もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション

原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

原発事故―福島の  被害者と寄り添う 吉田千亜さんお話会

2019-10-27 16:41:06 | ちばアクションの活動

原発事故から8年。東電「無罪」判決、汚染水放出、汚染土「再利用」、避難者への住宅追い出し……。東京五輪にむけて、「原発事故をなかったことにする」動きが加速しています。さらに今、福島は台風による河川の氾濫などで大きな被害をうけています。フリーライターとし
て活躍する吉田千亜さんを迎え、福島現地の報告をしていただきます。


2019 年夏保養・速報  ご支援ありがとうございました!

2019-07-30 15:59:27 | ちばアクションの活動

2019年7月26~29日の4日間、勝浦市にて、福島から4家族12名をむかえた夏保養を無事に成功することができました。
台風が心配されましたが、無事にすべてのプログラムが実施できました☆

■第16回目の千葉保養は、多くのボランティアに支えられました。
カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。

詳しくは、会報『NEWS LETTER』で報告いたします。


参加された家族の方の感想より

◎毎回、開催していただき感謝

 震災から8年が経過し、原発事故にたいして関心をもつ人が少なくなり、今でも水道水を飲ませなかったり、福島県産品を極力食べない人たちのほうが、肩身の狭い思いをしていると思います。
国や県はあてにならないので、親として子どもたちを守りたいと思います。
毎年、保養を開催していただき、感謝しております。
(Aさん)

◎仲間を信じてがんばる

 昨年に続き、2回目の参加ですが、今年も大変お世話になりました。
今年は参加者も少なかったけど、子どもたちも保護者もトラブルもなく、のんびりすごせて良かったです。
 私は保養に来て皆と話をして、いろいろな情報をもらえるのが、なにより勉強になります。普段、福島で生活しているなかで、気持ちに迷いが出た時は、仲間がいること、今やっている努力はけっして無駄ではないと信じて頑張ります。
なにより、子どもたちが元気で、笑顔で、育っていってくれることを願っています。
(Bさん)

◎毎回の再開がとても楽しみ
 初めて参加したのが2013年の冬で、娘が4才の時でした。今年、娘は11才になります。
 福島の現状はさほど変わりなく見せかけの復興が進んでいます。
娘は千葉保養を毎回とても楽しみにしています。
久しぶりに会える友達や大好きなスタッフさんたちと過ごす時間は本当にたくさんの笑いとても楽しそうでした。
 今回はいつもより一泊少なかったのが残念でしたが、また来年もぜひ参加したいと思います。ありがとうご
ざいました。(Cさん)

◎心に寄り添ってくれる安心感
 原発事故から8年以上が経ちますが、事故当初からたくさんの「後出し」や嘘、いろいろなことをごまかされて、私たちは、自分自身で信用できるものを見極めなければならなくなり、そんな日が何年も続き、とても疲弊してしまいました。
 私は福島からは引っ越してしまいましたが、あの喪失感や絶望感は一生忘れないと思います。
今でも、何かのタイミングで時々思い出しては激しく落ち込み、さまざまな思いが心をしめつけます。
「原発事故」
「東日本大震災」
私のまわりでは、もう口にする人はいません。
時々、話題になっても、気にかけている人など、めったにいません。
今回の交流会で「今まであまり考えたことがなかった」とおっしゃっていた方がいましたが、そのような方にも「保養」というもの、あまり知られていない現実を知っていただけて良かったと思います。
 何かして欲しいと言うのではなく、自分たちのこと、子どもたちのことを考えて下さる。
それだけで、母たちは『がんばろう』というモチベーションが上がる、保たれる。
そう思います。
 いつも思いますが、こちらの保養では子どもたちのことを考え、心に寄り添って下さる安心感があります。
とても心地よいです。
これからもどうか長いご支援をお願いいたします。
(Dさん)



