光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

師走の木更津駅西口付近②-昭和が香る木更津焼きそば

2023年12月25日 | 日記

 ****** お知らせ 当ブログは12/25(月)を持って、2023年の更新を休止いたします。  また来年1月上旬より再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 管理人 ******

 12/20(水)半年ぶりに市内中央の木更津焼きそばを訪問しました。木更津焼きそばは木更津東口に開業して約6年。その後2011年12月に閉店した西口の人参湯を借り受けて2020年6月にリニューアルオープン、今日に至っています。私たちが初めて初めて入店したのは、オープン1ヶ月後の2020年7月10日からなので、結構長いお付き合いです。

 上下の写真は2020年7月10日の午前11時頃撮った物です。懐かしいですね。

  焼きそば店は、男湯の方からはいります。入ると正面に「木更津ロマンチックNIGHT」と書かれた看板が目につきます。以前来た時よりずい分きれいになっています。浴室いっぱいに画かれた壁画はプロの彫刻家や子供たちが2012年12月に画いたものです。ただ塗料が剥がれかかった富士山の絵もそれはそれで良かったように思います。

    

 天井には縁起物のえべっさん飾りが飾ってあります。これは人参湯からの引き続きのお飾りです。

 店には先客が一人いるだけでした。マスターが何にしますかと聞いてきたので、インディアンソースの焼きそばを普通盛りで2つ(@税込み500円)テイクアウトでお願いしました。でかいカメラを持って撮影していたので、私たちと分かったようで、久しぶりですねと挨拶をされました。

 ソースも2003年に製造元のカギサ醤油の廃業で、市場から消えたインディアンソースの復活版を使用した焼きそばが登場していました。通常のソースより値は張りますが美味しい焼きそばに仕上がっていました。

 番台横の入浴料金表も懐かしいですね。平成18年は大人料金が410円だったようです。調べてみると2023年12月から千葉は500円に値上げになっています。地区によって料金は異なっており、ちなみに東京は520円です。

 これで木更津焼きそばの撮影を終了し帰宅しました。家に着いたのは12時半頃ですが早速焼きそばを頂きました。

 焼きそばはまだ温かくて食べ頃でした。麺は房総焼きそばの特徴である乾麺を使って1度ゆでた麺です。普通のやきそばよりシコシコした感じです。インディアンソースのさらっとして、スパイシーな味と良く合っていました。ツレは薄味が好みなので、もう少し甘みがあった方が良いと言っていました。乾麺を使っているので、ソースを麺が良く吸収してその分しょっぱく感じるのかも知れません。

 


師走の木更津駅西口周辺①

2023年12月22日 | 日記

 

 ツレと12/20(水)木更津市中央3丁目にある、人参湯内の「木更津焼きそば」周辺を散策してきました。車は駅西口駐車場に止めました。ここは市役所の庁舎を新設すると言うことで、一時使用不可になっていたのですが、計画が変更になり12/1に駐車場が再開されました。それも話が二転三転して漸く駐車場が使えるようになったのですが、木更津市役所らしい能力のなさが、はっきりした一幕でした。

 駅から木更津港まで伸びる富士見通りを歩いて行くと、今時珍しいペンショップがあります。日蓮宗光明寺の敷地の中で営業しているのですが、戸が閉まっているようなので、営業していないのかも知れません。

 光明寺隣のマンションは外壁塗装の最中です。高層マンションの周りに足場が組まれて、凄い迫力。光明寺には切られ与三郎の墓があります。地中の与三郎もこんな高層マンションを見て驚いているのではないでしょうか?

  富士見通りを暫く歩くと、昔ムービーランドという映画館があった隣に、倉や古い住宅が見えてきました。また塀際には大きな熱帯植物があり怪物のよう、リュウゼツランです。これが開花したら素晴らしいでしょうね。

 駅から続く富士見通りを散策してきましたが、八剱八幡神社を少し過ぎたあたりに和菓子の「榮太郎」があります。明治年間に創業した木更津屈指の老舗です。木更津岡埜栄泉堂や弁天堂が廃業した今、頑張ってほしい和菓子店です。また富士見通りには貴重な電話ボックスもありました。しかしここを使っている人は、最近見たことがありません。

 富士見通りも木更津港に近づくと、歓楽街が目立ちます。ここの店は看板娘の写真が5人ほど飾ってありました。道行く人がじっと見ているのが印象的でした。道の反対側は明治30年創業、木更津で最も歴史ある料亭「宝家」です。何故か店の前が黒塀で、休憩できるようになっています。

 

