光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

道しるべも兼ねた馬頭観音と高倉観音高蔵寺

2023年03月31日 | 日記

 市内大寺の馬頭観音を撮影した翌日、今度は矢那地区・矢那川ダムの畔にある馬頭観音像を見に行きました。この馬頭観音は本来はここではなくもう少し後方の巡礼道に立っていたのですが、平成5年(1993年)ダム建設のためにこの地に移設されました。

 造られたのは寛政6年(1794年)で安山岩に彫られた物です。他の馬乗り馬頭観音のような三面八臂と違いお顔は一面で厳しい表情をしています。御手も6本あり体の前で馬頭印を組んでいました。

 この馬頭観音像の左側面には「南 高蔵六丁」、右側面には「東 此方ちば寺道」と刻まれており、巡礼道に置かれた道しるべの役割もしていました。この道標が置かれていた地点から六丁先(約650m)に坂東三十三番観音霊場第三十番札所高倉観音・高蔵寺が在る事を指示していたのです。

  また馬頭観音の横には鎌足を考える会とふるさとかるた会の連名で説明板が置かれていました。この後この道しるべに従いツレと高倉観音・高蔵寺に向かいました。車に乗ろうとすると茶色いネコが姿を表しました。近寄っても逃げないので、誰かに餌を貰っているようです。大きなシッポが可愛いネコでした。

 馬頭観音から車で5~6分で高倉観音に着きました。馬頭観音の道しるべがあった頃の巡礼者はどの位の時間でこの高倉観音まで来たのでしょうか?車に乗りながらそんな事を考えてしまいました。この高倉観音高蔵寺は用明天皇の代(585~587年)徳義上人が建立したと伝えられる古刹で、真言宗豊山派の寺院です。

 境内には大化改新後の650年7月に藤原鎌足が腰を下ろしたと言われる腰掛石があります。また鎌足が着換えた衣服をもっていた杖にかけた後、杖を忘れてしまいその杖が根付いて桜の花を咲かせたのが、この地に残る鎌足桜と言われています。

 鎌足桜は遅咲きなのでまだ咲いていませんが、下の写真は2020年4月17日にここで撮影した鎌足桜です。山桜の一種と言われていますが、花の中央に緑の鎌のような雌しべがありとても珍しく美しい花です。


西日さす木更津駅西口が変貌中-岡埜栄泉堂も閉店です

2023年03月29日 | 日記

 3/17(金)ツレと木更津駅西口に所用があったついでに、カメラを持ってこの周辺を散策してきました。まず駅前の富士見通りを、海の方に向かうと少し景色が変わっているのに気付きました。道しるべが無いのです。

 ここに在った道しるべは、江戸時代末期・市内吾妻地区に建立された道しるべと同じデザイン・サイズで造られた物です。平成24年(2012年)木更津市の市政施行70周年を記念して設置され、もう11年も市民や観光客に重宝され、また愛されていました。それが無いのです。

 そこで市役所の土木課にTELをしてみました。するとこの富士見通りは、今後リニューアルをしていく予定で、電柱の地中化や不要な物を撤去するとの由。地元の商店街とも話し合い、その方向で行く事になったようです。

 歩道も歩きやすくするため為、不用の物は処分することになり、この道しるべも廃棄するそうです。歴史を感じされる物なのに残念です。歩道を見ると以前在った映画館のロゴが書かれた物もあり、確かに整理する必要はありますね。

 この道しるべの在った場所を右に曲がって約90m位進むと岡埜栄泉堂です。店の前に来るとシャッターが閉まっていました。シャッターには張り紙がしてあり3月3日で閉店するとの事でした。

 弁天堂に続き和菓子の名店がまた一つ消えてしまいました。よく買いに来たのに残念です。大正7年(1918年)創業の100年以上続いた店なのに、閉店する時は一瞬です。下の写真は閉店する前の岡埜栄泉堂と先日撤去された安室薬局の在りし日の姿です。

