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もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション

原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

「原発の危険性が分かっていながら知らんぷりする。この罪は、直接関わっている人以上に重い罪」

2013-12-25 11:19:26 | フクシマの怒り

原発事故以来、子どもたちの被曝回避のため奔走している佐藤幸子さん=福島市=が、まもなく16歳になる次女の手記を佐藤さんのフェースブックで公開しています。

以下佐藤さん

震災当時、13歳だった次女は、今年山形の全寮制の高校に進学しました。中学2年生の時は、山形市、米沢市と避難生活で不登校となり苦悩の毎日を過ごしていたに違いありません。

私は、そんな娘の気持ちを顧みず、ただひたすら放射能から子どもたちを守る活動に明け暮れていました。
ある日、知人が偶然にも娘のブログを見つけ「本名は書いていないが、内容からして幸子さんの娘さんに違いない」と教えてくれました。
そこに書かれていた娘の気持ちは、「自分は学校に行くことも出来ない。親はほとんど子どもを守る活動で、家にいない」こんな生活が娘を追い詰めていることが書かれていました。知人からは「娘さんがこんなに苦しんでいるのに、それでも、活動を続けるのですか?」と問われました。親として震災後とった行動を後悔しなければならない内容でした。

そのブログから、2年後の今年9月に、娘は学校で全校生の前で、自分の気持ちを発表しました。「原発の危険性が分かっていながら知らんぷりする。この罪は、直接関わっている人以上に重い罪」「私の罪は2世、3世を守ることで償う」そのために「今の自分が健康でなければならない」そして「この苦しみ、痛さは消しちゃだめだな」と。
話した内容を、娘は手紙に書いて私に送ってくれました。この手紙を読んだ時、涙が溢れて来ました。震災後の悲しみ、苦しみ、絶望の気持ちを乗り越えて逞しく生きて行こうとようやく決心した娘の成長に、これまでやってきた活動の苦しさが癒されました。と同時に娘の気持ちは、福島の子どもたちの気持ちを代弁しているとも思いました。

私はこの手紙を多くの人に読んでもらいたいと思い、娘に了解を得て知人にメールしました。娘は、読んだ人の感想を聞きたいと言います。この手紙を出来るだけ皆さんで拡散してください。そして、感想を寄せてください。
 
娘は12月25日、クリスマスの夜家族に見守られて自宅で生まれました。今年の16歳の誕生日プレゼントに皆さんからの感想を渡したいと思います。


娘さんの手記
 

私は名前も知らない人に泣きながら謝られました。

「私たちのせいで、関係のないあなたたち福島の子どもが苦しむことになってごめんなさい」と。

私は何も声をかけることができませんでした。


つらくなかったと言えば嘘になります。

「福島に残る」と言えば悲しい顔をされます。

私は母のそんな顔を見たくありません。

福島に残ることは将来、病気になる確率が高くなり、結婚して子どもを産むことに抵抗を覚え、子どもを産めばその子どもが苦しむかもしれない。

100%とは言えませんが、少なくとも確率は高くなります。


この原因は3.11からの原発事故、そして放射能漏れ。

普段の生活で忘れることが多いです。

忘れて笑顔になって楽しい時間が過ごせます。

でも、「原発」や「放射能」、「被災」などの言葉を聞くと、どうしても笑顔を保つことができません。頭が痛くなります。胸が苦しくなります。


3.11までは原発がどこにあるのかさえ知らなかった私。

でも母は、チェルノブイリ事故があった時から、福島の原発もいつか事故か何か起きてしまうと予想していたそうです。その時、真っ先に山形の知り合いの家に避難させようと考えていたらしいです。

実際、爆発して次の日には山形に来ていました。

テレビなどでは、よく「2、3日で帰れると思っていたのに、いつになったら帰れるんだろう」という言葉も聞きましたが、全く同じです。

でも、原発が爆発したとニュースを聞いたあと外に出た時、寒気がし、鳥肌が立ちました。この時からうすうす気づいていたのかも知れません。もう、元の福島は無いと。


私は思うんです。

原発の危険性が分かっていながら知らんぷりをする。この罪は、直接かかわっている人と同じくらい、もしくはそれ以上の重い罪だと思います。

私もそうです。

危険だと知りながら逃げて、私を福島から離した母を憎み、今が楽しければ未来が真っ暗でもいい。そんな逃げるような考えをしていた私を、私は絶対に許しません。許せないんです。

