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8000ベクレル以上の放射性廃棄物最終処分場を千葉市内に…「頭から反対」ではない?!熊谷千葉市長

2015-04-26 17:43:22 | 放射能汚染

千葉市長「選定の経緯、理由、安全性を確認する」 囲み取材全文 処分場候補地に東電千葉火力 【汚染焼却灰】

囲み取材に応じる熊谷市長

 指定廃棄物の処分場建設問題で24日、環境省の小里泰弘副大臣との面談終了後に開かれた熊谷俊人市長の囲み取材でのやり取り全文は次の通り。

◆「頭から反対」ではない

 記者:まず面談を終えて、市長の率直な受け止めを。

 市長:千葉市にも指定廃棄物は7・7トンほど清掃工場で保管されているが、千葉県の管理する場所が1カ所で保管されるという議論がされていく中で、千葉市の東電千葉火力発電所が選定されたと正式に副大臣にうかがった。今後、選定の経緯、理由、安全性などについて詳細に確認させていただかなければならない。

 記者:安全性についての確認だが、環境省の説明のほかに、千葉市独自の調査もありうるか。

 市長:我々が今後、どのように安全性を確認するか、手法を含めて考えていきたい。

 記者:すでに近隣住民からは懸念、反対する声も出ているが、調査で安全性が確保されれば、市長としては反対する姿勢ではない、と。受け入れる可能性もあるという立場なのか。

 市長:現時点では判断できる状況ではない。ただ、当然、県内市町村長会議で議論されてきた経緯(処分場を県内に1カ所設置する方向性で一致)がある訳で、少なくとも、検証せずに頭から「自分の町だけは嫌」だとは申し上げられない。

 記者:では「頭から反対」というわけではないのですね。

 市長:(うなずく)

◆正式に知ったのは今日

 記者:1点確認したいが、環境省からこれまでにサジェスションはあったか。

 市長:打診は無い。千葉火力発電所と(正式に)知ったのは今日(副大臣から聞いて)。(非公式には)報道ベースで知った。

 記者:環境省はある意味、言い方悪いが、いきなり報道を通じて発表したと言うことですね。

 市長:どのような形で報道が出たかは私たちはうかがい知ることはできないが、報道が先行したことは事実。より、住民、市議会、市が納得できる形で説明を今後、十分にしていただく必要があると思う。

 記者:報道が先行し、その前に通達がなかったことについて不快感があるか。

 市長:私たちも申し上げたいことはあるが、後ろ向きの議論をしても仕方がない。選定理由、経緯の妥当性、正当性、そして何より、施設の安全性、これを確認することが、住民に対する私たちの責任だと思う。

◆議会、住民に国の説明を

 記者:副大臣とのやりとりで、詳細な調査への協力を求められているが、調査を受け入れるかについても判断できないというスタンスか。

 市長:少なくとも我々は、現時点で「詳細調査をどうぞ」というわけにはいかない。そういう段階ではない。

 記者:他の候補地と比べ人口の多いところからそこまで離れていないが。

 市長:他県の状況も至急確認したが、いずれにしても、我々は他県というより、この千葉における妥当性を第1に考えたい。

 記者:どのくらいの住民や市民の納得、情報公開はどのレベルまでと考えるか。

 市長:全ての情報を把握しているわけではないが、5千以上の対象の中から千葉市のあそこが選ばれた理由は納得がいくまで説明いただく必要があるし、直近の民意である市議会にも説明していただく必要がある。当然、地元説明会などもやってもらわないといけない。一つ一つの取り組みを確認させていただく。

◆保管方法など確認し判断

 記者:(2012年に千葉市が東北の)震災がれきの受け入れを市長が表明した際、安全性と住民の合意が条件だったが、今回も仮にこの2つが確保されたら受け入れやむなしという立場か。

 市長:現時点では仮定の話はお答えできない。我々も国の定める保管方法を詳細に確認していない。保管方法、搬入の考え方、あらゆることをしっかり確認させていただいた上で、我々としても判断できるだろう。賛成、反対とお答えできるといいのだが、現時点では、そういったこともお答えできる状況ではない。


