光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

長須賀地区のシラサギとハスの花-木更津市

2022年08月31日 | 日記
     

  8月の上旬に撮影したセイタカシギを捜しに来たのですが、見つかりませんでした。ネットのニュースに載っていた鹿児島に移動したのでしょうか?毎年セイタカシギの子育てまでは見かけるのですが、それから姿を見なくなり、何処に行くのか?不思議に思っていたのです。変わりにシラサギが沢山来ていました。前日降った雨がハスの葉に水玉を作りとても綺麗です。



  JR内房線がハス田の横を通り過ぎていきました。ハス田にいるシラサギやアオサギは、電車が通過しても気にせず餌を啄んでいます。野鳥にとって電車の通貨は日常茶飯事、当たり前の出来事なのです。



  ハス田の中には15~16羽のシラサギがいました。シラサギとは全身が白いサギの総称です。日本ではダイサギ、チュウサギ、コサギがシラサギに該当する様です。





  またハス田の中にはアオサギやカルガモも泳いでいましたが、シラサギの白が強烈でほとんど目立ちません。後から写真を見てアオサギたちもいたのだと思う程です。



  午前6時頃、2両編成のJR久留里線が木更津駅に向けて通過して行きました。久留里線は千葉県内では唯一の非電化線、ジーゼルの列車です。独特の塗装のキハE130形が、木更津から上総亀山を元気に走行しています。



  何回か紹介しましたが、ハスの花もまだ見頃です。食用のハスは白色の花が多い様です。





  たまにピンクの花も咲いていますが、大賀ハスと比べると色は薄いです。湿地に珍しい野鳥を見つけました。コチドリです。以前は自宅近くでよく見たのですが、最近見かけないのでどうしたのかと思っていた矢先でした。


セイタカシギが去った後の長須賀のハス田-木更津市

2022年08月30日 | 日記
      

 ネットのニュースで、8/23に鹿児島県鹿屋市川東町にセイタカシギ4羽が飛来したと画像付きで報じられていました。それによると近年鹿児島県内で、セイタカシギの観察例が増えているとの由。木更津市の長須賀地区でも毎年子育てするセイタカシギが目撃され、撮影しています。今年も8/7(日)にここを訪問した際2羽のセイタカシギを目撃し写真を撮影しました。



  そこで、ツレと長須賀のセイタカシギはまだまだこの地区にいるのか、8/27(土)に行ってみました。時間は午前5時50分頃。上空には雄大なあかね雲が湧き出ていて、とても綺麗です。長須賀の農業用水にはシラサギやアオサギ、カルガモ等の野鳥が見られます。またハス田をやめて田んぼになった場所には、鳥を追い払う凧が置かれていますが、効果は殆ど無い様です。

  



   農道を進むと、カルガモ親子が農道を横切るところでした。お尻をフリフリ進みハス田に入って姿が見えなくなりました。ハスの花が彼方此方で見られます。ピンクと白色の花が大きな葉の間から顔を出して、ハッとするほど綺麗です。





  ハス田にはシラサギが沢山来ていました。その中を、目を皿のようにしてセイタカシギを捜したのですが、見つかりませんでした。セイタカシギは図鑑で調べると、旅鳥か留鳥。もしかしたらここのセイタカシギが鹿児島まで移動したのかも知れませんね。そんな事を考えながらハス田の野鳥を撮影しました。


第75回木更津港まつり-8/20・約10分間の花火大会

2022年08月29日 | 日記
     

 第75回木更津港まつりはコロナ禍の為、「やっさいもっさい踊り大会」は中止、花火大会も縮小となりました。それでも花火大会は、7月下旬から8月までの毎週土曜日と例年の花火大会実施日の8/15を加えて、全7回、1回約10分程度の花火の打ち上げが行われています。8/20(土)はツレと自宅でこの花火を鑑賞、撮影をしました。



  花火の打ち上げは午後7時20分頃からなので、自宅の2階で準備をして待っていました。しかし天気予報通り、ポッポッと雨が落ちで来ました。大丈夫かなと思ったのですが、定刻になると、木更津港辺りが明るくなり花火が打ちあがりました。





  綺麗な花火が次々に打ち上げられ、後から爆音が追いかけてきます。自宅2階でゆっくり見られるのですが、丁度打ち上げられる所に高圧電線が通っているのです。もう止むを得ずカメラを三脚にセットして撮影しました。しかし花火に写り込んでいます。





  花火が打ち上げられるのは約10分間、短いですね。何時もは1時間近く打ちあげているので、途中色々絞りや、露光時間を変えて修正するのですがそれが出来ません。ただ風が無いので、打ち上げ時の煙が邪魔にならず助かりました。