福島は絶対負けない!3.11反原発福島行動2019 

2019-03-07 10:27:01 | ちばアクションの活動

■福島は絶対負けない!3.11反原発福島行動2019
とき◆3月11日(月)午後1時開会、3時~デモ行進
ところ◆開成山公園・野外音楽堂(郡山市開成1-5)
避難者、医師などアピール
主催◆実行委員会(tel.024-905-7759動労福島)


■被曝・医療 福島シンポジウム「事故より8年、福島の現実と課題」
とき◆3月10日(日)午後1時30分~
ところ◆コラッセふくしま多目的ホール(福島駅西口1分)
パネリスト◆矢ケ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)他/1000円(医師2000円、学生500円)
問合せ◆ふくしま共同診療所(tel.024-573-9335)

■さようなら原発3.21全国集会
とき◆3月21日(木・休)12時30分~開会(野外ステージ)、3時10分~デモ
ところ◆代々木公園B地区(渋谷区)
主催◆「さようなら原発」一千万署名市民の会(tel.03-5289-8224)

「さようなら原発3.21全国集会」の画像検索結果




 


2019 年冬保養・速報-- 思い出がいっぱい! 60人でつくった冬保養

2019-01-21 13:48:25 | ちばアクションの活動

2019 年1月4~7日の4日間、南房総市岩井にて、福島から9家族32名をむかえた冬保養を無事に成功することができました。第15回目の千葉保養は、多くのボランティアスタッフに支えられました。 カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。 詳しくは、会報『NEWS LETTER』で報告いたします。

 

初めて参加された家族の方の感想より(抜粋)

真剣に話し合う場こそ必要

 災害から8年ちかくが経ち、目に見える復興は進んでいると思っています。 しかし一方では、福島で生計を立てている人々の各々の立場により自らの主張を表現することが地域全体を表すものとならない現実が年々顕在化しています。

 保養を必要と考える人たちが必要とする理由を声高にすることは隣人の生業を脅かすことになるということを福島に住む人間は知っています。

 だからこそ保養を必要とする人々が集まり、自らの意見をはばかりなく話せる場がより一層必要となっていると思います。

 子どもたちは真剣に話をする親たちの話を良く聞いています。すべてを理解しているとは思いませんが、その多くを年齢なりに理解しているはずです。

 考えの異なる夫婦だから、なおのこと、保養の場を利用して、少しでもお互いの考えを真剣に話し合う姿を子どもたちに見せてあげることが大切な教育の一つであり、その場を作ってくださっている支援者の方々に感謝する次第です。(いわき市・Aさん)

みんなでつくる保養に感謝

スタッフの皆さんが、主になって、プログラムもたくさん企画してくれてアットホームな保養だなぁと思いました。

 家族紹介の写真に子どもたちの名前のふりがなや学年まで書いていただいて、とてもわかりやすかったです。スタッフの皆さんの詳しい担当や参加日程も書いてあり、パパ・ママ・子どもたち・スタッフ「みんなでつくる千葉保養」というのが、よく伝わってきました。

 原発事故から8年が経過しようとしていますが、今では保養の場でないと放射能の話をする機会もないので、親も保養に参加して、心のバランスが取れます。また保養を継続していただけることによって、これからの未来を背負っていく子どもたちを守ろうと協力していただいていると思え、福島県での生活の力にもなります。

 かかわってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。(郡山市・Bさん)

「放射能安全」教育の中学校 

4日間、ありがとうございました。とても楽しかったです。
 この前、学校で放射能の副読本をもらいました。先生から、「福島県はもう何も心配いらないので安心してください」と言われました。本当なのかな? って思っていましたが、家に帰ってお母さんに言ったら、「えー、本当に?」とやはり言われました。買い物をするときも、お母さんはいつも産地を気にしていて、どんなに安くても福島県産を買いません。

 私はよく鼻血を出すのですが、保養に行くと出る回数が減るというかあまり出ません。お母さんによれば、放射能のせいでもあるのではないか、らしいです。学校で友達が鼻血を出して保健室に行ったとき、「鼻血は出やすいタイプ?」と先生に聞かれて、私が、「出やすいです」と言うと、「体質なのかなー?」と言われたので「お母さんは放射能の影響もある」と言ってましたけど…」というと「えー、そんなの関係ないと思うよ。5年以上たっているんだから、震災から」と言われました。