 ゆっくり歩いてきたせいか1時間位で、人参湯に到着しました。ここは銭湯としては営業していませんが、男湯で焼きそば屋さんが頑張っています。次回はここのリポートをお送りします。


関東一遅い千葉の紅葉②長楽寺・木更市請西

2023年12月20日 | 日記

 木更津市矢那の高倉観音の次は、請西にある清龍山・長楽寺の紅葉を訪ねました。駐車場に車を止め右側の出入り口に行くと、黄色く紅葉した樹木に光が差し込んでとても綺麗。逆光を浴びた紅葉は本当に美しいです。

 ここ長楽寺は鎌倉時代後期・嘉元年間(かげんねんかん、1303~1306年)から徳治年間(1306~1307年)にかけて融源上人によって上総国望陀郡請西本郷に創建されたと伝えられ、永禄年間(1558~1306年)に現在の場所に移動したとの由。江戸時代には真言宗の常法談林所も置かれていたと言うことです。

 境内に入ると大きな猫が出てきました。餌箱があるので、ここで飼われているネコのようです。綺麗でとてもおとなしいネコでした。

 境内をツレと散策しました。紅葉した木が何本もあって12月中旬だというのにまだ見頃です。この分なら富津市のもみじロードもまだ紅葉中かも知れませんね。

 境内左側の道を通って裏庭に出ました。そこには今年の春頃見たバナナの花?がまだありました。不思議な植物です。

 裏庭の紅葉は終わっていたので、本殿正面のモミジを撮影しました。30分程散策した後、参道左側のユーモラスなお顔をした石仏を撮影して帰宅しました。


関東一遅い千葉の紅葉①高倉観音・木更津市

2023年12月18日 | 日記

 12/17(日)遅過ぎるかと思ったのですが、ツレと関東でも一番遅いと言われている千葉県の紅葉を見に市内矢那の高蔵寺通称高倉観音と、請西にある長楽寺を訪ねました。まず訪問したのは高蔵寺。ここは真言宗豊山派の寺院で、板東三十三観音霊場第30番札所です。通称高倉観音と言われ、用明天皇の代(585~587年)に徳義上人が創建したと伝えられています。

 到着したのは午前9時半頃。朝あった雲が切れて富士山が良く見えます。近くにいたお寺の方が、「そこの霊峰富士展望口から、富士山が良く見えますよ」と教えて下さったので、覗いてみました。丸い穴が丁度額縁のようで、まるで日本画のような景観でした。

 お寺の周りの木々も紅葉真っ盛りです。その下を正装した親子が足早に通り過ぎていきました。法要の時間が迫ってきたようです。

 

 境内の左側に小さな池があります。周りに昨日の強風で落ちたイチョウの葉がビッシリと敷き詰められ、池にも葉が浮いていました。その下を大きな錦鯉が優雅に泳いでいます。これもまた一幅の日本画のようでした。

 30分程境内と駐車場付近を回ってみました。何時もなら紅葉は終わっている時期なのですが、今年は温暖化で異常気象です。そのせいで高倉観音の紅葉もまだまだ見頃です。

 


富津市のひろ寿司で絶品握りを食す!

2023年12月15日 | 日記

 富津市の下洲漁港と富津岬を撮影した後、時間も午前12時半頃になったので市内新井のひろ寿司に向かいました。富津岬から車で10分位のマグロの美味しい店です。

 また富津岬からひろ寿司に行く途中に大学生と思われるランナーたちに遭遇しました。そう言えば富津岬は長距離走行の練習では聖地といわれるほど有名な場所です。特に箱根駅伝の青山学院大学のホームグラウンドとして知られた場所。他にも東海大、國學院大、明大、東洋大、といった箱根シード校に愛されているトレイニングコースです。

 店の前が駐車場になっており、他府県ナンバーの車が6~7台停まっていました。富津の人気店です。

 入店したのは12時半頃、客席はいっぱいでしたが運良く1組が退出する処だったので、片付けてもらって4人掛けのテーブルに座りました。周りの壁には有名人の色紙が沢山飾ってあります。中には箱根駅伝を制した青山学院の人たちの写真もあって、彼らもここには以前から来ているようです。

 席に着くとお茶と小鉢が出てきました。マグロの煮物のようですが、あまり食べたことがなく美味しかったです。

 注文したのは上にぎり(税込み1800円)。今年の8月頃値段の改定があり値上げしていました。何時も注文する寿司ですが、クオリティーは値上げ前より上がっているように思いました。5分ほどで登場です、にぎりが6巻と鉄火巻き3巻、いくらの軍艦巻きが付いていました。

