自宅の皇帝ダリアが綺麗に咲き、毎日窓から眺めて楽しんでいる今日この頃。市内請西の長楽寺も皇帝ダリアの木があり、毎年綺麗な花を咲かせているのを思い出し11/29(火)ツレと行ってみました。皇帝ダリアは冬の休眠の後急速に成長し、8~10mにもなるダリア属の一種で、木立ダリアとも呼ばれています。
清龍山・長楽寺は真言宗豊山派の寺院。鎌倉時代の後期に融源上人によって上総国望陀郡請西本郷に創建され、永禄年間(1558年~1570年)に現在の場所に移動したと伝えられる古刹です。
長楽寺に着いたのは午前11時頃。天気予報では曇りのち雨と言う事だったので、境内には誰もいません。境内の右端に皇帝ダリアがひっそりと花を咲かせていました。また隣にはサザンカの花も咲き、道に花びらが散ってピンクの絨毯を敷いたようです。
境内に入るとイチョウの葉が散って、秋の終わりを告げていました。赤いドウダンツツジの上にも黄色いイチョウがのってとても綺麗です。
ただイチョウはもう黄葉の時期を過ぎており、木に葉はあまり葉が残っていません。代わりに近くのモミジが真っ赤に色付いてとても綺麗です。
そしてモミジの側の池には、モミジやイチョウの葉が浮かび、それがゆっくり流れて風情があります。
境内左奥のサザンカも満開で、綺麗な花の絨毯を木の下に敷き詰めていました。手前には石板が置かれていますが、サザンカのピンクと石板の対比がフォトジェニックでした。
古都を思わす本殿裏の庭園はもう紅葉が終わり、冬の佇まいでした。来年はもう少し早く参拝と紅葉を見に来ようと思います。