 まわりの人の放射能に対する関心が低いので、夏休みとかの休みにほぼ家にいない私に「どこいくの?」と友達がよく聞いてきますが、『保養』って言っても「保養って何?」だし、かと言って旅行ではないし、…最終的には「いっぱい旅行行ってるね。お金持ちじゃん」となります。そうじゃないんだけど…。お母さんには「保養に行く」とは言わないで、と言われます。でも言わないと「旅行ばっかり行っている」と思われます。」 どうすればいいのかよくわからないけど、震災にあった私たちを支えてくれるボランティアのみなさんに感謝しかないです。
今回は本当にありがとうございました!! (参加した子どもの感想より)


2018 年夏保養・速報 酷暑を吹き飛ばす「保養を大切にしたい!」熱気のなかで

2018-07-31 14:13:59 | ちばアクションの活動

 酷暑の暑さと、勝浦の浜風がそよぐなかで、14回目をむかえる
ちば保養は無事に終了することができました。7月21~25日の
5日間、福島から8家族24名(初参加3家族)をむかえました。今
回の千葉保養は、若者をはじめ多数のボランティアスタッフに支え
られました。カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。
 会報『NEWS LETTER』は、のちほど作成いたします。

参加された家族の方の感想より(抜粋)

福島では原発事故から7年がたち、昔のことのように忘れ去られているような気がします。子育てしている中で、少し前は放射能問題や食の問題などのママ友の間で、話題にあがっていましたが、今はその話をすることがなくなったように思われます。どんどん変化していく福島で生活しながらがんばっていきたいと思います。みなさまのご支援に感謝いたします。ありがとうございました。(Aさん)

初めて参加しました。保養に参加するたびに、たくさんの方に支えられていることを実感します。福島で住み続けるにあたり、色々な不安、葛藤があります。
そんな日々の思いを、同じ思いをしている仲間と話し合える、場所があるということは本当にありがたい事だと思います。こういう場を大切にして行きたいです。
                    (Bさん)

 保養のこと食べ物のこと、日々の暮らしの中でマスク、学校幼稚園の行事などの参加・不参加、自分が(親が)考えて判断することが多くて、正直、疲れている、この頃です。まわりと足並みそろえたい気持ちもありますし、ゆずれないところも…。
 また保養で力をもらい、がんばろう!と思いました。
いつもいつも伝えきれないですが、本当に感謝しています。
(Cさん)

 今年になって私の体調が悪い日々が多く、なんとなくだるい日が続いていました。毎日8時間寝ても朝起きるのが辛かったんです。
でも、勝浦に来て体調がとても良いんです。ママたちとおしゃべりの時間が夜遅くまでしていても、すっきり目が覚める!! 
保養って子どもが必要なだけじゃないんだなとあらためて感じました。
人のつながりを感じた夏でした。ありがとうございました!

(Dさん)

 今回、初めて参加しましたが、みんな仲良しでアットホームな保養で楽しめました。
うちは県外に出る精神的不安の方が心配で残ることを選びました。近所には保養に行く時は「旅行に行く」と伝えたり、不安な食材の時は苦手な物と伝えたり、最近は気にしていることを隠しつつ、生活をしていますが、同じ考えでいる人も少数ながら身近にいるので、心強いです。
できるかぎり、県外に出たりしているのですが、郡山は補助がないので、家計も「火の車」状態でしたが、 こういった保養が続いてくれるととても助かります。ありがとうございました。
(Eさん)


「心の拠り所」となる保養をめざして 2018年夏保養の案内とカンパのお願い!

