フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

やばかった話

2018-11-06 | 日記
それは大阪ROSA教室ライブの2日前のこと。
自分の練習をしにスタジオへ行って、その帰りに寄り道をして、帰宅後はバタバタと生協の仕分けをしたり、不在通知票を片手に電話したり・・・次に自分の荷物を片付けようとして焦った。レッスン時にいつも背負っているリュックサックが無い
トイレに駆け込む前に置いたのかなぁ?とトイレ前をチェック・・・、玄関と自転車の周囲を確認するも、無い!!!頭の中グルグ〜しながら家の中を走り回った・・・無いーーー
自分の行動を振り返る。スタジオ出る時は確かに背負ってた。その後の立ち寄り先に慌てて電話したけど無かった。
リュックの中身を思い浮かべて凍りついた。財布は勿論、いつもは入れていない重要な物も入っていたから。
本番で履く靴。
本番で着る衣装のファルダ。
本番日にお支払いする大金!!!
ひぃーーーーーーーーー
必死で帰宅路の行動を振り返った。渡船を待っていた時のベンチ、そこしかあり得ない!
日が暮れかけていたので、屋上の洗濯物を入れてから行こうかと一瞬考えたアホな私。いやいや、優先順位まちがっとる!自分に突っ込んでから自転車を飛ばした。帰宅してから時間が経っていたから、既に舟は1往復しているはず・・・気が気じゃなかった。すごい勢いでペダルを踏みながら、これで事故したら皆んなに迷惑かかるな、と頭を過ぎった。と同時に、絶対あるはず!今まで何回忘れても必ずあったんだから!と言い聞かせた。
(メインバッグを置き忘れる、って信じられないでしょうが、私は割とよくやるのです 公衆トイレのフックに掛けたままとか、スタジオに置いてきちゃうとか、バスに置き忘れてくるとか
乗り場近くに着くと、ちょうど舟が出ようとするところで、すごい血相で追ってくる自転車に気付いた職員さんが門を開けようとしてくれた。違うんです!向こう岸のベンチに鞄がぁ!と叫び、事情を察した職員さんがOKサインを出して舟は出た。
待っている間、気が気でなかった。
遠い舟の様子に目を凝らすもよく見えない。引き返してくる職員さんに、鞄を持っている気配はない。絶望的な気分になりながら、私は下船する人全員の持ち物をチェックする気で身構えた。すると職員さんが
「事務所で預かってます」と。
へなへなと座り込みそうになった。
戻ってきたリュックは、ドッと手にくる重さで、こんなもん置き忘れる私は本当にどうかしてる、と思った。
そしてこれ以上の事件はもう起こらないだろうから、ライブはきっとうまくいくに違いないと考えた。

この話、打ち上げの席でも口に出せなかった笑い話じゃ済まない。ホントしっかりしなきゃ!


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