寝耳に水”地元猛反発 千葉市が指定廃棄物処分場候補地に

2015-04-19 12:15:26 | 放射能汚染

寝耳に水”地元猛反発 漁業者「風評被害」を懸念 

千葉市が指定廃棄物処分場候補地に 

千葉日報2015年04月18日

「風評被害が出たら困る」「住民は納得しない」。“行き先”が注目されていた指定廃棄物処分場は、県都・千葉市の、東京湾沿いにある東電千葉火力発電所へ検討されていることが17日、突然明らかとなり、“寝耳に水”の地元や関係者の間に大きな動揺が広がった。千葉市では、住民の猛反発を示唆する声が。東日本大震災に伴う風評被害から立ち直りかけている漁業関係者は、それぞれに強い懸念を表明した。隣接する市原市の企業らも慎重な対応を求めた。

「風評被害が出たら困る」「住民は納得しない」。“行き先”が注目されていた指定廃棄物処分場は、県都・千葉市の、東京湾沿いにある東電千葉火力発電所へ検討されていることが17日、突然明らかとなり、“寝耳に水”の地元や関係者の間に大きな動揺が広がった。千葉市では、住民の猛反発を示唆する声が。東日本大震災に伴う風評被害から立ち直りかけている漁業関係者は、それぞれに強い懸念を表明した。隣接する市原市の企業らも慎重な対応を求めた。

■千葉市■
 地元・千葉市は敏感に反応。

 「地元住民に事前に知らせるのが筋で、国のやり方は唐突過ぎる。住民を代表して反対する」。発電所に近い蘇我地区が地元の宇留間又衛門市議=中央区=は憤る。

 同地区は2010年、市内で見つかった毒ガス弾176発を処理する無害化処理施設の設置先となり、住民の猛反発が起きたばかりで「『またか』の思い」(宇留間市議)がある。「爆弾の処理が3年前に終わったばかりなのに、なんでまた蘇我なのか。万一、津波が起きたときのことを考えても心配だ。住民は絶対に納得しない」と話した。

 事態を受け、同市議会は各会派の代表でつくる幹事長会議を20日に開き、議会としての今後の対応を協議する。

 地元衆院1区(中央区、稲毛区、美浜区)選出の田嶋要衆院議員=民主=は“寝耳に水”の様子。「ネットのニュースで見た。選挙が終わってこういうタイミング。千葉市に問い合わせたが返答ない」と戸惑い気味。「話を聞かないとなんとも言えないが、政令市の直下型の地震が来るところに設置するのはどうか。プロセスを丁寧にやらないと」とクギを刺した。門山宏哲衆院議員=自民=は「状況が分からない。なぜ、千葉市が選ばれたのか、しっかり説明を求めたい」とコメントした。

■漁業関係者■
 高級ノリなどの産地で、潮干狩り場としても人気の東京湾。

 木更津市の漁業関係者は「風評被害」への強い懸念を示した。「(放射性物質が)流れ出して水産物に影響することは、まずあり得ないと思う」という木更津市のノリ漁師の男性(60)だが、「海辺は嫌だ。風評被害は困る」と反発。「原発が再稼働になれば、さらに(放射性廃棄物が)出る。海辺にあるからということで、それも来かねない」と話す。

 木更津市の木更津海岸で潮干狩り場を運営する木更津漁協の男性担当者(52)は「それはまずい」。さらに「震災で入り込みが減り、ようやく戻ってきた感じがあるのに。そういうことがあると、また激減すると思う。距離的には近くないが同じ東京湾」と不安を隠せない。

 船橋市の環境NPO理事は「風評被害を懸念する。漁業者らが4年数カ月かけてようやく風評被害を払拭(ふっしょく)した段階なので、再び風評被害が起こることが心配。処分場はどこにどのような形でできるか示されていないので、直接的な環境への影響は現時点でコメントできない」と述べた。