 美味しい寿司です。特に鉄火巻きの赤身がいい味を出していました。そして中トロのにぎりが絶品。それにネタの厚みが食べやすい厚さに切ってあり、感心しました。

 ツレがイカのにぎりを美味しそうに食べていました。また味噌汁も出汁が効いていて、良い仕事をしていました。近くに来た時にはまた寄って名物、はかり目丼でも食べてみようと思います。


師走に入った富津岬-乃木坂46のファンも聖地巡礼に来ています

2023年12月13日 | 日記

 下洲漁港でカキの養殖作業を撮影した後、隣の富津海水浴場に行ってみました。風が強いせいか波が荒く、サーフィンをしている人は皆無で、釣り人が何人かいるだけです。巨大なブルトーザーが砂浜のゴミをかき集めています。道路際では散らばった砂をかき集め砂浜に戻す作業が進行中でした。もう年末ですから海岸も化粧直しの時期なのでしょうね。

 空気が澄んで風が強い割に富士山が良く見えません。気温が高いせいでしょうか?それでも東京湾観音がクッキリと見えていました。

 その後富津岬の先端にある明治百年記念展望台に行きました。この塔は関東富士見百景にも選ばれており、明治100年を記念して造られ五葉松をかたどっています。鉄筋コンクリート製で高さは約22m、不思議な形の展塔塔です。それに若い人たちの姿が目につきます。やはり乃木坂46のファンの人たちでしょうか?

 2020年3月に乃木坂46が発表した楽曲「アナスターシャ」のミュージックビデオにも登場する不思議な秘密基地。公園管理事務所の人によると、この曲のせいで若者たちがわざわざバスに乗って訪れるようになったそうです。まるでアニメの聖地巡礼のようですね。

 岬の先端部に行くと、ひょうたん島のような第一海堡が良く見えます。この海堡は東京湾防衛のために製造された人工島です。第一から第三海堡までありましたが、第三海堡は撤去されています。第一海堡は富津岬から無理をすれば渡れるのですが、その間の潮流が荒く事故も多いことから立ち入り禁止になっています。


下洲漁港の江戸前オイスター(カキ)の養殖-富津市

2023年12月11日 | 日記

 9月の海苔の種付け以来、富津の下洲漁港に出かけていないので、ツレと12/8(金)車で下洲魚港を訪問しました。新聞によると12/1に行われた「江戸前ちばのり」の初競りでは、出荷された新海苔は84万8千枚。昨年の458万1千枚の約五分の一だそうです。

 今年も海苔の生産はあまり良くありません。漁港で顔見知りの海苔漁師に出会ったら聞いてみようと思ったのですが、残念ながら誰にも会いませんでした。

 漁協付近を撮影していると、テントを張ったりして作業をしている人たちに気がつきました。近寄って聞いてみるとカキの養殖との由。海苔の種付けを撮影していると、カキの養殖に転向した人がいるという話をよく聞きました。養殖が始まったのは2018年からだそうですが、大変な苦労をして木更津や、富津だけでなく県外にも出荷されるような立派な養殖カキが出来ているそうです。

 10人くらいの人が色々な作業をしていました。詳しいことは分かりませんが三角形のバスケットの中に小さなカキが入っていました。そのバスケットに付いている藻やゴミを高圧洗浄機で清掃しているようです。

 富津の海で生まれたカキの稚貝を苦労して集め、バスケットに入れて沖合の養殖場に吊るし成長させます。バスケットを使った養殖は、手間がかかるのですが、小ぶりで肉厚の美味しいカキが育つようです。

 

 カキ養殖の作業場横の海では、海鳥が沢山寄ってきて何かを啄んでいました。小さくて可愛い鳥で数十羽もいました。それにマガモのような野鳥もつがいで来ていました。


今年最後の千葉フォル二アーまだ貼られています「路上駐車禁止」のシート

2023年12月08日 | 日記

 12/7(木)午前10時頃ツレと久しぶりに袖ケ浦海浜公園に撮影に行きました。国道16号から車で北方向に向かうと、公園に面した約1kmの直線道路に98本のワシントンヤシが植樹されているのが見えてきます。この光景がカリフォルニアを連想されることから、千葉+カルフォルニアで千葉フォル二アと呼ばれ人気を博し、車のコマーシャルやミュージックビデオの撮影等に使用され注目を浴びてきました。

 しかし人気が出るに従い、この付近での迷惑行為や、長時間の路上駐車が多く見られ近隣の工場から苦情が寄せられる様になりました。このままでは重大な事故が起こると危惧した袖ケ浦市は、2022年3月にヤシの木40本に「路上駐車禁止」「路上での危険行為禁止」等のシートを貼り付けたのです。今日もこの道路にはパトカーが停まって取り締まりをしていました。