この罪を忘れてはいけないと自分に言い聞かせます。

罪を背負っていかなければいけません。


でも、これでいいんです。

いつ病気になるか分からない。

産んだ子が健康な子どもじゃないかも知れない。

私は、そういうプレッシャーが無ければ行動できません。本当はプレッシャーが無くてもやるべきことをやらなければいけないのですが、少し頼らせてください。


やるべきことは、福島に残って、県民として福島を守ることではありません。

私は自分の健康を守ります。

そして、次の命が幸せになるように。その次の命も生まれて健康であるために、今の私が健康でなければいけません。

何の罪もない命を苦しませることは、やりたくありません。

私の罪は、2世、3世を守ることによって償います。

でないと、私が自然農の娘の意味がありません。

そして、福島を支えて戦ってくださっている方たちを一生敬い、感謝します。


でも、これは私だけの問題ではないです。世界の問題だと思います。

今、放射能は漏れ続けています。海にも流れています。少しだからなんて、見えないからなんて絶対に思ってはいけないんです。それほど危険なんです。


今、日本の技術で原発を作れるようになりました。私たちのせいで他国にも危険にさらすなんて、今の私にはどうしたら良いか分かりません。

私はいま、学園での悩み事といえば、これ以外ありません。

書きたいことが、これ以外ありません。

悩み事が少なくていいなと、自分でも思います。

なかなかスッキリしませんが、本当は、こんなことを書けば「同情してくれ」と言っているように聞こえるかも知れません。でも、かわいそうって思うなら、まず、今の現状を知ってもらいたいです。


話は変わって。

最近、「結婚したい、子どもが欲しい」という話を友達がしました。

私は、その場から逃げ出したかったです。

それから夕拝の先生の話。将来の子どもたちや母のことを考えて泣きたくなりました。

私の明るい未来があったとしても、2世、3世の明るい未来が見えなくて。

この話をしたくても、私は言葉にするのが苦手です。

それでも、未来の子どもが危ないということは知って欲しいです。


ここで、皆さんが聞いてくれるだけでもありがたいです。

この苦しみを消しちゃ駄目なものだなと、最近感じています。


(了)


2014年冬保養(1,4~7)を南房総で行います。 今回は福島から7家族28人が!

2013-12-25 10:34:27 | ちばアクションの活動

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2014年冬保養を南房総市岩井駅そばの小池荘で行います。
今回は7家族28人がいらっしゃいます。

保養プログラムも決定しました。1月5日(日)10時より、地元南房総の人達と福島の家族で、「あったか交流運動会」を行います。


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●保養プロジェクト成功のため、カンパをお願いします。これまでの保養プロジェクトはみなさまのあたたかいカンパでまかなわれています。

○カンパの振込先 郵貯銀行  口座番号 00140-7-512647 口座名称 避難プロジェクト@ちば


ワンコインカンパ
 下記の方法で送金していただければ手数料は無料になります。

<ゆうちょ銀行の通帳、又は、カードを準備します>
※ ATM画面での進み方です。
1. ご送金
2. ゆうちょ口座へのご送金
3. 次へ
4. 確認
5. 通帳、又はキャッシュカードを挿入
6. 暗証番号入力
7. 記号番号
8. 記号:105001(表示は10500-1)確認
9. 番号:516411 確認
10. 金額 500円
11. 確認
12. 通知しますか― いいえ(手数料が無料になります)
13. 登録しますか― はい いいえ(都合にあわせてどちらでも)
14. 通帳、カード受取
15. ご利用明細票 受取

※ これで「福島の子どもたちを放射能から守るプロジェクト@ちば」への送金 『ワンコインカンパ』となります。どうぞ宜しくお願い致します。

「福島の子どもたちを放射能から守るプロジェクト@ちば」のブログhttp://d.hatena.ne.jp/chiba-sokai/

○電話連絡先 090-4017-8373(深谷) 090-2446-6834(木内)

