愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

The Queen and The Soldier /スザンヌ・ベガ

2010-11-07 20:49:00 | 音楽


兵士がやってきて女王の部屋をノックした
『もう女王陛下のために戦ったりしません』と兵士は言う
女王はその兵士をどこかで見かけていて知っていた
女王は兵士をゆっくり招きいれた

兵士は『丘の上の陛下のお城を見上げては
一体どんな方のために殺しあっているのか考えたものです
明日わたしは故郷へ帰ります。後はお好きなように、
でも、ただ一度だけ戦争の理由を聞かせてください』と言った

兵士は狭く長い廊下を導かれ
真っ赤なタピストリのかかった女王の部屋に入った
女王は一度も王冠を取らなかった
女王は兵士に座るように言った

兵士は『陛下にようやくお会いできましたが、あなたはお若い
わたしは勝ち戦より負け戦を多く見てきましたが、
陛下は自分の楽しみのために戦争をしてる気がするのです
その訳を聞かせてくださいませんか?』と尋ねた

若い女王は横柄に兵士を見据えて言った
「お前には分からない、考えたりしないほうがいい」
女王は童顔で、兵士は女王が泣き出すと思った
しかし女王は扉を閉じるように心を閉ざしてしまった

そして女王は「私は誰も知らない熱い細線を呑んでいる
それが体内を切り裂き、出血することもしばしばだ」と言った
兵士は女王の頭に手を置き
女王を床に跪かせた

『陛下はどれだけひもじい思いをしましたか?一人暮らしで
さぞ心細いはず、でも何一つ知らされていないのです
もう陛下の戦場に行くのは御免です』
兵士は女王に外を見せようと窓辺に連れて行った

灰色の空にも拘らず、太陽は金色に輝いていた
彼女は想像以上に望みが叶えられているのを知った
でもその怖ろしさ知っていたので席に戻った
そして兵士の顔を二度と見ようとはしなかった

兵士は『わたしは自分にふさわしいものを受け
人に与え得る限りを与え、
若い女性を愛することができる正直者として生きたい
陛下、わたしにはあなたの生き方はとっても奇妙です』と言った

王冠はすでに落ちてしまい
女王は負けてしまうと思った
女王は心を痛めたことを恥じながら立ちすくんでいた
女王は兵士を戸外まで送って行き、待つように命じた
それから女王はまもなく部屋を出た

遠くで女王の命令が聞こえた
そして戸の外で待っていた兵士は殺された
そして女王が孤独に浸っている間
戦争は
さらに続けられた

*・*・*
25年前に出たスザンヌ・ベガの1stアルバムの中の一曲です。

私の手元に唯一残ってるアナログ盤です。

女はみんな女王になりたがり、男はみんな兵士なのかもしれません。

戦争なんて誰もしたくないのに、何者かが戦争を仕向けてるのかもしれません。

…と、ふぐり玉蔵さんも言ってました。

イルミナティもフリーメイソンも知ってる(?と思う)のに、何で寄りによってSGIなんかに入っちゃうんだろう?スザンヌさん…(SGIに入ってると言う噂がある)
コメント (2)
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寒いニャー

2010-11-07 11:08:53 | 生き物
早いもので、今日11月7日は立冬だそうです。

昨日はポッカポカの暖かい日だったんですけど、それでも夜は冷えますよね。

この間の寒い夜、野良猫エナちゃんと寝たんです。温かかった~。

猫と寝るのは何年ぶりだったんだろう?30年ぶりくらいかもしれんです。

旦那とはここ7年くらい一切寝てませんけどね。

エナちゃんは春生まれだから、初めての冬だし、寒いとなかなか外に出たがらなくなってきました。もう野良猫じゃないね。
コメント (4)
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