光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津郊外の田んぼ道にたたずむカルガモ、そしてカワラヒワとアマガエル

2022年07月29日 | 日記
    

    

  千葉の友人もコロナに感染したそうで、益々気を付けなくてはと、日々感染対策に励んでいるいる今日この頃。毎日自宅近くの田んぼ道をツレと早朝散歩をしています。7/27(水)午前6時頃の事でした。田んぼの稲も大分育ち、そろそろ稲刈りも近いとツレと話していると農道の真中に1羽のカルガモが佇んでいました。





  こんなところで何をしているのでしょう。農道と言っても車も通るので心配です。それでも私たちが接近すると飛び立ちました。しかし上空を旋回してまた同じ場所に着地しました。

  カルガモのメスはヒナと一緒に農業用水にいたので、子育てはしない暇なオスの様です。道に落ちていた餌を食べていました。







  7/22(金)昼食時間の頃でした。11日自宅に来たカワラヒワが、また同じくらいの時間にやって来ました。前は2羽でしたが今度は1羽。モスグリーンの綺麗な鳥です。





  カワラヒワはスズメ目アトリ科の野鳥。スズメ位の大きさです。餌は植物食で、ヒマワリの種が大好物。家に来るのも、ヒマワリの側に来て種を太い嘴で、つついています。





  最近アマガエルもよく見かけます。2枚の写真は22日に自宅近くで撮影したアマガエル。小さくて(3~4㎝)も元気です。大きくジャンプしてトタンの塀に屈いていました。


きさらづ語源の地と木更津港・内港北公園

2022年07月28日 | 日記
      

 巣籠中でも少し気晴らしに行こうと、ツレと市内の太田山公園を訪問、ついでに木更津港の内港北公園を散策してきました。太田山公園には、市制50周年を記念して平成4年(1992年)3月に建設された「きみさらずタワー」が建っています。そしてノラネコが多いのでも知られた公園です。

      

 きみさらずタワーは木更津市に伝わる日本武尊伝説にちなんで、建てられたタワー。古の頃日本武尊と妃の弟橘姫一行が東京湾を横断中、防風雨にあい遭難しかけた時、弟橘姫が人柱になって海中に身を投げ難を逃れたと言われています。左が日本武尊、右が弟橘姫の像です。

  その後武尊はこの太田山に上り、海を見ながら「君去らづ 袖しが浦に 立つ波の その面影を みるぞ悲しき」と歌い妃を思った事から「君不去(きみさらづ)」、きさらづの地名が出来たと言われています。(ただ諸説有り)



   

  この公園でツマグロヒョウモン蝶のメスや、ヒメジャノメ蝶等も見かけました。ツマグロヒョウモンの食草はスミレ、元来熱帯地方で見られますが、温暖化で関東でも観察されるようになったとの由。





  この後日本武尊が見ていたと言われる、木更津港に行きました。人の少ない内港北公園です。ここから木更津港が良く見えます。釣り船が沖に向かって出港して行きました。突堤には鵜やシラサギが羽を休めており、のんびりとした光景が気を休ませてくれます。





  牡蠣の養殖場にも沢山の鵜やシラサギがいます。先日TVで東京湾の川鵜の大群を写していました。ここの鵜もその大群の仲間ではないかと思います。海ではいろいろな物が見られて退屈しません。また気晴らしに来てみようと思っています。


アオサギの些細な揉め事とシラサギ-木更津市郊外の野鳥たち

2022年07月27日 | 日記
     

 第7波と言うコロナの拡大によって巣籠状態が続く今日この頃。ツレとの毎朝の散歩は、用事や体調不良が無い限り続けています。7/20(水)午前6時半頃でした。何時もの農業用水に差し掛かると、用水の土手にアオサギとシラサギの姿が目につきました。上空にはもう1羽シラサギが飛行していました。





  アオサギとシラサギが反対方向に進み、アオサギが突然飛び上がりました。大きな鳥です。羽を広げると2m近くあるのではないでしょうか。





  アオサギは農業用水の上を飛び、20~30m先に降り立とうとしました。

  

  しかしそこには既にアオサギが1羽来ていました。そこで少し突きあいになり、後から来たアオサギが再度飛び立ちました。(上とトップがその時の写真です。)



  飛び立ったアオサギはすぐ横の土手に降り立ち、何事もなかったかのように餌探しにとりかかりました。鳥の世界にも先着順とか狭い場所のテリトリーがある様です。



    

  アオサギと一緒にいたシラサギは、土手で餌をさがしていたようですが、暫くすると飛び上がり田んぼの上を旋回していました。





  そして民家の生け垣の上に降り立ちました。まだその家の雨戸は開いていないので、お休み中のようです。突然ベランダの近くにシラサギが来たら驚いた事でしょうね。

     