以下は2013年冬保養の写真
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<学校給食の放射能汚染について> 菅谷昭・松本市長

2013-12-20 09:45:52 | 放射能汚染

<学校給食の放射能汚染について> 菅谷昭・松本市長
「私も自治体のトップという立場から、生産者の立場も理解しており、何でもかんでも厳しくしてしまうのが良いわけではないということも理解している。ただ、今回の場合、子供たちのためを思うならば、厳しくしておかなくてはならない。大人については、基準値以下であれば仕方が無いとして口にするものでも、せめて、子供や妊産婦はきちんと守ってあげなければならない。

2011年秋に菅谷市長を迎えて福島市で講演会を開催しました。
開会前に挨拶をした私に、菅谷市長が言ったことは、「どこまで話していいんですか?」でした。その言葉に「福島は、そとう深刻なのだ」と感じました。その時の私の答えは「全て話してください。隠したら、行政が主催する講演会と同じになりますから」でした。

内容は、予想通りでした。福島市より空間線量が低いところでも、子どもたちの健康被害が出ている話でした。講演の途中、私は福島の現実の厳しさに、涙がこぼれていました。

講演を終えた市長は「佐藤さん、これでよかったですか?」と聞いてきました。
私は、「ありがとうございました。これで、子どもを避難させる決心をする人が増えると思います」と答えました。

今回の記者会見の内容は、共同通信を通して福島の2社にも流されていますが、地元紙は全く報道しません。

放射能の影響は無いことにしたい福島県の中で、地元紙はすっかり御用新聞に成り下がっています。

佐藤 幸子さん(佐藤幸子さんフェースブックより)


◆〈放射能 本当のことを知りたい〉 
松本市長・医師 菅谷 昭氏 「基準、厳しいほどいい」  
(2011年11月20 中日新聞)  ※写真記事は、2012年9月25日 山梨日日新聞

対策 チェルノブイリ基に

 −松本市では、給食で独自の放射能検査をしています。その状況は?
 「原則として1キログラムあたり40ベクレルを超える食材は使わないようにしています。職員の発案で、ウクライナ、ベラルーシなど、チェルノブイリ原発事故の被害を受けた国の基準と同等です。対象は東日本産の食材に限定し、表面の線量を測りベクレルに換算しています。これまで基準を超えた食材はありません」

 −国の暫定規制値についての考えは?
 「放射性セシウムが人体に与える影響は、まだ分かっていない。それがみなさんに一番不安を与えていることです。大都市圏の人に『今の食品は大丈夫?』と尋ねられます。生産者の立場ということもあるけれども、医学者としては基準は厳しいほどいい。せめて子どもや妊産婦にはもっと厳しくした基準を用いるべきです」

 「チェルノブイリ周辺では、事故から25年たち、小児の甲状腺がん以外にもさまざまな健康影響があることが報告され始めた。ベラルーシのバンダジェフスキー博士の論文では、子どもの血液データなどが詳細に記されている。低線量の被ばく(体内に平常時の数倍程度の放射能を持つ)でも造血系や免疫系などへの影響があるとされています」

 −それは国際放射線防護委員会(ICRP)が認めているデータではありませんね。
 「彼はゴメリ医科大の学長を務めていた病理学者で、論文の内容は大変しっかりしています。論文を書いた後、政府の方針に反することにより別の罪状で投獄されました。また現地の産科医によると、早産や未熟児が増加している。危険をあおるのではなくて、事実としてこういうことがあるのです。今の段階で、ある特定の数値以下は安全だ、と言うことは難しい」

 −どんな対策が考えられるでしょう。
 「結局はチェルノブイリでこれから何が起きるか、長期に見ていくしかない。今月、福島の人たちがチェルノブイリに行って調べたと聞いています。もっと早く行くべきでした。日本は先進国だというおごりがあったのかもしれない」

 「福島県の土壌汚染は深刻です。チェルノブイリ原発周辺と同等の汚染地域に現在も住民がいる。除染は机上で考えるほど簡単ではない。国策として、学童などに対し一定期間の集団移住を検討することも必要なのではと思います」

