光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

皇帝ダリアと長楽寺の紅葉-木更津市

2022年11月30日 | 日記

 

 自宅の皇帝ダリアが綺麗に咲き、毎日窓から眺めて楽しんでいる今日この頃。市内請西の長楽寺も皇帝ダリアの木があり、毎年綺麗な花を咲かせているのを思い出し11/29(火)ツレと行ってみました。皇帝ダリアは冬の休眠の後急速に成長し、8~10mにもなるダリア属の一種で、木立ダリアとも呼ばれています。

 

  清龍山・長楽寺は真言宗豊山派の寺院。鎌倉時代の後期に融源上人によって上総国望陀郡請西本郷に創建され、永禄年間(1558年~1570年)に現在の場所に移動したと伝えられる古刹です。

 長楽寺に着いたのは午前11時頃。天気予報では曇りのち雨と言う事だったので、境内には誰もいません。境内の右端に皇帝ダリアがひっそりと花を咲かせていました。また隣にはサザンカの花も咲き、道に花びらが散ってピンクの絨毯を敷いたようです。

 

 

 境内に入るとイチョウの葉が散って、秋の終わりを告げていました。赤いドウダンツツジの上にも黄色いイチョウがのってとても綺麗です。

 

  ただイチョウはもう黄葉の時期を過ぎており、木に葉はあまり葉が残っていません。代わりに近くのモミジが真っ赤に色付いてとても綺麗です。

 

 そしてモミジの側の池には、モミジやイチョウの葉が浮かび、それがゆっくり流れて風情があります。

  境内左奥のサザンカも満開で、綺麗な花の絨毯を木の下に敷き詰めていました。手前には石板が置かれていますが、サザンカのピンクと石板の対比がフォトジェニックでした。

 古都を思わす本殿裏の庭園はもう紅葉が終わり、冬の佇まいでした。来年はもう少し早く参拝と紅葉を見に来ようと思います。

 


第19回木更津こどもまつり③リヤカータクシー・猫バスが行く

2022年11月29日 | 日記

     

 11/19(土)ツレと二人で、JR木更津駅西口で開催されている、こどもまつりを見てきました。ふれあい動物園や七五三詣りでにぎわっていた八剱八幡神社から、今度は富士見公園前通りに移動です。

 そこで出会ったのはリヤカータクシー。段ボールで、ジブリの猫バスの装飾がしてありました。毎年見かける光景ですが、妙に昭和を感じさせます。子供の頃リヤカーに乗って遊んでいたからでしょうか?

 次は富士見公園です。3基のドラム缶を改造したような釜で焼き芋を焼いていました。ここも行列が出来ていました。1本100円と言う値段も人気を呼んだ要因でしょうね。

  藍染院境内で見つけた、細長い風船でいろいろな物を作る店。このような店も、小さい頃から在りましたね。また藍染院本堂前では、清和短大の学生がハンドベルの演奏をしていました。澄んだ綺麗な音が子供からお年寄りまで、多くの人を引き付けていました。

  メンバーをよく見ると、年配の方もいましたが、指導する先生なのでしょうか?それにしても、久々に聞く素敵なハンドベルでした。何故か聞いているとクリスマスを思い出しました。

 

  混んできたので、ツレと駅から延びる富士見通りに出ました。すると猫バスではないリヤカーが停まっていました。1回10円なので、子どもが沢山乗っています。前面に書かれたキャラクターは、良く見かけるクマのようでしたが、愛称はハッキリわかりませんでした。

  このこどもまつり、毎年行われています。何処からこんなに子供が集まってくるのだろうか?と思うくらい人気を集めています。コロナに負けずに毎年続けてほしい木更津の行事です。


第19回木更津こどもまつり②-昭和30年代にタイムスリップ

2022年11月28日 | 日記

   

 11/19(土)は昼頃から木更津駅西口をツレと訪問しました。色々なイベントが開催されていましたから、それらを撮影しようと出かけたのです。木更津西口の駅まつりを見て、キヌタ君側で行われていたフラダンスに感動した後、みまち通り入りました。

 みまち通りはいつもと違い沢山の家族連れが並んでいます。何のためにこんなに並んでいるのかと思ったら、綿あめの実演販売でした。

 

  今年のこどもまつりのコンセプトは、木更津の昭和30年代が再現された?!そんな感じを基調にしたそうです。また昨年同様事前登録制との事なので、私たちも、昨日パソコンから事前登録しておきました。

 

  みまち通りを入ると、成就寺入り口では人形劇が行われ、昔の遊具で小さい子供が遊んでいます。少し先に行くと八剱八幡神社境内で、人気のふれあい動物園が開かれていました。時間が昼過ぎていたので、チケットは当然売り切れていました。フェンスで囲った動物園には子供たちが溢れています。

 

