【金鯱賞血統傾向過去14年】
*ハンデ戦⇒別定戦、G3⇒G2となった96年以降
これといった傾向は見当たらないが、幸いにも今年は京都開催。
金鯱賞といえば、こんなオカルトがある。
【エプソムカップ&金鯱賞血統傾向】
04年以降、前年のエプソムカップで3着以内に入った血統や同じ血統構成の馬が、毎年必ず金鯱賞でも3着以内に入っている。が、これも京都開催となるので、どうなることやら。
こんなときは、代替開催となる京都芝2000mを頼りにする他ない。
【京都芝2000m血統傾向】
前開催から通じて目立つのはサドラー系だが、残念ながら出走馬中に同系を持つ馬は見当たらない。ならば、今開催になって1-0-2のステイゴールドとなるのだが。
そうすると、まさか、まさかの…
☆ エムエスワールド…ステイゴールド×マルゼンスキー
ここまで5勝着外25回。格で決まる別定のここは家賃が高過ぎるのは百も承知だが、傾向に出ている以上、買わないわけにはいかない。本馬と同じステイ×ニジンスキー系の馬が、先週の日曜日に3着に入っていることをお忘れなく。
激穴はまだある。
牡馬では有馬記念組が、そして牝馬では愛知杯組がレベルが高い。愛知杯で8着以内に入った馬のうちの6頭が、その後の重賞で馬券対象となっているのだ。
☆愛知杯組最強伝説☆
先のヴィクトリアマイルでは、女横綱2頭の間に愛知杯組のヒカルアマランサスとニシノブルームーンが割って入ったのは記憶に新しい。そろそろ、愛知杯1着のこの馬の出番ではないだろうか?
☆ リトルアマポーラ…タキオン×コマンダーインチーフ
愛知杯後は、13着⇒5着⇒18着といいところがないが、格がモノをいう別定のG2ならば、08年エリ女1着の実績が光る。ちなみに、本馬の配合は、前年のエプソムカップ2着のシャドウゲイトと逆パターンである。
あとは、鉄砲走る二ノ宮厩舎のアクシオンと、G2を2勝のアドマイヤオーラ。
=つづく=
*ハンデ戦⇒別定戦、G3⇒G2となった96年以降
これといった傾向は見当たらないが、幸いにも今年は京都開催。
金鯱賞といえば、こんなオカルトがある。
【エプソムカップ&金鯱賞血統傾向】
04年以降、前年のエプソムカップで3着以内に入った血統や同じ血統構成の馬が、毎年必ず金鯱賞でも3着以内に入っている。が、これも京都開催となるので、どうなることやら。
こんなときは、代替開催となる京都芝2000mを頼りにする他ない。
【京都芝2000m血統傾向】
前開催から通じて目立つのはサドラー系だが、残念ながら出走馬中に同系を持つ馬は見当たらない。ならば、今開催になって1-0-2のステイゴールドとなるのだが。
そうすると、まさか、まさかの…
☆ エムエスワールド…ステイゴールド×マルゼンスキー
ここまで5勝着外25回。格で決まる別定のここは家賃が高過ぎるのは百も承知だが、傾向に出ている以上、買わないわけにはいかない。本馬と同じステイ×ニジンスキー系の馬が、先週の日曜日に3着に入っていることをお忘れなく。
激穴はまだある。
牡馬では有馬記念組が、そして牝馬では愛知杯組がレベルが高い。愛知杯で8着以内に入った馬のうちの6頭が、その後の重賞で馬券対象となっているのだ。
☆愛知杯組最強伝説☆
先のヴィクトリアマイルでは、女横綱2頭の間に愛知杯組のヒカルアマランサスとニシノブルームーンが割って入ったのは記憶に新しい。そろそろ、愛知杯1着のこの馬の出番ではないだろうか?