2018-06-11 16:42:32 | ちばアクションの活動

☆第14回目となる夏保養を行います。

 震災から7年。原発事故はいまだ収束していません。過酷な事故が起きた経験にもかかわらず、全国で原発が再稼働されようとしています。いまだ5万人をこえる人たちが避難をおこない、1万5000人が保養を必要としています。小児甲状腺がんは200人をこえています。放射能汚染はさらに見えにくくされています。
 これらは福島の人たちだけの問題ではなく、私たちが「無関心」でいいはずがあり ません。
 保養をつうじて家族同士が手をとりあって、福島・千葉で大きな運動になっていくことが私たちの願いです。
 私たちの保養は、千葉の多くの人びとに支えられ、今夏で14回目を数えます。福島より8家族をむかえて、今年も保養を開催したいと思います。今年は、保養団体の数が少なくなり、本当に貴重な場となっています。ぜひご支援をお願いいたします。


2018年夏保養プロジェクト in 勝浦
●日時:7月21日(土)~25日(水)
●場所:千葉県勝浦市、民宿神田(勝浦市墨名818-19)
※JR外房線勝浦駅から徒歩10分

☆カンパのお願い!
私たちの活動はすべてカンパでまかなわれています。保養一回につき60万円かかります。ぜひ保養継続のためご 支援下さい。500円からのワンコインカンパも受け付けています。
●カンパの振込先 
 ゆうちょ銀行  
 口座番号 00140-7-512647
 口座名称 避難プロジェクト@ちば
●ワンコインカンパ 
 ゆうちょ銀行
 記号 105001 番号 516411
 (通帳またはカードから)


☆ボランティアスタッフ募集!
 保養プロジェクトはボランティアスタッフが自主的につくるプロジェクト。一人ひとりが主役です。
 参加家族の皆さんに安全に過ごしていただくために、たくさんのボランティアが必要となります。
今夏の保養では、プールで一緒に遊ぶボランティアが不足しています。
 「子どもたちのために何かしたい!」という思いのある方は、是非お力を 貸してください。平日の7月23、24日の平日に参加できる方、歓迎です。1日のみの参加でも大歓迎です☆


☆千葉保養・ボランティアスタッフの熱い思い


●何気ない時間がと尊い
 私にとって保養とはのんびり、ほのぼのできる場所です。保養では、たくさんの家族やスタッフが集まって過ごしています。子どもも大人も普段の生活から離れて、のんびりとした時間の流れを満喫して過ごしています。食事をしたり、凧あげをしたり、マシュマロを焼いたり、海で遊んだり…。何気ない時間の一つひとつが尊く大切なのだと感じました。
 一番印象に残っているのは、子どもたちが自然と集り、海の砂で遊びはじめた場面。冬の海にもかかわらず、1時間半ほど熱中し 、力を合わせて山や穴をつくって楽しんでいました。
“子どもたちがやりたいことを気がねなく”――これが保養の魅力なのだろうと思います。(スタッフ・N)
●誰にでもできることが大切
震災から丸7年、福島の家族から今でも多くのことを学ばされます。外遊びや給食、当たり前だと思っていたことが奪われている日常、高線量地への帰還や子どもを使った「復興キャンペーン」…。家族は福島で起こっていることや気持ちを話してくれます。その度に「あなたのことを思っています」と言葉と態度で表してくれる人がそばにいることが、どれほど大きいかを感じます。
 特別なことじゃなくて、居ること、話すこと、見守ること…誰にでもできることが保養の一番大切なこと。多くの人 が保養に参加してくれるよう願っています。(スタッフ・J)


原発事故から7年目。3・11反原発福島行動'18を呼びかけます

2018-03-10 11:16:37 | ちばアクションの活動

福島から改憲・戦争を止めよう! 原発・オリンピックを打ち砕こう!