  アッと言う間の10分間でしたが、結構楽しめました。次回は8/27との事なので、また自宅から鑑賞しようと思います。


ブログの盆休み中に撮った面白い被写体-木更津市

2022年08月26日 | 日記
       

  盆休みでブログの更新を1週間休みましたが、この間も早朝散歩は続けていました。私は写真家で芸人のなぎら健壱氏の写真が好きで写真集などを見ますが、その中に面白い記述があります。
 
 「あたしの撮る写真は、瞬間をとらえると言う事である。千載一遇の瞬間に、カメラを持っていてシャッターを押せたことに対して、よし!と自分を納得させることが出来る。何時間も我慢強く待って撮った写真や、気に入った写真が撮れるまで、何度もシャッターを切る人が撮る写真に「生」を感じない。千載一遇の場面に出会ったらシャッターを切りたい。」

 自分も常々そう感じてカメラは何時も持っているようにしています。でも何度もそういうシャッターチャンスを撮り逃がしています。



  トップからの5枚はシラサギが規則的に並んで、ポーズらしきものをとった瞬間です、中国雑技団の千手観音を連想してしまいました。まあそれ程の物でもないですが。



  3羽のシラサギは直ぐに飛び立ちましたが、面白いパフォーマンスを見せてくれました。



 

  上は8/15、芙蓉の花にとまったセセリ蝶。下はモンシロチョウです。最近見かけなくなった蝶なので撮影しました。





  上は先日紹介しましたが、サツマイモの花とツボミ、そして下は落花生の花です。





  8/13午前6時18分頃に出た虹。半円の3分の一位しか見られませんでしたが、側を飛行機が飛んでいました。お盆休みには、こんなものしか撮れませんでした。またご愛読の程宜しくお願い申し上げます。      管理人。


人と寄り添って暮らすシラサギたち・下水道でも餌探し-木更津

2022年08月25日 | 日記
    

 8/13午前6時頃の事です。何時もの散歩道をツレと歩いていると、巾50㎝位の下水道の手すりにシラサギがとまっていました。下水道の中にも1羽シラサキがいて、エサを探していました。暫く撮影していたのですが、大きな黒いつばの帽子を被った人が来て、シラサギに接近して行きました。シラサギも気付いて飛び立ってしまいました。もう少し撮影したかったので残念です。





 また8//11(木)にもこの下水道で、シラサギを目撃しています。この時は1羽で頻りに餌を捜していました。



  シラサギの餌は魚やカエル、ザリガニ等の甲殻類。この辺にはアマガエルが沢山いたので、それを食べていたようです。





  下水道の横にある木の葉っぱに、アブラゼミがとまっていました。早朝なので、脱皮して直ぐのセミのようです。また下水道から出たシラサギが民家の生垣にとまり、辺りを見回していました。このシラサギはあまり人を怖がらないようです。


続・ひらおかの里の「お飾り稲の刈り干し」と田んぼのかかし

2022年08月24日 | 日記


    袖ヶ浦市の農村公園・ひらおかの里のエントランス広場に広がる、刈り稲の緑の波とかかしが気になり、8/12(金)ツレと再度訪問してきました。田んぼの周りには先日と同じように可愛らしいかかしが、私たちを出迎えてくれました。





  訪問したのは午前10時半頃。駐車場には5~6台位しか車が停まっていませんでした。今日も密にはならないと思いながら、広いエントランス広場に行って見るとビックリです。8/9に行った時には広場イッパイに緑の稲が並んでいたのに、それが無くなっていたのです。(上のカットが8/9で、下が8/12撮影の広場です。)

     



  急いで管理事務所の方に行って見ると、8/9の時より渇いて黄緑色になった稲わらが、沢山置かれていました。係の人が稲わらをまとめていたので聞いて見ました。稲わらは3日間干してから、保管をするそうです。ただ毎日濡れないように取り込み、また次の日には出して干すのだそうですから大変な作業です。



   しかし今日が3日目なので、漸くこの作業から解放されるようです。お疲れ様でした。





  またひらおかの里には野生のテッポウユリや、ヒマワリが沢山咲いていました。ヒマワリはそろそろ終わりですが、シジミチョウやアゲハ蝶が蜜を吸いに来ていました。


ひらおかの里・田んぼのかかし-人気投票中です!

