もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション

原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

福島の子どもたちを 放射能から守ろう!ボランテイア大募集 in 勝浦

2017-06-21 09:53:33 | ちばアクションの活動

 

私たちは、千葉県で福島の家族をお招きし、保養プロジェクトをおこなっています。

原発事故から7年目に入りましたが、福島ではまだ放射線量が高く、子どもたちは外遊びを制限され、健康不安が広がっています。毎年長期休暇を利用し、1万5000人をこえる子どもたちが福島から離れ、全国各地の保養に参加しています。

 私たちは、5年間にわたって夏冬2回、千葉県で保養プロジェクトを開催し、福島の人たちとつながりをつくってきました。 

毎年、保養を成功させるために、ボランティアが必要です。

いまプールで子どもたちと遊んでくださる方、車で送迎してくださる方が不足しています。

ぜひ下記の連絡先まで連絡ください。

 

●住所:〒260- 0017 千葉市中央区要町2-8DC 会館1F 
●メール:chiba.sokai@gmail.com 
●ブログ:http://d.hatena.ne.jp/chiba-sokai /
●カンパの振込先:ゆうちょ銀行 口座番号 00140 - 7 - 512647 
                 口座名称 避難プロジェクト@ちば
●電話連絡先:090-4017-8373(深谷) 090 -2446 - 6834(木内)

 

●カンパの振込先:ゆうちょ銀行
 口座番号 00140 - 7 - 512647 
 口座名称 避難プロジェクト@ちば
●電話連絡先:090-4017-8373(深谷) 090 -2446 - 6834(木内)


『NEWS LETTER Vol.22 』     2017年夏休み 保養プロジェクト おこないます

2017-06-03 15:48:56 | ちばアクションの活動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  私たちは、今年の夏休みに12 回目となる保養をおこないます。保養とは、髙線量地の福島から離れ、少しでもリフレッシュして欲しいと願う福島と千葉に住む私たちがともにつくるプロジェクトです。
これまでたくさんの方々にご支援をいただきました。

今回の夏の保養の資金が、あと30万円不足しています。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします

 

■保養カンパの振込先 
口座番号 ゆうちょ銀行 00140 - 7 - 512647 
口座名称 避難プロジェクト@ちば

郵便局の窓口ではなく、ATMで送金して下さる皆さんへ!
 「振込用紙」でなく「ゆうちょ口座への送金」を選択し、現金
でなく通帳またはキャッシュカードから“ 記号105001番号
516411” に送金されると手数料が無料になります。

 

 

 

 

事故から6年目― 福島で起きていること

 福島原発事故から6年が経過しました。今年の3月31日~4月をもって新たな段階に入りました。
 国や福島県は、帰還困難区域を除くすべての避難指示を解除しました。これにあわせて、JR常磐線の浪江駅まで開通させています。テレビやマスコミは復興一色に染め上げていますが、いまなお、8割をこえる住民は帰還していません。
 帰還の根拠に、国は「年間20ミリSvまでは安全」と言っています。この「20ミリ」とはチェルノブイリの基準で言えば「強制避難」の区域です。世界で言えば驚愕すべき事態です。
 先日、浪江町で大規模な山火事が発生しました。自衛隊が出動しても、鎮火できないという大惨事でした。
膨大な土地が、焼け野原になり、関東地方まで放射線量が上がったと言われています。
 この山火事一つとっても原発事故は終わっていません! 自衛隊でも思うように活動できない土地に帰れというのでしょうか?

自主避難は自己責任!? 居直る国と県

 「避難は自己責任」「(震災が)東北で良かった」という今村復興大臣(前)の暴言は絶対にゆるせません。今村前大臣は、東電の株を8000株保有し、電力会社の株価を上げるために、福島切り捨て政策を実行してきた人物です。とんでもありません! 「更迭」して何事もなかったかのようにしていますが、森友学園事件や加計学園事件と同じく安倍政権と腐敗とまったく同じ構造です。
 現在、県内4万人、県外4万人、あわせて8万人以上の方々が避難されています。千葉県には4月をこえて、195世帯の避難者の方が、継続して住んでいます。経済的に追いつめられ、困窮しています。さらに、子どもたちへの「いじめ」がニュースになっています。
 このなかで、理不尽な住宅支援うち切り、住宅「追い出し」にたいして避難者たちが声を上げ始めています。東京都では、小池都政による立ち退きに対して、裁判などをふくめた闘いが闘われています。
 今村発言は、「避難者」の存在をなかったものとする棄民政策のなかで出た本音です。全国の避難者の存在は、今なお原発事故が終わってはいないことを「告発」しつづけています。


増え続ける小児甲状腺がん


 福島では、甲状腺がんの多発をはじめ健康被害が深刻化しています。福島県の子どもたちの小児甲状腺がんは、185人(疑いもふくめて)に達しています。
 さらに先日、原発事故当時4歳男児に甲状腺がんが見つかり、福島県立医大で手術をしていたにもかかわらず、制度の対象外として公表していなかったことがわかりました。
 いま2500人の子どもたちが、同じように経過観察・対象外となっているそうです。福島県が公表している数よりも、もっと多くの甲状腺がんにかかっていると予想できます。
 この一方で、福島県は「過剰診断」と言い、甲状腺検査の縮小・うち切りを言い始めています。私たちは、福島の人びと、とりわけ子どもたちの健康を守る取り組みを強化していかなければなりません。

被ばくから子どもたちを守りたい!

福島をめぐる状況は深刻です。チェルノブイリ事故の経験に照らせば、4~5年後から原発事故被害は深刻になっていきました。放射能汚染とのたたかい、子どもたちへの健康を守るため支援が必要になってくるのは、これからが本番です。
 本来なら一刻も早く、国や県が、責任をもって避難させるべきなのです。保養も国のお金(税金)で行われるべきなのです。私たちは「福島の子どもを守れ」と声をあげるのと同時に、具体的な子どもを守る支援を継続していかなくてはなりません。子どもたちの未来が奪われていくのを、黙って見過ごすわけにはいきません。私たちは、国を動かすくらいのムーブメントを起こしていきましょう。
 私たちの保養プロジェクトは、5年にわたって継続し、千葉県内外から、数多くの方々・多種多様な方々から心あたたまるご支援をいただきました。このプロジェクトを通して福島の現実を多くの人たちに共有され、広まるものとなりました。全国の心ある支援は、福島の人びとと確実につながっています。同時に、この保養プロジェクトは深刻な原発事故被害に立ち向かうエネルギーになっています。

 


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