☆ リトルアマポーラ…タキオン×コマンダーインチーフ
愛知杯後は、13着⇒5着⇒18着といいところがないが、格がモノをいう別定のG2ならば、08年エリ女1着の実績が光る。ちなみに、本馬の配合は、前年のエプソムカップ2着のシャドウゲイトと逆パターンである。
あとは、鉄砲走る二ノ宮厩舎のアクシオンと、G2を2勝のアドマイヤオーラ。
=つづく=
SSのファーストクロップがデビューした95年以来ここまで、3歳クラシック路線は牡馬も牝馬も、まさにSS系一色。
【ダービー血統傾向過去7年】
これだけの活躍を見せつけられれば、猫も杓子もSS系産駒を手に入れたいと思うのは当然の成り行き。そして、それだけの需要がある以上、供給側がSS系の種をつけたがるのも、至極当たり前の経済行為。
牝馬では、アパパネの活躍が「非SS系」時代の到来を予感させるものの、牡馬においては、今しばらくはSS系全盛の時代が続くであろう。フジキセキ、ダンスインザダーク、スペシャルウィークといった古参の二代目SS系から、同じSS系のマンハッタンカフェ、ネオユニヴァースなどの、若いSS系への代替わりが進むと見ているが、いわばSS系の中での政権のたらい回しをしているだけで、政権交代には、あと数年を要するのではないだろうか。
そんな中、今年、大物種牡馬が登場した。ゼンノロブロイである。初年度よりオークス馬を輩出し、このダービーでも優勝候補のペルーサを送り込む。史上最高の豪華メンバー、あるいは戦国ダービー、あるいは4強、3強などの枕詞がつく今年のダービーだが、蓋を開けてみれば、人気はおそらくⅤピサとペルーサの2強に落ち着く。そして、その差は限りなく小さくなる。青葉賞での驚異的なラップ、あるいは2着を4馬身千切った圧倒的パフォーマンス。そして、その青葉賞と先週のオークスではロブロイ産駒が1着、3着に入り、その距離適性が確認されたことが、ペルーサの人気急上昇の理由。さらに、2週連続のG1勝利を決めたノリの絶好調さが、人気に拍車をかける。また、03年のダービーを引き合いに出し、当時ネオユニにクビ差敗れた父ロブロイの仇討ちとメディアに煽られ、なにかと半官贔屓の浪花節を好む日本人は、ついついペルーサに肩入れをしてしまうのも、ペルーサ人気の要因の一つ。
永年に亘り、我が世の春を謳歌しているSS系。その層は想像以上に厚い。だが、その繁栄は未来永劫続くものではない。どこかで必ず、その終焉がくる。
蟻の一穴千堤を崩す―
そんな鉄壁を誇るSS系陣営に、一穴を開けた血統が存在する。最初は小さな穴かもしれないが、そこから水が漏れ始め、次第に穴が大きくなり千里もある堤防が決壊してしまうことがあるように、これを契機に、SS全盛時代の終わりが始まってもおかしくはない。
人の脳というのは、新しいものほど鮮明に覚え、古いものほど忘れがち。また、強烈な印象ほど永く残り、地味なものは印象に残らないようにできている。が、人の記憶があてにならないのも、また確か。
ここにきてのロブロイ産駒の活躍は、確かに目を見張るものがある。だが、忘れてはならない。牡馬も牝馬も今年のクラシック路線は、ここまでキンカメ産駒が引っ張ってきたことを。牡馬も牝馬も、2歳チャンピオンはともにキンカメ産駒。その後、2歳女王・アパパネは桜花賞とオークスの2冠を達成。一方の2歳王者・ロズキンは、3歳になり2戦して勝てずじまい。さらには追い討ちをかけるかのような小牧の騎乗停止、そして躓石騒動。もはや2歳王者であることも忘れ去られたかのような、人気の急落ぶり。
が、キンカメ産駒の活躍は上記2頭だけではない。桜花賞ではエーシンリターンズが3着に入り、青葉賞では、ペルーサに4馬身離されはしたが、トゥザグローリーがロブロイ産駒2頭の間に割って入った。また、キンカメの父キングマンボの血を持つ馬の活躍も見逃してはならない。皐月賞では、1、2着は父SS系だったが、3着にはキングズベスト産駒のエイシンフラッシュ。そして、NHKではSS系が1~3着を独占したが、2着のダイワバーバリアンの母父はキングマンボである。