ハスの花-木更津市長須賀地区・シラサギも遊んでいます。

2022年07月26日 | 日記
     

  セイタカシギのヒナと今年初対面をした7/19(火)、木更津市長須賀地区はハスの花が見頃を迎えていました。またハス田にはシラサギが7/11の様に多くはいませんが、数羽が餌を啄んでいました。その中でフォトジェニックな2羽を撮影しました。



  ところで、ハス(蓮)とレンコン(蓮根)は同じものでしょうか?昨年も同じことを書いたようですが、ハスは花や茎、根っこを含めたこの植物全体の総称。レンコンは食用となる茎の部分の名称とのことです。





  木更津市長須賀地区は、かって全国有数のレンコンの産地として有名でした。内房線に乗り木更津周辺に来ると、広大なハス田が望めましたが、現在は殆んどハス田がありません。後継者不足と重労働で、生産者が減る一方なのです。





  ただ一部の方が木更津レンコンを復活させようと頑張っており、ここに来ると「木更津レンコンを復活させよう」というキャッチコピーが書かれた作業小屋があります。





  千葉公園の古代ハスも綺麗ですが、長須賀のハスの花も負けてはいません。淡いピンクや白い花がいじらしく、心に訴えて来るようです。古代ハスの発見者大賀博士もこの長須賀にハスの研究でよく来ていたそうです。

  木更津レンコンの復活が待たれる今日この頃。いつか「木更津レンコンのきんぴら」をツレに頼もうと思っています。

    

やっとセイタカシギの子供に会えました!-木更津市

2022年07月25日 | 日記
    

    

   今年になってから、セイタカシギのヒナは1度も見ていないので、7/19(火)午前6時半頃ツレと木更津市内の長須賀地区を訪問しました。毎年ここでセイタカシギのヒナを撮影しており(上2枚は昨年6/14撮影したセイタカシギのヒナ、トップは今年の少し成長したヒナ)、今年も抱卵は撮影したのですが、ヒナとの出会いは今日までありませんでした。



   この日もよくセイタカシギがいる、ハス田に行って見ると、ハスの花は綺麗に咲いているのですが、セイタカシギいません。



   あきらめて帰ろうとしたのですが、JR内房線の線路沿いのハス田から「キッ キッ キッ」と言う鋭い鳴き声が聞こえてきました。



   明らかにセイタカシギの鳴き声です。その鳴き声の方に行って見ると、小柄なセイタカシギが、1羽餌を啄んでいました。



   セイタカシギのヒナです。ヒナの姿は何年か前から見ていますが、こんなに育ったのは初めて、ただ親の姿が見えません。ヒナも1羽しかいないようです。どうしたのでしょうか?心配です。

  暫くこのヒナの姿を撮っていたのですが、ハスの葉の間に入り出てこなくなりました。何日かしたらまた訪問してみようと思います。下の写真は7/11に撮影した、親のセイタカシギです。子供と比べて見ると、足の色や長さが大分違います。羽の色も親の方が白黒がハッキリしています。


下水道を行くカルガモ親子⑤と2羽の鵜-木更津市郊外の野鳥たち

2022年07月22日 | 日記
    

  7/14(木)ツレと午前6時頃、散歩に出かけました。何時もの様に自宅から狭い下水道の横をとおり、田んぼ道に出ようとした時でした。



  巾1.5m位の下水道から「グェ、グェ」という鳴き声が聞こえてきました。静かにツレとのぞき込んで見ると、カルガモ親子が下水道にいたのです。ビックリしました。





  暫くカルガモ親子を見ていたのですが、カルガモも私たちに気付き移動しはじめました。全部で9羽の家族です。





  この下水の先は各民家の周りを通り、田んぼの農業用水と合流し最後は海に出ます、太い土管の部分もあるので、ここがカルガモ親子の住み家になっているようです。



  カルガモ親子を見送った後、散歩を続けました。農業用水に架かる橋の上に来て、用水を見ると、2羽の鵜が餌を獲っていました。水に潜ってフナやドジョウ等を捜しているようです。





  その後鵜は電柱にとまり羽を広げはじめました。大きくはばたいているので、羽を乾かしているようです。何時も野鳥を見る事が出来るわけではないのですが、本日はカルガモ親子と鵜を見る事が出来ました。

 

木更津の自宅に飛来したカワラヒワとヒマワリ-雨に咲くユリも綺麗です。

2022年07月21日 | 日記
     

  7/13(水)自宅の縁側からネコのポンタが、窓越しにジッと庭のヒマワリを見ていました。ヒマワリの花にスズメ位の大きさのカワラヒワが停まっていたのです。よく見ると1羽だけでなく隣のもみじにもう1羽いました。どうやらツガイの様です。





  この日は雨が降ったり止んだりしてうっとうしい日でしたが、カワラヒワの姿と鳴き声に癒されました。





  カワラヒワは日本も含めた東南アジアに分布し。日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥です。全長は約14㎝位、翼開長は約24㎝位です。黄褐色の鳥で、太い口ばしと翼に黄色い帯のような部分があるのが特徴です。。