■市原市■
 候補地は市原市境で、海を挟んで同市八幡地区の工場群がある。その市原市臨海部工場連絡会八幡支部の化学工業メーカー「DIC」千葉工場の担当者は「(設置は)できればやめてほしい。周囲にどれほどの影響が及ぶのか分からないので、設置には慎重さが必要。まずは調査の上、状況を報告してもらいたい」と漏らした。

 市原市八幡の県立市原八幡高校は「何も分からない状況なのでコメントできない」、市原市八幡石塚の市立石塚小学校も「情報が入っておらず回答できない」と突然の一報に驚いた様子。

 県内設置に反対の立場を取っていた「放射性廃棄物を考える市原市民の会」(濱屋郁生代表)の事務局長、太田亨さん(52)=市原市若宮=は「急な話で、会としては来週の会議で対応を確認したい。東電敷地内に処分場を建設することになったのは、各地で反対運動の動きがあったからではないか」と分析した。


8000ベクレルを超える指定廃棄物処分所が千葉市中央区に

2015-04-18 08:48:23 | 放射能汚染

指定廃棄物:東電施設に処分場、千葉市と環境省が最終調整

毎日新聞 2015年04月17日

東京電力福島第1原発事故により発生した放射性物質で汚染された焼却灰などの指定廃棄物を巡り、千葉県分の処分場を千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地に建設する方向で環境省と同市が最終調整していることが17日、分かった。来週中にも同省が市側に正式に打診する。

 同発電所は東京湾に面した京葉臨海工業地帯の一角にある。敷地内でも海側への建設を検討し、住宅地との距離を3キロ以上確保するという。市関係者などによると、建設候補地として県内数百カ所を精査した結果、「最も安全性が高い」と評価された。東電側も受け入れ姿勢を見せているという。安定的に長期間管理するため、建設地は国が買い取るとみられる。

 原発事故後、千葉県では昨年12月時点で県内の汚染焼却灰は3687トン発生。特に柏、松戸、流山の3市だけで2500トン超を占めている。約2年前から手賀沼終末処理場(我孫子・印西市境)で500トン以上を一時保管してもらっていた3市は、昨年12月から順次、同処理場から焼却灰を持ち帰って各自で仮保管していた。

 千葉市の熊谷俊人市長は「環境省からまだ話を聞いていないので現時点でお話しできることはない。まずは話を聞かせていただく」とコメント。東電広報部は「指定廃棄物処理に関し、国や県、市からの協力要請があれば真摯(しんし)に検討する」と話している。

 環境省は、指定廃棄物の仮置き場が切迫している宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の5県でコンクリート製の処分場を新設する方針。宮城、栃木両県では候補地を選定したものの、住民らの反対が強く建設のめどが立っていない。【荻野公一】

指定廃棄物処分場 千葉県分 湾岸が候補



 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、千葉県内の分について環境省が千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地を候補地にすると県と市に伝える方針であることが関係者への取材で分かった。

 小里泰弘環境副大臣が二十四日にも候補地選定の経緯などを直接伝達する方向で調整が進んでいる。千葉火力発電所は東京湾に面した京葉臨海工業地域の一角にあり、市は安全性に関する情報提供や住民への丁寧な説明を求める考え。熊谷俊人(くまがいとしひと)市長は「現時点で話せることはない。まずは環境省の話を聞きたい」としている。

 関係者によると、市街地から離れていることなどが選定理由とみられる。環境省の計画では、千葉火力発電所の敷地約七十六ヘクタールのうち、処分場に必要とされる広さは、廃棄物置き場や管理施設などを合わせて計約一・五ヘクタール。国が東電から土地を借り上げるか、買い上げるかして建設するという。

 処分場は内部や周囲を分厚い壁で覆って有害物質が漏れ出すのを防ぎ、大規模な地震にも耐えられる構造を想定。柏市や流山市など十市に一時保管されている県内の計約三千七百トンの指定廃棄物を集約する。

