フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

自主練習

2013-11-11 | 日記
「練習好きなんです!」と朗らかに言い切る人が羨ましい。
わたしゃフラメンコ鑑賞は好きだが、自分の練習となると気が重い。
ここでいう練習とは、レッスンを受けることではなく、やらなくても咎められる事のない自主練習。
スタジオに何時間も篭って身体を痛めつける・・・やだやだ、そのへんでゴローンと転がっていたいしー。
例えば「釣りが好き」「走るのが好き」「読むのが好き」いいないいな、そういう真っ直ぐで迷わない気持ち。
なんで私、そんなに「踊るのが好き」じゃないんだろう
だから練習を始める前、大変気が重いのである!!!
でも、何かで読んだか聞いたか忘れちゃったが最初は嫌でも、その動作を始めてしまえば、だんだんやる気物質みたいなもんが脳内に湧いてくるのだそうだ。今日も練習始める前は、憂鬱でたまらんかった。でもとにかく始めてしまえば、あっちゅー間に2時間経過してた!?体力と時間さえあれば、もっと出来るのかもしれんが、若くはないのでサッと切り上げる。
「私、練習したわぁ」ストレスから解放されるこの時、とても幸せ。

練習タイム・・・私が一番最初にやってるのは、身体の力を抜くこと。くねくね、ぶらぶら、ゆさゆさ、怪し~い動きを繰り返す。この時うっかり、ムイ・フラメンコな曲を流すと、突然マルカールに変移してしまう事があるので、なるべく踊れないような曲をチョイス。
そう、段階を踏んで身体を慣らし、気持ちを集中させていく。
そういや子供が小さかった頃は、30分の隙間を見つけて、いきなりダダーっと振付の練習に充てたりしてたから、今はなんと贅沢なのだろう。練習を遮るものは自分の怠け癖だけ。こりゃ、頑張らなアカン。

フラメンコの踊り手の練習は、基本一人ぼっち。自分との戦い。
何部屋かあるスタジオを借りて練習する時は、同じように戦っている人の音が聴こえてくる。
ずーっと同じ足を繰り返していたり、ブレリアの中でジャマーダを延々やってたり?
顔の見えないそれらの音は、自分にとっても励みになる。あっちでもフラメンコ好きが頑張っとるー!って。



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