本日、説明会を開くよう千葉県に申しいれました。
9日(木)、10時30分 千葉県庁本庁舎1階ロビーに集合お願いします。
鈴木栄治千葉県知事殿
申し入れ書
原発なくせ!ちばアクション
千葉市中央区要町2−8DC会館1F
043−202−7820
1月26日に、私たちちばアクションほか3団体が、水源地にある産廃処理場への汚泥の搬入中止を求める申し入れを行いました。
産業廃棄物指導課との交渉で、
①昨年3月~6月に、埋め立てられている汚泥や焼却灰の排出先と総量、数値の明示、
②搬入中止を求める1万筆を超える署名に対する知事の回答または意見表明、
③知事と直接話すことのできる「説明会」の開催の3点を要求しました。
産廃廃棄物指導課の強口氏は、2週間という期限をつけて回答しますと明言していただきました。
1月26日の千葉県庁への申し入れは、テレビや新聞が大きく報道し、社会的反響をよびました。
以後、千葉の産廃処理場の問題をめぐる動きが一変しました。
まず一つは、1月31日、君津市の新井総合にて水漏洩が発見されたという事実がマスコミにて公表されました。
搬入は現在中止されていますが、原因が不明確です。
産廃処理場には、「安全」がまったく保障されていないことが全国的に知れわたり、注目されています。
「遮水シートが破損した恐れがある」と発表され、いつセシウムなどの放射性物質が川に流れるかわかならいという不安を県民に与えています。
真実を明らかにし、県民が納得しなければ、搬入の再開などありえません。新聞やマスコミの報道だけではわかりません。今回発生した水漏洩の経緯と現状の詳細を県民のいる公開の場で、説明することを要求します。
二つめに、2月2日、千葉県知事は「被災地の瓦礫を受け入れる」と記者会見で表明しました。
瓦礫受け入れについては、「反対」の声もあり、各地方自治体で「説明会」など開催しています。
千葉県はこのような瓦礫受け入れについて、詳細が全く不明確です。
「だが、県内の廃棄物でさえ半分以上がまだ片付かず増える可能性さえある。高濃度の放射性セシウムを含むごみ焼却灰の保管場所も、確保できていない。知事は意気込むが、目の前には厳しい現実が横たわっている。」(2・2産経ニュース)
とあるように、千葉県の産廃処理場では、半分以上が片付かず、さらに関東一の大規模な産廃処理場である「新井総合」が搬入を中止している状態です。
この状況で、被災地瓦礫の受け 入れを表明することがまったく理解できません。
知事は県民に対して、納得のゆく説明をすべき義務を負っていると考えます。千葉県が瓦礫の受け入れを表明した経緯や詳細のすべて説明することを要求します。
「原発なくせ!ちばアクション」は、前回の回答期限である2月9日に、直接、知事から説明をしていただくように再度申し入れます。
内容は、前回の要求項目であった3つの事項と、今回申し入れた2つの事項であわせて5つの項目です。
2月9日11時に県庁内にて「説明会」を開催されることをお願します。
2012年2月6日
※千葉県庁職員への朝ビラもやります。7時45分に県庁舎横の羽衣公園前でやります。