以上のようにキングマンボ系は、要所要所で必ずSS系の1着~3着独占を阻んでおり、その産駒の出走頭数を考慮するならば、キングマンボ系の活躍はSS系のそれよりも価値があると言ってよいだろう。天下のSS系に対し、唯一喧嘩を売れるのは、キングマンボ系をおいて他にはない。
☆①エイシンフラッシュ…キングズベスト×プラティニ
■京成杯■
■皐月賞■
■ダービー■
☆③ルーラーシップ…キンカメ×トニービン
■ダービー■
☆⑧ローズキングダム…キンカメ×SS
■朝日杯FS■
■スプリングS■
■皐月賞■
■ダービー■
☆⑰トゥザグローリー…キンカメ×SS
■ダービー■
振り返れば、キングマンボは、エルコンドルパサー(98年JC1着)、キングカメハメハ(04年ダービー1着)、そしてアルカセット(05年JC1着)と、3頭の東京クラシックディスタンスのG1馬を輩出していることに気付く。
府中の芝にはキングマンボの血がよく似合う―
=つづく=
【ダービー血統傾向過去7年】
これだけの活躍を見せつけられれば、猫も杓子もSS系産駒を手に入れたいと思うのは当然の成り行き。そして、それだけの需要がある以上、供給側がSS系の種をつけたがるのも、至極当たり前の経済行為。
牝馬では、アパパネの活躍が「非SS系」時代の到来を予感させるものの、牡馬においては、今しばらくはSS系全盛の時代が続くであろう。フジキセキ、ダンスインザダーク、スペシャルウィークといった古参の二代目SS系から、同じSS系のマンハッタンカフェ、ネオユニヴァースなどの、若いSS系への代替わりが進むと見ているが、いわばSS系の中での政権のたらい回しをしているだけで、政権交代には、あと数年を要するのではないだろうか。
そんな中、今年、大物種牡馬が登場した。ゼンノロブロイである。初年度よりオークス馬を輩出し、このダービーでも優勝候補のペルーサを送り込む。史上最高の豪華メンバー、あるいは戦国ダービー、あるいは4強、3強などの枕詞がつく今年のダービーだが、蓋を開けてみれば、人気はおそらくⅤピサとペルーサの2強に落ち着く。そして、その差は限りなく小さくなる。青葉賞での驚異的なラップ、あるいは2着を4馬身千切った圧倒的パフォーマンス。そして、その青葉賞と先週のオークスではロブロイ産駒が1着、3着に入り、その距離適性が確認されたことが、ペルーサの人気急上昇の理由。さらに、2週連続のG1勝利を決めたノリの絶好調さが、人気に拍車をかける。また、03年のダービーを引き合いに出し、当時ネオユニにクビ差敗れた父ロブロイの仇討ちとメディアに煽られ、なにかと半官贔屓の浪花節を好む日本人は、ついついペルーサに肩入れをしてしまうのも、ペルーサ人気の要因の一つ。
永年に亘り、我が世の春を謳歌しているSS系。その層は想像以上に厚い。だが、その繁栄は未来永劫続くものではない。どこかで必ず、その終焉がくる。
蟻の一穴千堤を崩す―
そんな鉄壁を誇るSS系陣営に、一穴を開けた血統が存在する。最初は小さな穴かもしれないが、そこから水が漏れ始め、次第に穴が大きくなり千里もある堤防が決壊してしまうことがあるように、これを契機に、SS全盛時代の終わりが始まってもおかしくはない。
人の脳というのは、新しいものほど鮮明に覚え、古いものほど忘れがち。また、強烈な印象ほど永く残り、地味なものは印象に残らないようにできている。が、人の記憶があてにならないのも、また確か。
ここにきてのロブロイ産駒の活躍は、確かに目を見張るものがある。だが、忘れてはならない。牡馬も牝馬も今年のクラシック路線は、ここまでキンカメ産駒が引っ張ってきたことを。牡馬も牝馬も、2歳チャンピオンはともにキンカメ産駒。その後、2歳女王・アパパネは桜花賞とオークスの2冠を達成。一方の2歳王者・ロズキンは、3歳になり2戦して勝てずじまい。さらには追い討ちをかけるかのような小牧の騎乗停止、そして躓石騒動。もはや2歳王者であることも忘れ去られたかのような、人気の急落ぶり。
が、キンカメ産駒の活躍は上記2頭だけではない。桜花賞ではエーシンリターンズが3着に入り、青葉賞では、ペルーサに4馬身離されはしたが、トゥザグローリーがロブロイ産駒2頭の間に割って入った。また、キンカメの父キングマンボの血を持つ馬の活躍も見逃してはならない。皐月賞では、1、2着は父SS系だったが、3着にはキングズベスト産駒のエイシンフラッシュ。そして、NHKではSS系が1~3着を独占したが、2着のダイワバーバリアンの母父はキングマンボである。
