ひよりみ日記

セルロイド人形ミーコと
ネコのおまけとヨモコと
飼い主セルやの日常

セルロイド・ドリーム(HP)

何も見えず

2013-08-31 22:11:29 | Weblog

銀座の画廊でグループ展に参加しているぴーたろーさんに会ったあと、
浅草へ行ってサンバカーニバルを見に行ったのですが、
沿道に見物人がおおぜい詰めかけていて、
サンバカーニバルのパレードはまるで見えません。
仕方ないので釜めし春で五目釜めしを食べただけで帰ってきました。

 

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化け猫、現れる

2013-08-30 20:37:44 | Weblog

今夜9時、NHK土曜ドラマ「夫婦善哉」第2回
お辰(根岸季衣)のセルロイドの内職シーンがあります。

いつもは二階で寝てますが、今年はダーのためにクーラーをつけているので、
一階に布団を持って来てダーのケージの横に敷いて寝ています。

草木も眠る丑三つ時になると怪しい気配がして目が覚めます。
さては物の怪が現れたなと真っ暗な部屋で目をこらすと、
布団の隅でなにやらうごめくものがいます。
おまけは私の横でぐっすり寝ていて、まるで気づかないないようです。

あら、恐ろしや。化け猫、今夜も現れたなと身構えると、
ニャア、ニャアという不気味な泣き声が夜のしじまに響き渡ります。
ミルコが帰還したことを告げる挨拶でした。
それから私は朝まで眠れなくなります。

本物の化け猫
http://www.youtube.com/watch?v=un0tOFVee9c

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クーラー嫌い

2013-08-29 20:17:37 | Weblog

ネコたちはクーラーが嫌いと見えて涼しい部屋から逃げ出して、
暑い部屋や外の木陰で寝ています。
おまけは夜はクーラーの効いた部屋へ入ってきますが、
ミルコは明け方まで外から帰ってきません。 

外へ逃げ出すミルコ


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ミーコのつぶやき

2013-08-28 20:33:57 | Weblog

足立区のミーコが一言つぶやきます。
http://www.youtube.com/watch?v=Zmb0NLGP5oc&list=PL12F7B337EAD5843F

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ギャラクシティ

2013-08-27 20:36:43 | Weblog

足立区の文化施設「ギャラクシティ」からセルロイドのペイント体験の話があって行ってきました。
同じ足立区内でも西新井にあるギャラクシティは私のところからは少し遠いこともあって初めての訪問です。
ギャラクシティ内の足立区こども未来創造館はプラネタリウムや大型ネット遊具をはじめとする各種遊具、
音楽室等を備えた子供を中心とした文化施設になっています。
大きな文化ホールも併設されています。
こども未来創造館の企画として、子どもたちにセルロイドのペイント体験をさせたいという話でした。
担当の職員との打ち合わせで、10月27日(日)にセルロイドのネコに色付けをしてもらうことになりました。
夏休みが終わったばかりだというのいうのに、館内にはおおぜいの子どもが来ていて、
どの遊具にも子どもたちが列を作って順番待ちをしていて賑わっていました。
http://www.galaxcity.jp/

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アクセス数

2013-08-26 15:53:10 | Weblog

ドラマのリハーサルのときに見た尾野真千子さんは普通の可愛い娘さんと思ったし、
森山未來さんは冴えない男ぶりでこの人が主演男優かと首をかしげました。
夫婦善哉の放送を見てその考えをあらためました。
尾野さんはとても美しくて、キラキラ光るものを持っている女優さんだと知りました。
森山さんも味わいのある表情で良い演技ををしていて、
ダメぼんちには打ってつけの役者さんだと思いました。

このところ夫婦善哉ネタを毎日、書いているので、
その効果なのか、いつもは200前後のアクセスのブログに、300ものアクセスがあります。

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セルロイド人形の内職

2013-08-25 04:47:38 | Weblog

二年経つと、貯金が三百円を少し超こえた。蝶子は芸者時代のことを思い出し、
あれはもう全部払はろうてくれたんかと種吉に訊くと、
「さいな、もう安心しーや、この通りや」と証文出して来て見せた。
母親のお辰はセルロイド人形の内職をし、弟の信一は夕刊売りをしていたことは蝶子も知っていたが、
それにしてもどうして工面して払ったのかと、瞼が熱くなった。

織田作之助の小説では、お辰(根岸季衣)がセルロイド人形の内職をしているのは、
蝶子が柳吉と一緒に生活するようになった昭和初期のことです。
昨日のドラマではセルロイド人形の内職は蝶子の少女時代、大正の設定になっていました。
このことについて、ドラマの制作者からセルロイドハウス横浜館に問い合わせがあって、
副館長の松尾和彦氏が時代考証的には多少、無理もあるけれど、
セルロイドは大正時代にはあったので、まあ、良いでしょうとアドバイスしたそうです。
蝶子の少女時代、河童(団時朗)が借金の取り立てに来るこの数分間のシーンは、
午前10時から午後1時までの3時間、収録に時間を掛けています。
収録に立ち会って、ドラマ作りは手間ひまの掛かるものだということを実感しました。