 福島第1原発の事故でまき散らされた放射能は、私たちにどんな影響をもたらすのか。身を守るためには何をすればいいのか。多くの人が抱く疑問や不安に対する答えを、各分野の専門家に求めた。

 すげのや・あきら 1943年長野県生まれ。信州大医学部卒。同助教授を経て5年半、ベラルーシで甲状腺がん治療にあたる。2004年から現職。

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20111121151915481



◆情報を開示し子供と妊産婦を守れ 松本市長 菅谷昭 氏
(2011年6月6日 FNホールディング)

――今や日本国民は何を信じればいいのかわからない状態だ。チェルノブイリ原発事故の医療支援活動を5年半にわたり従事されたご経験からいかにお考えか…。

菅谷 もはや、国、東電、安全保安院の3つとも信じられないというのが一般論だ。日本国民は、自国の政府が信じられないという一番不幸な状態にある。また、そういった大変な状況にあるということを、政治家たちの多くが認識していないということも、さらに日本国民を不幸にしている。そんな中で民主党だの自民党だのといがみ合っている日本という国は、国際レベルで馬鹿にされても仕方がない。残念だが、海外からの日本の評価は本当に落ちてしまっている。国家の使命とは、国民の命を守り、国を守ることだ。確かに産業経済も大事かもしれないが、国民の命があってこそ、その上に産業経済があり、金融があり、国際的な立場がある。私は今のような状況を見ていると本当に残念で、寂しくて仕方が無い。

――内部被曝の問題は、今一番の心配事だ。特にこれからの日本を担う子供たちのことを考えると、放射能被曝基準をもっと慎重に議論する必要がある…。

菅谷 基本的にICRP(国際放射線防護委員会)では、一般の人の年間許容被曝量を、内部被曝と外部被曝を合わせて1ミリシーベルトと定めている。20ミリシーベルトというのは、放射線に携わる人たちが非常事態に陥ったときの許容量だ。「非常時」と「居住する」という状況では訳が違う。もともと原発推進派だった小佐古東大教授も、20ミリシーベルトを小学生などの基準に認めることは出来ないとして内閣官房参与の辞表を出したが、あの時、彼の口から「自分の子供だったら」という言葉が出た。それが本当の人間のあるべき姿だと思う。私は外科医なので、手術をする場合は必ず、「患者が自分の子供だったら、妻だったらどうするか」と考え、当事者意識を持つようにしている。

――食品の安全性については…。

菅谷 原発大国日本において、これまで食品における放射性物質の基準値がなかったというのは驚くべきことだ。今回の事故があって初めて厚生労働省は、ICRP(国際放射線防護委員会)とWHO(世界保健機構)とIAEA(国際原子力機関)が決めている値を参考にして、日本独自の暫定規制値を定めたのだが、私はその時の食品安全委員会への諮問に呼ばれて参加した。委員会のメンバーは、基本的には学者ばかりで実体験のない人たちだ。私はそこで、「規制値は出来るだけ厳しくした方が良い」と提言した。もちろん、私も自治体のトップという立場から、生産者の立場も理解しており、何でもかんでも厳しくしてしまうのが良いわけではないということも理解している。ただ、今回の場合、子供たちのためを思うならば、厳しくしておかなくてはならない。

大人については、基準値以下であれば仕方が無いとして口にするものでも、せめて、子供や妊産婦はきちんと守ってあげなければならない。しかし、会議では「甲状腺がんは性質が良いから命には関り無い」と、平然と言う学者もいて愕然とした。私はチェルノブイリで、小さい子供が癌の手術を受けて、毎日切ない思いを抱えているお母さんたちを実際に見ているから分かる。こういった思いを抱える人たちを、これ以上出したくないから、規制値も厳しく設定すべきだと思う。

しかし、そういった光景を目の当たりにしたことの無い人たちには、癌に侵された子供や、その母親がどれだけつらいものなのか、どれほど切ないものなのか、わからないから、放射線の専門家という立場で意見を述べ、それをもとに規制値が決まっていく。

