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福島の被ばくサル、貧血気味?第1原発40キロ圏内に生息

2018-11-23 13:31:18 | 福島ニュース
2018/11/22 17:20

©一般社団法人共同通信社

福島第1原発周辺に生息する野生のニホンザル=福島県浪江町(東北大提供)

 東北大などのチームは22日までに、東京電力福島第1原発の40キロ圏内に生息し、事故で放出された放射性物質に被ばくした野生のニホンザルの血液中で赤血球などの血液細胞が減少していたと英科学誌電子版に発表した。内部被ばく線量が大きいほど、造血機能が低下している傾向があり「少し貧血気味」だったという。未解明な部分が多い低線量被ばくによる人間への健康影響を解明する手掛かりとなりそうだ。

 チームは2013年5月~14年12月、福島県南相馬市で殺処分されたニホンザル約40匹の血液や大腿骨の骨髄などを調査。被ばくの影響がほとんどない宮城県内のニホンザルの血液と比較した。


福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か 毎日新聞2018年11月20日

2018-11-21 15:01:28 | 福島ニュース

https://mainichi.jp/articles/20181120/k00/00e/040/253000c?fbclid=IwAR1tsym1RgGC3rZGF4K4uISpuuItifDZI1b_Xbgt6-n_k_Jv7ImVPFT6ND0

二つの研究チームが米科学誌に報告

 福島県内に生息する野生のニホンザルについて、福島第1原発事故後、成獣の骨髄で血液のもとになる成分が減ったり、胎児の成長が遅れたりしたとする研究成果が米科学誌に相次いで報告された。事故で放出された放射性セシウムを木の皮などの食べ物から取り込んだことなどによる被ばくの影響の可能性があるという。

   成獣を調査したのは、福本学・東北大名誉教授(放射線病理学)らの研究チーム。福島第1原発から40キロ圏内にある南相馬市と浪江町で事故後に捕殺されたニホンザルを調べ、成獣18頭で骨髄中の成分を調べ他の地域と比べた。その結果、血小板になる細胞など血液のもとになる複数の成分が減っていた。さらに、一部の成分は、筋肉中の放射性セシウムの量から推定される1日あたりの内部被ばく線量が高い個体ほど、減り方が大きくなっていたという。福本さんは「健康への影響が表れるのかなど、長期的な調査が必要だ」と話す。

 また、羽山伸一・日本獣医生命科学大教授(野生動物学)らの研究チームは、福島市が個体数調整のため2008~16年に捕殺したニホンザルのうち、妊娠していたメスの胎児を調べた。原発事故前後の計62頭のデータを比較したところ、事故後の胎児は事故前に比べ、頭の大きさが小さく体全体の成長にも遅れがみられた。母ザルの栄養状態には変化がなく、チームは事故による母ザルの放射線被ばくが影響した可能性があると結論づけた


人とサル、異なる被ばく量

 羽山教授は「サルは森で放射性物質に汚染された食べ物を採取していた上、線量が高い地面に近いところで生活していたため、人に比べて被ばく量が桁違いに多いはずだ」としている。

 環境省が実施する野生動植物への放射線影響の調査対象にニホンザルは含まれておらず、日本霊長類学会など5学会は、ニホンザルを対象に含めることなどを求める要望書を同省に提出した。同学会の中道正之会長は「ニホンザルは寿命が20~30年と長く、定住性もある。世界的に見ても、ニホンザルへの長期的な影響を調べることは極めて重要だ」と話した。【須田桃子】


必見動画 「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’」 NNNドキュメント

2018-11-12 19:49:52 | 動画
皆さんは首都圏に原発があるのを知っていますか?
日本原子力発電日本原電が運営する東海第二発電所です
運転を開始して既に40年
福島第一原発の1号機と2号機を合わせたほどの大きな出力を持つ原発です
東日本大震災が起きるまでは東京にも電気を送っていました
なぜ巨大な老朽原発を動かそうとするのか

 NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’ 」20181111
 

2011年3月12日
<東日本大震災の翌日の映像です>
NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’」
津波に流された車が折り重なり火災が発生しています
その煙の先に見えるのが…
福島第一原発と同じように運転中に津波が押し寄せ被災しました
これは原発を運転する日本原電が当時水戸市へ送った連絡文です
そこには「外部電源喪失」の文字
あの時燃料プールからは水があふれ機器の一部は浸水非常用発電機も1台が使えなくなり冷温停止に3日かかりました
原発が止まってから間もなく8年
 
老朽化した原発の再稼働
万が一事故が起きたらどんな危険があるのでしょうか
その1つが…
原発の北…
<計測した30年間のデータを見ると3月から10月の最も多い風向きは北東と北北東でした>
NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’」
事故が起き放射性物質がその風に乗ったらどうなるのか
環境問題の専門家が試算をしていました
福島の事故とほぼ同じ量のセシウム137が1週間にわたり同じ風向きで放出された場合…
上岡さん東海第二原発がここにありましてもし北東の風が吹いていた時にはこの放射性物質がこういうふうに広がって来ます。
30km圏だけではなくてその外側茨城県ですね。
NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’」
それから埼玉東京神奈川県までですね避難の必要がある放射性物質のプルームが広がって来ると。
他の所の原発は途中に山があるんですけれども東海第二は関東平野ですからおおむね平らそのまま来てしまう。
この試算によれば都心に住む人たちも避難をすることがあり得るといいます
その中でも心配されているのが原発から3km先にある核燃料の再処理工場です
記者この再処理工場も昔からあるんですか?
そうですね生まれた時から…。
ずっとありましたね。
男性再処理工場というシステム自体がまだそこまでよく分かってないんで。
<再処理工場とは原発の使用済み核燃料を再処理する場所>

NNNドキュメント「首都圏の巨大老朽原発 再稼働させるのか ‘東海第二’」

その工程では「人が近づけば1分で死ぬ」といわれるほどの非常に高い濃度の放射性廃液が出ます
タンクに入れ冷却されていますが津波や地震で万が一冷却機能が失われると沸騰し放射性物質が外部に放出される危険性があるのです
東海第二と再処理工場
複合災害が起きれば汚染はさらに拡大します
事故が起きた時の危険性
3つ目は…
原発から半径30kmにある14の市町村は避難計画を作らなければなりません
そこには全国で最も多いおよそ96万人が生活しています
 

 


福島の新聞には載らない話

2018-11-12 19:38:45 | 診療所

私の仕事場のチリやホコリの放射線量の測定を依頼している科学者に、福島の甲状腺がんのデータをどう考えますか?とたずねてみました。彼は、「空から降ってきたヨウ素の数字は想像以上に高い。東京でチェルノブイリの10 倍以上、もちろん福島はもっと高い。相関はあると思うが、因果関係になるとわからない。簡単に言うことはできないが、30 年後くらいにはわかるのではないか」と答えてくれました。

下は、今年2 月7 日の徳島新聞に掲載されたコラム
です。福島民報や福島民友では絶対に載らない記事です。

ここから通信  2018年 冬春20号

 


(動画)サイエンスZERO「シリーズ原発事故(19)“被ばく量”解明への挑戦」

2018-11-01 09:08:08 | 動画

10月28日日曜
NHKEテレ1 午後11時30分~ 午前0時00分
サイエンスZERO「シリーズ原発事故(19)“被ばく量”解明への挑戦」



 福島第一原発の事故で拡散したヨウ素によって子供たちは甲状腺にどれだけ被ばくしたのか?科学者たちは、事故当時、大気の微粒子を捕らえたフィルターの中に、放射性物質を見つけ、その分析から新たな推定値を導き出した。分析には宇宙化学の技術も使った。科学者たちのアプローチを詳しく紹介する。

【解説】東京大学大学院 教授…森口祐一,【司会】小島瑠璃子,森田洋平,【語り】川野剛稔

 

福島第一原発事故から7年、内部被爆等で染色体が破壊されていく被害は、現在も拡大中。風評被害で現実を隠蔽してはいけない。

南相馬市議・大山弘一氏が南相馬市立総合病院から病名ごとの患者数推移のデータの提供を受け、弁護士の井戸謙一氏が子ども脱被ばく裁判の証拠として提出するそうです。


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小出裕章 (京大) 非公式まとめ