  小さなヒヨコや、モルモット、ウサギ等を手に取って子供が感動しています。こんな動物に触れる事など中々出来ないので、嬉しそうです。

 

   黒ヤギを撫でている2人の子供が、何故か心配そうな顔をしています。ヤギは結構大きので、怖いらしいです。茶色いヤギにはよちよちと、小さな子が嬉しそうに寄っていきました。

 

  ふれあい動物園の見学を終え、八剱八幡神社でツレと一緒に参拝をして来ました。境内には七五三詣りの家族連れが4~5組来ていました。

  神社に和服はよく似あいますね。明るい和服で境内が華やかになります。


11/19は第19回こどもまつり①と駅まつり・他にもイベントがてんこ盛りでした

2022年11月25日 | 日記

        

 11/19(土)ツレと木更津駅西口(みなとぐち)で行われた、第19回こどもまつりを見学して来ました。暑い位に良く晴れたこの日は、子ども祭りの他に駅まつりや「マハロきさらづフラフェスティバル WITH きさらづ駅エクササイズ」等が行われて、何時もは閑散とした駅西口も子供や家族ずれで大賑わいでした。

 駅のコーンコースにも駅ピアノ弾く子供たちが、集まりそれを聞く大人たちで、すれ違うのも気を使い混んでいました。

  西口の駅階段は木更津総合高校の生徒によって、ペインティングが成されていました。「木更津みなとぐちアートプロジェクト2022」が開催されている日にちの告知の様です。

   

 西口階段の下ではもう「駅まつり」が始っていました。私たちが到着したのは、12時半頃だったので、当然ですが、1回1000円の宇宙くじに子供が群がっていました。そしてその横ではゆるキャラと、駅長服を着た子供たちが、記念写真を嬉しそうに撮っていました。後ろの写真は久留里線の気動車E130、憎い演出です。

  その横では、道の駅和田浦WA・O!の人達が来て鯨のコロッケや鯨のハムを販売していました。房総捕鯨の地、和田浦には私たちも何度も行きました。道の駅でもランチを食べた事があります。懐かしいですね。

  バス乗り場を過ぎて、スパークルシティ木更津の角に来ると、木更津のシンボル「キヌタ(狸の反対読みです)君」の前でフラダンスが行われていました。艶やかで良いですね。

 スパークルシティ木更津のウッドデッキでは「木更津ナチュラルバル」が開かれていました。このイベントは「安心・安全・無添加」にこだわった食と、子どもとの休日を楽しく過ごせる空間を提供するイベントだそうです。色々な屋台が個性的な食を提供していますね。子供たちが群がって購入し横で食べていました。楽しそうです。しかし子供たちがイッパイ、新型コロナは大丈夫でしょうか?心配になります。

     

 


木更津かんらんしゃパーク・キサラピアで童心に帰る

2022年11月24日 | 日記

        

   11/17(木)2か月半ぶりに、三井アウトレットパーク近くのキサラピアで観覧車に乗ってきました。ツレの友人が横浜から訪ねてきて、子供の頃から乗っていない観覧車にもう一度乗って見たいと言うので乗車したのです。でも観覧車は何度乗ってもワクワクする乗り物ですね。

        

  キサラピアのホームページから割引クーポンをダウンロードして、乗車券は100円引きの600円になりました。この観覧車はシースルータイプのゴンドラがあるので、少し待ってそのゴンドラに乗りました。上のカットの赤いゴンドラや黄色のゴンドラは下の部分が金属で覆われています。

 

  ゴンドラに乗り込むと、周りの遊具が何故か小さく見えます。観覧車の直径は60mで、約12分で一周するそうです。

   

  シースルータイプなので、下の景色が良く見えます。ただあまり見えすぎるので、ツレの友人はちょっと怖いと言っていました。平日のせいか駐車場にあまり車は停まっていません。しかし上から見ると広い駐車場の景観が良く分かります。

  

 三井アウトレッドパークの方を見ると、結構人が来ています。駐車場もそれなりに他府県ナンバーの車が停まっているのが分かります。

 12分間の乗車でしたが、あまり見ない角度で景色を見るのは面白いものです。ツレの友人も大変面白かったと喜んでくれました。


木更津の漁師飯・「やまよ」のあなごが絶品です!