日本ではこういった実体験を持たない人たちが、政府の諮問委員会に入って色々な物事を決めていってしまうということを初めて知り、驚いた。国民の本当の立場など考えていない。それはとても恐ろしいことだと痛感した。私は、食品に関しては、汚染されているということが分かっているのであれば、乳幼児や学童、妊産婦はできる限り口にしない方が良いと思う。

被曝許容量にしても、学者によって20ミリシーベルトで大丈夫と言う人もいれば、駄目だと言う人がいるが、それは結局、放射線被曝に関して将来のことがよく分かっていないからであり、そうであれば、厳しい基準を適用するのが当然だと思う。「あまり厳しいことを言うとパニックになってしまう」と考えて緩い基準を推奨し、「でも、30年後のことは私にはわかりません」というようなことは、無責任ということに尽きる。

――チェルノブイリ事故では、政府が情報を隠蔽してしまったことが一番の問題だった…。

菅谷 当時、旧ソビエト連邦の中で一番大きな祭事だったメーデー直前の4月26日にチェルノブイリ事故は起きた。それは国民に知らされること無く、子供たちは学校のグラウンドで、国をあげての一大イベントのために一生懸命リハーサルに励んでいた。その結果、被曝した子供達が癌に侵された。放射性物質に汚染された地域と知りながら、今もその場所に住み続ける人ももちろんいるが、そこに住む子供たちは、免疫力の低下で感染にかかりやすく、貧血の症状も出ている。また、そういった母親たちから新たに生まれる子供たちも、子宮内胎児発育遅延で、低出生体重児や未熟児となる確率が高くなっており、早産も多いという。

こういった現実を、日本の人たちは知らない。政府や東電、安全保安院は、時間をかけて小出しに情報を公開していけば国民の気持ちが収まると考えているのかもしれないが、とんでもない。それは、放射能の怖さを知らなすぎる行為だ。今、現実に日本で汚染された地域に住んでいる人たちは放射線を浴び続けている。それは、チェルノブイリとまったく同じ状況だ。

先日ようやく発表されたメルトダウンという最悪の事態についても、放出された核種が何で、どの時点で、どの程度放出したのか、汚染状況がまったく国民にオープンにされていない。測れないといっているが、そういうことを言っている事自体、本当に日本は不幸な国だと思ってしまう。きちんと数値を把握して汚染マップを細かく出さなければ、日本国民は納得しない。二度とチェルノブイリのようなことをしてはいけない。情報はきちんとディスクローズし、とりわけ子供と妊産婦を守らなければならない。

――福島の子供たちは、皆疎開させるべきだ…。

菅谷 松本市では、市営住宅や教員住宅を利用して学童を持つ避難家族の受け入れを行っている。こういったことは、政府が考えなくてはならないことだ。先日発表された米国のデータをみると、福島県が広範に汚染されていて、それはかつて私が住んでいたチェルノブイリの汚染地の値よりも高いものだ。正確に内部被曝検査をするには高度な設備が必要で、大人数を一気に行うことはとても難しいが、せめて子供たちには長期にわたり定期的な健康診断を行う必要があるのではないか。

菅谷昭氏……01年にベラルーシ共和国より帰国し吉川英治文化賞受賞。04年3月14日に松本市長選で初当選。同28日に同市長に就任。

全文 http://www.fng-net.co.jp/top_itv/elem/20110606


秘密保護法強行採決、絶対許さない!

2013-12-07 02:25:26 | 山本太郎

12月6日23時20分に参議院本会議で特定秘密保護法案が可決されました。投票結果は賛成が130票で、反対が82票でした。あらゆる民意を無視して、深夜の強行採決を一体誰が認めているというのでしょうか!? 自民党・石破が反対の人々の声が 「絶叫テロ」と呼んでいるように、秘密保護法の目的は民衆の運動の萎縮にあります。もっともっと、力強い運動をつくり出せば、秘密保護法の適用を阻止し、効力をなくすことはできます。