 今度は富士見通りを渡り證誠寺方向に進みました。現存する芸者の置屋・木更津会館が見えてきました。中から芸者さんらしい人が出てきたので話しかけてみました。今踊りの稽古をしてきたとの事でした。レトロな雰囲気がとても良いです。木更津もアクアラインやアウトレットパークが出来て漸く息を吹き返してきたのですから、古き良き物を大切にしてほしいですね。

 会館前の駐車場では猫がお休み中。ただ私たちが近づいたので目を覚ましたようです。春本番です。


クマガイソウ群生地を訪ねて‐まだ芽が出たばかりでした

2023年03月27日 | 日記

 3/16(木)ツレと木更津市郊外の「田川の里・クマガイソウ園」を訪ねました。今年は気温が低い日があり、時期も早いのでまだ開花前と思ったのですが、下見のつもりで出かけたのです。到着したのは午前11時頃です。(トップの写真は昨年4月23日ここで撮影したクマガイソウ)

 駐車場に車を停め、群生地のあるお宅に行ってみると、園の持ち主のご夫妻がいらっしゃったので聞いてみました。今年のクマガイソウはどうでしょうか?と。するとクマガイソウを育てているご主人が、「まだなんですよ、芽が出始めたところです」と言い群生地に行ってみますかと、案内してくれました。

 広い住居の裏手がクマガイソウの群生地。そこに緑色の芽が沢山出ています。ご主人の話では4/8頃が見頃かもしれないとの事でした。見に来る時は一応咲いているか、電話をしてくださいと言われました。

 昨年の4/6もここに下見に来たのですが、その時も開花前で葉や小さいツボミしかみられませんでした。下の写真がその時撮影したものです。

 昨年4月23日にやっと開花したクマガイソウを撮影することが出来ました。この時は23日の2日前にTELをして開花状況を聞いて出かけました。(上下の写真)

 クマガイソウはラン科アツモリソウ属の多年草、日本の野生ランの中では一番大きく、袋を下げたような花は10㎝位あります。和名は武将の熊谷直実が着けていた母衣(ほろ-合戦の時着ける風船のように膨らんだ布)にちなんで名付けられたそうです。

 3/16はクマガイソウの芽しか撮影出来ませんでしたが、ここには椿が沢山咲いていました。この椿や古い蔵なども撮影させてもらいましたが、帰る時クマガイソウ園の方に車がみえなくなるまで見送っていただき恐縮しました。


木更津市大寺の馬乗り馬頭観音-千葉県固有の馬に乗る観音様

2023年03月24日 | 日記

  3/16(木)ツレと木更津市大寺に在る、県内最大と言われる馬乗り馬頭観音を見に行きました。先日行ったニッポン放送送信所や椿橋の近くにあり、小櫃川河畔にひっそりと立っています。

 市内井尻方面から続く道路を久留里線・東清川駅方面に進むと、小櫃川に架かる椿橋の手前に馬頭観音という立て札が見えてきます。その立札の示す方向に川沿いを約120m進むと、石仏が刻まれた石塔と解説板に出会います。(トップの写真)

 石台込の大きさが173㎝、さすが県内最大の馬頭観音、存在感が半端ではありません。写真の構図からいうと後ろの大寺揚水場が邪魔ですが止むを得ないです。

 この馬に乗る馬頭観音は確認されているだけで262基そのうち242基が千葉県にあり、この馬頭観音は千葉県固有の石仏と言われています。通常は観音様の頭上に馬頭が彫られているのですが、馬に乗っているのは全国的に珍しいそうです。

 造立は寛政8年(1797年)226年も経っているので劣化はしていますが、観音様や馬の姿が良く残っています。観音様のお姿は三面八臂で、最初見た時は阿修羅像を思い出しました。御手も6本刻まれています。話は変わりますが、古代に君津の鹿野山に住んでいた伝説の王、六手王(阿久留王)も6本の手を持っていたと言う伝説があります。

