フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

風邪っぴきスタート

2018-01-07 | 日記
何年振りかに熱を出して寝込んだ。なんでなんでお正月ゆっくり過ごせたのに・・・気が緩んだからとしか思えない
不覚にも、名張クラスのレッスン初めを休講にしてしまった。自分の体調不良を理由にレッスンを休んだのは、フラメンコの講師生活15年で初めての事である。
「おかーちゃん今日休み?小学校の時、風邪ひいてても学校へ行け!と言ってたくせに」と息子に責められた・・・そう、そういう方針だった。
もう頑張りが効かなくなった自分を呪う反面、どこかホッとしているのは何故だろう・・・ていうかこの風邪、アンタからもらったんじゃないのかなあ?鼻かんだティッシュが机の上に置きっ放しなのを、わたしゃ何度も片付けたぞ
とにかく、このような不覚な事態となった原因を探るべく振り返ってみる事にする。
年末から何かスッキリしない感覚はあった。お正月にはうっすら喉が痛かったから、風邪引きかけかな?と自覚していた。よく食べて、よく歩いて、よく寝ていたから、それで養生しているつもりだった。4日に練習に出掛けた。久々に踊ってシャッキリした。個人レッスンも1つこなして、スタジオ内ではすこぶる元気だった。ところがその帰り道、みるみる具合が悪くなっていったのである。気が付いたら発熱。
練習して、全身の血の巡りが良くなった事で、体内にくすぶっていたウィルスが拡散したのでは?と自己推察。38度近くなったところで、ますますしんどくなりそうな予感がしたので、急病診療所へ駆け込んだ。(息子は塾で、夫は不在で、独りでホンマしんどかったぁ
インフルエンザの検査は、発熱してから何時間も経たないと出来ないとのことで、熱を下げる薬を処方された。この薬のお陰で、その晩はぐっすり眠れた。
翌日は微熱程度におさまり、普通に風邪をひいた時の倦怠感と共に鼻をかみまくっていた。
この時点で、頑張れば明日のレッスン行けそうだ、と考えていた。だけどもしインフルエンザだったら迷惑かかる、どうしよう?と。もう熱もほぼ下がってるから、これはインフルとは違うんじゃない?と思ったのだが、かかった事ないから考えたところで答えが出ない
あの、鼻の奥に綿棒を突き刺される検査を、出来れば回避したい・・・でも、自分一人の問題じゃないもんね。トボトボと、近所の町医者に診てもらいに行った。久し振り過ぎて、ダンディだった医師の初老感に驚いた(・・・て事は、おそらく自分も
結果、インフルでは無かった。
「明日お仕事なら、点滴していきますか?」・・・そうだった、昔はよく、この点滴のお世話になっていた。一瞬躊躇っていると、「じゃあ普通の風邪薬を出しておきますね」と告げられた。
この時点で、明日はクラスを休みにしよう、もう無理をするのは止めよう、と心が決まった。じゃあインフル検査の必要なかったやん!って話なんだけど・・・それが私のバカなところで

翌日も養生しながら、熱が下がっているのは薬が効いているからだと気付いた。どっぷり風邪を引いたのが久し振り過ぎて、このしんどさを忘れていた。失敗したなぁ・・・でも、どうすれば避けられたのだろう?
「たまには風邪ひいた方がいい。風邪もひかない方が問題らしい。」・・・最近ある人から聞いた言葉を思い返した。確かに、身体の中の悪い物が全部吐き出されるような感じだ。
いつからか私は、風邪を引くのは自己管理が足りないからだと考えるようになっていた。だからすごく気をつけるようになって、もう何年も病院に行かずに済んでいた。だけどちょっと何か、大切なものを見失っていたような気がする。もっと優しく、自然体でいよう。自己管理は、体調不良な時にこそ発揮できるように。

新年早々、思いがけない爆弾を受けて、色々反省した。
生徒さんの何人かは、スタジオで自主練習してくれていたようだ。私も気持ち新たに頑張らねば!

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