12月6日、多くの人々が国会に押し寄せました。日比谷野音からの集会デモをあわせて、国会周辺には数万人の人で取り囲みました。深夜におよぶ時間帯まで多くの人が国会前で必死の抗議の声をあげました。秘密保護法の国会審議をここまで追い詰めたのは、幾度にもおよぶ国会や参議院会館前の抗議の声によってグイグイと力関係をつくっていきました。公明党などは本当にグラグラになっています。全国各地の運動団体・個人が集まり、秘密保護法のもつ「国家の本質」をつかんだと思います。自民党のあまりにもデタラメなやり方を多くの人がテレビの前で見ることになりました。自民党には全く正義はありません。

秘密保護法制定反対の大運動は短期間で、本当に大きなものをつくり出しました。これからが本当の闘いです。

参議院議員・山本太郎氏は、一議員としての悔しさと「終わりじゃない!今日が始まりだ!」という檄を最後まで闘った仲間に発しました。まったくその通りです。

我々は秘密保護法を認めない! 秘密保護法は無効だ! 今すぐ差し戻せ!

 


12月6日、秘密保護法強行採決阻止へ!

2013-12-06 00:56:28 | ニュース

 

12月5日、参議院委員会で特定秘密保護法が無理矢理、強行採決。怒った人々が国会、参議院前に駆けつけ、猛抗議を展開! 23時で抗議行動が展開され、国会会期末である6日にまで持ち越しとなりました。大政党である自民党の圧倒的な力に対して、運動と世論の力でおしかえしています。一日一日が本当に勝負を決します。明日、全力で国会前に集まりましょう!歴史を変えるのは今です!

★秘密保護法案強行採決阻止一日行動

12月6日(金)13時~ 参議院会館前(東京メトロ・国会議事堂前、永田町駅下車)

STOP!秘密保護法 12・6大集会

日時 12月6日(金)午後6時半
     7時15分 デモ出発 
 (6時~6時半=プレトーク)
 場所 日比谷野音
 主催 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会

 

●NAZENブログからの転載です。

国会からの帰り道、勝利感でいっぱいでした。23時ごろ、参議院本会議は休会を宣言、6日の13時に再開です。本会議採決は阻止しました。万の結集がすごい力を生み出し切り開いてます。

5日を振り返るのに大事なことがあります。参議院は、5日の朝3時とかまでやられていました。なぜかというと、国家戦略特区法案を審議する内閣委員会の委員長などを解任することを強行採決で決めていました。実は、秘密保護法の国家安全保障特別委員会とメンバーがかぶっている人がおり、秘密保護法でめちゃくちゃになって、内閣府委員会は開けない状態になっています。安倍首相はもともと、特区を設けて労働基本権を解体するこの法案こそ国会の目玉としており、この思惑は見事に破綻しているということがあります。強行できる人に挿げ替えて、これも絶対に通すということ。前代未聞の委員長解任で強行採決ということでした。

徹夜明けで始まった5日の参議院。13時からの特別委員会では、自民と公明の質疑が最後に回されていることから、この時間に緊急動議、強行採決としたいようだということで、かなりの人が集まりました。3000人くらいの包囲のなか、今日の二つ目の事件。自民党が質疑をしている最中に、自民党の議員の一人が合図をすると、一気に採決へ。野党はマイクを奪って抗議と怒号、もはや何も聞こえない状況に。自衛隊出身の佐藤が、立て立てと指示して、採決。これも前代未聞とのこと。与党は台本を作って、自民党の質疑のフリ、採決強行とだまし討ちを公然と行いました。しかし、賛成者が何人かもわからない、動議などの議事録も取れていない、動議を出した自民党の議員が間違えて「議長!」(本当は委員長)と言っていたことなど、およそ採決できたというものではありません。ただちにマスコミが「採決した」と既成事実にしようと報道しました。これは明日も大問題になります。

そして流れる21:20本会議開始のニュース。採決強行があまりにも問題になるため、採決は4時くらいかと言われていた矢先、本会議開始間際に、今日の採決はしないという情報。だまし討ちの可能性もあると抗議を続け、23時ごろ、採決はしないという情報がはいりました。

国会の周りは、6000くらいが包囲、正門でも2000くらいの抗議が行われていました。加えて2日連続の徹夜は耐えられないということもあったのかもしれません。どちらにしても、国家戦略特区法案と秘密保護法案の両方を通さないといけない安倍の思惑をボロボロにしながら、押し込んでいるのは確かです。