3.11反原発福島行動’18 

 日時: 2018年3月11日(日)
      13:00 集会開始 (12時開場)
      15:00 郡山駅前までデモ行進出発
 会場: 郡山市民文化センター 大ホール
      (福島県郡山市堤下町1ー2)

http://fukushimaaction.blog.fc2.com/


ニュースレター24号 2018年冬やすみ 保養プロジェクトおこないます

2017-11-01 09:30:10 | ちばアクションの活動

 

 *定員に達しました 

私たちは、来年の冬休みに13回目となる保養をおこないます。保養とは、髙線量地の福島から離れ、少しでもリフレッシュして欲しいと願う福島と千葉に住む私たちがともにつくるプロジェクトです。
これまでたくさんの方々にご支援をいただきました。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。












事故から6年半― 福島で起きていること

●薄氷を踏む安倍政権


 秋葉原での「野次」に恐れた安倍首相が「第一声」に選んだ場所は、
福島でした。田園風景をバックに、福島産のおにぎりをほおばり、復興
が進んでいるとばかりに安全キャンペーンに利用しました。
 「森友・加計」疑獄の追及を恐れた安倍首相は、街頭演説も「ステル
ス作戦」で逃げ回り、多くの労働者民衆の怒りに震えまわっていました。
改憲勢力が3分の2を確保した安倍首相ですが、その支持率は急落して
います。野党の離合と小選挙区制度により、自民党のピンチが救われた
だけに過ぎません。
 安倍首相は、2020年東京五輪と一体で、改憲へ向けて動き出して
いますが、労働者民衆の怒りはますます広がっていくでしょう。 

甲状腺がんが増えている
 福島原発事故から6年が経過しました。10月23 日、福島の小児甲状腺がんは、疑いもふくめて194 人に増加しました。10 月のテレビで、3・11 直後の米海軍による「トモダチ作戦」に参加し被曝した米兵の裁判のドキュメントが報道され、衝撃をよんでいます。
 事故は終わっていない。事故被害が起きているのは、まさに今であり、これからです

●常磐線富岡延伸ゆるさない
 3月31 日、国は飯舘村や浪江町などの高線量の地域の避難指示解除を出しましたが、多くの住民は帰還を拒否しています。町に戻った住民はわずか4. 5%。髙放射線量はもちろん、インフラ施設や商店や働く場もなく、住める環境ではないのです。
 このなかで、さらに帰還を進めるために、10 月21 日、JRは竜田~富岡間の常磐線延伸を強行しました。2020 年常磐線開通をめざして、原発直下の避難区域内への延伸です。
 動労水戸や福島の人びとが富岡駅での開通式典に怒りの抗議を起こしました。直接行動が福島の住民の共感を呼んでいます。

●山場をむかえる原発訴訟
 10 月10 日、東電に対する原発賠償訴訟(福島生業訴訟)において、福
島地裁は国と東電の責任を認め、賠償を一部求める判決が出ました。一方で、「年間20ミリSv以下は健康リスクがある」「現状回復せよ」という

原告の主張は退けました。許せません。
 国と福島県は追いつめられています。県はいよいよ仮設住宅の供与をう
ち切り、家賃が支払えない住民に対し訴訟を起こし、暴力的にたたき出そ
うとしています。福島で「生きるため」の闘いが始まろうとしています。


新潟・柏崎刈羽原発の再稼働ぜったい反対!

●東電は福島原発事故の責任をとれ!
 新潟県の刈羽柏崎原発の再稼働に向かって動き出しています。10月4日、原子力規制委員会は新規制基準への適合を認めました。再稼働には、米山新潟県知事の承認が必要です。数年の攻防になると思われます。
 新潟県の刈羽柏崎原発は、日本で最大級の原子力発電所です。
しかも、東京電力の原発です。そして事故を起こした福島第1原発と同じ構造をもつ加圧水型の原発です。事故の反省もなく、原発を動かすことなどどうしてできるでしょうか? 2007年、中越地震で大事故が起きました。地震の活動期はまだ終わっていません。事故の危険性は十分にあります。
 しかも北朝鮮ミサイルの脅威を煽っておきながら、日本海側の原発を動かすことなど、まったく筋違いです。この再稼働はぜったいに許せないものです。
●全国で進む原発再稼働
 現在稼働中の原発は、川内・伊方・高浜の3つの原発です。
2017年度から、補助金を原発立地の自治体だけでなく、原発の半径30キロ圏内の自治体にも拡大してお金をばら撒き、次々に原発再稼働に向かって動き出しています。福島の帰還強制と原発再稼働は一体となりながら進められています。 