2022年08月23日 | 日記
      

 8/9(火)袖ヶ浦市の永池1943にある「ひらおかの里」で、陸に現れた海岸の様な「お飾り稲の刈り干し」に度肝を抜かれた後、田んぼの周りに置かれたかかし(案山子)を見てきました。



      

  このかかしは、田んぼの学校の生徒が作ったもので、全部で16体あります。田んぼの学校とは袖ヶ浦市が広報で募集した一般公募家族が参加する事業です。



      

  ひらおかの里では、この16体を管理事務所裏の田んぼの周りに展示し、8/31まで人気投票を行っています。



      

  嬉しい事に上位入賞したかかしに投票した人の中から、抽選でひらおかの里の農産物がプレゼントされるそうです。私たちもこれぞと思う物を選び投票をして来ました。結果が楽しみです。

       


緑の稲がまるで海岸の波の様-ひらおかの里の「稲の刈干し」

2022年08月22日 | 日記
     

  8/9(火)ツレと袖ヶ浦市の農業公園・ひらおかの里に、田んぼの案山子を見に行きました。着いたのは午前10時10分頃。駐車場から広大なエントランス広場に行った時です。広場に緑色の波が押し寄せていたのです。





  側にはひらおかの里の係員が沢山いました。その中の人の良さそうなオジサンに聞いてみました。これは何でしょうか?と。



  オジサンはにこやかに「お正月のお飾り用の稲わらだよ」と答えてくれました。そして軽トラから見本の稲ワラを持って来て見せてくれました。

    



  そのワラは少し緑がかっており、よく見る完全に渇いたワラとは別物でした。こうして作ったワラを使うと、お飾りの寿命が全然違うとの由。また女性の方も沢山参加しており、要領よく作業をこなしていました。





 そこに新たに2台の軽トラが稲わらを運んできました。この稲わらを専用に作るための田んぼがあり、早く植えて稲穂を付けないうちに刈りとるそうです。凄く手間のかかった稲ワラです。





  こうして作った稲ワラは、毎年12月にひらおかの里管理組合の方達が、市内の小学校(対象は5年生です)を訪問します。そしてこのワラで正月用の「お飾り」の作り方を教えているそうです。袖ヶ浦市の農業に対する姿勢は素晴らしいですね。木更津市も見習わなくてはならないと思いました。

  

セイタカシギと木更津レンコンの花-木更津市長須賀地区

2022年08月12日 | 日記
      

*******第7波コロナ禍の中、巣籠生活が続く今日この頃。当ブログもあまりUPする事が無くなりました。したがって8/13~8/21まで休止いたします。大変申しわけありませんが、宜しくお願い致します。 管理人******
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 8/7(日)早朝市内長須賀地区に野鳥とハスの花を撮影に行きました。先に紹介したように最初は、沢山いたカルガモとスズメの群れに驚かされました。しかしゆっくりと蓮田を見て回ると、2羽の比較的小さなセイタカシギに出会えました。



  このセイタカシギは今年生まれた幼鳥のようです。ただ親鳥がいないのが気になります。取り残されたのでしょうか?

     

  また蓮田に不思議な物がありました。蓮の茎に2本の鳥の羽がさしてあるのです。蓮田農家のいたずらでしょうか。でも面白い、何かのオブジェの様にも見えました。



  2羽のセイタカシギは私たちが近づいてもあまり気にせず、エサを探していました。早く大きくなり、親鳥たちと合流することを願うばかりです。





  蓮の花が見頃です。食用の蓮は花の数が、鑑賞用よりも少ないそうです。そのせいか先日見た大賀ハスより、1輪1輪花が頑張って咲いているように感じました。





  長須賀の蓮も大きな葉が殆どです。ただその葉の中にひっそりと咲く「木更津レンコン」の花は最高です。


木更津市長須賀の蓮田道を闊歩(かっぽ)するカルガモたち

2022年08月10日 | 日記
      

   8/7(日)午前5時30分頃、木更津市長須賀の蓮田をツレと訪ねました。7/18に訪問した時にヒナのセイタカシギがいたので、その後どうしているのか気になっての再訪です。



   木更津の日の出は午前4時53分、地平線近くに雲があるのでまだ少し薄暗いです。何時もの様に蓮田の手前に車を置き、水田と蓮田のあるJR内房線方向に徒歩で進みました。時間が早いので誰もいません。少し歩くと前方に、カルガモの群れが道いっぱいに広がっているのに気が付きました。



   10羽位いて、横に整列していたのですが、私たちを見て隊列を崩し蓮田に入って行きました。側にはスズメたちも20羽位いて、道路に落ちている物を啄んでいました。





   途中に農業用水があるのですが、その用水にもカルガモ親子がいました。親を含めて4羽ですが、静かに泳いで水草の中に入って行きました。





  農業用水を渡り、暫く進むと今度は5羽のカルガモがハス田から出てきました。1列に並んで歩いています。私たちが、接近すると直進するのを止め、左側に向きを変えました。このカルガモたちの前方にも何羽かのカルガモが現れました。沢山のカルガモの群れです。





  5羽のカルガモは整列して左の蓮田に入ってい行きました。自宅付近では最近カルガモの姿が見られなくなりましたが、こちらに移動したのかも知れません。自宅近くではカルガモの親子に石を投げる人がいる様なので、避難したのかもしれません。