まだまだ残暑が厳しいですが、季節は確実に秋へと向かっています。
もう気がついたら蝉の大合唱もなくなり、昼間ツクツクボウシの鳴き声がたまに聞こえるだけ、
隣家に巣くっていたツバメの一家も、もう南の国に旅立っていきました。
田んぼの稲もぐんぐん背が伸びて、その上を赤とんぼが群れをなして飛び交ってました。
幾分、朝夕の風にも夏の終わりを感じます。
でも、ちょっとしのぎ易くなってくる頃に、どっと夏の疲れが出てくるんですよね。
今年は猛暑だった分、これから季節の変わり目は、要注意です。
それが、人間のみならず野良猫にも押し寄せています。
最近、うちにくる野良猫にも変化がありました。
可愛がってたしおしお親子が元気がなくなり、うちの庭にも来なくなってしまいました。
本当は可愛がってた…というのは嘘で「無責任に」と頭につけなくてはいけません。
猫って、どうしてわざわざこういう過酷な時期に発情期を迎えるんでしょうか?
4月に出産したばかりなのに“しおしお”までも発情してナゴナゴ鳴いてました。
猫の妊娠期間は2ヶ月で、去年も9月あたりに出産してました。
元気がないのはつわりなのかな?とも思ってたら、どうも出血してる。食欲もない。
母猫が元気がなければ、子猫までも影響するのか、サビ猫のエナまでも、急激に弱っていきました。
その症状は、先代の子猫のチョビと同様な気がして…チョビが猫白血病に…
子猫だけでも、捕獲して病院に連れて行こうとしたんですが、弱ってくればくるほど警戒心が増してしまい、ユル~い私の手には負えません。
こっちが捕まえようと必死になればなるほど、向こうは怯えて寄せ付けてはくれません。
小さいながら、エナは最初から最後まで立派な野良猫でした。
もう、あれから母子とも姿を現しません。この残暑の中、ひっそりと死を迎えたのかもしれません。
野良猫と人間の共存はやはり難しいです。
人間のエゴで、病気を治してやろうとしても、野良猫には危害を与える怖い人間でしかないんですものね。餌は食べても「俺たちにかまうな!」と言わんばかりです。
ふと、依然読んだマザー・テレサの本を思い出しました。
インドにはご存知のようにストリート・チルドレンが多くいます。
そんな孤児をシスターたちが「孤児の家」に連れてきます。
どうしてもストリート・チルドレンとしか思えない子供の一人に、孤児の家から抜け出して脱走してしまう子供がいました。
シスターが探して連れ戻しても、またすぐにいなくなってしまいます。
それで、一人のシスターが彼の後を付けてみたところ、
街の通りの木の下で、ホームレスをしてる母親の元にいたのでした。
雨・風をしのげる屋根があり、ご飯が食べれて、仲間もいる「孤児の家」よりも…
たとえ雨ざらしの道端であっても、彼にとって唯一母親のそばが、彼の「家」だったのです。
それが野良猫にも言えるなぁと思いました。
子供にとって母親がいるところが、「家」なんですね。
どんな立派な家よりも、母親の愛情が一番なんでしょうね。
もう気がついたら蝉の大合唱もなくなり、昼間ツクツクボウシの鳴き声がたまに聞こえるだけ、
隣家に巣くっていたツバメの一家も、もう南の国に旅立っていきました。
田んぼの稲もぐんぐん背が伸びて、その上を赤とんぼが群れをなして飛び交ってました。
幾分、朝夕の風にも夏の終わりを感じます。
でも、ちょっとしのぎ易くなってくる頃に、どっと夏の疲れが出てくるんですよね。
今年は猛暑だった分、これから季節の変わり目は、要注意です。
それが、人間のみならず野良猫にも押し寄せています。
最近、うちにくる野良猫にも変化がありました。
可愛がってたしおしお親子が元気がなくなり、うちの庭にも来なくなってしまいました。
本当は可愛がってた…というのは嘘で「無責任に」と頭につけなくてはいけません。
猫って、どうしてわざわざこういう過酷な時期に発情期を迎えるんでしょうか?
4月に出産したばかりなのに“しおしお”までも発情してナゴナゴ鳴いてました。
猫の妊娠期間は2ヶ月で、去年も9月あたりに出産してました。
元気がないのはつわりなのかな?とも思ってたら、どうも出血してる。食欲もない。
母猫が元気がなければ、子猫までも影響するのか、サビ猫のエナまでも、急激に弱っていきました。
その症状は、先代の子猫のチョビと同様な気がして…チョビが猫白血病に…
子猫だけでも、捕獲して病院に連れて行こうとしたんですが、弱ってくればくるほど警戒心が増してしまい、ユル~い私の手には負えません。
こっちが捕まえようと必死になればなるほど、向こうは怯えて寄せ付けてはくれません。
小さいながら、エナは最初から最後まで立派な野良猫でした。
もう、あれから母子とも姿を現しません。この残暑の中、ひっそりと死を迎えたのかもしれません。
野良猫と人間の共存はやはり難しいです。
人間のエゴで、病気を治してやろうとしても、野良猫には危害を与える怖い人間でしかないんですものね。餌は食べても「俺たちにかまうな!」と言わんばかりです。
ふと、依然読んだマザー・テレサの本を思い出しました。
インドにはご存知のようにストリート・チルドレンが多くいます。
そんな孤児をシスターたちが「孤児の家」に連れてきます。
どうしてもストリート・チルドレンとしか思えない子供の一人に、孤児の家から抜け出して脱走してしまう子供がいました。
シスターが探して連れ戻しても、またすぐにいなくなってしまいます。
それで、一人のシスターが彼の後を付けてみたところ、
街の通りの木の下で、ホームレスをしてる母親の元にいたのでした。
雨・風をしのげる屋根があり、ご飯が食べれて、仲間もいる「孤児の家」よりも…
たとえ雨ざらしの道端であっても、彼にとって唯一母親のそばが、彼の「家」だったのです。
それが野良猫にも言えるなぁと思いました。
子供にとって母親がいるところが、「家」なんですね。
どんな立派な家よりも、母親の愛情が一番なんでしょうね。
これから先、どんどん異常気象が続くと野良猫もダメージうけて、いつか絶滅する日がくるかも?なんて思っちゃいます。
暑さに順応しちゃうかな?
安心しました
何故かこういうことを書くと、不思議なことに、野良猫って不意に現れるんですね。
…私も諦めて忘れようとしてたのに、夕方ひょっこり子猫のエナが訪れました。しっかりご飯も食べました。
しおしおも夜中にうちの車庫に来てました。
なんのことない…やっぱり野良猫って…野良猫って…強いなぁと思いました。
また、うつ子さんのお庭に
来てくれることを祈っております。