全国の福島の人びととつながって


●抹殺される原発避難者
 今年の3月末、「自主避難者」の避難先の住宅無償提供が打ち切られ、国の発表する避難者数が大幅に減少しています。復興庁の発表によると、避難者数は11 万9163人(3月)から8万9751人(7月)と、約3万人が減少したことになっています。各市町村が自主避難者を数に計上しなくなったり、生活上やむをえず福島から住民票を避難先に移したためです。
 「避難者は自己責任」と発言した今村前復興大臣の言うとおり、国として避難者はいないと居直っています。これは避難者の存在を抹殺し、原発事故の影響はないとするものです。
●原発事故を告発する福島の人びと
 4 月以降、避難者の孤立化が進んでいます。避難者の
57. 4%が疾病を抱え、14%が自殺未遂に追い込まれています。
生活保護申請しても却下されるケースが目立っています。地域
で避難者の生活を支えましょう。
 避難者の存在は保養者と一体で、「原発事故は終わっていな
い」「放射能汚染は続いている」と告発する存在そのものです。
私たちの保養運動が、福島原発事故を風化させず、福島と接す
るきっかけとなり、広がっていくことを願ってやみません。

まだまだ保養が必要

今年の夏休みも全国で保養が開催されました。震災から6年が経過しますが、まだまだ保養が必要という声は多く求められています。
 しかし、一方、保養の数が減っているのも現状です。保養は福島の現状を知るきっかけとなり、地域に広がっている様子なども紹介されています。

避難プロジェクト@ちばの会員募集と会費更新、ならびにカンパお願い

 避難プロジェクト@ちばは、2011 年7月に福島とつながろう、福島の子どもたちを放射能から守ろうと発足しました。これまで、12回の保養をおこなってきました。
 保養は長期におよぶ事業です。会員になっていただき、保養資金を保障するための会費の納入、保養を担うスタッフとして
活動を支えてください。すでに会員の方は年度が替わりましたので継続会費の納入をお願いします。今後も引き続きご協力を
お願いします。すでに納入ずみの方はご容赦ください。
 なお、避難プロジェクト@ちばの年度は7月から8月です。入会されて1 年たたない方もいらっしゃいますが、よろしくお願いいたします。

会費:個人会員 2000円(1口)、

団体会員 4000円(2口以上)

振込口座

ゆうちょ銀行
口座番号 00140-7-512647
口座名称 避難プロジェクト@ちば



2018年冬休み保養プロジェクトin いわい

2017-10-30 14:04:36 | ちばアクションの活動

保養って何?

 子どもたちの被ばくを減らし、体力を回復させ、精神的ストレスからも解放するためには、一時的であれ、汚染地外で過ごす保養はとても重要です。
 チェルノブイリでは、汚染地に住む子どもたちには年に2回、汚染地外のサナトリウム(保養所)やキャンプで過ごす機会があたえられるようになりました。
 本来、保養も国が行うべき事業ですが、福島では「保養」という言葉を口にすることがはばかれれるような状況がつくられています。
 私たちは、少しでも子どもたちを被ばくから守るために保養プロジェクトをすすめています。

甲状腺がんの多発

 福島では甲状腺がんが多発しています。いまでは疑いもふくめて194人に達しています。原発事故による放射能の影響、健康被害は深刻です。しかし、国や県は「放射能の影響ではない」と言いつつ、検査の縮小・打ち切りを言い出しています。
 子どもの健康と命を守るための医療が必要です。

継続して13回目
 私たちの保養プロジェクトは2012年1月から始まりました。それから6年継続し、夏冬に年2回開催し、のべ
12回を成功させてきました。
 今年で原発事故から7年目に入ります。いまも福島では、不安に思いながらも福島にとどまらざるをえない人びとが
たくさんいます。毎年1万5000人をこえる福島の人びとが、長期休暇などを利用し保養を続けています。
 保養プロジェクトでは、福島の子どもたちや親御さんの不安の声をよく聞きます。「福島をわすれない」という思いをもった大人たちの存在が子どもたちを勇気づけます。ぜひ保養プロジェクトを継続するため、力を貸してください。