以上のようにキングマンボ系は、要所要所で必ずSS系の1着~3着独占を阻んでおり、その産駒の出走頭数を考慮するならば、キングマンボ系の活躍はSS系のそれよりも価値があると言ってよいだろう。天下のSS系に対し、唯一喧嘩を売れるのは、キングマンボ系をおいて他にはない。
☆①エイシンフラッシュ…キングズベスト×プラティニ
■京成杯■
■皐月賞■
■ダービー■
☆③ルーラーシップ…キンカメ×トニービン
■ダービー■
☆⑧ローズキングダム…キンカメ×SS
■朝日杯FS■
■スプリングS■
■皐月賞■
■ダービー■
☆⑰トゥザグローリー…キンカメ×SS
■ダービー■
振り返れば、キングマンボは、エルコンドルパサー(98年JC1着)、キングカメハメハ(04年ダービー1着)、そしてアルカセット(05年JC1着)と、3頭の東京クラシックディスタンスのG1馬を輩出していることに気付く。
府中の芝にはキングマンボの血がよく似合う―
=つづく=
【ダービー血統傾向過去7年】
ダービーの枠順が確定したわけだが、出走馬18頭中父SS系が10頭、母父SS系が3頭いたんじゃあ絞り込めない。配合相手に注目しても、×ノーザン系は1頭だが、×ミスプロ系が7頭もいたんじゃあ、お手上げ状態。そこで、以前紹介したダービーの足きりラインである「優駿の条件」を利用して、絞り込んでみたい。
【優駿の条件まとめ】
馬場改修後の過去7年で、「優駿の条件」全てをクリアした馬は6-4-2。不良馬場でグダグダになった昨年のロジユニを除く6頭のダービー馬が、この条件を全てクリアしている。
■優駿の条件I~重賞実績■
①エイシンフラッシュ:京成杯
④サンディエゴシチー:札幌2歳S
⑥アリゼオ:スプリングS
⑦ヴィクトワールピサ:ラN杯2歳S/弥生賞/皐月賞
⑧ローズキングダム:東スポ杯2歳S/朝日杯FS
⑨ペルーサ:青葉賞
⑪ハンソデバンド:共同通信杯2歳S
⑬ゲシュタルト:京都新聞杯
⑱ダノンシャンティ:毎日杯/NHKマイルカップ
該当馬は以上の9頭で、出走馬のちょうど半分になった。
■優駿の条件Ⅱ~前走2着以内■
⑦ヴィクトワールピサ:皐月賞1着
⑨ペルーサ:青葉賞1着
⑬ゲシュタルト:京都新聞杯1着
⑱ダノンシャンティ:NHKマイルカップ1着
■優駿の条件Ⅲ~前走上がり3F3位以内■
⑦ヴィクトワールピサ:35.2/3位タイ
⑨ペルーサ:33.8/1位
⑬ゲシュタルト:34.3/2位
⑱ダノンシャンティ:33.5/1位
Ⅱをクリアした馬が、そのままⅢをクリアし、ダービー馬候補は以上の4頭となる。結局、こんな面倒な手順を踏まなくても、普通に考えれば買える4頭になってしまった。いずれも血統傾向に合致しているが、そのままBOXで買うのは芸がないので、もう少し絞り込んでみる。
過去7年のダービー馬のうち、皐月賞馬が3頭、NHK馬が2頭いるので、頭はVピサかダノンのどちらか。そして、「1番人気の法則」を利用して1頭に絞り込む。おそらく1番人気はVピサの方。よって、頭はVピサに決定。
また、過去7年の2着馬の重賞勝利実績に注目すると、青葉賞勝ち馬と京都新聞杯勝ち馬が各2頭ずついることがわかる。よって、2着にはペルーサとゲシュタルトを置き、1、2着馬の傾向に合致しないダノンは切る。
最後に、「1番人気の法則」によれば、1番人気馬は12-3-1の頭あってヒモなしタイプなので、迷わずにVピサ1着固定のペルーサとゲシュタルトの2着固定で勝負ができる。配当次第ではペルーサを切って、Vピサ⇒ゲシュタルトの一点勝負に出ても構わない。
と、かっこよく決めたいところだが―
出走表を見て驚いた。なんとVピサは、過去18年で一度もダービー馬が出ていない7番、そしてペルーサもまた、準デスナンバーの9番に入っているではないか。
逆に、好い馬番を引いたのはゲシュタルトとダノンシャンティ。いずれも2勝をあげている13番と18番である。
人気サイドの堅い決着という大方の予想から一転、風雲急を告げる展開になってきた。
