我が家に2011年秋に迎え入れた、プリン。
推定ですが先日
10歳を迎え、元気元気に毎日を過ごしておりましたが、
以前から目の周りにイボが出て、特に今年に入ってから目立つようになり、アマランが歯を当てたりするので、一度取ったりしたんです。
一ヶ月ほど前にさすがに心配になり、細胞診(針で刺す)をしてもらったほうがいいなー、と他の場所にないか探っていたところ、
ほっぺたの中に小さいグリグリ?!え?!
こんなの前に無かったし!
注意深く触るともう一個あって、すぐ病院⇒といきたかったが、連休でお休み
(不安、不安、不安・・・)な数日を過ごし、もう他の病院行くかまで考えたけれど、まずはかかりつけに聞いてからと留まり。
そして次の診察日。
先生に見せたところすぐに細胞診。
そこから結果が出るまで約一週間。
飼い主は何をやっても落ち着かない日々。
細胞診の結果が出た11月末。
「悪性腫瘍の可能性は否定できない」・・・ウーン。
即刻もう一段階踏み込んだ検査が必要と判断し、組織病理検査をすることに。
検査とは言うけれど、要は腫瘍が疑われる箇所を全て(しかも周辺も大きく)除去する手術をすることになります。
麻酔の心配もないわけではないし、プリンの場合は右の頬のほどんどの皮下組織を切除しなければなりません。
顔の皮膚は身体のように大きく切れないので、マージン(余裕)が取りづらいこともあらかじめ説明されました。
皮膚をかなり引っ張ることになるため、表情が変化してしまう可能性も・・・・
でも、飼い主の気持ちとしては、
「どんな姿になったとしても、プリンはプリンだよね。」
事前の検査では、麻酔に耐えるための体力は◎だったのが幸いでした。
12月4日、手術。
翌5日、無事退院。
「このあおいのどうにかしてよ!」
長時間の手術にも耐えた、本当に強い子です。
食欲もばっちり、ただこのエリザベスが不便だったようで。
透明なのに変えてもらったら、バシバシぶつけながらもドンドン歩くようになりました。
手術から一週間後、検査結果が出ました。
・・・残念ながら悪性の腫瘍でした。
手術で実際は4か所腫瘍を摘出(頬の内部)したのですが、そのうち2か所が悪性でした。
それ以外は良性でした。
手術でできる限り取り除いたとしても、予後が大変厳しい病気。
「メラノーマ」と聞いたら、やっぱり私でも怖いです。
再発・転移も多いということもよく聞きます。
でも、今ならまだ出来ることたくさんある。
あの時点で気が付いて手術できたんだから。
そして、プリンは何にもへこたれてないんだから。
チャトも最後までそうだったじゃないか。
飼い主としてできることは、
今まで通りにプリンと接してあげること。
これからも一緒に歩んでいこうと思います。
アマランはそんな状況わかってるかな?
「しったこっちゃないでしゅ!」
ある意味えらい前向きな子がいて助かったと思います・・・
お友達からもらったお野菜、免疫力アップに役立ちますように!
お散歩もどんどん行きますよー。
数日前に抜糸しました。
若干かさぶた残っていますが、心配していた表情もあまり変わったようには見えません。
病気とともに過ごすお友達もたくさんいるけれど、なんか偉そうなことも言えないけれど、
ともに気張らないで、できることをやって、毎日を重ねていきましょう。
久しぶりの投稿なのにしんみりな内容でごめんなさい・・・
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