セビージャに来て一週間

レッスン帰りの昼間、トリアーナ地区を歩いていたら、ふと気配がして後ろを振り向いた。1、2m背後に若い男が迫っていて一瞬目があった。その男は体をひるがえして、後方で待ってた別の男と2人で、横道に入っていった。
狙われたな、私！！油断してた。
リュックサックが魅力的に映ったんだろうな。初めての事でビックリした。
動揺しながらそのまま歩いてたらプラサでまた2人組と遭遇。向こうも私に気付いた。睨みつけたら、あろう事か！私に手をふってバスに飛び乗って行った。なんじゃそりゃあ！？


カサ・デ・メモリアでパストーラ・ガルバン。
フェリペ・マトという踊り手さん初めて観たけど、好きだなぁ。


夜も美しい街。

セビージャあっちこっち

友人と合流した。彼女はフラメンコの人じゃないので「スペイン来たでぇ～、バルセロナ寄って来たでぇ～、それでセビリアって何か観るとこあんの？」ぐらいのノリだった。


初めてサッカー観た！生観戦て楽しい！


その後、♪タブラオでフラメンコ♪と信じている友人をペーニャに付き合わせる。


ぎゃあー!！フィン・デ・フィエスタにカルメン・レデスマがぁ!！(歓喜)
ファン・フェルナンデスもー！熱気ムンムンだった。

一日の流れが決まってきた

朝は（というか昼？）アデラ・カンパージョのクラスをとっている。すごくゆっくり詳しく教えてくれる。グァパさんで、黒の大判シージョをちょいナナメに巻きつけててお洒落～。
滞在先からはトリアーナ地区が行きやすいので、練習もこちらのスタジオを借りることにした。


TV番組で、大杉蓮がベタンソスに習ってた部屋やんー！なんか嬉し、と喜んだのも束の間。反響音がすごくてやりにくい。しかも隣でやってるラファエル・カンパージョのクラスの音が丸聞こえ！・・・とてもじゃないけど物音立てる気になれないよぉ。

夜はアンヘル・アティエンサのクラス。アデラのところもそうだが、
ファルセータとぴったりの凝った振付。ドラマチックで素敵だが、今やりたい事じゃない。
でも熱意を持って教えてくれるから、テクニカと思ってがんばろうと思う。

お天気のせいだと思いたい

滞在先はセビージャ郊外。


この辺りはのどかで、一軒一軒が愛らしい絵葉書のよう。
キョロキョロ見惚れながら散歩した日曜。


実は、探し当てて出掛けた公演が中止になっていたり、行きたい場所に辿り着けなかったり、なんだか停滞してばかりで・・・雨続きもあって心が折れそうだった。

でもクラスに行き始めたら俄然元気になった！
それに久しぶりの晴れ間。
すごい単純だわ、、、細胞が生き返って活動し始めた気分。（←単細胞）

セビージャにて週末

とりあえず街に慣れるのに、バスに乗って方向感覚を掴んだり、目印になる通りの名前を覚えたり。



カフェとバルの中間みたいな店に入って注文したら、名前を聞かれた。不思議に思っていたら、注文のお皿が出来た時、「yukiko～！」と呼ばれた。日本だと番号札なのに、こちらは名前なんだね！？なるほどー、理にかなっているような気がする。スペインらしいな。（不具合も起こりそうだが？）

来週から習いに行く。短い期間だと、見学に費やす時間が足りなくて、とりあえずここでオッケーみたいに急いでしまって、本当にここに決めていいのかなあ？と自分の中で迷いがある。（←じゃあ寄り道しないでサッサと目的地に行きなはれ！って事だが）

自分が学びたい事がブレていないだろうか、、、？