 この周辺の望陀村では、明治19年の記録によると中郷地区の532戸で牛は0頭、馬は183頭も飼育されていました。馬は農作業や荷物運搬に働き、軍馬としても活躍。この馬が亡くなると小櫃川河畔のこの馬頭観音像の前に運ばれました。ここで亡くなった馬は解体され有用な皮は利用され、他の部位や血は川に流されたようです。(馬頭観音像横の掲示板より引用)

 石仏に使用されている石は千葉県産の石で、川舟でここまで運ばれました。台石には「石工新平」と刻まれていますが、新平というのは木更津の石工だそうです。

 


金田漁協直営の食事処・浜っ子で醤油と塩のラーメンを味わう

2023年03月22日 | 日記

 ツレがラーメンが食べたいと言うので、木更津市内のラーメン店でも間違いのないラーメンを提供する店を2~3点選びました。その中でも見立て海岸の「浜っ子」がいいと言う事になり訪問しました。着いたのは午前11時半頃でしたが、一番乗りでした。

  ここは最初に食券を買うシステムなので、ツレはばら海苔醤油ラーメン(税込み700円)私はばら海苔塩ラーメン(700円)の食券を購入しました。食券を店員さんのいる場所に置くと、番号の付いたブザーが渡されました。出来たらブザーが鳴るのです。料理の上げ下げはセルフサービスです。

 お水と紙タオルを持って席に着きました。見晴らしの良い店内です。アクアラインが良く見えますが、残念ながら富士山は雲に隠れて見えませんでした。

 7~8分するとベルが鳴ったので、ラーメンを貰いに行きました。ラーメンに入った海苔の香りが漂い食欲を刺激します。サービスで金田漁港さんの昆布の酢の物が付いています。

 ばら海苔塩ラーメンの名前の通り、ばら海苔が沢山入っています。スープに海苔が馴染んでとても美味。塩ラーメンはチャーシューの代わりにアサリのむき身が沢山入っていました。中太の麺と一緒に食べると食感が変わってなかなか美味しいです。

 ツレの頼んだ醤油ラーメンはチャーシューとシナチクがたっぷり入っています。チャーシューと私のアサリを交換して味見をしました。チャーシューは柔らかくて美味しいですね。なかなかこんなチャーシューには出会えません。食べ終えて浜っ子の周りを一回りして帰りましたが、海側の庭に置いてある小さなボートがアクアラインとコラボしてとても面白いです。子供の喜びそうなアイテムです。


木更津市郊外のニッポン放送木更津送信所とレトロな椿橋

2023年03月20日 | 日記

 気温が上り春本番を思わせる3/10(金)ツレと木更津市椿地区にあるニッポン放送木更津送信所とその側の椿橋を訪ねました。小櫃川の空き地に車を停めましたが、ここには古い下水道用のU字溝が沢山積まれ、他にも建築材料が山になって置かれていました。それに小さい小屋がありますが、誰もいません。不思議な所です。

 小櫃川に沿って歩いて行くと主アンテナの近くまで行くことが出来ます。主アンテナは高さ122.4m、副アンテナは62.9m、もう1本STL受信用の鉄柱が立っています。昔よく聞いたオールナイト・ニッポンはここから発信されていたんですね。懐かしいです。下の写真は主アンテナの根もと付近です。

 電波塔の横を川の上流の方に向かって歩くと、堰か桟橋の様な物が2本見えてきました。川の真ん中あたりまでの最初の堰には、男性一人がのって釣りをしていました。

  もう1本は対岸近くまで伸びていますが、岸にはつながっていません。舟か何かで行かないとのる事は出来ません。何に使うのでしょうか?近くに人がいたら聞いて見ようと思ったのですが、誰にも会わず結局分からずじまいでした。

 その後電波塔の方に戻り、小櫃川に架かる椿橋を撮影しました。かなり錆びてレトロな橋ですが、穏やかに流れる小櫃川の光景によく似合っています。

 この椿橋は、昭和47年(1972年)12月に竣工。橋の長さは113m、幅は2車線の道路一杯ですから5~6m位あると思われます。ただ橋の手すりがかなり低いです。高さ1m位ではないでしょうか?風の強い日に子供や自転車が渡ると危険ではと思われます。築51年の旧い橋、このまま残して欲しいですが、リニューアルする時期に来ているように感じました。

