フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

ライブを終えて

2012-04-06 | 日記
先日のライブの話。
ギターのファン・ソトさん、とてもダンディーで優しいお方
スペイン人ってだけで、勝手に威圧されてしまう私だが、この紳士の前では穏やかな気持ちになれた。
このお方は日本のことよく分かって下さってるよう。納豆やウニ食べるらしいよ。
人柄って音色に出るのかな?本番はとても自然な流れに乗っていけた。あー良かった。。。
そう、今回とても自然だったのだ。一人相撲みたいに力まなくとも、背後の歌・パルマ・ギターを聴いてるだけで、やるべきことが自然に出てくるような感じだった。
共演させていただいた皆さん、マンサニージャさん、本当にありがとうございました
そして、いい時も悪い時も見守ってくれる友人や生徒の存在は本当に有難いとあらためて思った。
いつまで踊れるかなぁ?
長く踊れるように色々考えてはいるが、舞台上で足がつったのは初めて
トリでファンが踊っている頃、右足に異変がっ パルマしてる時の私は、踵をついたまま、つま先で拍子をとる癖があるのだが、気づけば指先からスネの辺りがキューっと(←ファンのみならず、達者な踊り手さんのスビーダがあまりにも速い、っちゅーのも原因ではないかと?)
どーしよー、最後ブレリア踊るんやろか??(←このライブのシステムが分かっていない)
どーしよー、「今ムリ!」て言っちゃう?危機脱出法を考えながら、MCの間に足をモミモミ、怪しい動きをする私。
ブレリアは、ファンが一人で踊って皆を呼んでくれて、ちょっくらパソして帰るだけだったのでセーフ!
そしてそのジャマーダ後の去り際!私は足に気を取られてたんで、ファンが寄ってきたことにも現実味がなく、魔法にかかったように去り始めたのだが、客席のどよめきにハッと我に返った。ぎゃーすんませんー、こんな美男子にエスコートされるなんざ、石投げられますぅー。何人かの生徒が「キャー」と思ったそうで・・・「先生ズルイ!」と責められ・・・。
観に来てた息子が夫に「あれは仕事やから」と言ったそうでございます。
あービックリした。
さて、本番を終えたあとの楽屋。私は帰りの荷造りに焦々・・・来る時に収まってた荷物が収まらん~
練習着とかを裏がえしのまま丸めてカバンに突っ込んだりしながら、ふと見上げてみれば・・・
ファンが涼しい顔をしながら衣装を《ブティック畳み》にして美しくキャリーケースに詰めておるではないかっ。あ~美しい人はやる事もスマート。見習わねばっ!と丸めた服を一旦取り出してみたものの、どうして良いかわからず結局、風呂敷でガシーっと包んで上から押してファスナーを閉めたのであった。




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