カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

とある夏の日の出来事

2024-07-31 15:32:00 | 非現実なお話

この季節になると、なんだか説明のつかない事象が起こったりする。

先日も、お店で仕事をしていると、

ドアが開いてヒョイと見知らぬ女性が顔を出した。

年のころは40代くらいか。

茶髪で短めのパーマヘア、

黒っぽい縁の眼鏡をかけ、

青とオレンジのボーダーのポロシャツを着ていた。

「あらま、派手なシャツだな」と言う印象。

「いらっしゃいませ」と声をかけて近づくも、

すぐに姿が見えなくなった。

あれれ?

人ってこんなに早く見えなくなるかな?

わざわざ追いかける程でもないので、そのままスルーした。

カッパさんも「誰か来た?」と聞くので、

「うん、でも顔だけのぞかせてすぐ去った」と答えると

「世の中、変な奴が多いからな」と言った。

う・・・ん。

私は、その人の去り方が一瞬すぎてどうも納得いかない。

たいがい後ろ姿ぐらいは確認できる。

それに・・・

雨、降ってたけど傘は?

傘をさす時間は?傘をささずに来た?

いろいろ疑問が残るが、執着しても仕方ないので

忘れることにした。

 

午後に家を出て50mほど歩くと、

手製の飛び出し坊やが設置されていた。

坊やは青とオレンジのボーダーのシャツだった。

色味がさっきの女性の服とドンピシャ!

そんなこともあらーな、と気にしなかった。

しかし、翌日に驚くことが起こる。

 

その日、カッパさんの母ちゃんが介護認定員の面談を受ける日だった。

私たちもカッパさんの実家に出向いたら、

すでに認定員のシマダさんが訪問していた。

 

うそーーーーーっっ!!

 

40代くらい、茶髪で短めのパーマヘア、

黒っぽい縁の眼鏡をかけ、

マスクしている。

シマダさんーーーー????

さすがに青オレンジのボーダーシャツは来ていない。

私はシマダさんを凝視してしまった。

 

しかし、先日の女性が本人ではないだろう。

彼女も忙しいので、

私たちの店をのぞくヒマはないはずだし、

常識人に見えるので、不作法なこともしなさそうだ。

ではなぜ?

何がそうさせた?

次の5つが考えられる。

①シマダさんに似た女性がたまたま来た。実体あり。

②私の見間違い。幻視。

③霊的なもののイタズラ

④シマダさんが霊能者

⑤シマダさん本人が実際に来た

 

そして私は④を信じたい

シマダさんが霊視で私たちの家をのぞいたのだ。

霊能者だ。そうに違いない。

もし今度シマダさんに会う機会があったときに、

「私の家、のぞきに来ましたよね?」って聞きたい。

そしてテヘペロで「バレました?」と言ってほしい。

コメント
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