やはり府中の杜には魔物が棲んでいる……
=つづく=
ダービーの枠順が確定したわけだが、出走馬18頭中父SS系が10頭、母父SS系が3頭いたんじゃあ絞り込めない。配合相手に注目しても、×ノーザン系は1頭だが、×ミスプロ系が7頭もいたんじゃあ、お手上げ状態。そこで、以前紹介したダービーの足きりラインである「優駿の条件」を利用して、絞り込んでみたい。
【優駿の条件まとめ】
馬場改修後の過去7年で、「優駿の条件」全てをクリアした馬は6-4-2。不良馬場でグダグダになった昨年のロジユニを除く6頭のダービー馬が、この条件を全てクリアしている。
■優駿の条件I~重賞実績■
①エイシンフラッシュ:京成杯
④サンディエゴシチー:札幌2歳S
⑥アリゼオ:スプリングS
⑦ヴィクトワールピサ:ラN杯2歳S/弥生賞/皐月賞
⑧ローズキングダム:東スポ杯2歳S/朝日杯FS
⑨ペルーサ:青葉賞
⑪ハンソデバンド:共同通信杯2歳S
⑬ゲシュタルト:京都新聞杯
⑱ダノンシャンティ:毎日杯/NHKマイルカップ
該当馬は以上の9頭で、出走馬のちょうど半分になった。
■優駿の条件Ⅱ~前走2着以内■
⑦ヴィクトワールピサ:皐月賞1着
⑨ペルーサ:青葉賞1着
⑬ゲシュタルト:京都新聞杯1着
⑱ダノンシャンティ:NHKマイルカップ1着
■優駿の条件Ⅲ~前走上がり3F3位以内■
⑦ヴィクトワールピサ:35.2/3位タイ
⑨ペルーサ:33.8/1位
⑬ゲシュタルト:34.3/2位
⑱ダノンシャンティ:33.5/1位
Ⅱをクリアした馬が、そのままⅢをクリアし、ダービー馬候補は以上の4頭となる。結局、こんな面倒な手順を踏まなくても、普通に考えれば買える4頭になってしまった。いずれも血統傾向に合致しているが、そのままBOXで買うのは芸がないので、もう少し絞り込んでみる。
過去7年のダービー馬のうち、皐月賞馬が3頭、NHK馬が2頭いるので、頭はVピサかダノンのどちらか。そして、「1番人気の法則」を利用して1頭に絞り込む。おそらく1番人気はVピサの方。よって、頭はVピサに決定。
また、過去7年の2着馬の重賞勝利実績に注目すると、青葉賞勝ち馬と京都新聞杯勝ち馬が各2頭ずついることがわかる。よって、2着にはペルーサとゲシュタルトを置き、1、2着馬の傾向に合致しないダノンは切る。
最後に、「1番人気の法則」によれば、1番人気馬は12-3-1の頭あってヒモなしタイプなので、迷わずにVピサ1着固定のペルーサとゲシュタルトの2着固定で勝負ができる。配当次第ではペルーサを切って、Vピサ⇒ゲシュタルトの一点勝負に出ても構わない。
と、かっこよく決めたいところだが―
出走表を見て驚いた。なんとVピサは、過去18年で一度もダービー馬が出ていない7番、そしてペルーサもまた、準デスナンバーの9番に入っているではないか。
逆に、好い馬番を引いたのはゲシュタルトとダノンシャンティ。いずれも2勝をあげている13番と18番である。
人気サイドの堅い決着という大方の予想から一転、風雲急を告げる展開になってきた。
やはり府中の杜には魔物が棲んでいる……
=つづく=
かつてダービーには、「ダービーポジヨン」が存在した。1953年には史上最多の33頭が出走したこともあったらしい。これだけの多頭数になると、さぞかし枠番による有利不利が大きかったに違いない。とにかく1コーナーまでに先頭から5番手グループに付けなければ、勝てないというのが、当時の定説であったようだ。
その後、徐々に出走頭数が削減され、92年にはフルゲート18頭となり、現在に至る。果たして、18頭立てになった今でも枠番による有利不利はあるのだろうか?大箱の府中の芝2400mならば、それほど影響はないように思うのだが。
【ダービー枠番別成績】
1~3枠の内枠と7・8枠の外枠が、やや有利といったところ。
【ダービー馬番別成績】
96年と97年以外はフルゲート18頭立てで行なわれていることもあり、馬番別成績も枠番のそれに準じる。勝ち馬が出ていないのは六つあるが、敢えてデスナンバーに指名するのなら、3着以内が1回ぽっきりの8番と9番。それよりも、三連単の3着に迷った時に使えそうなのは、過去18年で3着8回の7枠の3頭。三連単のお供に是非どうぞ♪
