「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

西国三十三ヶ所参拝日記

2008-11-02 22:43:59 | 肥後観音寺
西国三十三ヶ所めぐり第二回目の旅日記です。

◎10月26日(日)
 13時集合でしたが、全員時間前に集まり、観音寺で旅の無事を祈ってお参りをしたあと、出発です。
17名と添乗員さん、総勢18名で25名乗りの小型バスに乗り込みました。
高速道路で新門司港まで行きましたが、順調に進んだので16時に到着。
17時30分の乗船時間が来るまで待って、フェリーやまとに乗り込みました。
出港は18時10分ですが、17時45分から船内で夕食です。
夜はカラオケルームでみんなで盛り上がりました。

◎10月27日(月)
〈5時40分〉朝食。
〈6時30分〉神戸港に到着。

〈7時40分〉10番・三室戸寺(宇治市)
なんと拝観時間がが8時30分からということで、それまで門前で待つことになってしまいました。
中は広くて、いくつもの階段を昇っていきました。
まず手と口を清めたあと、ろうそくと線香を供えます。
それから住所と名前を書いた納め札を納め札を入れる箱に入れます。
鐘をつき、お賽銭をあげた後、みんなでお経を唱えます。
各お寺で、これを行なっていきます。
ここは花の寺としても知られているそうで、ツツジやアジサイがたくさん植えてありました。

〈9時20分〉11番・醍醐寺女人堂(京都市伏見区)
本来の札所は醍醐山上の上醍醐准胝堂にあるのですが、8月に雷が落ちて燃えてしまいました。
今回の一番の難所で、2kmも山を登らなくてはいけないはずだったのですが、立ち入り禁止になっていて、麓にある女人堂でお参りすることになりました。
女人堂で説明をしてくださった僧侶の方が偶然、熊本出身の方で、矢部の通潤橋の近くということでした。私たちが話しているのを聞いて、熊本弁が懐かしかったそうです。

〈11時10分〉12番・正法寺「岩間寺」(大津市)
岩間山山頂近くにあり、本尊の千手観音菩薩は衆生を救うために駆け回り、戻ったときは汗びっしょりになっているので、別名「汗かき観音」と呼ばれているそうです。雷よけ観音としても有名だそうで、みなさんお札を買い求めていました。

〈12時30分〉13番・石山寺(大津市)
石山寺の由来になっている大きな珪灰石が見事です。
ここは紫式部が源氏物語を執筆したお寺だそうで、今、源氏物語1000年祭が行なわれていて、にぎやかでした。

〈13時35分〉14番・園城寺「三井寺」(大津市)
天台寺門宗の総本山で、とても広い境内ですが、目指す札所の観音堂は高台の一番端にあり、外側を周る形で階段を昇っていきます。そこからは琵琶湖が一望できました。

〈14時55分〉15番・今熊野観音寺(京都市東山区)
後白河法皇が頭痛で苦しんだとき、ご本尊の霊力で平癒したという伝説があり、ここで祈願をした枕カバーをすると頭痛、ぼけ封じのご利益があるそうで、義父母に買ってきました。

〈15時35分〉17番・六波羅蜜寺(京都市東山区)
住宅街の中にあり、駐車場もありません。大急ぎでお参りを済ませました。
となりには銭洗い観音さまがいて、ここで小銭を洗って財布や通帳といっしょに置いておくと、お金が増えるそうです。

〈16時15分〉ホテル東山閣
ここに2泊します。修学旅行の北海道の高校生といっしょだったので、にぎやかでした。
長男のお嫁さんが孫を連れて遊びにきてくれて、みなさんといっしょに夕食を食べました。そのときは上機嫌だった孫でしたが、部屋に帰って抱こうとすると大泣きされてしまいます。
ちょうど人見知りをしだしたらしく、仕事が終わってかけつけた長男が抱いてもダメでした。

◎10月28日(火)
〈9時15分〉19番・行願寺「革堂(こうどう)」(京都市中京区)
開祖の行円上人が常に革の衣をまとっていたので、この名がついたと伝えられているそうです。

〈9時50分〉18番・頂法寺「六角堂」(京都市中京区)
聖徳太子の建立と伝わる古寺で、本堂の形から六角堂と呼ばれています。
華道家元池坊の寺として有名で、本尊への供花が後に華道に発展、いけ花の発祥の地といわれています。

〈10時50分〉21番・穴太寺(あなおじ)(京都府亀岡市)
奈良時代に創建されたそうで、境内には本堂、多宝塔、念仏堂などの堂塔が立ち並んでいます。

〈13時〉20番・善峯寺(京都市西京区)
国の重要文化財の多宝塔があり、その前には左右約50mに枝を伸ばす、天然記念物の遊龍の松がありました。樹齢600年以上で、日本一だそうです。

〈14時30分〉16番・清水寺(京都市東山区)
高台寺の駐車場から歩いて、二年坂、三年坂を通って清水寺に向かいましたが、通りは観光客、修学旅行生でごった返してします。
ただ、白衣を着ているのは私たちだけなので、目立ってはぐれることはありませんでした。
清水の舞台のところにある本堂に上がって、お参りをしたあと、ご開帳があっているご本尊を見にいきました。
本来、33年に一回しかご本尊を見ることができないのですが、今は西国三十三ヶ所で特別開帳があっているので、いろんなところで見ることができました。
清水寺でも、次に見られるのは25年後だそうです。
そのあと、数名ずつ分かれて散策したり、お土産を買ったりして、駐車場まで帰りました。

〈16時20分〉ホテル東山閣

◎10月29日(水)
〈10時〉22番・総持寺(大阪府茨木市)
890年に建立されましたが、織田信長の時代に消失、その後豊臣秀頼が建物を再建したそうです。

〈11時〉23番・勝尾寺(かつおうじ)(大阪府箕面市)
標高400mを超える山中にあり、広い池や1000本を越すカエデがあり、境内は8万坪もあるそうです。
標高が高いので、紅葉もわずかながら始まっているようですが、真っ赤になるとみごとでしょうね。
ここでは「勝ちダルマ」が有名で、たくさんのダルマさんが並んでいます。ここで祈願をしたダルマに目を入れ、願いがかなったら奉納するのだそうです。

〈13時20分〉24番・中山寺(兵庫県宝塚市)
聖徳太子が創建した日本で最初の観音霊場で、安産祈願で有名だそうです。
安産の腹帯を授けてもらうとご利益があるみたいです。

〈14時45分〉番外・花山院(兵庫県三田市)
西国三十三ヶ所観音霊場を再興した花山法王ゆかりの寺です。山の上にひっそりと建っていて、眺めは抜群です。

〈16時50分〉神戸港着

〈17時30分〉フェリーやまと乗船

◎10月30日(木)
〈6時〉朝食

〈6時30分〉新門司港着

〈9時20分〉肥後観音寺着

みなさん、無事に帰ってくることができました。
また来年、25番から33番お寺を巡るのが楽しみです。
コメント
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