式レストラン手前のビルは、半分位蔦が絡んでいます。駅裏の路地は飲食店が多いですね。居酒屋の壁には、レトロなコーラやキンチョールの旧い看板が、昭和の雰囲気を醸し出しています。



  また道の街路樹にはカワラヒワが止っていました。家ではよく見かけるのですが、こんな町中では始めてです。





 駅近くの柏1丁目から2丁目を歩いていると、ビルの窓が緑の植物で覆われているところが在りました。隣が蔵造りの店で馬肉屋さんでした。お洒落な通りです。

    



  しみぬき、どろはね落し専門店という店がありました。創業明治8年(1875年)だそうですから、147年も営業している凄い店です。近くにはおしゃれ洋品・大丸屋と言うレトロな洋品屋もありました。



  路地裏の光景が好きなので、細い飲み屋街を見つけて入って行きました。午後1時過ぎなので、開いている店は殆どありません。しかし柏の裏町と言う雰囲気は味わえました。結構楽しめた柏駅周辺の散策になりました。


ぶらっと柏①‐駅西口編

2022年09月15日 | 日記
    

  9/13(火)所用で柏に来ました。最近ご無沙汰の柏ですが、半年に1度は柏に行く機会があります。東武アーバンライン(野田線)に乗り柏駅に出ました。ステーションモールにはルイビトンの柏店もあり、雰囲気は都心と変わらずお洒落な町です。



  東武線とJRの駅が中央にあり、駅を出て右に行くと東口で左が西口です。西口駅前はドーナツ状の高架。中央が空間で下にタクシーやバスの通行が見られます。夏の柏祭りでは、柏ねぶたの山車が集結する場所でもあります。



  下に降りると3本の道が国道6号線水戸街道に向かって伸びています。1番右の道(上の写真)を約270m位進むと水戸街道の交差点です。



 国道6号線と駅から来た道の交差点には大きな自転車屋がありました。今時珍しい自転車屋です。交差点の道幅も広く車の量も、半端なく多いです。





  国道6号線を左に折れ、松戸方向に歩いて行くと昔よく見かけたウエスタンスタイルのステーキ屋がありました。懐かしいので入って見ようかと思ったのですが、まだ午前11時で開店前でした。隣は空き家で近く解体されるようです。





  その隣も空き家らしく蔦のからんだ家屋で、雑草も生い茂っていました。柏市の人口は約43万人。千葉県で第5位の大都市ですが、結構空き家や廃屋が目立っていました。また蔦のからんだ家の間にフルート教えます等の看板もあり、柏市は面白い町です。





 今度は東口を散策しようと思い、細い路地を入って駅に向かいました。するとフェンスがミッキーマウスの家があり、写真を撮りながら歩いて行くと駅前通りに出ました。古い中華屋の前を100m程進むと駅に出ました。