何より、本気な人たちが集まる人の海の心地よさと言ったらないです。怒り、勝利感、連帯感。紫陽花革命を超えた世界が生まれようとしています。

6日は13時から本会議。長い闘いになります。24時までに会期延長できなければ終わりということになります。勝負です。来れる方はぜひ。

明日は日比谷野音の数万を予想されるデモもあります。

 

 

特定秘密保護法、参検討項目を残したまま参議院でも強行採決


12月5日、特定秘密保護法制定阻止! 国会前へ

2013-12-05 09:17:02 | ニュース

12月4日は、秘密保護法の委員会採決も行えず、戦略特区法など今国会の重要な法案をめぐり、本会議が深夜まで続いています。
12月5日は、13時から国会で秘密保護法案の強行採決が狙われています。
絶対に阻止しましょう!(写真:田中龍作ジャーナルより)

★12月5日(木)、秘密保護法・強行採決阻止行動!

8時半~17時:採決阻止1日行動http://www.kyoubouzai-hantai.org/news/houkoku.ht
m
18時半~21時:3夜連続!『特定秘密保護法~成立させない!絶対させない!
永田町大集会』https://twitter.com/tetsu_molotov

場所:すべて参議院議員会館前(東京メトロ:国会議事堂前、永田町下車)

●12/4 埼玉公聴会にてデモ隊が300人!

 

【秘密保護法廃案へ!】5日、国会を万の人でとりまこう!【国会の状況です】

以下、すべての原発いますぐなくそう全国会議のブログより転載します。
http://nazen.jugem.jp/
 
秘密保護法の局面ですが、明日、明後日の国会前への万余の結集が一切を決めます。戦術的なものももちろん必要ですが、自民党のやる気をへし折るようなダメージを与えられるのはやはり大衆的な力だと思います。
 
朝8時から、参議院議員会館前。
一人でも1時間でも多く集まろうと呼びかけを広げましょう。
 
本日は、強行された大宮での公聴会では、出席者を座り込んだりして直接行動によって阻止しようとするアクションが繰り広げられました。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1694
 
午後19時からと言われていた理事懇が始まったのは、結局20時を過ぎていました。昼間のヒューマンチェーンは6000人、そして今日採決か、という速報で夜も5000人ほどの人が集まり、必死に声を出しました。警察が警備を強化したのをみて、強行採決かと思いましたが、理事懇では本日の特別委員会の開催を断念、本日の採決は阻止されました。
 
また、自民党の会議がおこなわれ、公明党との合意がなされたようです。中身は
◯5日の13時から5時間の特別委員会を開催
◯6日に本会議採決
◯それができない場合は延長国会とし、7日に採決
だそうです。
http://t.co/FKMTRMLEU1
 
自民と公明でなんでも決められるようなこのやり方には怒りも感じます。問題は、明日、特別委員会で強行採決が狙われていること、そして、本会議が開かれないという保障はないということです。
 
福島瑞穂議員のツイートです。
@mizuhofukushima: 参議院秘密保護法特別委員会理事会で、明日の予定を委員長が勝手に決め、退席。13時から委員会。民主党75分、みんな、共産27分、維新、社民18分の後、自民党公明党で合わせて45分。なぜ自公を後にするのか。私の質問終了の3時50分後動議を出して強行採決するのではないか!そうさせじ!

まずは夕方の委員会強行採決が狙われています。
 
そして、大きいのは、与党がボロボロと崩壊を開始しているということです。公明党は、女性部の突き上げなどでかなり動揺し始めている。徳洲会事件も巨大です。日に日に角界からの反対声明もだされ、追い詰められる与党。だからこそはやいとこ採決したいというのが本音のようです。明日の本会議採決もあり得ます。
 
一人でも1時間でも多く、集まりましょう。万の数、一人ひとりの力や個性が化学変化を開始する数です。なんとしても阻止しましょう。
 
明日も夜中までの行動が予想されます。防寒をしっかりしてきてください。
食べ物、飲み物の用意も大事です。
 
今が正念場、まだ出してない力、まだやってないこと、全力を尽くしましょう!
 