 このシートが貼られて1年以上たちますが、効果はどうなんでしょう。袖ケ浦市に聞いてみたい気分です。ただ私たちはほとんど行かなくなりましたから、成果は上がっているのかも知れません。

 この日は風が強くて、海浜公園の駐車場横で撮影していても風で飛ばされそうでした。

 空気が澄んでいるせいか対岸のビルがよく見えます。海ほたるや風の塔もクッキリ、ハッキリと見ることが出来ました。ただ富士山の周りには雲が多く、ほとんど山の形が識別できませんでした。(アクアラインの上に少し雪を被った山頂が見えます)          

 変わった形の公園展望台は見晴らしがよいのですが、風が強いので登るのは断念しました。

 袖ケ浦海浜公園の駐車場から、千葉フォル二アを撮影。その後風が強くなってきたので帰宅しました。


絶品・浜の太巻き寿司-木更津市

2023年12月06日 | 日記

 12/01(金)半年ぶりに浜の太巻き寿司が食べたくなって、木更津市高速バス停・通称「チバスタアクア金田」側にある、平島水産を訪ねました。

 ここの太巻き寿司は長さ約20cm、太さが10cmもある大きな巻き寿司です。千葉のふるさと料理・太巻き寿司は古くから冠婚葬祭や集会の時のごちそうとして受け継がれ、千葉の郷土料理を代表するものです。

 そして明治時代に誕生した「上総海苔」が使われるようになった事で、「房総太巻き寿司」が千葉県各地に広まった様です。太巻き寿司は海苔で巻く物と卵焼きで巻く物の2種類ありますが、海苔で巻く方が圧倒的に古く、卵焼きの方は大正時代末期から昭和初期に始まったと言われています。

 最近日本食が見直され、この太巻き寿司も注目されるようになってきました。海苔巻きの中に椿やアヤメの花を咲かせるように色々な具材を使った物が人気を博し、専門の料理教室が各地で開かれています。

 ここの太巻き寿司は芯がアサリの佃煮と海苔で、極めてシンプル。昔の太巻き寿司の原型を見ることが出来ます。また卵焼きと貝の佃煮が相まってとても美味。他の太巻き寿司とは一線を画すおいしさです。この周辺は半農半漁の生活をする人が多く、農繁期になるとここの太巻き寿司を沢山買い込むそうです。この太巻き寿司を片手に農作業をするのがライフスタイルなのです。

また店頭に鯨のベーコンが置いてあったので購入しました。懐かしいですね。今夜はこれを摘まみにツレとビールでも飲もうと思います。


この夏出会った不思議な装飾古墳Tシャツ

2023年12月04日 | 日記

 異常に暑かった今年の夏ですが、不思議なTシャツに出会いました。九州熊本県山鹿市郊外にあるチブサン古墳石室に描かれた不思議な壁画が印刷されたTシャツです。

それと同じデザインの7分袖のTシャツと2種類のトートバック。ツレとお揃いで購入しました。

 このチブサン古墳は古墳時代後期(6世紀)に造られた墳丘、全長約44mの前方後円墳です。熊本県山鹿市郊外にあります。この古墳内部には石を積み上げ手造られた石室があり、その奥に石棺が置かれています。

 その石棺の内部は赤、白、黒の三色で、丸や三角の図柄が描かれ、右横には冠を被った不思議な人物と7つの丸い文様が配置され異彩を放っています。

 一体これは何でしょう?今から1500年も前に訪れた7機の太陽の様な発光体を迎えるチブサン古墳の王様の姿でしょうか。よく言いわれる推論ですが、これだけの壁画を残す驚愕の事実があったことは否定できないように思います。また今は消えて見えませんが右横に後2つの発光体が画かれていたようです。上の写真はチブサン古墳入り口、その下は壁画の写真です。

 また他のTシャツを探して見ると、今度は福岡県うきは市の装飾古墳・珍敷塚古墳の壁画をデザインしたTシャツがみつかりました。

 この古墳は昭和25年(1950年)砕土工事中に発見されました。天鳥船(あまのとりふね)を描いたと言われる壁画が残っています。古墳に葬られた人物が、太陽の輝く世界から月を支配する闇の世界へ、鳥の導く船で現世から来世に旅立とうとする姿が、表現されていると言われています。他にも宇宙を航行する天磐船の動力、わらび手文様やそれを発生される3基の機械類の秘密も、描かれていると言う説まであります。

 まだ九州の装飾古墳は見たことがありません。このTシャツを着てチブサン古墳や珍敷塚古墳をツレと見て回るのが夢です。