With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Paul McCartney / CLOSED SOUNDCHECK AT BUDOKAN 2017

2017年05月23日 | 西新宿系


まもなく終了から一ケ月経とうとしているPaul McCartneyの「今年のジャパン・ツアー」。
「今年のジャパン・ツアー」なんて言えるほど頻繁に来日してくれるようになるとは、わずか5年ほど前には思いもしなかったことだけど。。。

終わってからの「振り返り」が個人的にはライブの愉しみで(笑)、
ほぼ出揃った「ONE ON ONE JAPAN TOUR 2017」のブートレッグ、購入したり友人とシェアしたりしながら
熱狂の1週間を再び噛みしめています。

いくつか印象的なブツをライブの時系列にそって紹介など。。。

今回は、初日武道館公演のリハーサル音源
「CLOSED SOUNDCHECK AT BUDOKAN 2017」。



キーボードのウィックスとギターのラスティのイヤモニをキャッチして、
非公開だった武道館のリハーサル風景を我々に聞かせてくれる驚愕のアルバム。

ウィックス、ラスティそれぞれの音源を左右に配置し、ステレオ感たっぷりに聞かせてくれる(自分は基本的にイヤフォンでなくスピーカー視聴)。
ポールがステージに登場する前の、バンド・メンバーだけでの音出し段階の時間は、確かに冗長に感じられるけれども、こんな音が聞けるだけでもすごいこと。

最も自分的に引き込まれたのは「MAGICAL MYSTERY TOUR」のリハーサル場面。
なんとビートルズのオリジナルバージョンを会場で鳴らしながら、ポールがベース・ラインの確認を行っているというもの。
こんなシーンは長年ツアーを共にしたバンド・メンバー、クルーにとっては見慣れた場面なのかも知れないけれど、
レコーディングした本人が、かつてのバンドの音「ビートルズ(!)」を聞きながら確認作業をしている姿をバンドメンバーとして見る、
というのはどんな心持ちだったんだろうって。
もうこのシーンを後追いで聞けるだけでもこのアルバムの価値は素晴らしいなと(自分的にはですけどね)。



当日、武道館の外でチケット受け取りの待ち合わせをしていて、この「MAGICAL MYSTERY TOUR」の演奏が漏れ聞こえてきた時は
「あちゃ~、オープニングはミステリー・ツアーかあ・・・」なんて複雑な気持ちになってしまったものですが(笑)

このタイトルにはおまけのギフト盤(CD-R)として前日24日に行われたリハーサルの
武道館の壁越しに捉えたドキュメント的なアルバム付(こちらも貴重)。



1. Here, There And Everywhere #1 2. Guitar 3. Here, There And Everywhere #2
4. Drums, Keyboards 5. Piano #1 (electric) 6. Conversation #1 7. Piano #2 (acoustic)
8. Conversation #2 9. Session 10. Honey Don't 11. Magical Mystery Tour #1
12. Magical Mystery Tour 13. Save Us #1 14. Save Us #2 15. Let 'Em In
16. Love Me Do 17. Queenie Eye 18. Bluebird 19. Ram On 20. Under Pressure