詳細を知りたい方は、上記連絡先まで


2017年夏保養会報ー人ひとりがつながって大きな輪にー 子どもたちを守りたい! 私たちの願い

2017-09-08 10:52:58 | ちばアクションの活動

福島より8 家族23 名をむかえ、12回目となる夏休み保養プロジェクトが無事に終了しました。初夏の暑い夏休みでしたが、福島の家族は5日間を元気いっぱい過ごしました。勝浦市の民宿・神田のみなさんをはじめ、ご支援いただいたすべての方へ心からお礼を申し上げます。
 今後の保養の継続へ、なにとぞ物心両面の支援をお願いします。

会報『NEWS LETTER』

f:id:chiba-sokai:20170908104022j:image

●たくさんの資金に支えられた2017年夏保養

 おかげ様で今年も夏休み保養プロジェクトが、勝浦市の民宿・神田にて無事に開催することが出来ました。
 当初は、資金難からはじまりましたが、開催時期が近づくにつれ、多くの方のあたたかいカンパで予定通りの4 泊5日のスケジュールで行うことができました。
 今回の参加家族は幼い子どもたちが多く、原発事故後に生まれた子どももたくさん参加しました。交流会の際には、初参加したすべての家族の方が涙目で感謝していたことが忘れられません。また、どの家族からも「保養はぜひ続けて欲しい」と切なる訴えも投げかけられました。

●一人ひとりがつながって大きな輪に

 いまの政府の原発事故被害への対応はまったく期待出来るものではありません。このなかで、福島で生きる人たちは、先の見えない状況に立たされています。今後、どのようなことになろうと、大きな人間の輪の家族として、出来ることで、知恵を出して、繋がって、皆さんの力で保養プロジェクトを続けて行きたいです。これが現実に立ち向かう「希望」になると思っています。
 今回、継続的にカンパをしていただいている方の参加をいただきました。本当に感謝です。ぜひ他の方も、保養の場に足を運んでください。短い時間で結構です。実際に、見て、話して、支援している意味を肌で感じて欲しいと思います。

●子どもたちを守りたい! 私たちの願い

 保養活動は一切が未来ある子どもたちのため。そして、その未来には人類として取り返しがつかない原発事故の状況があります。知恵をしぼり、子どもたちがどこでも生きぬけるように、希望を失わないように、けっしてあきらめないようにしていく社会をつくりたいと願っています。


2017 年夏保養,福島から8家族25名をむかえ無事に成功

2017-08-09 09:40:02 | ちばアクションの活動

2017 年夏保養・速報

7月21~25日の5日間、勝浦市にて福島から8家族25名をむかえた夏保養を無事に成功する
ことができました。第12回目の千葉保養は、多くのボランティアスタッフに支えられました。
カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。
会報『NEWS LETTER』は、のちほど作成いたします。

初めて参加された家族方の感想より(抜粋)

長い間、夏も冬も保養を続けて下さっていることに驚き、本当にありがたいことだなぁと感じています。事故当時、1歳だった息子は7歳になりました。福島に心を寄せて下さっている皆様のおかげで、福島を離れて心も体もリフレッシュさせていただいているとともに、たくさんのことを経験させていただいているなぁと感謝しています。
 ここ数年、保養が本当に少なくなったなあという印象で、続けてくださっているというだけで私にとっては希望の光です。福島で育てることを決めた時、子どもたちにしてあげられることはすべてすると決め、できるだけの保養と食べ物を気をつけることをやってきました。迷うことも悩むこともたくさんありますが、優しくして下さる皆様にあまえ、同じくがんばっている人たちの姿に
力をもらい、また明日から福島でがんばりたいと思います。本当にありがとうございました。(Aさん)
f:id:chiba-sokai:20170802172815j:image


リンク

小出裕章 (京大) 非公式まとめ