2022年11月22日 | 日記

  ツレの友人が横浜から木更津にやって来た11/17(木)、3人で木更津の代表的な漁師飯の店「やまよ」を訪問、ランチをいただきました。

 

  やまよを訪れたのは久しぶりです。新型コロナが猛威を振るい、緊急事態宣言が出た頃から来ていないので約3年ぶりになります。ただテイクアウトを始めると言う時に1度行ったので正確には2年ぶりといった所です。

       

 入店すると若いおかみさんがツレの顔を見て「久しぶりですね」と挨拶をして、3人にオレンジジュースを振舞ってくれました。ツレは大分前から写真仲間を連れてここで食事会等を何回も開いていたので、顔見知りなのです。入店したのは午前11時半頃でしたが、もう客が沢山来ており以前の賑わいが戻っていました。

  ツレが頼んだのは煮魚定食(税込み1100円)です。煮魚を旨く煮るのは至難の業、ここの煮魚は煮崩れせず味がしみてとても美味しいです。また切り身ではなく魚がまるまる1匹なのも点数が高いです。値段も安くてコスパも最高です。

     

  私とツレの友人が注文したのは、あなご天重定食(1200円)。大きなあなごの天ぷら2匹とカボチャの天ぷら等がのった豪華な天重です。中でもあなごが看板商品だけあって絶品です。

 サクサクしたあなごの天ぷらは中がふんわりとしています。また天ぷらやご飯にかけるタレが別に付いており、後からタレをかけるので、天ぷらや御飯がベチャッとならないので、とても美味しくていくらでも食べられそうでした。なお定食なので香の物と冷奴、海藻の味噌汁が付いています。

    

  帰りにジュースを出してもらったおかみさんにお礼を言って店を出ました。外には昼食を食べに来たガテン系の職人やサラリーマンが沢山きていました。さすがに量が多くて値段が安い漁師飯の店です。私たちもまた訪問して美味しい魚や海鮮料理をいただこうと思います。

     


里見の里と秋の味覚を味わう小さな旅③-城山公園

2022年11月21日 | 日記

    

  昼食の後は里見城(八犬伝博物館)のある城山公園を訪問しました。ここは1580年里見義康が築城した里見城を昭和57年(1982年)に復元したもので、建設に当たり城郭の調査や里見氏に関する古文書調査が行われました。そしてこの模擬天守閣を建設すると同時に、市立博物館や公園が整備され館山市の代表的な観光地として人気を集めています。

 

  この天守閣は約70mの丘の上にあり、上るのが結構大変です。しかしガイドさんが天守閣と公園入り口を往復する無料のワンボックスカーがあると教えてくれました。

 早速この車に乗せてもらい天守閣の側までいきました。面白い事に運転手は忍者の扮装をしており、家族ずれが一緒に記念写真を撮っていました。また車には里見八犬伝の登場人物のイラストが描かれていて、ちょっと目を引くユニークな車でした。

 天守閣の中は曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』に関する資料が展示されているのですが、あまり時間が無いので入りませんでした。時間が来るまで、この展望の良い天守閣広場で景色を撮影しました。

  ここから鏡ケ浦(館山湾)や館山の町が一望できます。後方は南房総の山々が迫っており、城郭の建設には最適の場所だったようです。

  また館山市は恋人の聖地にも認定されており、城山公園展望エリアが市内3か所の内の一つに選ばれ記念碑が立っていました。

    

 集合時間が近くなったので、往きに乗せてもらったワンボックスカーに下りも乗せてもらい、公園入り口に戻りました。公園では親子がシャボン玉で遊んでいました。シャボン玉に陽の光が当たって、とてもフォトジェニックです。

 また天守閣の周りの木々は、すっかり紅葉し陽の光に照らされてとても綺麗でした。

 最後は”渚の駅”たてやまに寄り、いただいたサービス券1000円でお土産を購入し帰宅しました。近来にないコスパの高いバスツアーに大満足でした。


漁船食堂・だいぼで海鮮ランチそして、デザートはフルーツの丘でミカン食べ放題

2022年11月18日 | 日記

     

    赤山地下壕の見学をした後は、漁港食堂・だいぼでランチです。ここは網元直営の店。自前の定置網漁船で上がった魚を、磯料理として提供する海鮮食事処。コンセプトは「海を見ながら、海を食べる」だそうです。

  漁港食堂・だいぼに入店したのは、午前11時半頃。天気が良く昼時なので、かなりの客が入っていました。それでも私達の席は予約されているので、直ぐに食事ができる体制になっていました。まず刺身の船盛です。ふつうは1隻の船盛を何人かで分けると言うのが団体の昼食の常、しかしここは大きな船盛が1人1船です。

 さらに横のコンロでは1人に付きホタテ、牡蠣、エビがのせられ私たちが席に着くと店員さんが火を点けてくれました。デカイ牡蠣やホタテ貝なので中々火が通らないのが難点です。

 この他にお母ちゃんセットと言うのが付いています。御飯と味噌汁、サラダに漬物、ヒジキの煮物に切り干し大根等が食べ放題です。バスのガイドさんが、このランチは3000円のコースです。と話してくれました。ツアーの料金も3000円、これだけで元がとれそうです。