=つづく=
その後、徐々に出走頭数が削減され、92年にはフルゲート18頭となり、現在に至る。果たして、18頭立てになった今でも枠番による有利不利はあるのだろうか?大箱の府中の芝2400mならば、それほど影響はないように思うのだが。
【ダービー枠番別成績】
1~3枠の内枠と7・8枠の外枠が、やや有利といったところ。
【ダービー馬番別成績】
96年と97年以外はフルゲート18頭立てで行なわれていることもあり、馬番別成績も枠番のそれに準じる。勝ち馬が出ていないのは六つあるが、敢えてデスナンバーに指名するのなら、3着以内が1回ぽっきりの8番と9番。それよりも、三連単の3着に迷った時に使えそうなのは、過去18年で3着8回の7枠の3頭。三連単のお供に是非どうぞ♪
=つづく=
わざわざここに書くまでもないが、ダービーでは圧倒的に1番人気が強い(=信頼度が高い)ことは、みなさんご存知のとおり。
【ダービー3着以内馬の人気】
*出走頭数がフルゲート18頭に制限された92年以降の過去18年
*96年カシマドリーム出走取消し、97年シルクライトニング発送除外のため、17頭立て
過去18年で1番人気は12-3-1と、馬券圏外(4着以下)に敗れたのは2回のみ。
【ダービー人気別成績】
1番人気は、3回に2回は勝ち、10回に9回は3着以内に入る計算。この数字が如何に凄いのかは、JRAにおける1番人気のそれと比べてみると、よくわかる。
勝率:33.1%
連対率:52.6%
複勝率:65.5%
なんと、ダービー1番人気馬は勝率にして2倍を誇る、鉄板級の信頼度なのである。
(出展元:競馬のお時間)
しかし、いくら勝率が高くても儲からなくては意味がないのだが、ダービー1番人気馬に関しては全く心配はいらない。
【ダービー1番人気馬回収率等】*左から順に平均配当/出現率/回収率
単勝:257円/66.7%/171.1%
複勝:136円/88.9%/121.1%
92年以降ずっと1番人気の単勝を買い続けていれば、約7割の確率で平均配当257円を貰えることができ、18年間トータルで投資総額の約1.7倍が返ってくる計算となる。つまり、ダービーの1番人気の単・複を買いさえすれば、自動的に儲かるということ。これぞホントのタダ貰い♪
ご存知のように、JRAの単勝及び複勝のテラ銭(控除率)は約20%のため、理論上の回収率はいずれも約80%となるのだが、今のところダービーにおいては、理論値を大きく上回っているどころか、単勝回収率にいたっては2倍以上になっている。
そして、面白いのが二連勝系馬券。
過去18年の1番人気との組合せは以下のとおり。
【1番人気との組合せ回数】
2番人気:4回
3番人気:4回
4番人気:2回
5番人気:2回
7番人気:1回
10番人気以下:3回
1番人気が連対したときの相手は、2~5番人気で12回を数える。率にすると66.7%となり、3年に2回は1番人気=2~5番人気で決まっていることになる。その一方、10番人気以下との組合せも3回ある。配当だけを考えるならこちらの方が魅力的かもしれない。
また、馬単についてだが、2番人気⇒1番人気、3番人気⇒1番人気での決着は、それぞれ1回しかないので、1番人気は1着固定にすべきで、俗にいう「裏目千両」で、少しでも好い配当を狙うのは得策ではない。そして、2番人気=3番人気での決着は一度もないので、「タテ目」も引く必要はない。
どうやら、ダービーの1番人気には喧嘩を売らないほうがよさそうだ。
【1番人気候補馬】
☆ヴィクトワールピサ…ネオユニヴァース×マキャヴェリアン
■弥生賞■
■皐月賞■
■ダービー■
☆ダノンシャンティ…フジキセキ×マークオブエスティーム
■共同通信杯■
■NHK■
■ダービー■
☆ペルーサ…ゼンノロブロイ×キャンディストライプス
■ダービー■
【ご注意】
1.上記の数値は、あくまでも過去18年間の実績に基づき計算したもので、今年を含め、将来もこの数値が続くことを保証するものではありません。
2.当然のことながら、元金は保証されません。ただし、追証を求められることもありません。
3.馬券は全て自己責任!!