 


奥房総・久留里の新酒まつり③

2023年03月17日 | 日記

 3/5(日)ツレとJR東日本で一番採算の取れないローカル線久留里線に乗り、久留里で行われた第6回新酒まつりに行って来ました。何時もは木更津から乗る久留里線はガラガラですが、この日はかなりの乗客がいて、座る席を捜すのが大変でした。

 久留里の駅舎には久留里沿線の酒蔵の銘酒が5本置かれて酒好きの人たちの目を引いていました。駅から国道410号線を平山駅方面に250m位進むと藤平酒造と吉崎酒造があります。前回は藤平酒造を紹介しましたが、道路を隔てた所が吉崎酒造。大きな煙突が久留里の町の殆どの場所から見える吉崎酒造のランドマークです。

 吉崎酒造は寛永元年(1624年)創業、千葉県では最古の蔵元と言われています。上総の銘水・久留里の水と厳選した酒米で造られた清酒「𠮷寿」や大吟醸「月華」は久留里を代表する名酒として人気を博しています。

 吉崎酒造から右に50m位進むと割烹旅館・山徳。レトロな佇まいの建物です。ホームページによると、江戸時代から続く旅館(創業は幕末)で、館内には100年以上も経っている客室もあるそうです。以前のパンフレットによると、食事のお勧めは「うな重(税込み3850円~)」古き良き日本の郷愁宿で食す一日一組限定のうな重を味わってほしいとの由。

  この日は店頭で、生しぼり原酒の試飲と漬物の試食をしていました。沢山注文が来て商品が切れたので、早く店頭に持ってくるように工場に催促をしていました。

 そして山徳から10m位行くと久留里の湧水で一番有名な「高澤の水」。沢山の人が試飲やペットボトルに銘水を汲んで車に積み込んでいました。

 高澤の水の道を隔てた反対側にも自噴井戸があります。喉が渇いたのでこの銘水を頂きました。とても美味しい水で、喉の渇きも直ぐに癒されました。この井戸のある巾2~3mの道路は少し進むと久留里小学校や新井白石住居跡に行くことが出来ます。またこの辺りは武家屋敷跡が多く、塀に忍び返しの竹やりが付いた家も見られました。

 最後に平成22年(2010年)11月に完成した新町の井戸の側で、先程購入した久留里のパンを食べながら休憩。ここでも美味しい久留里の水を頂きました。

 その後帰りの時間がきたので駅に戻りました。途中久留里交差点角のいせげん呉服店の前を通りかかると、ツレがショーウインドウを指しておひな様が飾ってあると教えてくれました。かなり古いものらしく人形の数は少ないですが、凛としたお顔や服装に重厚感があり見とれてしまいました。


奧房総・久留里の新酒まつり②

2023年03月15日 | 日記

 みゆき通りを抜けて久留里街道に向かいました。みゆき通りは長さ約50m位の短くて細い路地です。以前は商店街だったようですが、今では喜楽飯店と黒モジの展示と体験場の2軒しか営業していません。この日喜楽飯店は休業中ですが黒モジの体験場は大人気、沢山の人が来て上総楊枝を作っていました。

 みゆき通りの突き当りが国道410号線久留里街道です。道路を隔てた反対側は木村屋金物店。日曜日なので休業していましたが、創業弘化弐年(1846年)建物は明治元年(1868年)に建築された久留里を代表する店舗です。

 右隣のかなぐやでは、甲冑を付けて記念写真を撮るサービスが無料で行われていました。早速通りがかりの3人組が、嬉しそうに写真撮影に興じていました。何故か甲冑を付けていたのは女性のようです。

 銀行の入り口にはひな人形と立派な甲冑が展示されていました。

 久留里交差点側は昭和レトロなカキ氷と野菜販売の店「まちなみ」。ここでは古いカキ氷機に囲まれたおひな様を撮影。ついでに新鮮野菜も購入しました。何度かこの店には来ているので、とても親切にしてもらいました。

 いよいよ一つ目の酒元・藤平酒造です。創業・享保元年(1716年)江戸時代中期から酒造りをはじめ、年間300石(1石は約180リットル)しか生産をしない造り酒屋。作り手が3人の手造り酒蔵で、1本1本大事に生産されています。試飲の人達も沢山来ていて、専用のお猪口で銘酒を味わっていました。

 また店の前には久留里の湧水が出ており、試飲した人達もこの湧水を味わっていました。

 


銘水の里・久留里の新酒まつり①-角打ち列車も走行!