  たまにスズメの群れと一緒に餌を啄んでいます。そこでスズメがつついたり、押したりして追い払おうとしますが、カワラヒワは意に介せず同じように餌を食べていました。強い鳥です。





  また自宅の庭にツレが植えたユリのカサブランカが咲き始めました。去年秋に植えたのですが、綺麗に開花しました。





  この日は雨が降ったり止んだり、ユリの花に滴が付いてとてもフォトジェニック。植えたわけではないのですが、鬼ユリも綺麗に咲いて見頃です。


絵画のような長須賀地区のシラサギとアオサギたち-木更津市

2022年07月20日 | 日記
       



   7/11(月)の午前5時半頃ツレと野鳥を見に、木更津市長須賀地区を訪問しました。11日の日の出は午前4時31分。長須賀のハス田にも低い角度から日が射していました。何時もの様にセイタカシギとヒナを捜したのですが、見つかりません。代わりにシラサギとアオサギの群れが、休耕中のハス田に集まっていました。この鳥たちに朝日が射しこみ、とてもフォトジェニック。

 

  シラサギが15羽アオサギが2~3羽いました。風が無いので、ハス田が水鏡になり幻想的な光景です。





  シラサギが私たちを見て徐々に飛び立ち、その後一斉に舞い上がりました。





  飛び立った後は近くのハス田に着水しましたが、電線に停まっているシラサギもいました。シラサギは水鳥ではないので、足にヒレが付いておらず電線をつかめる様です。





  また道路際に降り立ったアオサギもいました。草地におりたアオサギはさかんに鳴いて私たちを警戒していました。


昭和が香る駅舎直結の店・SL中華つけ麺木更津西口店

2022年07月19日 | 日記
       
 
  7/9(土)八剱八幡神社の例大祭・宮入をツレと見た後、帰宅すべく木更津駅に戻り、絵が描かれた階段を上り始めました。ただ時間が18時半を過ぎて空腹だったので、駅舎の1階にあるSL中華つけ麺で夕食を食べていくことにしました。



  土曜日の夕方なのでさすがに客は、10名近く入っておりテイクアウトの客もいました。感染対策にカウンターはアクリル板で仕切ってあり、私たちも一人ずつカウンターに座りました。注文は入り口の券売機でチケットを購入するシステムです。



  私はソース焼きそば(税込み750円)、ツレはタンメン(750円)、それと2人でシェアーしようと餃子(460円)の食券を買って店員に渡しました。店内を見渡すと内装がレトロで、ビールケース等も昭和を思い出させる年季の入った物でした。

    



 私が頼んだソース焼きそばとツレのタンメンが同時に出てきました。焼きそばの麺は柔らかい中太麺。具はキャベツと玉ねぎに豚肉、上に青のりが散らしてあり紅生姜が脇にのっていました。。それと中華スープが付いていました。味はごく普通のソース焼きそばです。お腹が減っていたので、完食しましたが、値段はチョット強気の価格です。これが750円なの、と言う感じでした。

        
    


   ツレのタンメンはキャベツ、玉ねぎ、にんじん、豚肉とモヤシが沢山入っていました。ただモヤシのひげ根をとっていないのでマイナス20点という所です。ツレは小食で、全部は食べられないと言うので、少し加勢しました。麺はこれも柔らかめ、野菜の旨みがしみ込んだスープが美味しかったです。

   



  最後に餃子が登場しました。1皿5ケの少し大きめの餃子です。私は今回食べた中では、この餃子が1番美味しかったです。そして今度入る事があったら、看板メニューのつけ麺を味わってみようと思っています。

        

木更津・八剱八幡神社の例大祭④-宮入り

2022年07月15日 | 日記
       

 例大祭も終りが近づいてきました。神輿を中心にした行列がタヌキ伝説で有名な證誠寺の側に通りかかり、見物人も大いに盛り上がっていました。

 



  山車を曳いている子供たちの前では何人かの若衆が、笛やかけ声に合わせて飛んだり跳ねたりしていました。この後を総重量1.5t、関東一の大神輿が通過して行きます。神輿の周りにはいつの間にか沢山の氏子が集まっていました。

     



  祭りに伴ういろいろな神具を持った氏子が、ゆっくりと進行し漸く神社前に到着です。いよいよ神輿が神社の鳥居を潜りました。



  神輿が鳥居に接触しない様に2人の若衆が神輿に乗り、ゆっくり神社の境内に入り参道を社殿前に進みました。





社殿前では宮出しの際に、神輿に移された御霊をまた神社に戻す儀式が執り行われました。そして神輿は本殿右にある神輿庫に向かいました。境内には木が沢山あるので、神輿に当たらない様に、また2人の若衆が神輿に乗っています。



   そして18時10分頃、神輿は神輿庫に無事おさまり宮入りが終了しました。ただ境内では祭りの余韻が残り、いつまでも興奮が冷めやらぬようでした。。