=つづく=
【ダービー3着以内馬の人気】
*出走頭数がフルゲート18頭に制限された92年以降の過去18年
*96年カシマドリーム出走取消し、97年シルクライトニング発送除外のため、17頭立て
過去18年で1番人気は12-3-1と、馬券圏外(4着以下)に敗れたのは2回のみ。
【ダービー人気別成績】
1番人気は、3回に2回は勝ち、10回に9回は3着以内に入る計算。この数字が如何に凄いのかは、JRAにおける1番人気のそれと比べてみると、よくわかる。
勝率:33.1%
連対率:52.6%
複勝率:65.5%
なんと、ダービー1番人気馬は勝率にして2倍を誇る、鉄板級の信頼度なのである。
(出展元:競馬のお時間)
しかし、いくら勝率が高くても儲からなくては意味がないのだが、ダービー1番人気馬に関しては全く心配はいらない。
【ダービー1番人気馬回収率等】*左から順に平均配当/出現率/回収率
単勝:257円/66.7%/171.1%
複勝:136円/88.9%/121.1%
92年以降ずっと1番人気の単勝を買い続けていれば、約7割の確率で平均配当257円を貰えることができ、18年間トータルで投資総額の約1.7倍が返ってくる計算となる。つまり、ダービーの1番人気の単・複を買いさえすれば、自動的に儲かるということ。これぞホントのタダ貰い♪
ご存知のように、JRAの単勝及び複勝のテラ銭(控除率)は約20%のため、理論上の回収率はいずれも約80%となるのだが、今のところダービーにおいては、理論値を大きく上回っているどころか、単勝回収率にいたっては2倍以上になっている。
そして、面白いのが二連勝系馬券。
過去18年の1番人気との組合せは以下のとおり。
【1番人気との組合せ回数】
2番人気:4回
3番人気:4回
4番人気:2回
5番人気:2回
7番人気:1回
10番人気以下:3回
1番人気が連対したときの相手は、2~5番人気で12回を数える。率にすると66.7%となり、3年に2回は1番人気=2~5番人気で決まっていることになる。その一方、10番人気以下との組合せも3回ある。配当だけを考えるならこちらの方が魅力的かもしれない。
また、馬単についてだが、2番人気⇒1番人気、3番人気⇒1番人気での決着は、それぞれ1回しかないので、1番人気は1着固定にすべきで、俗にいう「裏目千両」で、少しでも好い配当を狙うのは得策ではない。そして、2番人気=3番人気での決着は一度もないので、「タテ目」も引く必要はない。
どうやら、ダービーの1番人気には喧嘩を売らないほうがよさそうだ。
【1番人気候補馬】
☆ヴィクトワールピサ…ネオユニヴァース×マキャヴェリアン
■弥生賞■
■皐月賞■
■ダービー■
☆ダノンシャンティ…フジキセキ×マークオブエスティーム
■共同通信杯■
■NHK■
■ダービー■
☆ペルーサ…ゼンノロブロイ×キャンディストライプス
■ダービー■
【ご注意】
1.上記の数値は、あくまでも過去18年間の実績に基づき計算したもので、今年を含め、将来もこの数値が続くことを保証するものではありません。
2.当然のことながら、元金は保証されません。ただし、追証を求められることもありません。
3.馬券は全て自己責任!!
=つづく=