私にとってバタ・デ・コーラ初挑戦
のアレグリアス。思い返すのは発表会前夜の事件。
試しに舞台の上で踊ってみたら、バタが、バタがぁー、コンパネの上を全く滑ってくれないー
（引きずる長いスカートのこと）回転したらば、バタでグルグル巻きの刑
にされ身動き出来ず
あまりの事態に「 ・・・私・・・ピンチかも・・・」と胸に手をやり天を仰いだ。
居残って様子を見て下さっていたM氏（←舞台設営から音響まで、発表会を支えてくれる人）が
「 コンパネをひっくり返してみましょう
」と、数枚裏返してくれた。そこで試してみたら、うん、うん！さっきよりはバタが動いてくれる感じー
どうやら、印字の付いた面が表側だったらしい。（何も表記がなくてキレイに見える方を表に敷いていた）
裏方さん達どやどやと、全てのコンパネをひっくり返して貼り直す騒動になった
それでも滑りは悪く、本番では、バタが着地した地点に引っかかる感じがあってヒヤヒヤしたけれど
、何とか踊りきれた。
まさかのサリーダ歌い直し事件もありーの（笑）ハプニングがあった割に、楽しかったと言える！！
あの感触と空間は、あの時だけのもの。フラメンコは、いつだってそう！
このバタ、セビージャで作ってもらった練習用なのだ。
この時はカンカン（裏のフリルの部分）もパリッとしてたけど、今はヨレッとなってる
いつか、練習用ではなくフワンフワン
のパフパフーンの衣装を身にまとう日がやって来るだろうか？それを願う気持ちはまだ湧いて来ないが
、とっても自分らしいアレグリアスconバタが出来た事が嬉しいので、細々と踊り続けていきたい。