 環境省によると、昨年十二月時点で指定廃棄物は十二都県で計約十五万七千トンが発生した。同省は発生した各都県内で処理する方針で、既存の処分場で処理しきれない宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の五県は国が新たに処分場を建設するとしている。

◆一時保管先、搬出に期待 住民、透明性を不安視

 千葉県内の放射性物質を含む指定廃棄物の処分場について、環境省から一時保管先の市への連絡はまだないが、担当者は計画の進展に期待を寄せる。その一方で、住民からは透明性の確保を求める声も上がっている。

 県内の保管先で量が多いのは、県北部の松戸、柏、流山の三市など。松戸市の担当者は「国の処分場に置くべきところを、やむを得ず肩代わりして保管している。候補地が示されれば非常にうれしい。一刻も早く国が責任を持って設置してほしい」と歓迎する。

 ただ、すでに候補地が示されている栃木と宮城両県では、住民の反対で計画が進んでいない。

 このため「提示後にどうなるか注目したい」と慎重な姿勢を見せる。県内最多の約千トンを保管する柏市の担当者も「受け入れてもらう立場になるので、慎重に見守っていきたい」と話す。

 国は当初、今年三月までに最終処分場を確保するとしていたが、選定は難航。三市の指定廃棄物は三月末、県手賀沼終末処理場(我孫子市・印西市)での一時保管期限を迎え、各市が持ち帰った。

 同処理場の近くに住む男性(64)は「選ばれた理由を明確にすべきだ。でなければ地元住民の理解は得られない。住民が常に監視でき、いつでも施設内を見られるようにする必要がある」と強調した。

 

読売オンライン
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150417-OYT1T50070.html

指定廃棄物処分場、千葉は湾岸部…県市に伝達へ
東京電力福島第一原発事故で発生した放射性物質濃度が1キロ・グラムあたり8000ベクレルを超える指定廃棄物の保管問題で、環境省が千葉 県内の処分場候補地として、千葉市中央区にある東京電力の火力発電所内の用地を選定したことがわかった。

 同省は近く、県と市に伝達する。

 関係者によると、選定されたのは同市中央区蘇我町の東電千葉 火 力発電所内の東電社有地。東京湾に面する埋め立て地で、約76ヘクタールの発電所敷地内にある未利用地を活用する。付近は工業地帯で、最も近 い市街地まで 2キロ以上離れており、水源地も近くにない点から選んだとみられる。国は東電から土地を買い上げるか、借り上げるかして、建設する計画だ。

 同県では、候補地を選定するための市町村長会議が一昨年4月 から昨年4月にかけて4回開かれたが、選定は進んでいなかった。そのため、同省は民有地を中心に県内の5000か所程度をリストアップして検 討し、今回の東電用地に絞り込んだ。

産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/150417/plt1504170021-n1.html

千葉市に指定廃棄物処分場 東電施設内で最終調整

東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、千葉県の分について千葉市中央区の東電千葉火力発電所内の敷地 に 設置する方向で環境省と市が最終調整していることが17日、関係者への取材で分かった。環境省の担当者が近く市を訪れ、正式に伝える。
 市関係者によると、千葉火力発電所は東京湾に面した京葉臨海工業地域の一角にある。住宅地への距離が3キロ以上離れていることなどが候補 地に選ばれた理由とみられる。


ちばアクションの保養プロジェクトの紹介が、地域生活情報紙ウキウキ(発行15万部)に載りました

2015-04-16 10:55:19 | ちばアクションの活動

ちばアクションの「保養プロジェクト」の紹介が「地域生活情報紙 ウキウキ」にに載りました。

発行部数一括15万部、八千代市・印西市・白井市・印旛村・本埜村全域、 習志野市・船橋市・佐倉市・千葉市の一部に新聞折込にて、3月6日に配付されました。

http://www.yachiori.co.jp/ukiuki.html


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小出裕章 (京大) 非公式まとめ