成形したセルロイド人形ミーコにハサミを入れてばらすお辰(根岸季衣)


昨日の第1話では、蝶子が柳吉と一緒に生活するようになったことを
種吉(火野正平)お辰夫婦に報告に来たシーンに、
内職しているセルロイド人形ミーコがちょっと映っていました。


予告動画では、芸者をやめた蝶子がお辰のところへ帰って来る第2話でも、
お辰がセルロイド人形の内職をしているので、来週もミーコが登場します。
私がドラマの収録に立ち会ったのは蝶子の少女時代だけで、
その収録が終わった午後1時にはスタジオを出てしまいました。
そのときに根岸季衣さんは、「これから夜にも収録があります」と、言っていたので、
私が帰ったあとで第2話のセルロイド人形の内職シーンを撮ったのでしょう。

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祥月命日

2013-08-24 16:56:42 | Weblog

急に妹が来たので、「どうしたんだ」と、聞くと、
「今日はお父さんの祥月命日よ。お線香を上げに来たの」と、言う。
8月24日が父の命日だったことをすっかり忘れていました。
そういえば、祥月命日に墓参りに行ったことは一度もありません。
妹は焼香を済ますとすぐに帰ったので、思い立って私一人で墓参りに行くことにしました。

吉祥寺の蓮乗寺さんへ行き、亡くなる直前にミーコを残していった父の墓前に、
今夜、NHKのドラマでセルロイドの内職をするシーンがあることを報告してきました。

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夫婦善哉・B級グルメを味わう

2013-08-23 18:34:09 | Weblog

NHK土曜ドラマ「夫婦善哉」は明日午後9時から放送です。
根岸季衣さんのセルロイドの内職シーンはドラマの初めのところに出てきます。

織田作之助の「夫婦善哉」は昭和15年に書かれた小説で、
頼りない若旦那・柳吉と勝ち気な芸者・蝶子の夫婦(めおと)物語です。
「夫婦善哉」は青空文庫で読めます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/545_33102.html
柳吉は食い道楽ですが一流の店は敬遠して、
今でいうB級グルメの店へ蝶子を連れて行きます。
4月17日午前11時に新大阪駅に着くと、すぐに地下鉄御堂筋線で難波へ行き、
柳吉の真似をしてミーコを自由軒に連れて行きました。


「夫婦善哉」には自由軒のカレーについてこう書かれています。
蝶子は急に空腹を感じ、楽天地横の自由軒で玉子入りのライスカレーを食べた。
「自由軒(ここ)のラ、ラ、ライスカレーはご飯にあんじょうま、ま、ま、まむしてあるよって、うまい」
とかつて柳吉が言った言葉を想い出しながら、
カレーのあとのコーヒーを飲んでいると、いきなり甘い気持が胸に湧わいた。

自由軒の名物玉子入りカレー。
ウースターソースを掛け玉子を混ぜて食べると初めは奇妙な味でしたが、
食べ進むとその美味しさに、織田作之助が好んだ理由がわかります。


カレーに乗っている玉子をかき混ぜる蝶子と柳吉


店内の看板



自由軒でカレーを食べたあとは、法善寺横丁まで歩きました。


法善寺境内の水掛不動にお詣りしました。


食後のデザートは夫婦善哉です。小説にはこう書かれています。
法善寺境内の「めおとぜんざい」へ行った。道頓堀からの通路と千日前からの通路の角に当っているところに
古びた阿多福人形が据えられ、その前に「めおとぜんざい」と書いた赤い大提灯がぶら下っているのを見ると、
しみじみと夫婦で行く店らしかった。


阿多福人形


夫婦善哉の店の前を歩く柳吉と蝶子


おまけに、ぜんざいを註文すると、女夫(めおと)の意味で一人に二杯ずつ持って来た。
碁盤の目の敷畳に腰をかけ、スウスウと高い音を立てて啜(すす)りながら柳吉は言った。
「こ、こ、ここの善哉はなんで、二、二、二杯ずつ持って来よるか知ってるか、知らんやろ。
こら昔何とか大夫ちう浄瑠璃のお師匠はんがひらいた店でな、一杯山盛にするより、
ちょっとずつ二杯にする方が沢山(ぎょうさん)はいってるように見えるやろ、そこをうまいこと考えよったのや」
蝶子は「一人より女夫の方がええいうことでっしゃろ」ぽんと襟を突き上げると肩が大きく揺れた。

夫婦善哉は甘みを控えた今風の味で、大甘党のミーコには物足りないモノでした。


小説に関東煮(かんとうだき)の店として出てくる正弁丹吾亭(しょうべんたんごてい)。
ここで夕飯を食べる予定にしていましたが、この日は定休日でした。


正弁丹吾亭の前にある織田作之助の文学碑 「行き暮れて ここが思案の 善哉かな」

(2013年4月18日記)

