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☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

ダイヤの法則1~隠れキャラ

2010-02-11 06:00:00 | 長距離血統の法則
 JRAの平地競争の中で2番目に長い距離で行われるダイヤモンドSだが、そのスタミナの要求値は、都合8回コーナーを周るため息の入り易い中山の3600mで行なわれるステイヤーズSの比ではない。長い直線のダラダラ坂を息もつかせず2回も上らなければならない大箱の東京。二度目のホームストレッチは、勾配は中山ほど急ではないが、まさに心臓破りの坂と化す。それをこなすには、スピード不要、ただただ愚直にスタミナだけを追求した血統が求められる。

 というわけで、新装・東京となり距離が3400mに延長された04年以降のダイヤモンドSの血統傾向過去6年↓

 見事なまでにも、重厚な血統がズラリと顔を揃えているものの、これといった傾向は掴めないが、2勝2着2回のダンスインザダークには注目しておきたい。

☆ エーシンダードマン…ダンスインザダーク×ウッドマン
☆ フォゲッタブル…ダンスインザダーク×トニービン
 実績なら断然フォゲッタブルだが、いずれの母父もスタミナ豊富な血統なので、血統構成的には甲乙付けがたい。

 ところで、上の表では字面では出てこないが、ある隠れキャラが存在する。
そう、長距離戦ではお馴染みのリボー系である。

 昨年こそ1着~3着をリボー系の血が流れていない馬が独占したが、過去6年で3着以内に入った18頭のうち12頭がリボー系を内包しているのである。
 もちろん上記2頭も該当する。(ダンスの母母父がリボー系キートゥザミント)

 ハンデ戦にもかかわらず、単勝1倍代もありうるフォゲッタブル。血統傾向的にも合致し実績も断然なら、それも頷ける。
ただ、どうもこの馬は昨年1番人気でありながら、まさかまさかの大暴走で波乱を巻き起こした張本人フローテーションのイメージにかぶってしょうがない。菊花賞2着の後のローテが、着順こそ違えど同じなのが気になる。鞍上は父ダンスにも母エアグルーヴにも縁のある武豊。今年はこの馬で期するところがあると聞く。まさか、昨年のルメールのような真似はすまい。まあ、二走前に超スローペースをピタリと折り合っていたので、それも杞憂に終ると思うのだが。

しかし、競馬には絶対はないことを忘れてはいけない―


=つづく=



如月の法則2~Lucky7♪

2010-02-11 02:13:33 | ダービー馬を探せ!2010
 JRAのHPに載っているデータ分析のよると「外枠(5枠~8枠)が有利!」ということらしい。
本当にそうなのか?調べてみた↓

 なるほど、確かに2枠~4枠からは一度も1着馬はでておらず、5枠~8枠の成績が断然優勢。だが、1枠の2勝を見逃してはいけない。

 で、上の成績を馬番別成績に置き換えてみた。

ラッキーナンバーは7番♪で、次が1番。
一方、過去10年で3着以内が一度もない13番と14番だが、これはサンプル数が3Rと少ないので、今のところは決め付けれないので、デスナンバーは2番となる。

 ところで、比較的少頭数で行なわれていたにもかかわらず、なぜこのような差が出るのだろうか?「内を見ながらレースを進められるから」というのがJRAの理由付けだが、本当のところはわからないが、どうも頼りない。
よって、今年は何頭立てになるのかはわからないが、枠順はそれほど気にする必要はないのでは?

=つづく=

如月の法則1~血統傾向

2010-02-11 01:10:09 | ダービー馬を探せ!2010
 ここにきて、今年のクラシック戦線の主役候補が、ようやくおぼろげながら見えてきた。

 まず、レベルが高いと言われているラジニケ杯組。
同4着ヒルノダムールは、若駒Sで、不利のあった評判馬ルーラーシップに1.5馬身詰め寄られたものの、3着を都合5馬身突き放した。当然、間に合えばルーラーシップも。
 同5着アドマイヤテンクウは、次の京成杯ではハナ差届かなかったが、3着には2.5馬身差。よって、1着のエイシフラッシュは同等評価。
 そして、同3着のダノンシャンティは、先週の共同通信杯でハナ差2着。よって、1着のハンソデバンドと、シャンティにクビ差3着のアリゼオも同格扱い。
 そのシャンティは、ラジニケ杯では2着馬には1馬身及ばなかったので、ひょっとしたらラジニケ杯組の中では、1着ヴィクトワールピサ、2着コスモファントムが抜けているかもしれない。

 次に、ラジニケ杯同様にレベルが高いと言われている朝日杯組。
まず、1着のローズキングダムから約4馬身、2着のエイシンアポロンから約2.5馬身千切られた4着ガルボが次のシンザン記念で3馬身差の圧勝。よって、シンザン記念組2着以下は、ここで戦線脱落。
となると、きさらぎ賞に出走予定の朝日杯3着の☆ダイワバーバリアン(マンハッタンカフェ×キングマンボ)には、大楽勝して貰わないとこの見立てが狂ってしまうのだが。

きさらぎ賞血統傾向過去10年↓

過去10年で父SS系が5-2-3と目立つものの、ロベルト系1勝、ノーザン系2勝、ナスルーラ系が2勝を上げており、磐石とは言いがたい。が、父SS系が優勢なのには変わりない。
他に気になるところでは、父ロベルト系は1-4-4と、父SS系に次ぐ活躍だが、いかんせん勝ち切れない点が不満。
ならば、ここは父方で1勝3着1回、母父で1-1-1のグレイソブリン系という手はないものか?

=つづく=