  美味しい刺身と海鮮料理でした。私は刺身の船盛、量が多くて少し残しました。ただ小食のツレが完食していたので、余程美味しかったのでしょう。食事が済んだ後は外に出て雄大な館山の海を鑑賞しました。

 食事の後はミカン狩りです。30分食べ放題なので、食後のデザートというところです。

 ミカン狩りはフルーツの丘と言う場所です。最初に大きなビニール袋とハサミを手渡されました。係の人から色々な種類のミカンがあるので、味わって食べてくださいとの話がありました。

 甘くて美味しいミカンです。房州ミカンももっと宣伝すれば西の産地のミカンにも負けないのでは、と思いました。あとはビニールに摘めるだけ持っていって下さい、との事なので、メッパイいれてバスに戻りました。4キログラム位は在ったようです。


里見の里巡りと秋の味覚を味わう小さな旅②-異次元空間・赤山地下壕跡

2022年11月17日 | 日記

    

  那古寺の次の訪問地は、館山海軍航空隊赤山地下壕跡です。ここは旧大日本帝国海軍が、第二次大戦中に建造した地下壕(防空壕)跡と言われています。

  観光バスの駐車場から歩いて5~6分位の小山のような場所に地下壕跡があります。入り口には頑丈な扉があり、女性の案内人を先頭にそこから中に入りました。当然ヘルメットを着用しての入場です。

  中は照明が点いており、それ程暗くはありません。ただ立ち入り禁止の場所やフェンスで囲われた所が多いですね。通路は綺麗に固唾けられておりゴミ一つ落ちていません。

 この地下空間の総延長は、日本国内でも比較的大規模な部類に入る1.6キロメートルです。ただ一般公開されているのは、安全が確認された往復500メートルだけです。

 

  2004年(平成16年)から地下壕の一部が開放されており、時間は9時30分から16時(受け付けは15時30分まで)休館日は毎月第三火曜日、入壕料は200円、小中高校生は100円です。

  構造から見て1944年(昭和19年)頃から建設が始まったと考えられ、館山海軍航空隊の兵士の手掘りと言われています。壕の横の壁にはつるはしで掘った後が生々しく残っていました。

  しかし案内人が先導してくれるだけで安心です。個人で入壕したら迷って出られなくなるのではないかと、心配になって来ました。

  また地層のずれも観察することが出来ます。案内人によると房総半島南部の丘陵地帯は新生代第三期という比較的新しい年代の砂岩や泥岩等で形成されているそうです。

 この壕の感じは、富津市の燈籠坂大師の切通しトンネルとよく似ています。あちらも昭和初期に手彫りで掘られたので、似た感じになるのでしょうか。またこの地下壕の照明は全て太陽光発電を利用しているそうです。

 これで約30分間の地下壕の見学が終了です。凄い所でした。ここには病室や電信室もあったようですが、終戦で完成せず現在に至ったとの由。


里見の里・館山市の歴史と秋の味覚を味わう小さな旅①-那古寺

2022年11月16日 | 日記

 

  漸くコロナが落ち着いたと思ったら、第8波に突入したらしい今日この頃。半月程前から予約していた、日東交通の千葉県館山市を巡るバスツアーにツレと参加してきました。行政は感染者が増えても行動制限はしないので、11/12(土)日帰りの県内観光ツアーに申し込んだ次第です。

 このツアーは里見氏の城下町であった館山をめぐる小さな旅です。県から補助金が出て、盛りだくさんの内容と豪華な昼食やお土産券1000円も付いて旅行代金が3000円と言う考えられないような、お得なツアーでした。参加者は25人、全員ワクチン接種3回以上の人達です。

 私たちはJR木更津東口を午前7時30分に出発し、君津駅前を経由して高速館山道で館山市内に入りました。最初の見学地は那古寺(なごじ)養老元年(717年)に行基上人が創建したと伝えられる真言智山派の古刹です。

 

 案内は当院64代目と言われる住職が、丁寧に解説してくださいました。このお寺の山号は補陀落山(ふたらくさん)と言い語源はポタラ→フタラ→ふたあら→二荒→二コウ→日光、ここからきているそうです。

 またカメラのキャノン、初めはKWANON(カンノン)とネーミングされました。そして-CANON-観音様の御慈悲にあやかり、世界最高のカメラを創る夢を実現したいとの願いが込められている、と言う話もしてくださいました。(因みに私たちはニコンのカメラを使用しています。)

   

   仁王門をくぐり、次に珍しい形の多宝塔を見てから、参道を進み御本尊が収められた観音堂に向かいました。立派な観音堂の天井の梁には鬼が刻まれていました。これは鬼がしっかりと天井を支えていると言う意味だそうです。

  観音堂の正面は海を向いています。右奥に船形漁港が見えますが、ここのセリ場や漁師をツレと2~3回撮影に行きました。懐かしい光景でした。