2023年03月13日 | 日記

 3年ぶりに「久留里新酒まつり」が3/5(日)に久留里で開催されると言うので、ツレと久留里線に乗って見学して来ました。天候は生憎の曇り空、気温も低めです。久留里線は午前9時16分木更津駅発に乗車しました。何時もならガラガラの2両編成なのに、この日は強気の4両編成です。それも20分前くらい前に行ったのに座る席を捜すのに一苦労。こんなに混んでいる久留里線に乗るのは初めてです。

 久留里駅に到着したのは10時5分頃。列車が4両の為駅のホームが短くて後方の2両の列車のドアが開きません。後方車両に乗っていた客は前に移動して降車しました。駅には新酒まつりの大きな看板が置かれ、甲冑を着た人たちがお出迎えです。 

 駅前の「生きた水久留里 酒ミュージアム」付近では、試飲の出来る500円のお猪口セットを買う人たちで行列が出来ていました。このお猪口があれば5種類の地酒が試飲し放題ですから、酒好きの人には持って来いのイベントです。

 またこの日は、JR東日本千葉支社が企画した「角打ち列車」が久留里木更津間を走行しています。「角打ち」とは酒屋で一角を仕切って立ち飲みをすることです。それを2両編成の久留里線キハE-130形に名付け、沿線の五蔵の地酒を列車に乗りながら飲み比べると言う企画を初めて打ち上げました。

「奥房総久留里新酒まつり角打ち列車」です。料金は税込み4200円、募集人員56名、2月上旬に募集を開始し約10日間で満席になったそうです。早く知っていれば申し込んだのですが残念です。

 まず昨年10月にリニューアルオープンした「酒ミュージアム」に入りました。以前は少し暗い観光案内所でしたが、今度は地酒のオンパレード。照明も明るくなり商品が見やすくなっていました。

 展示してあるのは「上総八蔵」の酒瓶や酒樽。有料試飲や買い物が楽しめます。奥には重厚な甲冑が置かれ、レトロな雰囲気を醸し出しています。

 これで駅前のイベント会場の見学を終え、何時もの「みゆき通り」に入りました。よく入店する喜楽飯店の看板が見ると、貼り紙があり「店主が入院の為暫くお休みします」と書かれていました。昨年5月に来た時、ご主人の写真を撮らせていただいたので、プリントしてもってきたのですが渡せず残念。次回に持ち越しです。


袖ケ浦公園の梅‐源平咲き

2023年03月10日 | 日記

 今年も2/28(火)袖ヶ浦公園に梅の花を見に行きました。2/25(土)には隣接されている産直市場ゆりの里で梅まつりが開催されています。ただ梅の花は未だ満開ではなく7~8分咲き、このブログが公開される3/4~5日が満開になると思います。

 梅園は公園の1番奥にあり、約140本7種類の梅の花が咲き競います。

  出入り口に近くにあつたのは、八重揚羽(やえあげは)濃いピンクの花が青空に生えてとても綺麗。その近くはとやでの鷹飾り、この花が一番多く開花していました。

 上の写真は金筋梅(きんすじうめ)、下の写真は内裏。2本とも白と赤の咲き分けです。源平咲きと言うそうですが、源氏が白の旗、平氏が赤の旗を使用していたことから名付けられたようです。

 上の写真は八重揚羽ですが、その近くに梅の種類を描いた看板が立てられていました。7種類もあると見比べるのも大変です。そして梅園の近くには菜の花が綺麗に咲いていました。春が近いですね。