大杉漣に、フラメンコの力に、感動

昨夜のクラス中、携帯が鳴った。終了後に確かめたら実家の父からだった。何か起こったのだろうか？と心配になって留守録を聴いたら「今からＢＳでフラメンコやるで。観てみ～」・・・・クラス中やのに観れるかっちゅーねん！全然知らんかったわ、残念・・・と思って帰宅したら、夫が「お父さんから電話あって、途中からやけど録画しといたったでー」
嬉しかったが、疲れていて就寝してしまった。
今日、録画をつけたらマノロ・マリンが大杉漣にレッスンしている光景が目に飛び込んできた。ひょえ～、セビージャのスタジオじゃないかぁ続いてベタンソ隊長が登場5日間に渡り大杉漣を指導して、最終日にマノロ・マリンに披露するという筋書き。
いやぁ、ここでは詳しく書かないけど、私・・・心が震えて泣きました。今までも、数日レッスンして最後に舞台に立つ、っていうフラメンコを扱った番組はあったが、これは一味違った！！！いい言葉が沢山聞けたし、お宝映像も観れた。これは、フラメンコ達にも、知らない人にも観てもらいたいなぁと思った。
残念ともとれるのだが、5日間のレッスンの後、結局彼は振り付けを捨てて、自分の感情を表現するのだ。それはね・・・きっと意見が分かれるところだと思うが、私は立派だと思う。フラメンコの物真似されるより、自分の持ってるものを出す・・・あきらかにフラメンコの動きじゃないのに、それにカンテが触発されているのが耳で分かる！・・・あぁ、そこらへんのフラメンコ達は何をしておるのだ（←私も含む）！漣がこんなに出来るのに！って感じ。
今ならＮＨＫオンデマンドで観れるらしい。再放送もあるみたい。

スタジオ施工中

本気で床工事のお手伝いしたかったのだが、足手まといデスネ・・・ワタクシ、って感じだったので、後ろ髪引かれつつ退散。
翌日訪れると

おぉ～仕上がっている！

次は鏡の取り付け

色々な人に助けてもらった
柱のデコボコを避けるために、前もって壁一面にベニヤを張ってもらったのだが、それが反っていた為に苦戦。しかし職人技で乗り越え・・・


おぉ～一気にスタジオらしくなった！

板の向きにこだわって、鏡に垂直方向にセットしてもらって良かったぁ。空間が広がったみたい。

ずーっと気にかけていた床と鏡が出来上がって、肩の荷が軽くなったよ

チャレンジ

ツイッターとかフェイスブックとか、自分には必要ないと思っていた。誘われて登録したミクシーも全然参加していないし、このブログのコメントさえ、受け取らない設定にしている。
でも、緊急時にツイッターなんかが活躍していると知り、今までそれらに見向きもしなかった自分が浅はかに思えた。その上、原発のことなど何も知らずに生きてきて、自分がとってもバカに感じる。・・・そう、私はバカだぁーーー（前から気づいてたけど）
だから自分に出来ること、私だから出来る分野をコツコツやるしかないんじゃないか？何か社会の役に立ちたい・・・それは今回の災害に関係なく、ここ数年で芽生えていた正直な気持ちだ。
だから・・・というわけでは決して無いのだが、そういう気持ちも含めて、このタイミングで！？フラメンコ・スタジオ作っちゃうのだ、名張に
大阪クラスは産声を上げたばかりだし、今やレンタルスタジオが沢山あるから練習場所に困らない。しかし名張は実際困っておったのだ。
・・・で、色々な経過や説明はすっ飛ばし、なんとか昨日から工事が始まっている。

スタジオまで歩く道のり。

これは「トリアーナの橋」だと妄想してみる。

関係ないけど、ちょっと横道にそれると

江戸川乱歩生誕の地。これだけ！？

そして！

床施工中。

スタジオと引き換えに、今年は行くゾーって決めてたスペインは遠のいてしまった。
もう後には引けない。頑張るしかない。