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「夫婦善哉」制作現場見聞記 その2

2013-08-22 17:46:58 | Weblog

NHK土曜ドラマ「夫婦善哉」
http://www.nhk.or.jp/dodra/meotozenzai/

4月18日、土曜ドラマ「夫婦善哉」の収録日です。
午前9時半にNHK大阪放送局9階の待合室に行くと、
すでに俳優さんやスタッフがおおぜい集まっていました。
10時に収録開始ということで、8階の第一スタジオに移動しました。
セットではスタッフが忙しそうに準備をしています。
火野正平さん、根岸季衣さんも来られてセットを見ていました。
制作スタッフに呼ばれて、根岸さんのところへ行きました。
根岸さんから「よろしくお願いします」と、挨拶されたので、
「ふぞろいの林檎たちを見て以来、ファンです」
と、言うと根岸さんはニコッとしました。
ハサミの入れ方とバリ取りの内職の手ほどきを話していると、
演出の安達もじりさんも顔を見せました。
一通り説明が終わると、控え室でモニターを見ていて、
気が付くことがあったら指摘してくださいと言われました。

スタジオの控え室にはモニターが2台あって、
隣の第二スタジオで時代劇の収録をしている様子が映っています。
殿様の前に侍二人が伺候して、何か進言しています。
殿様は松平容保のようです。これは八重の桜の収録かも知れません。

第一スタジオでも収録が始まりました。
役者さん、スタッフ、現場にいるみんなが手を叩いて、収録の開始を祝います。
夫婦善哉の初め方のシーンで大正6年、蝶子の子供時代のエピソードです。
父親の柳吉が天ぷらを揚げているところへ、河童(役名)が借金の催促に来ます。
それをセルロイドの内職をしている母親のお辰があしらう場面です。
同じ場面をカメラアングルをいろいろ変えて撮影しています。

左から、父親役の火野正平さん、母親役の根岸季衣さん、河童の団時朗さん、蝶子の弟と少女時代の蝶子

セットの手直しをする間に役者さんが代わる代わる控え室に来ます。
私の隣に河童の団時朗さんが座ってモニターを見ています。
団次郎といっていた若い頃はなかなかのハンサムボーイでした。
実は私、若い頃は友人から団次郎に似ていると言われました。
隣でモニターに見入っている団さんにそのことを話そうかと思いましたが、
前日のリハーサルで借金取り役の団さんが大声で怒鳴りつける演技を見ていたのと、
昔とは違って強面(こわもて)になっているので、ビビって声を掛けることが出来ませんでした。

根岸季衣さんが控え室に入ってきて、声を掛けてくれました。
「平井さんは何時までですか」
「お昼過ぎだと思います。根岸さんは?」
「私の収録は3時までです」

火野正平さんは声を掛けるどころか、目を合わせることも出来ないような存在感がありました。

隣の第2スタジオでは時代劇の扮装をした女優さんや子役が入れ替わり立ち替わり出入りしています。
モニターには出陣の支度をした武士が、玄関先で妻子の見送りを受けている場面が映っています。
テーブルの上にあった台本を見ると八重の桜ではなくて、歴史秘話ヒストリア・西郷頼母のドラマ部分の収録でした。
西郷頼母役の西田敏行さんより二枚目の俳優が出陣用の胴着を着用するところを見ていましたが、
胴着はもちろん籠手やスネ当て、わらじまで衣裳担当者がすべて着せ付けていました。
戦支度もたいへんだなと大いに感心しました。

また根岸季衣さんが私のところに来て、写真を撮りましょうと声を掛けてくれました。
「せっかくだから、隣のドラマの人たちが背景になるように撮りましょう」と、根岸さんのサービスです。
根岸さんは長い髪をしていたので地毛を結っています。
(左の武家の妻女は西郷頼母の妻、根岸さんの後ろは頼母の娘)

「平井さんは東京から来たのですね」
「ハイ、そうです。根岸さんは」
「東京からです」
あとはどんな会話をしたのか覚えていませんが、
最後にミーコの背中にサインをお願いしました。
サインをしている途中でスタッフが呼びに来たので、
名前の後ろ部分がうまく掛けずに終わりました。

第1スタジオの夫婦善哉の収録をモニターしていましたが、
私が特に注文を付けることはありませんでした。
放送では数分で終わるシーンを3時間かけて撮影していました。
私が立ち会った収録は午後0時45分に終わりましたが、このあと夜中の午前0時まで収録が続きます。
そして、ドラマの制作はロケなどがあって、このあと1ヶ月半ほど続くそうです。

内職の指導ということで大阪まで行きましたが、私がすることはほとんどなくて、
ただドラマの制作現場を見学に行ってきたという感じで幸運でした。
(2013年4月24日記)

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