“止めるためには、どうすればいいのか? たった一つ、方法があるかもしれない”―山本太郎

2013-12-04 10:10:14 | 山本太郎

山本太郎 12/3「石破さんいわく絶叫テロリストのみなさん 声は確実に届いています」

気象庁 隠したデータをIAEAには届け出た

(山本太郎さんの演説をツイキャスで録画したのを文字におこしました。何度も聴き直しましたが、もし間違いがあったら、ごめんなさい。12月3日20時過ぎ、参議院議員会館前にて)フェースブックより転載

すごいですねー。今僕が握っているマイクは、よだれだらけです。
どれだけたくさんの人がこのマイクに向かって、この叫び声をあげたか。
石破さん曰く、絶叫テロリストの皆さん、お元気ですかー?

冗談じゃない、でも、ありがとう、石破さん。
秘密保護法が通った後、このような権力に対する抗議活動が、どのような扱いを受けるのかっていうことが、よーく、わかりましたよね、皆さん。
何が何でもこんなの許すわけにはいかないですよね、皆さん。

先日、質問主意書というものを提出しました。この話はですね、何度かしているので、皆さん、ご存知かもしれません。
特定秘密、これを指定できる人は、いったいどれくらいいるの?
どのくらいの機関がこの秘密指定をできるのかという質問をしました。
その答えが返ってきたのは53機関。安全保障とはまったく何の関係もない文化庁であったり、そのようなところまで秘密を指定できるということが明らかになったんです。
そして、その中で注目すべき点が一点あります。
どういうことなのか。
それは気象庁長官という存在が、この秘密指定をできる人間の中に入っていたんです。
気象庁というのは国土法通省の中にあります。
だとするならば、どうしてそれをわざわざ分けなければいけないのか?
思い出してほしいです。
(デモ参加者の声)SPEEDI!SPEEDI!
そうです。今この場でも声が上がっています。
その件もありました。
けれどもですね、その気象庁、この東電原発事故の後にいったいどういうことをしたのか?
東電原発事故の後に、風光風速計、風の向きであったり、風の速さであったり、そうゆうものを計る機械が壊れたんだ、ということで、福島原発周辺の風速、風向き、一切、発表されなかった。
けれどもこの気象庁、IAEAに対しては、国民に発表しなかった期間、全てデーターを出しています。
それだけじゃない、気象庁独自の、この放射性物質の拡散予告というものまで丁寧に、IAEAには届け出ていたんです。
ありえますか?こんなこと!
もう明らかなんですよ。
安全保障とは全く関係のない数々の機関が秘密指定をできてしまう。
これは、安全保障でも何でもない。国民の安全保障とは全く関係がない。
国民を被爆させてまで自分たちの安全保障を計ろうとする人たちが、もうすでに存在するんですよ。
こんな法案通ってしまえば、いくら悪いことしたってぜーんぶ隠せちゃうよってことの答えが返ってきちゃってるってことなんですよ!

でも残念ながら、今、参議院の中では、野党ががんばっている。必死でがんばっている。
でも、結果、強行採決されてしまえば、数の論理で負けちゃいますよね?
これを止めるためには、どうすればいいのか?
たった一つ。たった一つ、方法があるかもしれない。
できれば避けたい。でも、やるなれば、採決の日に、議員を国会の中に入れなきゃいいんですよ!
議員会館、国会に議員が入れないぐらい、人が、溢れるぐらいに集まれば、これは阻止できる可能性ありますよね!?

千人と言わず、一万人と言わず、十万人と言わず、百万人ぐらいの人たちが国会周辺に集まりましょうよ!!
この声、皆さんの声、叫んでいる声、確実に聞こえてるんです。
石破さんは、その声に震えたんです。
はっきり言いましょうか。僕ね、委員会で、質問を考えなきゃいけなかったんです。
僕、内閣委員会なんですけど、質問を考えてたんですけど、皆さんの声がうるさすぎて、質問に集中できなかったんですよー!
(拍手と笑い声)
皆さんの声は、確実に届いています!
この声が聞こえないなら、政治家なんてやめちまえー!!
市民の力を集結させて、絶対に廃案に持ち込むぞー!!
ありがとうございました!!


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